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Q
- 「日本のアニメ業界は終わってる」というのは本当ですか?
- 労働環境が劣悪で給与が安いといったネガティブな情報が多いのは承知していますし、制作現場の厳しさがあるというのは事実です。 私自身も現在クリエイティブ系の企業の採用支援に携わっていますが、入社直後はスケジュールがタイトでなかなか収入が上がらないという話は、その会社特有ではなく業界全体として聞くことがあります。 しかし、2〜3年と実務経験を積んでいくと、自分の作ったものが作品に使われるようになり、それを誇らしそうに語る人もいらっしゃいます。時間はかかりますが、実力が正しく評価される成長産業であることは間違いありません。 今は「生まれ変わる」段階! 業界を変えるチャンスがある 一方で業界全体をみると、構造が大きく変わっていく「過渡期」の真っ只なかにあると感じています。 Netflixのような配信事業者の参入や中国資本の流入、制作過程のデジタル化など新しい技術によってアニメの作り方やクリエイターの働き方も変わりつつあります。 従来の「長時間労働・低賃金」といったイメージから脱却しディレクター職、CG 関連、プロデューサー職など、これまでにはなかった多様なキャリアパスが生まれています。 「終わっている」というよりは、むしろ「生まれ変わろうとしている」段階です。 この過渡期ならではの大変さはありますが、単に絵を描くことだけでなく物語を作る力やデジタル技術を学ぶ姿勢を持つ人にとっては、業界をよりよく変えていけるチャンスがたくさんあると思います。 不安な情報だけに流されず、自身がどう業界に携わりたいかをポジティブに考えていただきたいです。
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Q
- プラント業界はきついと聞きますが本当ですか?
- プラントエンジニアの現場が「きつい」というのは事実です。多くの人がその大変さを口にします。 長期出張や天候に左右される屋外作業、厳格な安全管理など体力と高い集中力が常に求められます。 その一方で、プロジェクトが完成したときの「達成感」は他の業界では決して味わえないほどの大きな規模のものがあり、これこそがプラント業界ならではの醍醐味だとおっしゃる人が非常に多いです。 きつさと成長は表裏一体! リアルを知ろう 最近は若手の離職防止や働き方改革の観点から、残業の削減や現場での交代制の導入など、労働環境の改善に向けた動きもみられます。 精神面では特に海外プロジェクトにおいて、文化や言語の壁を越えて調整をおこなう責任感がプレッシャーになることもあります。 ですが裏を返せば、その経験こそがグローバルに通用するスキルを身に付ける大きなチャンスとなります。 「きつさ」と「成長機会」が表裏一体となっている業界です。チームで何か大きなものを作り上げる達成感に魅力を感じるのであれば、それは大きなやりがいにつながるはずです。 自身が「どのくらいのきつさ」なら「どんな種類のきつさ」なら乗り越えられそうか、想像だけでなく現場見学や社員訪問などを通じてリアルを知ることから始めることをおすすめします。
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Q
- プラント業界はやめとけと言われるのはなぜですか?
- プラント業界が「やめとけ」といわれる理由には、大きく分けて2つの側面があると考えています。 一つは労働環境の厳しさです。プラントエンジニアの仕事は海外や地方への長期出張、現場での徹底した安全管理などがともないます。特に安全管理は危険がともなう作業も多いため、非常に厳しく指導されます。 プラントエンジニアの業務は体力的にも精神的(責任的)にも負荷が高い場面が多く、この側面が切り取られて「ブラック」といういわれ方をすることがあります。 もう一つは業界構造による誤解です。プラント業界は BtoB(企業間取引)の領域であり、一般消費者の目には触れにくく華やかなイメージはありません。 見えにくい「やりがい」を一次情報でつかもう プラント業界はエネルギー、インフラ、化学など、日本の産業基盤を支える非常に重要な役割を担っています。 むしろ現在は脱炭素や水素エネルギーといった分野で、未来の社会インフラを支えるための技術革新や再投資が進んでおり、成長領域でもあります。 やめとけという意見は、前述の「環境の厳しさ」という事実と、「一般消費者から見えにくい」という誤解が混在している結果だと感じます。 もし質問者の人が「社会を支えるやりがい」に確固たる魅力を感じているのであれば、一面的な評価に流されず実際に働いている人の話を聞くなど「一次情報」を取りに行き、自身の価値観と合うかどうかを見極めることが非常に大切です。
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Q
- 体育会系は就職活動に有利というのは本当ですか?
- 体育会系であることは、一定の強みになると思います。企業からの人気は高いですね。特に、部活動でのリーダー経験や、チームで何か目標達成に向けて頑張った経験をうまく自己PRに落とし込めると、確かに有利に働き、内定も出やすかったりするかなと思います。 気をつけてほしいのは、成果そのものよりも「プロセス」を伝えることです。もちろん、県大会で優勝したとか、全国大会に出場したといった成果は大切ですし、あるに越したことはありません。 しかし、企業側が本当に知りたいのは、「なぜその成果が出たのか」「なぜそういう行動を取ったのか」というプロセスの方です。そちらをアピールする方が、企業が求めている答えに沿っているかと思います。 経験や成果が大きな魅力となりどの業界でも好まれる 企業側が体育会系に魅力を感じる理由としては、たとえば「粘り強さ」「チームワーク力」、あるいは試合前にコンディションを整えるといった「自己管理能力」、そして「最後までやりきる力」などが挙げられます。これらは企業側が求めている素養であり、体育会系の方はそうした強みをシンプルにわかりやすく示すことができるため、魅力を感じやすいのだと思います。 業界については、おそらく全業界で好まれると思います。営業系、コンサル、金融、商社など、どの会社もチームで成果を目指し、失敗を恐れずにチャレンジしていくことが求められますので、どの業界でも有利に働くのではないでしょうか。 繰り返しになりますが、体育会系の経験や成果は武器にはなります。しかし、その効果は「伝え方」次第で大きく変わってきます。ぜひ、具体的なエピソードと、そこに至ったプロセスを整理して準備してもらえたらと思います。
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Q
- 旅行会社は年収が低いですか?
- 旅行業界は「薄給多忙」とよく言われる業界かなと思います。 実際のところ、初任給は大手で月20万円前後、中堅企業で18万円前後といったケースが多く、賞与を含めても年収300万円から400万円前後にとどまるのが一般的です。この背景には、旅行商品自体の価格競争や、利益率の低さといった業界構造の問題があります。そもそも構造的に大きく稼ぐのが難しい業界なのかなとは思います。 企画職や法人担当、マネージャーなどは年収が高いケースも ただ、職種によって差があるのも事実です。企画職や営業職、特に法人向けのツアー担当などは、成果報酬(インセンティブ)がつく場合があります。また、マネジメント職に昇進したり、海外での勤務経験を積んだりすると、その後年収が大きく伸びるケースもあるようです。 年収を上げる方法としては、営業や企画系など、成果が給与に反映されやすい職種を選ぶとか、語学力があるならそれを活かすとか、ツアー企画などの専門スキルを磨くこと、あとは海外勤務や、キャリアアップして給与が上がりやすい職種への異動を視野に入れるといった選択肢が考えられます。 動詞レベルで旅行に関する何が好きなのかを考え仕事探しをしよう 「旅行が好きだから旅行会社に勤める」というのは、非常に多い選択肢です。 しかし、「自分が旅行に行くのが好き」なことと、「旅行を誰かに紹介するのが好き(=仕事)」なことは別です。また、その旅行で「収益を上げる(=ビジネス)」ことを考えるのが好きとは限りません。 ぜひ一度、「旅行の何が好きなのか」を深く言語化してみることをおすすめします。 たとえば、「自分が考えたプランを人に紹介するのが好き」なのであれば、その欲求は旅行業界でなくても満たせるかもしれません。 ウェディングプランナーなど、もっと給与ベースが高い他の業界でも、あなたのやりたいことが実現できる可能性があります。「旅行」という名詞レベルではなく、「旅行で何をすることが好きなのか」という動名詞レベルまで落とし込んで考えることができれば、より良い仕事探しができると思います。
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Q
- 将来経営者になるためには、一回就職すべきですか?
- これについては、いくつかのパターンが考えられます。実際に、若いうちから起業した方の中には、「大手企業で3年間、営業やマーケティングを学んだ経験が、その後の起業にものすごく役に立った」と言う人もいます。 一方で、ベンチャー企業に就職し、短い期間で非常に濃密な経験を積んでから独立する方もいます。 「どんな経験がほしいか」を軸に選択しよう どちらの道にもメリットとデメリットがあります。 ベンチャー企業の場合、小規模であればあるほど、自分で企画したことから実行まで一貫して携わる経験を積めることが多いです。その分、失敗と改善を高速で繰り返すことができ、経営感覚に近いものを養うことが可能でしょう。 大企業の場合、より大きな資本を動かすなど、ダイナミックな仕事を経験できるのは大企業ならではのメリットです。 したがって、どちらが良いとは一概に言えません。 大切なのは、「今、ご自身がどちらの経験を取りに行きたいか」という視点で判断することだと思います。
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Q
- 将来経営者になるには何学部が良いですか?
- まず、高校生の時点から「経営者になりたい」と考えられるのは素晴らしいことだと思います。 そのうえで、キャリアコンサルタントとしても、また私自身の経験からしても言えることですが、大学での学部選びが将来の起業家(経営者)に直結するわけではありません。 実際に、私の知人には大学在学中にアパレルの会社を起業した人がいますが、彼は教育学部で体育を専攻していました。このように、学部と起業は本当に関係ないというのが答えになります。 学び×行動の数が重要! ポイントは、学部よりも「何を学び、どんな経験を積むか」です。 もちろん、法律、IT、マーケティング、経営学といった知識は、会社を運営したりビジネスを作ったりするうえで役には立ちます。しかし、それがすべてではありません。 どちらかというと、大学在学中にベンチャー企業でインターンを経験したり、起業コンテストに応募してみたり、学生団体で実際に組織運営を実践してみたり、そういった「経験」の方が重要だと感じます。 大切なのは、「学び」と「行動」の組み合わせをいろいろと試していくことです。その中で、学部での学びはあくまで一つの手段なのかなと思います。
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Q
- 大手企業の受付嬢の年収はどのくらいですか?
- 大手企業の受付嬢の年収については、勤務先や雇用形態によってまちまちです。一つの目安として、正社員であれば300万円から400万円前後になるかと思います。 一方で、契約社員や派遣社員の場合は、300万円を下回ることもあるでしょう。 受付の仕事は「企業の顔」としての立ち回りが求められるため、高い接遇力、社内外との調整能力、そして効率的なスケジュール管理やITツールの活用能力が必要とされます。これらのスキルは、他の業種や職種でも評価されるポイントです。 キャリアパスとしては、社内の総務や広報といった関連部署へキャリアチェンジするケースが考えられます。 安定性やそのなかにある成長の機会が魅力 年収自体は低めというイメージがあるかもしれませんが、年収だけに目を向けるべきではありません。受付を置くような企業は、比較的規模が大きく、経営が安定していることが多いと思われます。 その「安定性」や、長く在籍できるからこそ得られる「成長の機会」というものもあるはずです。成長のスピードは早くなくとも、着実にスキルアップの機会を与えてもらえる可能性もあります。 年収と、そうした安定性や成長の機会、そして雇用形態を天秤にかけながら考えていくと良いと思います。
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Q
- 一族経営の企業が「やばい」と言われるのはなぜですか?
- 私自身、1社目がいわゆる一族経営のオーナー企業でした。実際に勤めた経験があるため、ネットなどで一族経営が「やばい」と言われる理由はよく理解できますし、実体験からしても決して大げさではないと感じています。 もちろん、すべての一族企業がそうだとは思いません。 何が「やばい」か(問題か)と申しますと、結局のところ、意思決定がオーナー一族中心に進んでしまう点です。 社員側がどれだけ意欲的に提案をしてもすぐには採用されなかったり、どうしてもオーナーの方を向いて仕事をする人が増えてしまう、そちら側に力学が働いてしまったりすることがあるかと思います。 これが、個人的には一番良くない点だと感じていました。 人を大切にするという良い点も! 自分に合うかで考えよう ただ一方で、その一族が事業を支えているため、事業の社会的な意義はもとより、仕事そのものに対する愛情が人一倍あり、ドライ(割り切った関係)ではない点は、ある種いいところかなとも思います。 加えて、社員を大切にする会社も多い傾向があり、いわゆる終身雇用のように、安定していると捉えることもできるでしょう。 最終的には、その一族(経営陣)との考え方、評価の仕組み、働き方などが、自分にフィットするかどうかが全てだと思います。
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Q
- ディスプレイ業界のホワイト企業はどこですか?
- ディスプレイ業界に特化した情報ではありませんが、どの業界にも通じる「ホワイト企業」を見極めるポイントについてお話しします。大手企業ほど福利厚生などが整っている傾向はありますが、中小企業でも働きやすい環境の会社はたくさんあります。 小人数だからこそチームワークを発揮して、裁量を持って働ける環境があったりするので、それぞれメリット・デメリットはあるでしょう。 公式情報だけでなくリアルな情報を確認しよう 見極める際のポイントは求人票などの企業が公式に出す情報だけでなく、社員のインタビューや口コミサイトといった「リアルな情報」を参考にすることです。 特に「残業時間の実態」「有給休暇の取得率」「産休・育休の取得状況」「定着率」といった点は、働きやすさを測る重要な指標になるので、可能な範囲で確認することをおすすめします。