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Q
- 初めての転職が怖くて不安です。
- 初めての経験に対して緊張や不安を感じるのは、誰にとっても自然なことです。 まず最も大切なのは、「なぜ自分は転職したいのか」という根本的な理由を、時間をかけてじっくりと整理し、明確にすることだと思います。 転職活動そのものが目的化してしまい、「なぜ転職するのか」という軸が曖昧なまま進めてしまうと、仮に転職できたとしても、新しい職場で再び同じような不満や困難に直面してしまう可能性が高くなるからです。 一人で進めると壁にぶつかる可能性も! 専門家の支援も視野に入れてみよう なぜ現在の職場を離れたいのか、そして新しい環境に何を求めているのかを、具体的な言葉で表現できるようにしましょう。 これができれば、あとはその目的に沿って求人情報を探したり、企業研究を進めたりと、具体的な行動に移しやすくなります。 しかし、この動機の整理が曖昧だったり、中途半端なまま焦って職務経歴書の作成に取り掛かったりすると、なかなか思うような結果につながらないことが多いものです。 まずは、なぜ転職したいのかという原点を深く深掘りする時間を十分に確保してください。 もし一人で考えるのが難しいと感じる場合は、転職エージェントなどを活用し、経験豊富なキャリアコンサルタントのサポートを受けながら自己分析を進めるのも有効な手段の一つです。
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Q
- 新卒カードを無駄にした気がするのですが、どう立ち直れば良いでしょうか?
- 3カ月で退職したとしても、卒業してたった3カ月です。自己嫌悪を感じる必要はまったくなく、十分に挽回は可能です。 大切なのは、その3カ月間の経験から何を学んだか、そしてその学びを次にどう活かすかを考えることです。 今回の退職を「自分にとって前向きな判断だった」と、自分自身のなかでしっかり意味付けをすることが次へ進む力になります。 退職したことは問題ではない! ポジティブに捉えて成長の物語を完成させよう これからの活動では、まず自分が仕事において何を大切にしたいのか、じっくり考える時間を取るのが良いでしょう。 仕事の内容なのか、働く環境や雰囲気なのか、自分の価値観と向き合ってください。 面接では早期離職の理由を必ず聞かれますが、そこでこの前向きな意味付けを自身の成長の物語として堂々と説明できれば大丈夫です。
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Q
- メンタルが弱すぎて社会人として働けないと思うのですが、どうしたら強くなれますか?
- まず、多くの人が同じような不安を抱えながら、就職活動をしたり、社会人になったりしています。あなただけではないということをお伝えします。 不安や焦りが強いときは、完璧でなくて良いと自分に言い聞かせ、認めてあげることが大切です。自己否定せず、その感情をそのまま受け入れてあげてください。 小さな成功体験を重ねていって、ときには誰かに頼ることも大切 気持ちを保つコツは、小さな成功体験を積み重ねることです。 「面接できちんと話せた」「エントリーシート(ES)を1つ書き上げられた」など、自分ができた部分にしっかり焦点を当ててほしいです。 もし1つできないことがあっても、ほかには小さなことでも十くらいできていることがあるはずです。 辛いときは、家族や友人、あるいは大学のキャリアセンターなど、第三者の専門家に話すのも良いでしょう。
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Q
- 面接で苦手科目を聞かれたらどのように答えれば良いですか?
- 嘘をつく必要はまったくありません。「苦手でした」と正直に答えて大丈夫です。 ただ、それだけだと稚拙な印象になるので、答え方が大切です。 面接官が知りたいのは、苦手な科目があったという事実ではなく、それにどう向き合ってきたか、そしてそこから何を学んだかという点です。 重要なのは結果よりもプロセス! 努力した経験を伝えよう 成績が良くなかったとしても、自分なりにどんなふうに工夫したかを伝えましょう。 たとえば、「友人に相談して理解を深めようと努力した」「ノートの取り方を変えてみた」など、結果ではなくプロセスをきちんと話すことが、評価されるポイントです。 苦手なことを隠す人より、自分の苦手をきちんと認識し、それに向かって努力する人の方が、社会では評価されます。
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Q
- 短所で「一つのことに集中しすぎる」をどう伝えれば良いですか?
- これもバランスが大切です。まず、「集中力が高く、一度取り組んだことには全力で向き合える」という長所としてはっきりと伝えます。 そのうえで、「ただ、集中しすぎるあまり、周囲の状況やほかの課題に気付きにくくなることがあるので、視野を広げる努力をしています」というように、短所の部分も正直に伝えるのがおすすめです。 視野の広さも意識しバランス感覚をアピール! ここでも具体的な例を挙げると良いでしょう。 たとえば、「ゼミ活動のなかでは、自分の作業に没頭するだけでなく、意識的に周りの学生の様子を確認したり、定期的にチームメンバーとコミュニケーションを取って、全体のバランスを意識したりするように心掛けています」といったかたちです。 客観的に自分をみる時間を作っているという前向きな姿勢を伝えられます。
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Q
- 短所が「一人で抱え込む」です。面接でどう伝えれば良いですか?
- 「一人で抱え込みます」とそのまま伝えると、「周囲と協力できない人なのかな」「精神的に打たれ弱いのでは」と心配されることがあるので、伝え方が大切です。 まず、「責任感が強いあまり、自分で何とかしようとして抱え込みがちです」というように、短所を認識している点を正直に伝えましょう。 具体的な改善行動を語り成長意欲を示そう! そのうえで、改善に向けて具体的に取り組んでいることをセットで伝えるようにしてください。 たとえば、「困ったときは、まず信頼できる人に相談する習慣を意識的に作っています」や「この困りごとはこの人に相談する、というふうに、あらかじめ頼る相手を決めています」といった具体例を挙げると説得力が増します。 面接官は、自己理解と成長意欲を見ています。改善の努力が伝わればマイナス評価にはなりにくいでしょう。
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Q
- ChatGPTを使って就活するのはありですか?
- 結論からいうと、就職活動においてChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)は、非常に便利なツールです。特に、文章の構成を考えたり、言い回しを整えたり、別の表現を探したりするのにとても役立ちます。 自分の伝えたいポイントを整理したり、考えをまとめたりする手助けをしてもらうツールとしては、大変効果的といえるでしょう。 全部任せるのは逆効果! 最後は自分の言葉で語り自分らしさを守ろう ただし、エントリーシート(ES)の作成などを丸ごと任せてしまうと、あなたらしさが失われるので注意が必要です。 最も怖いのは、面接で内容を深掘りされたときです。「それって具体的にどういうこと?」と聞かれて説明できないと、一気に印象が悪くなってしまいます。 ChatGPTを使うのは良いですが、その内容は必ず自分のなかで具体例を交えて説明できるように、しっかり準備しておく必要があります。
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Q
- 新卒カードはいつまで有効なのでしょうか?
- 厳密な決まりがあるわけではありませんが、一般的には大学卒業後1年以内の期間を新卒扱いとする企業が多いようです。1年を過ぎると既卒扱いになることが多くなります。 しかし、卒業後2年以内でも新卒枠で募集していたり、「第二新卒も歓迎」とする会社もあったりするので、一概にはいえません。 若さと意欲は武器になる! 既卒や第二新卒採用のチャンスも逃さず内定をつかもう ちなみに第二新卒とは、新卒で就職後おおむね3年くらいに転職を考える若手を指す言葉です。 結論として、新卒カードの有効期限は厳密にはありませんが、1年くらいを目安に考えると良いでしょう。 もし遅れてしまっても、既卒や第二新卒という道があります。若さに加えて、自分の強みや意欲をしっかり伝えることが成功の鍵です。
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Q
- 零細ベンチャーってどんな会社のことですか?
- 零細ベンチャーに明確な定義はないものの、一般的には従業員が10名に満たないような、創業して間もない企業を指します。資金力もまだ発展途上の段階です。 通常のベンチャー企業よりも、さらに初期の立ち上げフェーズにあるとイメージしてください。応募を迷っている場合はメリットとデメリットを理解し、自分に合うかどうかを判断することが大切だと言えます。 成長スピードの速さに伴うメリットとデメリットの把握が必要不可欠 メリットは、少人数ゆえに仕事の幅が非常に広く、その分成長スピードが速いことです。経営者との距離が近く、会社作りそのものに直接かかわれる実感も持てます。 一方、手厚い教育制度は整っていないことが多く、自ら学ぶ自律性がなければ厳しい環境です。また、収入や労働環境が不安定である可能性も考慮すべき点だと言えます。
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Q
- ESのパクリはバレることはありますか?
- 文章だけをみて、それが盗用されたものかを見抜くのは難しいかもしれません。 しかし、ESに書かれている内容と、学生時代にあなたが実際にやってきたこととの間にあまりにもギャップがあったり、面接で深掘りしたときに具体例が出てこなかったりするとすぐにわかります。 参考にする程度であればはOK! 最後は自分の言葉で魂を込めよう もちろん、ほかの人のESを参考にすること自体は、まったく問題ありません。 作り方としては、まず自分の経験やエピソードをリストアップし、そのなかから自分が伝えたい強みや価値観を抽出します。 そのうえで、どう伝えれば良いか悩んだときに、良い表現などを参考にし、自分の言葉で置き直すのが最も良い方法です。