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107件
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Q
- 自己分析が難しいです……。
- 自己分析を難しく考えすぎている人が多いように感じます。 強みや弱みを問われてもわからない、嫌いなことや好きなことといった漠然としたものになってしまう、という声も良く聞きます。 いくつかやり方がありますが、まずは小学校の頃からこれまでの経験を振り返ってみることをおすすめします。 人生の出来事を振り返って共通点を抜き出そう 自分が頑張ったこと、好きだったこと、逆に嫌いだったこと、ストレスを感じたことなど、人生で経験してきたさまざまな出来事を書き出してみてください。人からよく頼まれることや、言われることなども書き出してみると良いでしょう。 そうすることで、それぞれの時期に共通する傾向や、少しずつ見えてくるものがあるはずです。 たとえば、キャリア年表のように、頑張ったことや挫折したことを思いつくままに書き出し、そのときの詳細なエピソードも書くことで、自分がどのような人なのかが見えてくるでしょう。 そういったやり方で自己分析を進めてみてください。
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Q
- 最終面接の志望動機は、これまでと同じで良いですか?
- 志望動機に一貫性はあったほうが良いです。一次面接や二次面接などと違うことを言ってしまっては、面接官は混乱するでしょう。 基本的には、最終面接でも一貫性を持たせて話すようにしましょう。 最終面接では伝えたい思いがあればアピールしよう ですが、面接が進むにつれて企業への理解が深まり、モチベーションが上がって、もっと伝えたいことが出てくることもあると思います。 その場合は、可能な範囲で「最初はこう考えていましたが、面接の機会をいただくなかで御社を知るごとに、このような気持ちも深まってきました」と付け加えても問題ありません。正直な気持ちを素直に伝えることは良いアピールになるでしょう。 最終面接は、社長など企業のトップの人に出てくることが多いため、志望動機は非常に重要な要素です。一貫性を持たせることと、これまでの選考で深まった思いを付け加えることで、良いアピールになるでしょう。
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Q
- 既卒と新卒は就活の難しさは違うのでしょうか?
- 新卒というカードは一度しか使えません。 新卒採用の場合、入社後の教育や支援体制が整っていることが多いですが、既卒の場合はたった1〜2年の期間であっても「社会人経験がある」とみなされるため、即戦力性を求められることがあります。 ここに難しさの違いがあるのです。 新卒の就職活動をサボったとまでは思われませんが、「乗り遅れてしまったのではないか」「新卒で内定がもらえなかったから就活を続けているのでは?」と思われる可能性はあります。 入社後の見られ方には、大きな違いが出ることはないと思われますが、新卒だったら、たとえば指導の先輩がマンツーマンでついてくれて、できなくても失敗しても当たり前だと思ってくれる部分もありますが、既卒だとそうした待遇面は新卒より厳しくなるといえます。
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Q
- 自己分析で将来のビジョンが見つかりません。どうすれば良いですか?
- 新卒の段階で、将来への明確なビジョンを持っている人は実は少ないです。そのため、必要以上に他人と比べて不安になる必要はありません。 未来を見すえたビジョンはイメージがつきづらいことが多いので、まずは過去を振り返り、自分が頑張ったことや大切にしている価値観を洗い出すことから始めてみてください。 就活向けのセミナーやOB訪問で自分の視野も広げていこう また、業界セミナーや就活セミナーなどに参加したり、OB訪問に参加して実際に企業で働く人に話を聞いてみたりすることも有効です。 ほかには、少しでも興味がある企業や職種の求人に応募してみるのも良いかもしれません。 そういった経験を通して、少しずつ自分の将来の姿が見えてくることもあります。現段階ではっきりと見えていなくても、気にしなくて大丈夫ですよ。
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Q
- カジュアル面談と一次面接は何が違いますか?
- カジュアル面談は、企業と学生がリラックスした雰囲気で情報交換をおこなう場です。 基本的にこの面談では合否は出ません。採用におけるミスマッチを防ぐ目的で実施されることが多く、非常に有効な機会になります。ESや職務経歴書などもいらない場合がほとんどです。 リラックスして参加するのはOK! ただし準備を怠らないことが大切 服装もかっちりとしたスーツではなく、オフィスカジュアルくらいで良いでしょう。よくわからず心配な場合は、ジャケットを羽織る程度の服装で構いません。 カジュアル面談はお互いに気軽に臨んでも良い場ではありますが、そこで働くかもしれないわけなので、ある程度の礼儀と知識を持ったうえで参加してほしいと思います。 企業をより深く理解するための場として活用し、企業研究などの基本的な準備はきちんとおこなってから参加するようにしましょう。
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Q
- 自己分析はビジネスでも必要ですか?
- 自己分析は、就職活動のためだけにおこなうものではなく、社会人として長期的に働いていくうえでも非常に重要なスキルです。 自身の強み・弱みや、どういうときにモチベーションが上がるのかといった価値観を理解していなければ、仕事で能力を最大限に活かすことはできません。 入社後の人間関係などにも良い影響が! 自分を知る時間は大切 また、職場での人間関係を円滑にするうえでも自己分析は役立ちます。 「どういう状況でストレスを感じやすいか」や「どういう人とだと円滑に仕事ができるか」を把握しておくだけで、精神的に楽になるでしょう。上司との面談などでも、自分の考えを的確に言語化して伝えられるようになります。 就職活動中は、企業研究や試験対策に目が行きがちです。 しかし、「自分はどういう人間なのか」を深く知っておくことは、たとえ今はピンとこなくても、今後の長い社会人人生において必ず自分の助けとなるため、時間を取って取り組みましょう。
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Q
- OB訪問は選考に影響しますか?
- OB訪問への参加が、選考結果に直接影響したり、有利に働いたりすることは、基本的にはないと考えて良いでしょう。 しかし、OB訪問にはそれを上回る大きなメリットがあります。 それは、Webサイトや説明会だけではわからない、その会社の「雰囲気」を肌で感じたり、現場で働く社員から直接、仕事のリアルな話を聞けたりすることです。 OB訪問で自分の気持ちが明確に! モチベーションアップにも活用 こうした一次情報に触れることで、企業への理解が深まり、自身の興味や働く意欲が高まります。 その結果、「なぜこの会社で働きたいのか」という志望動機に、より一層の具体性と熱意を持たせることができるのです。 これが、OB訪問がもたらす最大の「有利な点」といえるでしょう。 そのため、もし本当に入社したいと強く思う企業にてOB訪問の機会を得られたのなら、ほかの対策に時間を割くべきかと迷わず、ぜひ参加することをお勧めします。
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Q
- Zoomグループワークの苦手意識を克服できますか?
- Zoomでのグループワークでは、オンライン特有の発言タイミングの難しさがあります。 もし対面でのグループディスカッション自体が苦手だと感じているなら、まずは少人数での会話経験を積むと良いでしょう。面接前に友人とオンラインで3~4人で会話する練習をすると効果的です。 自分の話し方を客観的にチェックして改善点を見つけよう 話が長すぎないか、発言するタイミングを考えすぎるといった悩みがある場合は、面接では特に結論から先に伝え、後から補足する話し方を意識してください。 友人と会話する様子を録画し、自分の話し方を見てみるのも非常に効果的です。発言が被ってしまっても焦る必要はありません。「先にどうぞ」と譲れば、必ず自分の番が回ってきます。 そう割り切っていれば慌てることもないでしょう。自分の話し方を客観的に見て、改善点を見つけましょう。
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Q
- 理系のガクチカはどうアピールすれば響くのでしょうか?
- 研究室の活動は十分にガクチカになります。 これについて話す際は、研究テーマにどのように向き合ってきたのか、ほかの学生や先生とどのようにコミュニケーションを取りながら進めてきたのか、などを交えながら話すと伝わりやすいですね。 文系出身の採用担当者に伝える場合は、専門的な言葉を使いすぎないことが重要です。誰が聞いてもわかるような言葉で説明するように心掛けてください。 可能であれば、事前に文系の人に話を聞いてもらい、わかりにくい点がないか確認してから面接に臨みましょう。 文系にも伝わる言葉選びで論理的思考力やコミュニケーション力を示そう 研究を通して培った論理的な思考力、データ分析力、課題解決力などをアピールポイントとして結びつけて話すと文系の人にもイメージがつきやすく、「この会社でこんな風に活躍してくれそうだ」と思ってもらえるはずです。 研究室の活動以外にアピールできるアルバイトなどの活動がなくても、マイナスにはまったくならないと思いますよ。 大学生の本分は学業であるため、研究に熱心に打ち込むことは素晴らしいことです。学業をどのように頑張ったか、どのようなゴールがあってそのためにどのようなことをしてきたかという過程を伝えられるようにしましょう。
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Q
- 面接で「笑わせたら勝ち」って本当ですか?
- まず結論から言うと、「面接官を笑わせたから合格」ということには、必ずしもつながりません。場合によっては、失笑を買ってしまうリスクもあります。 しかしだからといって、面接にユーモアが不要というわけではありません。面接の場に笑顔や笑いが生まれること自体は、場の空気を和ませられるため、非常に良いことです。あなたの素の人間性や社交性が伝わるきっかけにもなります。 無理に笑わせようとするのはNG! 面接本来の目的を見失わないことが大切 避けるべきなのは、「笑いを取ろう」と意識しすぎることです。その意識が強すぎると、かえって空回りしてしまう可能性があります。 面接は、ご自身が学んできたことや志望動機を伝える場です。ユーモアを狙うよりも、誠実さや、相手の話を理解し自分の考えを的確に伝えるコミュニケーション能力のほうが、間違いなく重要視されているのです。 自然な笑顔や軽いユーモアは武器になり得ますが、それを目的にしないようにしましょう。