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Q
- 努力を惜しまないことを表す四字熟語はありますか?
- 努力を惜しまないという観点では、ストイックな「不撓不屈」「刻苦勉励」「鍛錬精進」が使いやすい表現です。 熟語だけで終わらせず、必ず具体例と成果を続けることで、より印象に残りやすくなります。 たとえば、「私は『刻苦勉励』を信条に、英語の勉強を毎日1時間、3年間継続してきました。入学時に400点だったTOEICのスコアは倍くらいの820点まで上がり、学部内の優秀な学生が渡航できる留学の権利も勝ち取りました」という形です。 わかりやすさも大事! 具体的な努力の定義を話そう 面接では簡潔な「努力の定義」を添えると、わかりやすく親切な印象になります。 もし表現の硬さが気になる場合は、「地道に積み上げる粘り強さ」という平易な表現と併記してバランスを取ると伝わりやすいですよ。
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Q
- 「ふわふわしてるけど努力家」であることは、就活でどう伝えれば良いですか?
- ふわふわとした柔らかな雰囲気は「初対面の距離を縮める強み」に言い換え、努力家であることは「習慣×数字」で証明することで、より良い印象が得られます。 たとえば、以下のように伝えることができます。 「穏やかな雰囲気で場を和ませつつ、決めたことを淡々と継続できるタイプです。初対面でもどんな人とも仲良くなれることから、特にサークルの定着率アップに貢献してきました。また、大学になってから始めたバスケについては、毎朝30分の基礎練を約300日続けたことで、試合でのシュート率を12%高めることができ、結果としてレギュラーメンバーになることができました。また、締切厳守を最優先にしており、これまでの提出物の遅延はゼロです」 頼りなさげな印象を払拭! 改善策を説明しよう このように、懸念となりうる「頼りなさ」に先回りして、期日遵守や報連相の基準を添えましょう。そうすることで、安心感をもって受け取ってもらいやすいでしょう。
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Q
- 施工管理の仕事に向いてない……辞めたいです。
- 施工管理の仕事は確かに、複数業者との調整や業務時間の長さなどできついといわれることも多い仕事です。 業界柄、建設業界は長時間労働の傾向が強く、天候やトラブル対応で遅れを取り戻すために、心身の健康に悪影響を及ぼすことも少なくありません。 まず足元の部分では、精神的にかなり疲れてしまっているとのことなので健康と安全を最優先にし、上長・産業医・人事に正直に相談しましょう。 休んでから仕事の課題を言語化する、という順序で進める すぐに転職するのは逃げなのでは、と感じる気持ちもわかります。続けるか辞めるかを決めるためにも、まずは有給などの取得をして心身を休め、それから「仕事の何がつらいか」を分解してみてください。 配置転換や案件の変更などで現状を変えることができそうかについても、現場の上長などと相談しながら判断しましょう。 続けるのなら、仕組みやコミュニケーションの工夫が鍵 もし、もう少し頑張ってみようと思うなら、以下の対策のなかから、できるものがないか検討してみてください。 「①時間・体力」「②調整負荷」「③対人コミュニケーション」「④技能」の改善といった観点でそれぞれ紹介します。 ①工程計画の見直し、応援要員の追加、残業上限の明文化をする ②連絡手段の一本化、議事録テンプレを作成し工数削減、朝会でのリスク共有で長時間労働のリスクを防ぐ ③先輩同行で現場でのやり取りを見ながら学習、クレーム台本の整備などでコミュニケーションコストを下げる ④BIMやCIM、品質手法、原価管理などについて短期集中で学び、現場での仕事に応用する 向いていないと感じながら働いている人のなかには、仕組みやコミュニケーションなどで工夫している人もいます。 経験を活かすなら自分の価値が発揮できる場を見つけよう ただ、それでも適性が合わなければ、経験の横展開ができる転職を検討してみましょう。 ・生産管理 ・品質保証 ・購買 ・設備保全 ・積算 ・施工計画 ・建材メーカー技術営業 ・CM会社(建設プロジェクトのマネジメントをおこなう会社) ・内勤寄りの施工管理 上記の職種などは、現在抱えている課題を解決できる働き方ができるかもしれません。 逃げではなく「持続可能な価値発揮の再配置」ととらえましょう。
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Q
- バスケ経験を自己PRで強みにできますか?
- チームワークなどといった抽象的な言葉だけでなく、「どんな役割で」「どんな行動をして」「どんな成果・数値に影響したか」で語ると伝わりやすくなります。 以下のような内容が例となります。 「相手エース対策の担当として、傾向分析をおこないました。『得点パターン』と『ドライブ方向』、『スクリーン(ON/OFFボール)処理』の3つの観点に整理したシートを作成し、練習では『角度・間合い・ヘルプ位置』まで具体的に矯正をおこないました。その結果、県大会で被得点を平均8点抑制し、県ベスト8になることができました」 実行力に言い換える! 仕事内容にも落とし込もう 強みは「役割に徹して勝ち筋を作る実行力」として言語化し、仕事では、たとえば「競合分析→KPIの定義(何を改善すべきかの特定)→自分の持ち場で貢献」といった形に接続すると、再現性が評価されやすいですよ。
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Q
- 面接で希望勤務地を聞かれた際、どのように理由を説明するべきでしょうか?
- 面接で希望勤務地を聞かれた際の質問の意図は「配属の柔軟性」「定着見込み」「ロジックの一貫性」です。 答え方はおおまかに三型に分類することができます。 ①全国可能型「全国どこでも可能です。初期配属は事業の定めに従います。将来的に○○領域の経験を積みたいので工場・拠点××も視野に入れています」 ②優先順位型「第一希望は○○、第二希望は△△、第三希望はそれ以外の全国も可能です。○○では既存人脈があることから案件創出に貢献できますし、△△の◎◎領域の案件については、新規立ち上げ経験を積みたいです」 ③地域限定型「家族事情により○○圏に限定して配属を希望します。地域に根ざして働く分、売上・採用・渉外など地域貢献の領域で成果を創出します」 どの型でも企業メリットと結び付けるのが鍵! いずれも「なぜその場所が会社にとってのメリットになる(事業KPIに効く)か」を具体で結ぶのがおすすめです。 根拠のない「どこでも大丈夫です」だけの回答と、自己都合のみの列挙は避けましょう。 最後にもし不安点などがあれば、「配属の考え方や異動ポリシーなど、差し支えない範囲で教えていただけますか」と付け加え、相互理解を整えることもOKです。
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Q
- 希望勤務地を「実家」の近くにする理由をどのように伝えるべきでしょうか?
- 「実家の近くで働きたい」という理由を前向きに伝えるためのポイントは、自分が得する理由を並べるのではなく、企業にとってのメリットに翻訳することです。 「安定稼働」「地域理解」「長期就業」といった観点から語ってみましょう。 たとえば、「安定稼働ができるから」という理由であれば、長距離通勤や転居リスクがなく、突発対応や早朝・残業への柔軟性が高いと企業が判断する可能性が高まります。 「地域理解が進んでいるから」と伝えるのも、長年住んだ生活圏の知見やネットワークを顧客開拓・採用・渉外に活かせそうだと思ってもらえるため有効です。 「長期就業を考えているから」であれば、地縁が定着を促しており、育成投資の回収見込みが高いと判断してもらえます。 あるいは、家族支援といった動機も一つの手です。介護などの事情を踏まえた継続就業が見込めると評価される可能性もあります。 逆に「通勤が楽」「実家暮らしで節約」のみの訴求は、仕事への意欲が低いと受け取られる可能性があるので非推奨です。 理由を企業にとってのメリットに言い換えよう 面接の際は、希望と企業にとってのメリットを一緒に伝えましょう。 たとえば、「実家から通える○○エリアを第一希望とします。生活基盤があるため繁忙期のシフト調整や早朝対応が可能です。また、学生時代からの地域ネットワークを営業活動に活かし、新規開拓と紹介獲得を狙うことが可能であると考えています」とアピールすることができます。 個人都合から始まった動機だとしても、業務価値への置き換えることが鍵です。
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Q
- ハローワークで職場見学だけを申し込むのは失礼でしょうか?
- 結論、ハローワークで職場見学だけを申し込むのは失礼ではありません。やり方次第で歓迎されるケースが多いです。 もちろん注意すべき点はあります。目的が「冷やかし」でなく、職務理解・ミスマッチ防止であると伝えることが肝心です。 もし、応募前提かを問われたら「見学の学びを踏まえ、応募可否を速やかに回答します」と明言しましょう。 感謝の気持ちを行動で示し、全員にとって良い職場見学にしよう 見学は以下のように進めるのがおすすめです。 ①ハローワークの担当者に依頼して、「所要時間」「見学範囲」「写真可否」などの企業側の受入条件を事前に確認する ②「一日の業務の流れ」「安全管理」「評価制度」「残業実態」など、当日学びたい観点を明らかにする ③自己紹介・関心職種・学びたい観点をA41枚程度で事前に共有する ④服装はオフィスカジュアルとし、遅刻・無断欠席をしないように注意する ⑤当日は質問を10個ほど用意し、メモを取る ⑥終了後1営業日以内に感謝メールを送る 見学後は学びを「事実」「解釈」「次アクション」の順で整理し、志望理由や逆質問にも転用しましょう。 礼節と準備さえ整えれば、企業・求職者・ハローワークの三者にとって負担ではない「良い選考導線の設計」になりますよ。
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Q
- 窓際社員の年収は低いのでしょうか?
- 窓際社員になってしまった場合でも、短期では基本給が維持されるケースが多いです。しかし、年々評価係数は下がるため昇給・賞与が鈍化し、3年以上経った頃に年収への影響が発生していきます。 影響は年収だけではなく、昇格や手当、参加できるプロジェクトなどにも及ぶ可能性が高いです。昇格保留でグレードがとどまり、役職手当や裁量労働手当が減り、スキルアップできるようなプロジェクトへのアサイン機会も減ります。 また、評価が低い状態が続くと早期退職・配置転換の対象になりやすいです。退職金係数や貢献度評価にも影響が出ます。 評価制度を理解し、貢献のプロセスと成果を可視化しよう 若手のうちからの防止策として以下のようなことをしておきましょう。 ①成果・行動・能力の配点を把握するといった、評価制度の因数分解 ②部門KPIと個人KPIの連結のイメージ ③品質不良率、工数削減、教育、標準化など、副次軸の貢献の実行と可視化 ④定量・定性を問わない、ダッシュボード・議事録・感謝メールなどといった成果の証憑化 もし停滞の兆しがあった場合は、上司やメンターなどに相談しつつ業務内容を見直しましょう。社内公募・プロジェクト応募なども手段となります。 定期的に外部市場の相場を把握し、社内外の選択肢を同時に持つことが、年収の下振れリスクを抑える最善策です。
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Q
- 若手でも窓際社員になってしまうことはありますか?
- 「若手が窓際社員になっている」ということは、若手が低稼働・低期待となっている状態です。 その理由には、配属ミスマッチ、たび重なるミス、心理的安全性の欠如、スキル非対称、仕事の要領の悪さ、上司交代、体調不良など、さまざまな原因が挙げられます。 恒常的な指示待ちタスク、成果基準の不明確化、評価面談が行動論評のみ、会議からの排除などが起こったら、それらが窓際社員になる兆候です。 打開策は継続的に小さく価値を作ること 窓際社員にならないための打開策は小さく価値を作ることです。 たとえば、課題の大きさにかかわらず、FAQ整備、手順書、ダッシュボード、在庫・不良の可視化などといった現場の未着手課題を拾いましょう。そして、週次でチームに成果物を提示してみてください。 あるいは、上長と1on1を設定し、役割期待・KPI・意思決定者について認識を合わせましょう。さらに、並行してメンターを確保し、異動・社内公募・越境学習の選択肢を確認することもできます。 入社後に活躍し続けるためには、「主体性を持って仕事に取り組む」「目標を上司とすり合わせ、モニタリングを続ける」「社内の任意研修や資格取得など、積極的にスキルアップを図る」などが必要です。 定期的に「経験の可視化」「評価に関する合意」「成果物の把握」をやっておきましょう。
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Q
- 体育会系が営業に向いているというのは本当ですか?
- 「体育会出身者は営業に強い」とよくいわれるのは、目標から逆算する習慣、反復練習と改善の継続、継続を支える体力、チームで役割を遂行する規律・礼節、初動の速さなどによるものです。 特に新規開拓・ルート・代理店渉外のいずれでも、体育会系の強みは活動量と質のPDCAに直結します。 一方で、ヒアリングが浅かったり、コミュニケーションで押しきったり、活動量ばかりに偏って検証が緩んでしまう、といった点は弱点としてつまずきやすいです。 業務でヒアリングに困ったら、顧客への寄り添いを意識しよう 対策としては、深いヒアリング能力の獲得、相手の課題に寄り添う共感力の醸成、ソリューションの質問設計・商談メモの型化などをおこなうことが挙げられます。 たとえば、商談時のコミュニケーションのブラッシュアップを意識的におこなってみましょう。ヒアリング能力が獲得できます。 あるいは、CRMでのファネル管理、提案書の顧客のKPI起点への刷新などの経験や能力を持つことも対策として有効です。 礼節と論理性の掛け合わせで評価を上げよう 面接では「目標」「練習計画」「本番」「振り返り」「改善の方向性」をおこなった経験が、営業にどう活かせそうか、定量的な成果も交えながら語りましょう。 礼節は前提としつつ、論理とデータで信頼を積む姿勢を併せて示すと、評価がより安定します。