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Q
- 転職における一次面接と二次面接の違いは何でしょうか?
- 誰が面接官かによりますが、転職時の選考では一般的に、一次面接は人事、二次面接は現場の管理職などが担当します。 一次面接で見られるのは、おもに人柄やコミュニケーション能力といった人物面です。 特に転職理由については、「ネガティブな理由で辞めるのではないか」「次の会社で活躍するビジョンを持てているか」といった点を深掘りされることが多いです。 基本的な経歴や志望動機と併せて、ポジティブな動機を語れるように準備しましょう。 自分の考えが重要! 転職の軸を明確にしておこう 二次面接では、一次面接で確認された内容を踏まえつつ、より深く現場とのマッチ度や「長期的に働いてくれる人材か」という点が見られます。 これまでの経験をどう活かせるか、特に違う業界であれば、その点をより具体的に説明する必要があるのです。 企業によっては現場担当者が一次、人事が二次という場合もありますが、いずれにせよ志望動機や転職活動の軸について、ご自身の考えがしっかり固まっているかどうかが、すべての選考段階で評価の分かれ目になります。
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Q
- グループワーク選考のデメリットは何ですか?
- 周りに必要以上に気を遣いがちな人にとっては、グループワークで本来の自分らしさを発揮できないというデメリットがあるかもしれません。 私自身も、学生のときはグループワークが苦手で避けていた経験があります。 初対面の人たちと協力して課題に取り組むという状況に過度な緊張を感じてしまう人もいるでしょう。 得意なポジションで貢献してデメリットを回避しよう 対策としては、普段のサークル活動やアルバイトのなかで、あなたが自然と担いやすいポジションを把握し、本番でもその役割で貢献することを目指してみましょう。 たとえば、普段から場を盛り上げるのが得意なら、ファシリテーターや最初に意見を言う役、発表者などを担ってみるのがおすすめです。 逆に、人の話をじっくり聞くのが得意なら、議事録係やリーダーを補佐するサブ的な役割で力を発揮するのが効果的だと思います。
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Q
- インターンに行かない学生の割合はどれくらいですか?
- 2025年卒・2026年卒と2年続けてインターンの参加率は85%を超えています。 過去5年を遡っても8割以上の学生がインターンに参加しているデータがあり、インターンに参加しないのは2割弱の少数派と言えるでしょう。 また、インターンのルールなども変わり、定められたインターンの内容であれば2025年卒からは「企業がインターンで得た参加者情報を採用選考開始後に活用して良い」となったため、インターンに注力する企業も増えることも予想されます。 多数の学生と企業がインターンを活用していることを考えると、チャンスとして活かしたいところです。 夏と冬がおすすめ! 自分に合う企業を見つけるステップと捉え参加しよう 参加の時期としては、大学3年生の夏と冬の時期をおすすめします。この時期はインターンを実施している企業が多いため、選択肢が広がります。 まだ行きたい業界が定まっていないなら、夏に複数企業に参加して情報収集をし、そのなかから興味を絞って冬に希望の企業のインターンに参加すると良いでしょう。 インターンに参加することで、より興味が深まることもあり、逆にやっぱり違ったと納得できることもあります。 これから働くうえで、自分に本当に合う業界・企業を見つけるステップと捉えてみてはいかがでしょうか。
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Q
- ランチでのOB・OG訪問のやり方やマナーを教えてください!
- 企業側がランチに誘うのは、カジュアルな場でリラックスして話してほしいという意図や、面接ではない普段の立ち居振る舞いやマナーを見たいという狙いがあります。 そのため、食事中の店員さんへの丁寧な対応なども見られていると意識しましょう。 企業によっては、「ぜひ入社してほしい」と期待している学生を、より丁寧にもてなすためにランチに招待するケースもあります。 メモより会話に集中! 質問は食事の前後がベスト 質問は、料理が出てくる前や食後など、会話に集中できるタイミングでするのが望ましいです。 食事の最中は、コミュニケーションに集中しましょう。メモを取るよりも、相手の話を記憶することに集中した方が好印象です。 どうしてもメモを取りたい場合は、「せっかく貴重なお話をお伺いできるので、少しだけメモを取ってもよろしいでしょうか?」 と、丁寧に許可を得るようにしてください。
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Q
- 女性がやめておいたほうが良いとされる仕事はどのような職種ですか?
- 一般的に力仕事や、いわゆる男性社会とされる業界は、女性には厳しいといわれることがあります。 しかし、それはあくまで一般的なイメージにすぎません。 私が以前いたIT企業でも、女性のSEはきつい仕事といわれていましたが、当の女性社員に話を聞くと、「女性が少ないからこそ貴重な存在として大切にされ、快適です」という声もありました。 このように、女性が少ないことが、逆にチャンスになる場合もあるのです。 働きやすさはデータで確認! 質問する勇気を持とう 重要なのは、一般論に惑わされず、実際の職場環境を自分自身で見極めることです。 企業のホームページ(HP)で女性社員の活躍事例を調べたり、面接で女性社員の比率や管理職の割合、育児休業の取得率などを聞いたりすることで、実態を把握することができます。 可能であれば、実際に働く女性社員に話を聞く機会をもらうのも良いでしょう。 データとリアルな声の両方から、長期的なキャリアを描ける場所かどうかを判断してください。
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Q
- 一次面接の結果はいつ来ますか?
- 私のこれまでの経験上、一次面接にかかわらず、選考の結果の通知は面接日以降1週間~2週間後くらいが目安です。 人気の企業であれば、多くの人が面接を受けているため選考に時間がかかり、2週間くらい待ってほしいといわれることも少なくありません。 2週間経っても連絡が来なければ問い合わせてみても良いでしょう。ただし、「連絡がなければ不合格です」と予め伝えられている場合は、問い合わせは控えてください。 面接時に連絡までの目安を聞くのもあり! 丁寧な聞き方を心掛けよう 面接官から「後日改めて連絡します」といわれた際に、大体の目安の日数をこちらからうかがっても良いかという点ですが、「後日」と言われたのであれば、面接の場で「大体どのくらいになりますでしょうか」と直接聞いてしまって良いと思います。 また、2週間経って連絡をする際には、まず面接をしてくれたことへのお礼を伝えたうえで、「先日一次面接のお時間をいただきありがとうございました。その後、選考のご状況はいかがでしょうか」と聞きましょう。 「ほかの選考も進んでおり、お忙しい中で恐縮ですが」といった先方への配慮の言葉を添えられるとさらに良いですね。
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Q
- 学生時代頑張ったことで不登校の経験を話すことは、印象が悪くなりますか?
- 結論、印象が悪くなることはありません。 ひと昔前はネガティブなエピソードととらえられがちでしたが、今はその出来事そのものよりも、そこから何を学び、どう乗り越えて成長したかが伝わるエピソードとして評価される傾向にあります。 大切なのは、その経験をポジティブに伝えることです。「〇〇が原因で不登校でしたが、その経験から△△を学びました」というように、困難を乗り越える力や人間的な深みをアピールしましょう。 学びと現在の姿を伝える! 企業に安心感を与えることが鍵 ただし、「こうでした」という事実だけを話して終わるのではなく、その経験を経て「今はこうしています」と、現在の前向きな姿勢まで伝える必要があります。 企業側が「今は問題なく社会生活が送れるのだな」と安心できるような伝え方を心掛けてください。 また、当時の自分を客観的に語るのも一つの方法です。 「今思うと、なぜあのときあのように考えていたのだろうと思いますが……」と、現在の自分とは切り離して話すことで、成長した姿をより印象付けられます。
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Q
- 自己分析でライフラインチャートを活用するには、どのような方法が有効ですか?
- ライフラインチャートは、自身の気分の浮き沈みを可視化することで、価値観や行動パターンを客観的に知るための有効なツールです。これは社会人のキャリアカウンセリングでもよく使われる手法になります。 漠然とグラフを描くのではなく、気分の浮き沈みの頂点や底点で「何があったか」という具体的な出来事を書き出すことが重要です。 その出来事の経緯や、気分がどう変化したかまで深掘りして書き出していきましょう。 浮き沈みの共通点を深掘り! 就活の軸も明確に さらに、気分が上がった点、下がった点それぞれに共通する要素は何かを分析することで、自分が大切にしている価値観やモチベーションの源泉が見えてきます。 たとえば、気分が上がっているときに共通して「新しい挑戦」という要素があれば、それがあなたの価値観の一つといえるでしょう。 このように自分の傾向を把握することで、企業選びの軸も明確になっていきます。
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Q
- グループワークで評価される能力は何ですか?
- グループワークでは、協調性やチームへの貢献意欲、そして他者への配慮といった姿勢が評価されます。 採用担当者は、発言内容そのものよりも、表情や聞く姿勢といった非言語的な部分から、チーム全体の空気を良くしようとしているかを見ているのです。 たとえば、腕を組んで人の話を聞いていたり、ほかのメンバーの意見を否定から入ったりすると、ネガティブな印象を与えかねません。 円滑な進行を意識! 話しやすい空気感を作ろう グループが心地よく、ほかのメンバーも安心して過ごせるかどうかが見られているのです。 人の意見に対してうなずきながら耳を傾け、議論が円滑に進むようフォローする姿勢が重要でしょう。 リーダーシップというと先頭に立って引っ張るイメージがあるかもしれませんが、周りに気を配り、全体のパフォーマンスを最大化するような振る舞いも、立派なリーダーシップです。 業界を問わず、人柄やポテンシャルは一貫して見られていると心掛けましょう。
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Q
- 一次面接、二次面接、最終面接にはどのような違いがありますか?
- 一次面接は人事担当者がおこなうことが多く、自己紹介や志望動機といった基本的な質問を通じて、社会人としての基礎力やコミュニケーション能力を見ます。 多くの候補者のなかから、次のステップに進める人材を絞り込む段階です。 二次面接は現場の管理職クラスが担当することが多く、職務への適性や企業とのマッチ度をより具体的に評価します。 仕事内容を深く理解しているか、現場で共に働きたいと思える人材かを見極めているのです。 最終面接では描く未来の一致が重要! 企業分析を徹底しよう 最終面接は役員や社長が担当し、入社の意思や覚悟、将来性など、長期的な視点で評価します。 候補者のキャリアイメージが、会社の成長スピードや方向性と合っているかが重要なポイントになるでしょう。 たとえば、スピード感のあるスタートアップ企業で「5年後にはリーダーになりたいです」とゆっくりした成長イメージを語ると、マッチしないと判断されるかもしれません。 各段階の評価ポイントを意識し、自分の経験や特性がどう合うかを伝えることが大切です。