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Q
- 農業への就職で後悔したことはありますか?
- 農業の世界に飛び込んだものの、「思っていたものと違った」と感じる人がいるのも事実です。後悔の理由として多く聞かれるのは、「体力的な厳しさ」や「収入の不安定さ」「長時間労働」といった問題です。 また、個人経営の農家や小規模な農業法人の場合、人間関係の悩みや、技術習得の難しさに直面することもあるようです。 農家から直接集めた情報から農業をしたいか考えよう 後悔を減らすためには、憧れだけで判断するのではなく、現実的な情報を多角的に集めることが重要です。 インターネットの情報だけでなく、実際に現場を訪問したり、現役で働く人から働き方や給与の実態について話を聞いたりすることをおすすめします。 そうして得た情報をもとに、想定される困難を乗り越えられそうか、冷静に判断することで、「こんなはずではなかった」という事態を防ぐことができます。
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Q
- 「倉庫作業員はやめとけ」と言われるのはなぜですか?
- 体力的にきついからやめておけ、という意見に対して別の観点から伝ます。この仕事は単純に荷物を運ぶだけではありません。 たとえば、現場の動線を改善したり、在庫管理システムの運用に挑戦したりすることで、作業効率があがり、周囲から感謝される経験も得られます。 その結果、責任あるポジションへステップアップした実例もあります。体力面でのネガティブな意見だけでなく、体を動かすだけでは得られない「改善」というやりがいを見出すことも可能です。 新しい役割に注目! 将来のためになる経験を積もう 将来性を高めるためには、改善提案やチームマネジメント、物流システムの導入、運用といった経験を積むことが重要です。 AIや自動化が進んでいるからこそ生まれる新しい役割もあるはずなので、アンテナを張り、自身のキャリアにつながる経験を積んでいくことが大切です。
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Q
- 栄養士の給料の手取りはいくらくらいですか?
- 栄養士2年目で将来を考えているのは、とても大切なことですね。 一般的に、栄養士の1年目から5年目くらいまでの手取りは、18万円から23万円前後といわれています。初任給は18万円前後のことが多く、そこに残業代や手当が加算される形です。 実務に慣れてくる2年目あたりから、思ったより手取りが少ないと感じ、他業種の友人と比べて悩むという声はよく聞きます。 資格取得とスキルアップで給与をあげていこう 給与をあげていくための王道は、管理栄養士の資格を取得することです。 そのほかにも、実務スキルや専門性を高めることが重要になります。具体的には、栄養指導や食育プログラムの担当経験を積んだり、アレルギー対応や衛生管理の専門知識を深めたり、後輩指導を通じてリーダー経験を積んだりすることが、キャリアアップにつながります。 目先の手取り額に不安を感じるかもしれませんが、現在の職場で自身の強みをどのように発揮し、磨いていけるかという視点が、将来的な安定と満足感につながると思います。
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Q
- 倉庫作業員に将来性はありますか?
- AI(人工知能)やロボットの進化で仕事がなくなるのでは、という不安はよく聞きますが、倉庫作業員の仕事が完全になくなることはないと考えています。 EC市場の拡大にともない物流業界の需要は安定しており、人の判断や臨機応変な対応が求められる業務は、依然として多く残っています。 たとえば、荷物の仕分けや搬送の機械化が進んでも、破損への対応や、経験則が重要となる在庫管理など、人の手が不可欠な場面は数多く存在します。 主体的成長がカギ! AIにできない力を身に付けよう 今後は、単なる作業員ではなく、現場の改善提案やマネジメント、物流システムの知識を身に付けることが重要になります。 物流管理者の資格を取るなど、主体的にスキルアップをはかることで、AIには代替できない、人ならではの管理能力や調整能力を磨くことが、将来の安定につながるでしょう。
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Q
- 倉庫作業員は底辺の仕事ですか?
- 「倉庫作業員は底辺の仕事」というイメージから不安になる気持ちはよくわかります。そう言われる背景には、やはり体力仕事で単調な作業が多く、キャリアパスが描きにくいのではないかという懸念があるからだと考えられます。 しかし、倉庫作業には、社会の物流を根幹から支えているという大きなやりがいがあります。また、いかに安全かつ効率的に作業を進めるか、といった改善提案が評価されやすい職種でもあります。 こうした点にモチベーションを感じられるのであれば、非常に有意義な仕事といえるでしょう。 納得感が大事! 自分の軸で仕事選びをしよう 大切なのは、他人の評価ではなく、自身がその仕事にどのような強みを活かせ、そして誇りを持てるかという点です。 周囲のネガティブな意見に振り回されず、自身の軸で仕事を選択することが、納得のいくキャリアにつながるはずです。
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Q
- 「倉庫業界はやめとけ」と言われるのはなぜですか?
- 「倉庫業界はやめておけ」といわれる理由として、おもに挙げられるのは3つの点です。 一つ目は「体力的な負担」です。倉庫内での作業は身体への負荷が大きく、慣れるまでは特に厳しいと感じます。 二つ目は、スピードと正確性を求められる「単調なルーティンワークによる精神的なストレス」になります。 そして、三つ目が「キャリアパスの不透明感」です。私が以前支援した異業種から転職した人も、元々オフィスワークだったため、転職当初は体力面や仕事への慣れ、現場での人間関係に不安を感じ、最初の数週間は正直きつかったと話していました。 学びで負担軽減! 情報収集してマッチ度を確かめよう しかし、その人は仕事の流れやルールを丁寧に学ぶことで、徐々に負担をコントロールできるようになったそうです。 自分自身の特性を見極め、実際に現場見学に行くなどして情報を集めることが、ミスマッチを防ぐうえで重要になります。
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Q
- 保育園栄養士の給料の相場はいくらくらいですか?
- 保育園栄養士の平均年収は、おおよそ280万円から350万円が相場です。ただし、これは公立か私立か、また地域や雇用形態によっても差が生じるため、一概には言えません。 公立保育園の正規職員であれば地方公務員扱いとなり、年収400万円前後が見込める場合もあります。一方で、私立園や委託給食会社に所属する場合は、初任給が月18万円から22万円前後が一般的です。 料理以外のスキルも給与に影響! 広い視点で考えよう 給与をあげていくには、調理だけでなく、献立作成や栄養指導なども担えるかが評価に影響します。 特に保育園では、アレルギー対応や保護者への食育に関するコミュニケーションも求められます。そのため、専門性に加えて、伝える力といったコミュニケーション能力を磨くことがポイントになります。 給与は重要な要素ですが、それだけでなく「どのような成長をしていきたいか」という視点を持つと、選択肢は大きく広がります。 必ずしも保育園の栄養士という枠にとらわれず、「子ども」と「栄養」という軸の掛け合わせでどのようなキャリアパスがあるのかを考えると、納得のいくキャリアを歩んでいけるでしょう。
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Q
- スポーツ栄養士になるにはどんな大学に進むべきですか?
- 食とスポーツの双方に関心を持つその思いは、とても素敵だと感じます。 以前私がサポートした学生のなかにも、部活動の経験から栄養の力を実感し、管理栄養士の資格が取れる大学に進学した人がいました。その人は大学でアスリートを支えるゼミに所属し、現在では実業団チームの食事管理に携わっています。 スポーツ栄養士を目指すなら、まずは土台となる管理栄養士の国家資格取得が目標になります。そのため、管理栄養士の養成課程がある大学を選ぶのが良いでしょう。 そのうえで、スポーツ栄養学や運動生理学などを専門的に学べる、たとえばスポーツ健康科学系の学部学科を持つ大学などを検討することをおすすめします。 大学で受験資格を得た後は、日本スポーツ協会の公認スポーツ栄養士資格を目指すのが一般的な流れですが、これには実務経験が必要です。まずは大学で専門知識をしっかりと身に付けることが第一歩です。 自分なりの志望動機を作ってキャリアの羅針盤にしよう また、進学やその後のキャリアを考えるうえで、「なぜスポーツ栄養士になりたいのか」という動機を自分の言葉で語れるようにしておくことが非常に重要です。 この自己分析が、大学進学だけでなく、その後のキャリアを築いていくうえでも貴重な指針となります。
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Q
- 面接において顔は重要ですか? 顔採用は実際にありますか?
- 就活で容姿が気になる気持ちは、とても自然です。「顔で決まる」といった噂に触れるほど不安になりますよね。 ただ、採用の現場では、顔立ちそのものを評価軸にすることはまずありません。企業が見ているのは、清潔感や誠実さ、話し方や表情といったコミュニケーションの印象です。 むしろ、表情が硬かったり、声が聞き取りづらかったりすると、魅力が伝わりにくくなることがあります。つまり、顔ではなく、印象の届け方がポイントになります。 実際、近年は多様性や心理的安全性が重視され、外見で評価する企業は信頼を失いかねません。だからこそ、採用側は「安心して一緒に働けるか」「誠実さが伝わるか」という視点で面接をおこなっています。 自身がないときは印象を「整える」意識を持とう 自信がないときは、変えるではなく整える意識を持つと前向きになれるかもしれません。 姿勢を少し伸ばす、声を少しだけ大きく出す、相手の目元を見る、自然な笑顔を意識する。これだけで印象は大きく変わります。 清潔感のある服装やすっきりした髪型も安心材料になります。焦らず、自分らしい伝え方を育てていけば大丈夫です。自分の力を信じて、面接に臨んでくださいね。
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Q
- 「志望動機」と「入社後にやりたいこと」の違いは何ですか?
- 志望動機と入社後にやりたいこと、似ているようで混同しやすいですよね。 以前、学生の添削で「どちらも同じ内容になってしまう」と相談されたことがありました。 その方は「貴社の環境で成長したい」とだけ書いていたため、企業側にはなぜその会社なのか、入社後にどんな価値を生むイメージかが伝わりにくい状態でした。 視点の切り替えをお伝えしたところ、言葉が整理され、最終的に内定につながりました。 動機は「共感の理由」やりたいことは「行動のイメージ」 志望動機は「なぜその会社に魅力を感じたのか」という動機面が中心です。価値観や経験と、企業の事業内容、文化、ビジョンとの接点を語るイメージです。 一方、入社後にやりたいことは「その環境でどんなことに挑戦し、どんな成果を出したいか」という未来の行動や貢献の話です。企業は志望意欲と入社後の再現性を分けて見ています。 やりたいことが見えていないときは無理に具体的に伝えなくてOK まだはっきりとやりたいことが見えていない場合は、無理に具体的な職務名を出す必要はありません。 「自分の強みを活かして、まずは○○の領域で価値を出したい」「情報収集や現場理解を深め、ゆくゆくは△△に挑戦したい」という成長段階の描き方も立派な回答です。自分の言葉で、少しずつ輪郭を描いていきましょう。