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Q
- ポテンシャル採用は意味がないというのは本当ですか?
- 「ポテンシャル採用は意味がない」は誤解です。 特に新卒や第二新卒、未経験可の若手ポジションでは、短期の即戦力より学習の速さと伸びしろを重視します。 企業が見るポテンシャルの実体は、以下の4点などです。 ①抽象度の高い課題を噛み砕く認知能力 ②「仮説→実行→検証」の学習ループを回せること ③他者と成果を出す協働力 ④価値観・行動特性のフィット 活躍例としては、長期インターンシップや部活・研究で「未経験の領域を3カ月で把握し、6カ月で業務を自走化」したケースなどがあります。 速い検証サイクルと言語化習慣がポテンシャル採用の要 逆に苦労するのは、受け身で環境待ち、フィードバックを学習に変換できないタイプです。 選考ではSTAR法で「課題設定→打ち手→結果→学び」を具体化しておきましょう。 職務経験が必要な職種であれば、分析レポート、改善提案、ポートフォリオ、GitHubなどの職種理解にもとづいたミニ成果物で将来の再現性を可視化しましょう。 入社後は学習テーマ・指標・メンター面談頻度を設計し、週次で振り返ることで伸びが大きくなりやすいです。 学歴や経験差を埋めるのは、速い検証サイクルと言語化習慣です。 ポテンシャル採用は、その土台を持つ人にとってこそ最短距離になります。
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Q
- 小論文の書き出しはひとマス空けるのが正しいですか?
- 小論文の書き出しは、原稿用紙使用ならひとマス下げが基本です。 段落が変わるたびに同様に一字下げし、句読点はマスのなかに打ちます。縦書き・横書きの指定、字数の上下限、タイトルや氏名の配置などは試験要項が最優先なので、配布要領に従ってください。 ワードなどでパソコン提出の場合は、全角スペースでの一字下げか「最初の行だけ1字相当」といった段落インデント設定で代替します。 構成や文体統一などで評価を上げよう! 評価を下げないための要点は、以下6点です。 ①序論・本論・結論の三部構成を守る ②文体を「です・ます」か「である」で統一する ③主観と事実を分け、出典やデータは簡潔に明示する ④体言止めや比喩の多用を避け論旨を明確にする ⑤一文は60字程度を目安に切る ⑥誤字修正は二重線+訂正印ではなく、所定の方法に従う。多くの場合は書き直し 書き出しで迷うときは「問題の定義→背景の整理→自分の立場」を2~3文で提示し、本論では理由を3点、各段落の冒頭にミニ結論を置くと論の筋が通り可読性が上がります。 最後は提案・行動宣言で締め、冒頭と呼応させると完成度が上がります。
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Q
- 就活において一流大学は、どこからの大学を指すのでしょうか?
- 一流大学に公式な線引きはありません。 企業ごとにターゲット校や母集団形成の都合が異なり、同じ会社でも職種・地域・採用年で基準が変わります。 一般に大量採用の総合職では旧帝大・一橋・東工大・早慶を中心に、上智・ICUや主要国公立、MARCH・関関同立など学業指標と就職実績が安定している層に説明会やOB・OG訪問の導線が厚くなりがちです。 一方で、IT・メーカー・インフラ・地域金融などは大学レンジが広く、専攻適合・人物評価・インターン実績の比重が高まります。 大切なのは「大学名=合否」ではなく、以下の点などです。 ①専攻と職務のつながり、研究・制作・アルバイトでの役割と成果 ②「課題設定→仮説→実行→検証」といった思考・行動の再現性 ③他者を巻き込む協働力 ④英文読解・数的処理などの基礎力 学歴に自信がなくてもさまざまな工夫でチャンスが生まれる もし学歴に自信がない場合は、推薦、OB・OG経由、長期インターンシップ、技術ポートフォリオ、ケース面接対策で比較の土俵を自分に寄せましょう。 特に自分の大学出身のOB・OGを訪問し、つながりを作っておくことをおすすめします。 ダイレクトリクルーティングやイベント逆指名など応募経路を工夫し、職務記述書に沿った、レポート・GitHub・企画書などの「成果物」で実力を可視化すると、大学名の影響は減らせます。
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Q
- 応募書類を入れる封筒の宛名書きは、どのようなペンを使うべきですか?
- 応募書類封筒の宛名は、にじみにくい油性の1.0mm前後の黒サインペンか、濃い黒インクの0.7mm前後の油性ボールペンが無難です。 色は黒一択、青や薄墨は避けます。縦書き封筒なら縦書き、洋封筒・長形なら横書きが自然です。 郵便番号は枠内に算用数字、住所の数字も算用で統一し、丁目・番地・号はハイフンではなく「ー」ではない正式表記を意識するとしっかりした印象を持たれやすいです。たとえば、「1丁目2番3号」のような形です。 敬称は「会社名(学校名)+御中」、個人名がわかるときは「部署名 氏名 様」。部署宛のみで個人不明なら「御中」が基本です。 修正液は使用せず、書き損じは新しい封筒にしましょう。 まっすぐ丁寧に書くひと工夫をするのもおすすめ 裏面左下に差出人住所氏名を明記し、封かんはのり+テープで剥離防止、封緘印は不要です。同封の送付状には案件名・同封物一覧・日付・差出人連絡先を記載しておくのが安全。 仕上げに、宛名は一回り大きく中央に配置し、枠と平行にまっすぐ書くために下敷きや薄いガイド紙をうち側に入れると、読みやすくきれいに仕上がるのでおすすめですよ。
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Q
- 理系の2年生からインターンに参加するメリットはありますか?
- 理系2年生のインターン参加は十分メリットがあります。早期に現場の研究・開発プロセスへ触れることで、専攻や研究室選びの解像度が上がり、以後の履修計画やテーマ設定に波及効果が出るからです。 狙いは内定直結よりも職種理解。期間は、学期中は1日~数日の職場見学/プロジェクト体験、休暇中は1~2週間の就業型を検討してみましょう。 応募要件には基礎力が多いため、事前準備は数学・物理・化学の要点復習、Pythonや MATLAB/CADの入門、Gitの基本操作、安全衛生教育、技術英語の報告・問い合わせの定型文を押さえておくと安心です。 役割はデータ整備、評価試験、ドキュメント作成などから入ることが多いです。 貢献のコツは「観察→仮説→実験→記録」を短サイクルで回すこと。 学業優先で! 成果はガクチカに転用しよう 学業優先は大前提なので、実験や必修と衝突しない日程を選び、成果は「状況・課題・行動・結果」のSTARで言語化してガクチカに転用しましょう。 探索フェーズでは大学キャリアセンター、学科掲示、企業サイトの学生向けイベント欄が入口になります。
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Q
- 1dayインターンシップの持ち物で、ノートパソコンは持っていくべきでしょうか?
- 1dayインターンでノートパソコンが必須かは、プログラム設計次第です。 もし案内に記載がない場合は「基本は不要」と解釈しつつ、もし不安であれば、念のため前日までに確認するのが最善です。 たとえば、メールでの確認であれば「明日のインターンでパソコンの使用予定はございますか。持参すべき場合、OS・Wi-Fi・電源利用の可否を教えてください」と簡潔に確認しましょう。 ノートパソコンを持参するなら、ACアダプタ・USBメモリは使わない前提で持ち込み、社外データの保存・持ち帰りは禁止を徹底しましょう。 筆記用具やノートなどメモできるツールをほかにも持参しよう バッテリー切れなど不測の事態に備え、筆記用具・A4ノートなども持ち込んでおいたほうが安心です。 会議室ではテザリング禁止の会社もあるため、オフラインでも困らないようメモは紙を主軸に、パソコンは資料閲覧補助と割り切ると安全です。 持参しない場合は、配布資料の余白を広めに取り、議論の「論点・結論・決定事項・ToDo・担当・期限」を箱で囲って可視化するメモが有効となります。 判断に迷うときは「パソコンは軽量・静音・バッテリー残量80%以上」で準備し、当日指示に合わせて出し入れできる体制を整えましょう。
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Q
- 人間関係に疲れてしまい、学校に行きたくないのですが、どうすれば良いのでしょうか?
- 大学の人間関係に疲れて「行きたくない」と感じるのは珍しくありません。 まずは自分が消耗する局面を具体化しましょう。 授業後の雑談、LINEの即レス圧、グループワークの役割の曖昧さなど、トリガーを言語化できると対処が進みます。 短期では、出席必須科目を最小行動で確保し、オンデマンドや録画視聴の活用、図書館・ラーニングコモンズなど居心地の良い場所に拠点を変える。 グループ課題は最初に役割・締切・連絡頻度を文書で合意し、資料整理・編集・検証など得意領域に寄せると摩擦が減ります。 対人距離は「今日はここまでにします」、「明日連絡します」など境界線の言い回しで十分に礼儀正しく保てます。 疲れにくい設計を優先して休息も確保しよう! 中期では、学生相談室や保健センターのカウンセリングを頼りにかかわり方の癖を棚卸し、信頼できる少数の関係を深く育てる方向へ舵を切るのが有効です。 将来の働き方は、少人数組織やリモート比率の高い職場、編集・研究補助・データ分析・エンジニア・設計職など「個人作業×丁寧さ」が活きる職種が相性の良い傾向にあります。 また、人を変えれば人間関係に対する考え方も変わる可能性もありますから、人とのかかわりが少ないことに過度に重きを置きすぎなくても良いです。 もし「2週間以上の抑うつ」「睡眠・食欲の顕著な乱れ」などが続くなら医療機関へ。 焦らず、学業のマストと心身の回復を両立する細い橋を渡る設計に切り替えましょう。
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Q
- 月9日休みの場合、年間休日は何日になるのですか?
- 「月9日休み」は9日×12カ月と単純計算で年間108日です。 一般的に年間休日120日よりは少なめの設計になりますが、違法という意味ではなく、法定休日は「毎週少なくとも1日・または4週4休」を満たしていれば基準上は問題ありません。 重要なのは総労働時間と休みの配列です。 変形労働時間制やシフト制では、繁閑に応じて月8~10日へ揺れる場合があり、連休確保の可否、希望休の取りやすさ、「何週前に出るか」といったシフト確定のタイミング、公休/法定休日とは別の休日の定義で体感が大きく変わります。 特に一般的な「休日出勤」の頻度が許容できるのかは、自分のなかでもよく考えてみてください。 休みの質と残業上限を確認しよう! 有給は初年度10日付与が一般的で、年5日は確実に取得義務がありますから、運用次第で実質休日は増やせます。 検討するときは、 ①年間所定労働時間と残業の実績 ②繁忙期の振替休日運用 ③みなし残業やシフトの穴埋め慣行 ④連休や土日どちらか固定休の可否 ⑤病欠時の扱い などを確認しましょう。 生活設計の観点では、連続休の有無などの週次での休息の質と残業時間の上限が満足度の肝です。 面接では「月9日に加え、計画的な有給取得で四半期に一度は2連休以上を取りたい」など希望を具体的に伝えるとミスマッチを減らせます。
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Q
- 初任給とは、中途採用でも使う言葉ですか?
- 中途入社でも「初任給」という言い方は日常会話として誤りではありませんが、実務上は新卒の基準賃金を指す色合いが強く、社内外の正式文面では「入社時給与」「初月給与」「初回支給額」と表すのが無難です。 中途は等級・職能・市場相場・前職水準などで個別に決まり、手当構成も新卒と異なります。 また、月途中入社の場合は、所定労働日数や暦日で算出方式が会社規程により異なりますが締日基準で日割りとなり、通勤手当の起算や社会保険加入月の標準報酬月額設定で端数調整が生じます。 新卒との控除項目の違いを理解しておこう! 手取りが新卒と違って見える主因は、住民税、社会保険等級、みなし残業や各種手当の課税/非課税区分、入社月の日割り減などです。 特に新卒2年目以降は、前年の所得があるため、翌年6月以降に住民税の天引きが始まる点には注意が必要です。 社内でのコミュニケーションでは「入社初月の給与見込み」「総額・控除内訳・初回支給額」と具体的な言葉で共有したうえで、社内規程の賃金規程、給与計算規程、入社月の日割り算定式を確認しておくと齟齬を避けられます。
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Q
- 派遣で働きながら正社員に転職するのは可能ですか?
- 派遣で働きながら正社員転職は十分可能です。タイミングと誠実な日程調整がカギです。 目安は契約満了の2~3カ月前に準備開始、1~1.5カ月前から本応募・面接。まず派遣元へ就職活動の意向を早期共有し、就業規則・競業避止・更新有無を確認しておきましょう。 派遣先には業務に支障を出さない前提で半休・時間休を使い、オンライン面接は昼休み終盤や18時以降に依頼すると現実的です。 誠実な日程調整や丁寧な連絡が信頼につながる 企業側にも「在職中のため、平日18時以降または早朝でご調整いただけますと幸いです」と丁寧に打診すれば通る例は多いです。 書類は配属先・人数・担当範囲・工夫・成果で実務性を可視化しておきましょう。たとえば、レジ応対だけでなく待ち時間短縮、マニュアル改善、クレーム再発防止策などの再現性などです。 内定の際は派遣元・先の双方に誠実に退職日程を共有し、引継ぎ資料で信頼を残すのが次職への評判にもつながります。 準備タスクは、求人要件の優先度整理、職務経歴のSTAR化、推薦者の確保、面接想定問答の音読練習までを週次で回すことをおすすめします。