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Q
- 就活の面接で「転勤はできますか?」という質問に対してどう答えるべきですか?
- 「転勤」という言葉に、不安を感じるのは当然のことです。 その気持ちを隠して、ただ「できます」と答えるのは誠実ではありません。 大切なのは、不安な気持ちも素直に認めつつ、それを上回る前向きな姿勢を示すことです。 たとえば、「慣れない環境への不安はありますが、さまざまな場所で経験を積んで成長したいという気持ちが強いため、御社の方針には柔軟に対応したいです」といった答え方が良いでしょう。 どうしても避けたい事情がある場合は、その理由を正直に伝えたうえで、「それ以外の場所であれば、前向きに検討します」と伝えるのがベストです。 嘘はNG! 誠実な姿勢が良い印象を与えることもある 面接官も、転勤が負担であることは理解しています。 だからこそ、不安を認めながらも「頑張りたい」と伝えるあなたの誠実な態度は、かえって「この人は信頼できる」という良い印象につながることも多いのです。 嘘はつかず、あなたの言葉で伝えてください。
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Q
- 1分の自己紹介動画はどう作れば良いですか?
- 1分間の自己紹介動画を作成する際の作り方と、撮影時のポイントについて解説します。 まず動画の構成ですが、1分という時間は非常に短いため、伝えたいメッセージを一つに絞り込むことが最も重要です。 構成はシンプルに、「名前と学校名」、「自分を一言で表す強みや志望動機」、「締めの言葉」という流れを意識すると良いでしょう。 特に、自分の核となるアピールポイントを力強く打ち出し、短い時間で聞き手の印象に残すことが大切です。 背景と目線に注意! 細部へのこだわりが差を付ける 続いて撮影時のポイントです。撮影する際は、常にカメラから目線を外さず、表情がはっきりと見えるよう明るい場所を選んでください。 背景は、生活感が出てしまう部屋などは避け、白い壁のようなシンプルな場所が望ましいです。 また、目線が泳いでしまわないよう、事前に話す内容を原稿にまとめておくことをお勧めします。内容をしっかりと覚えて練習しておくことで、自信を持って本番に臨むことができるでしょう。
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Q
- 外資系IT企業にはどんな職種がありますか?
- 外資系IT企業には多様なキャリアの選択肢があり、おもにエンジニア、営業、マーケティング、そしてカスタマーサクセスといった職種に大別されます。 エンジニアがシステム開発やプロジェクト管理を担う一方、営業職は単に物を売るのではなく、IT技術で顧客の課題を解決するソリューションを提案する役割を担っているのです。 また、マーケティングは市場分析を通じて自社やサービスのファンを創出し、カスタマーサクセスは契約後のお客様が製品を最大限に活用して成功を実感できるよう、長期的に伴走する重要な役割を担います。 英語力は必須じゃない! まずは情報収集から始めよう これらの職種に共通する外資系IT企業ならではの環境としては、年齢にかかわらず成果が評価される成果主義の文化や、意思決定のスピード感が挙げられます。 しばしば注目される英語力もその特徴の一つですが、求められるレベルは企業や職種によって大きく異なるでしょう。 目安としてTOEIC700点前後が語られることもありますが、決してすべての職種で必須というわけではありません。 実際には日本語だけで業務が完結する企業も多いため、「英語ができないから」と諦めずに、一社一社の募集要項をしっかり調べることが何よりも大切です。 なお、ここで挙げた職種の多くは文系出身者でも十分に挑戦可能であり、門戸は広く開かれています。
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Q
- 就活の面接で研究内容はどう伝えればわかりやすくなりますか?
- 面接で研究内容を伝える際に最も重要なのは、専門外の相手にもわかるように、いかにシンプルに説明できるかという点です。 専門用語を避け、身近なものにたとえたり、その研究が社会にどう貢献するのかという意義に焦点を当てたりすることで、聞き手はぐっと理解しやすくなります。 この「複雑なことを噛み砕いて伝える能力」そのものが、社会で高く評価されるスキルなのです。 しかし、研究内容の説明は、あくまで自己PRへの導入に過ぎません。本当に重要なのは、その経験から得たスキルが、応募する職種でどう活かせるかを具体的に示すことです。 ここで鍵となるのが、同じ一つの経験でも、職種に応じてアピールする「切り口を変える」という視点です。 職種ごとにアピールする強みを変えることが大切! 多角的な視点を持とう たとえば「新素材の開発研究」という経験があったとします。 研究職に応募するなら、緻密なデータ分析や精度を追求した側面を切り取り「粘り強い分析力」をアピールできるでしょう。 一方で、同じ経験を営業職でアピールするなら、研究が難航した際に他分野の研究者を巻き込んで課題を乗り越えたエピソードに焦点を当て、「目標達成のための粘り強さと周囲を巻き込む力」を強調することができます。 このように、多くのエピソードを用意する必要はなく、一つの経験をどの角度から光らせるかを戦略的に考えることで、より効果的な自己PRが可能になるのです。
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Q
- 理系の就活生です。ガクチカがない場合はどうすれば良いですか?
- 理系の就活生が「ガクチカ」がないと悩む必要はまったくありません。皆さんが真剣に取り組んできた研究活動そのものが、最も説得力のある立派なガクチカだからです。 単に「研究を頑張った」と事実を伝えるのではなく、そのプロセスをストーリーとして語りましょう。 具体的には、「どのような課題に直面し、それを乗り越えるために自分なりにどう工夫したのか」を明確にすることで、あなたの主体性や思考力が伝わります。 研究活動を通じて培われた論理的思考力や計画性、そして何度も失敗を繰り返しながら成功を目指す粘り強さは、社会に出てからも高く評価される貴重なスキルです。 自分の価値を再確認することが必要! 取りこぼしなくアピールしよう たとえば「予期せぬデータが出た際に別の視点から原因を分析した」といった具体的なエピソードを交えれば、話に説得力が生まれ、面接官もあなたが働く姿を具体的にイメージできるでしょう。 もし研究以外の内容で伝える場合も、特別な経験は必要ありません。日常の小さな努力や継続してきたこと自体が、あなたの人柄を示す立派なアピールポイントになります。 重要なのは、自身の経験を深く掘り下げ、その価値を再発見することです。あなたの研究経験は強みの宝庫ですから、自信を持って語ってください。
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Q
- OB訪問の所要時間はどれくらいが一般的ですか?
- OB・OG訪問の時間ですが、相手の貴重な時間をもらうわけなので、30分程度でお願いするのが最も適切でしょう。長くとも1時間以内には終えるのがマナーです。 訪問の冒頭で、まずは時間を取ってもらったことへの感謝を述べ、「本日は30分ほどお時間をいただけますと幸いです」と、こちらが想定している所要時間を伝えるようにしましょう。 その短い時間を有意義なものにするため、質問は3〜5つほど事前に準備しておくと良いですね。 企業のWebサイトを見ればわかるような質問は避け、自身で調べたうえで、さらに気になった点や、自身の学生時代の経験と仕事を結びつけるような質問をすると、より深い話が聞けますよ。 「今後、どのような行動をしていけば良いでしょうか」といったアドバイスを求める質問も良いでしょう。 お願いする立場であることを忘れない! 誠意のある対応をしよう 事前にお願いする際の伝え方ですが、単に「30分お願いします」と言うよりも、丁寧な枕詞を添えると、より良い印象を与えられます。 たとえば、「お忙しいところ恐縮ですが、30分から1時間ほど、お話を伺えますと幸いです。貴重なお時間となるよう、事前に質問を準備して参ります」といった形で、相手への配慮とこちらの熱意を伝えてみてください。
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Q
- 中途採用の二次面接の結果はいつ頃くるものですか?
- 面接の結果を待っている時間、本当にソワソワしますよね。 一般的には、結果の連絡は1週間から10日くらいが目安と考えておくと良いでしょう。 ただし、これはあくまで目安です。 ほかの候補者の面接日程の都合で、選考全体が少し長引いている可能性も十分にあります。 もし面接のときに「〇日以内に連絡します」と伝えられていたなら、その日数を2〜3日過ぎても連絡がない場合は、こちらから問い合わせてみてもまったく問題ありません。 問い合わせることが失礼にあたることはなく、むしろ「前向きに結果を待ってくれているんだな」と、入社意欲が高いと好意的に受け取られることさえあります。 期限を過ぎた場合はこちらからアクションを起こそう 多くの企業は合否にかかわらず連絡をくれますが、ごく稀に、不合格者には連絡をしないケースもあります。 そのため、伝えられた期間を過ぎても連絡がない場合は、一度自身からアクションを取ってみることがおすすめです。
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Q
- 未経験から目指しやすいIT職種のおすすめはありますか?
- 未経験からIT業界を目指すにあたり、文系出身であることを不安に思う必要はまったくありません。IT業界は非常に幅広く、あなたの専攻にかかわらず活躍できる職種がたくさんありますよ。 まず、未経験からでも挑戦しやすい職種として「ITサポート」や「ヘルプデスク」が挙げられます。社内や顧客の技術的な問題を解決する仕事で、専門知識を身に付けながらIT業界での実務経験を積むことができる職種です。 次に、「IT営業」も文系の人の強みを活かせる職種となります。単に物を売るのではなく、顧客の課題を深くヒアリングし、解決策となる製品やサービスを提案する力が求められる職種です。 これは、文系で培われるコミュニケーション能力や傾聴力と非常に親和性が高いといえます。 挑戦するのに今の専門性は関係ない! ここからどうするかが大切 もちろん、「エンジニア職」を目指すことも可能です。プログラミングの基礎学習は必要ですが、文系出身で活躍しているエンジニアや、そこからプロジェクトマネージャーになっている人も大勢います。 選考前に「何か資格を取らなければ」と心配になるかもしれませんが、必須となる資格は基本的にありません。 もし自身の知識の証明として何か形に残るものが欲しくて安心材料にしたい、ということであれば、「ITパスポート」の勉強をしてみるのも良いでしょう。 大切なのは専攻よりも、これから何を学び、どう貢献したいかです。自信を持って挑戦してくださいね。
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Q
- 職場でかかわりたくない人がいて、毎日つらいです......。
- 職場の人間関係は、仕事の満足度、ひいてはあなたの健康にまで大きく影響することがあります。 もし人間関係が原因で仕事や心身に支障が出ているのであれば、現状を変えることを考えても良いでしょう。 ただし、転職という大きな決断をする前に、得られるものと失うものをしっかり天秤にかけることが重要です。 コミュニケーションで解決できるかも! まずは信頼できる人に相談しよう まず試してほしいのは、コミュニケーションです。 直接問題の相手に話すのが難しい場合は、周囲の信頼できる同僚や上司に相談してみましょう。状況を客観的に把握し、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
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Q
- 自己分析で経験を深掘りするにはどうしたら良いですか?
- 「特別な経験がない」と感じる人は非常に多いですが、企業が知りたいのは、華々しい経験そのものよりも「その経験のなかで何を考え、どのように行動したか」という、その人らしさです。 どのようなエピソードでもかまいません。 たとえば、アルバイトのシフトに多く入ったという経験でも、「なぜそうしたのか(例:メンバーの負担を減らしたかった、苦手な接客を克服したかった)」という理由や目的、そして「どんな工夫をしたのか」を掘り下げることが重要です。 自己分析はフレームワークで思考を整理しよう おすすめのフレームワークとして、一つの出来事について、「何があったか」という出来事(Situation)、「それにたいしてどう行動したか」という行動(Action)、「そのなかでどんな工夫をしたか」という工夫(Ingenuity)、「どんな成果があったか」という結果(Result)、そして「何を学んだか」という気づき(Learning)の順番で書き出してみてみましょう。 この方法で、一見すると普通にみえる出来事からも、あなたらしさが伝わるストーリーを構築できます。 エピソードのインパクトに惑わされず、自分の「思い」を深掘りしてみてください。