このアドバイザーが
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Q
- 面接ばかりで疲れました......。
- 多くの就活生が、私との面談の際に、就活の疲れに関する悩みを吐露されます。このことからも、面接やその対策などに疲れを感じているのは、人によって差があれど、質問者さんだけはないと思いますよ。 就活への集中力を保つためのリフレッシュ方法や気持ちの切り替え方のポイントは、スケジュール管理です。 具体的には、面接と面接の間の移動時間を長めに取り、カフェで気持ちを落ち着かせるなど工夫してみましょう。 余白時間を意識的に作って緊張や疲れをリセットさせよう 就活では1日に2社以上の会社との予定が入ることもあります。1社目で感じた緊張を2社目に持ち越さないためにも、食事やお茶などをすることで、一息つける時間をあえて作るのがおすすめです。 また、1日に面接や説明会を詰め込んでパンクするようであれば、自分のキャパに合わせて1社ずつ集中できるようにスケジュールを組むのも良いでしょう。 就活が長引いてくると、疲労が蓄積していくと思います。そのようなときには、数日程度、就活のことを考えない・おこなわない日を作るという方法もあります。 そうすると、「また就活を頑張ろう」とやる気が出てきたという学生も過去にいました。 自分の身体と心も大切にしながら、就活に臨んでくださいね。
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Q
- 仕事と業務と作業の違いは何ですか?
- 就職活動の場において、業務・仕事・作業の3つの言葉を、私は下記のように理解しています。 業務は、会社や上司から与えられた仕事の内容のこと。 仕事は、目標・目的に向かって自分で考えて行う行動のこと。またその行動で生まれる価値のこと。 作業は、成果を出すための具体的な手順のこと。仕事をするときの細かいプロセスのこと。 こうして並べてみると、業務のなかに仕事が含まれていて、仕事のする際に細かくおこなうプロセスを作業と呼ぶことがわかります。 それぞれの言葉の意味を区別して捉えることが大切 たとえば、秘書を与えられた場合は下記です。 業務:上司の秘書業務 仕事:上司が仕事に取り組みやすい環境を自分で考えて補佐をする 作業:スケジュール管理、メールや電話などの応対 私は上記のように分けて捉えています。 もちろん、場合によっては、仕事には生きていくため、食べていくための手段と捉えることもあります。 ただ、就職活動においては、上記のような視点で分けていただくと理解が進みやすいのではないかと思います。参考にしてみてくださいね。
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Q
- 面接で話に一貫性を出すコツを教えてください。
- 面接での回答に一貫性を出すコツは、「就活の軸」をしっかりと作ることです。 逆に言えば、就活の軸が明確でないと、質問によって回答にばらつきが出たり、話の辻褄が合わなくなったりしやすくなってしまうのです。 「自分が働くうえで何を大切にするか」 「仕事を選ぶうえで譲れないものは何か」といった就活の軸をじっくりと時間をかけて作っておくことで、結果的にブレない受け答えができるようになります。 客観的視点が鍵になる! 模擬面接でチェックするのがおすすめ 自分自身の話に一貫性があるかどうかは、なかなか自分では気付きにくいものです。模擬面接などを通じて第三者にみてもらい、客観的なフィードバックをもらうことをおすすめします。 私が添削する段階で一貫性が出るようにアドバイスしていることもあり、あまり明確にマッチしていないケースには出会いません。 しかし、たとえば「さまざまなことにチャレンジしたい」と自己PRで述べているのに、エピソードが「一つのことに集中して取り組んだ」というものだけだと、若干のずれを感じることはあります。 その場合私は、「継続してきたことは複数あるが、今日は特にこのエピソードをお伝えします」というように、ほかにも経験があることを示唆するようにアドバイスしています。 「一つのことを継続してきた」という自己PRに対して、「会社に入ってから幅広くさまざまなことをやりたい」という志望動機は、不一致ととらえられる可能性があるため注意が必要です。
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Q
- エントリーシート(ES)で社長に響くことを書きたいです。
- 社長のインタビュー記事を読むのは良い方法ですね。もし、読んでも社長が大切にしていることがわからなかった場合は、ほかのインタビュー記事を探してみると良いと思います。 また、新商品や新事業の立ち上げに関するプレスリリース、すなわち報道機関向けの発表のなかに、社長のコメントが掲載されていることもあります。 そういった情報から社長の考え方に触れるのは、非常に能動的な企業分析といえるため、ESに落とし込めると良い印象につながるはずです。 共感や疑問を伝えて社長との対話を意識しよう! インタビューを読むときは、「社長が何を大切にしているか」を見つけるだけでなく、「社長の言葉のなかで共感する部分」や「疑問に思った部分」を見つけるという視点も有効になります。 もしESに書く欄があれば、そういった点に触れ、「機会があればぜひお話を伺いたい」といった熱意をアピールしてみましょう。 実際に、私が支援した学生のなかで、社長のインタビューを読んだ翌日の面接で社長本人が現れ、その記事について話したところ、大変喜ばれて内定につながったというケースもあります。 自分の会社や自分自身について調べてくれる学生を嬉しく思う経営者は多いはずですよ。
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Q
- 面接で友人関係を聞かれたときの答え方を教えてください。
- この質問は、「社会人として他人と円滑なコミュニケーションを取り、良好な関係を構築できる人物か」という点を見極めるためにされています。 なぜこのような質問をするかというと、社会では他者と協力して仕事を進める必要があり、それができる人物かを知りたいからです。 協調性重視の会社は合否への影響度が高い可能性がある 自身の友人の数や、その友人たちとどのように関係を構築してきたかを素直に答えることで、採用担当者は、入社後に社員や顧客とどのようにコミュニケーションを取るのか、その姿を想像しようとしています。 企業が協調性を非常に重視している場合は、影響する可能性はあります。 しかし、この質問が合否に与える影響の度合いは企業によって異なるため、一概には言えません。
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Q
- インターンのお礼メールはいらないって本当ですか?
- インターンシップ後のお礼について、企業の指示に悩むことがありますよね。 企業が「お礼メール不要」と明記する意図としては、学生の負担を軽減したい、あるいはメールのやり取りが何度も続くことを避けたい、といった配慮が考えられます。 基本的には、企業からの指示にはしたがうのがマナーです。「不要」とあれば、送らなくても失礼にはあたりません。 もし感謝を伝えたければ一言断りを入れて送ろう それでも感謝の気持ちを伝えたい、という思いは素晴らしいです。 その場合は、メールではなくお礼状を送るという方法があります。手書きのメッセージは、より丁寧な気持ちが伝わることもあります。 もし、どうしてもメールで一言伝えたい場合は、件名に「〇月〇日インターンシップ御礼(大学名、氏名)」と明記し、本文は簡潔に感謝の気持ちを述べ、「ご返信は不要です」という一文を添えると、相手の負担を考慮した丁寧な印象になるでしょう。 たとえば、「貴社からはお礼メール不要とのご案内でしたが、一言感謝をお伝えしたくご連絡しました。お忙しいと存じますので、ご返信には及びません」といった形です。 そして、インターンシップ参加当日か、翌日の午前中など、できるだけ早い時期に送るようにしましょう。
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Q
- 親が就活のことでいろいろ言ってきてうるさいです......。
- 親御さんも、あなたの将来を心配し、良い未来を歩んでほしいという思いがあるからこそ、いろいろと声をかけてくれているのだと思います。 そのためまずは、「自分の人生だから、自分の力でやってみたい」 「本当に困ったときは頼るので、見守っていてほしい」などのように、親御さんに正直な気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。 自分のできる範囲で就活状況を報告することも忘れずに! 親御さんもこの先ずっとあなたと伴走してくれるわけではありません。 自分自身の力でやり遂げる経験は非常に大切です。その思いが伝われば、きっと理解してもらえると思います。 ただ、親御さんの心配する思いは変わらないと思うので、「今は順調に進んでいるよ」「特に困っていることはないよ」といった状況報告を、あなたのストレスにならない範囲でしてあげましょう。 まずは、自分の力でやり抜きたいという意思を伝えてみてくださいね。
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Q
- 自己PRと長所が被るのですが、どうしたら良いですか?
- 「自己PR」と「長所」、どちらも自身の「強み」を伝える項目なので、内容が似てしまうのは当然のことだと思います。 この二つを明確に差別化するポイントは、「その強みを活かして入社後にどのように活躍・貢献できるか」まで具体的に書き切るかどうかです。 同じ表現を使わないように意識することがカギ! 読み手の印象を操作しよう 「長所」では、自身の優れている点や、普段から発揮されている強みそのものを述べるようにしましょう。 一方で「自己PR」は、その名の通り「PR」の場です。そのため、自身の強みを提示するだけでなく、「その強みを使って、入社後にどのように活躍・貢献できるのか」という未来の視点までしっかりと書き切ることが重要となります。 ここまで言及することが、長所との大きな差別化のポイントです。 もし、使っている言葉(たとえば「継続力」など)が重複してしまうことが気になる場合は、表現を言い換えることをお勧めします。 同じ強みでも、見出しとなる言葉を変えるだけで、読み手が受ける印象は変わるものです。 自身の強みを別の言葉で表現できないかを探し、自己PRと長所で書き分けてみるのも良い方法だと思います。
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Q
- 自己PRがピアノってありですか?
- ピアノの経験も立派な自己PRになります。誰でもピアノが弾けるわけではないため、強みとしてアピールできるでしょう。 ただし、それを社会人としてどのように活かせるかと結び付ける必要があります。以下のような構成を意識してみてください。 まず、ピアノを長く続けられた理由から話しましょう。 そして、コンクールに出場した経験については、当日に向けてどのような努力をしたのかなどを具体的に記述し、「このように努力できる人間である」「このように成果を出せる人間である」とアピールすることが大切です。 最後に、「ピアノと同様に、仕事にも真摯に向き合い、困難があっても継続していけます」といった形で締めくくると良いと思います。 継続力や向上心などを軸として作成することで企業に刺さる自己PRになる また、ストレス解消方法を持っていることは社会人にとって大切です。 もし、自己PRにしっくりこなければ、趣味・特技欄に記載し、「社会人になってもピアノ演奏を通じてストレス解消に役立てていきます」といった形で活用するのも良いと思います。 とはいえ、ピアノを通じて培われた「継続力」や「向上心」などを軸に書けば、十分に自己PRの材料になるため、一度過去を振り返り、説得力のある自己PRを作成しましょう。
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Q
- 将来の夢が決まってない場合、面接でどう答えれば良いですか?
- まず大前提として、嘘の将来の夢を語るのは良くありません。現在、質問者さんが将来の夢を探している途中なのであれば、それを正直に伝えるのが良いと思います。 就職活動を通じて夢を見つけようとしている学生は多くいるので、この質問は、必ずしも明確な夢を持っていることが前提で聞かれるものではありません。 そのため、夢を見つけるために努力していることなどを話すと良いと思いますよ。 ロールモデルを見つけてその人の生き方を参考に夢を描くのもおすすめ 将来の夢の見つけ方としては、必ずしも仕事と直結している必要はありません。 ロールモデルとなる人物を見つけ、「この人のように生活したい」「こんなふうに生きていきたい」という目標を持つことが、結果的に将来の夢を見つけることにつながる場合もあります。 仕事から夢を見つける方法ももちろん良いですが、人を通じて「こんな存在になりたい」という目標から夢を見つけるというアプローチも検討してみてください。 「仕事における夢」などと、質問のなかで限定されない限りは、プライベートな夢を語っても問題ありません。