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Q
- 大学生の男です。大学生のうちにやるべきことは何ですか?
- 非常に多くの人が悩む点ですが、大切なのは小さな挑戦を積み重ね、自信をつけることです。 就活でよく聞かれる「サークルの会長」「インターン」といった経験が必須なわけではまったくありません。 採用担当者はそうしたエピソードを聞き飽きている側面もあります。 勉強、アルバイト、趣味、旅行、何でもかまいません。重要なのは、なぜそれに挑戦したのか、その経験から何を学び、どんな自信がついたのかを自分の言葉で語れることです。 やりたいことの棚卸し! 小さなことから始めよう たとえば、アルバイトでお金を貯め、計画から実行まですべて自分の力で完結させる海外一人旅を経験したケースがあります。 これは大学の勉強とは関係ありませんが、「どんな環境でも自分の力で生きていける」という自信につながり、就活でアピールする材料になりました。 もし今、打ち込んでいることがないと感じるなら、自身が挑戦したいけれど、できていないことをリストアップし、できることから始めてみてください。 大学生活で経験の幅を広げることと自分の強みや価値観を知ることが、結果的に就活の、ひいては社会に出てからの自信につながります。
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Q
- 看護師採用試験の証明写真で、前髪はどうするべきですか?
- 清潔感が第一です。履歴書の写真は、採用担当者がきちんとした人物かを判断する最初の材料です。 前髪を上げる(おでこを出す)スタイルが無難です。明るく真面目な印象になりやすく、目元や表情がはっきりと見えるため、良い印象になりやすいです。 髪型に指定はない! 暗い印象になることは避けよう もちろん、前髪を下ろすスタイルが悪いわけではありません。 顔の形や雰囲気によって、下ろしたほうが自然な場合もあります。その場合も、表情が見え、暗い印象にならないことが絶対条件です。 看護師は特に清潔感が求められる職業なので、その点を意識して髪型を整えてください。
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Q
- オンラインの内定者懇親会の服装はどうすれば良いですか?
- 企業側が「私服で良い」と指定しているのであれば、基本的に私服で問題ありません。スーツか私服かで悩むよりも、清潔感があり、TPOをわきまえていることが伝わる服装を選ぶことが最も重要です。 オンライン懇親会は上半身しか映らないため、推奨される服装としては、襟付きのシャツ、ブラウス、カーディガン、シンプルなニットなど、オフィスカジュアルに近い清潔感のある服装が安心です。 逆に、派手な柄物のTシャツ、パーカー、部屋着など、カジュアルすぎる服装は「避けたほうがよ良い」です。 周辺環境が印象を変える! 照明や背景を整えよう また、服装以上にオンラインの環境も印象に影響します。 顔が暗く映らないよう照明を調整したり、カメラのアングルが不適切でないか確認したり、背景がごちゃごちゃしていないか整理、あるいはバーチャル背景を設定したりといった点に注意してください。 服装と併せて、こうした環境面も整えておくと、しっかり準備ができる人という良い印象になります。
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Q
- 就活のメール返信で件名は変えるべきですか?
- これはケースバイケースです。まず、「件名を変えない(『Re:』のまま返信する)場合」ですが、基本はこちらです。 日程調整のやり取りなど、同じテーマの続きである場合は、件名を変えずにそのまま返信してください。そのほうが、企業側はどの用件の続きかをスレッドで管理しやすくなります。 別の用件を聞くときには件名を変えて対応しよう 一方で、件名を変える場合もあります。面接の辞退、日程の変更依頼、あるいはまったく別の質問をするときなど、用件が大きく変わる場合は、「Re:」を消して新しい件名に変更してください。 (例:「面接辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)」「面接日程変更のお願い(〇〇大学 氏名)」など) こうすることで、採用担当者がメールを開かなくても一目で用件を把握でき、見落としを防ぐことにもつながります。
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Q
- 就職に有利なMOSはどの種類を取るべきですか?
- まず取得をおすすめするのは「Excel(エクセル)の一般レベル(スペシャリスト)」です。 特に事務職では、表計算の基本操作や関数をどれだけ使えるかが重視される傾向にあります。 WordやPowerPointも使えればもちろん強みになりますが、汎用性の高さと業務での使用頻度から、まずはExcelを優先するのが良いです。 資料作成ツールも有効! さらなる評価につなげよう また、営業職も視野に入れるのであれば、提案資料の作成などで活用できるツールが挙げられます。 たとえば、「PowerPoint(パワーポイント)」のスキルもアピールできると、さらに評価につながりやすいです。
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Q
- 就活の面接で自分の大学の呼び方はどうすればいいですか?
- 自己紹介などで最初に大学名を伝える際は、「『〇〇大学』と正式名称で呼ぶのが最も無難」で、丁寧な印象になります。 たとえば、「私は、〇〇大学の〇〇学部に在籍しています(氏名)と申します」といった形です。 「うちの大学」といった表現はカジュアルすぎますし、「母校」という表現は、人によって堅苦しいと感じられる場合があるため、避けたほうが良いです。 面接官が大学のOBなら略称を使うことも有効になる 例外として、面接官が偶然同じ大学の出身者であることが判明した場合などは、略称を使うことも良いです。 会話のなかで略称などを用いれば、距離感が縮まる可能性もあるからです。
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Q
- 大学3年の12月から就活を始めるのは遅いですか?
- 不安に感じる気持ちはよくわかりますが、12月スタートでもまったく問題ありません。実際に、その時期から準備を始めて、しっかりと内定を獲得する学生は多くいます。 大切なのは「いつ始めるか」よりも、「スタートが遅れた分、いかに効率的に準備を進めるか」です。 今からできることとして、まずは「自己分析と業界研究」からスタートし、興味のある業界や職種をリストアップして情報収集を進めてください。 3月から対策! 自分のペースで計画を立てよう 続く12月~2月頃で、説明会への参加や、可能であれば短期のインターンシップ(インターン)を経験し、企業理解を深めます。 そして3月以降は、本格的な選考開始に合わせ、エントリーシート(ES)の作成や面接対策にシフトしていく、という流れが現実的です。 周囲と比べて焦る必要はありません。自身のペースで計画を立て、一つひとつ着実に実行していくことが内定への近道です。
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Q
- 配属面談は意味がないというのは本当ですか?
- 元人事担当の立場から伝えると、「意味はなくはない」というのが答えです。 「意味がない」という情報(ネットの口コミなど)は、希望が通らなかった人のネガティブな意見が目立ちやすいため、それだけを鵜呑みにしないほうが賢明です。 もちろん、希望を伝えれば100%かなうわけではありません。会社側の人材配置計画や事業戦略の都合で、希望と異なる配属になることは現実にあります。 キャリア形成に役立つ! 自分の希望は伝えておこう しかし、配属面談には重要な意味があります。 一つは、「人事が本人の意向を把握できる」ことです。 面談で希望を伝えておくことで、会社はあなたの意向を公式に把握します。たとえ初任配属でかなわなくても、今後のキャリアパスを検討するうえでの重要な参考情報となります。 もう一つは、「配属先への情報共有」が可能になることです。 人事から配属先の上司に対し、「本人はこういうキャリアを希望しているが、適性を見てあなたの部署にお願いする。その点を踏まえて育成してほしい」といった、より具体的な申し送りが可能になります。 面談では、自身の強みや経験を整理し、「希望部署でどう活かせるか」「何をしたいか」を具体的に伝えてください。 同時に、「希望とおりにならない可能性も理解している」という柔軟性も示せると、なお良いです。希望を伝えることは、自身のキャリアを築いていくうえで非常に大切なことです。
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Q
- 就職活動の面接で女性はスキッパーシャツを着ても大丈夫ですか?
- スキッパーシャツの着用自体が「マナー違反になることはありません」が、業界や企業文化によって感じる印象が変わる可能性はあります。 たとえば、金融や老舗の大手メーカーといった「保守的な業界」では、フォーマルさが重視されるため、通常のレギュラーカラーシャツのほうが無難です。 一方で、クリエイティブ系やベンチャー企業などの「柔軟な業界」であれば、スキッパーシャツの柔らかい印象が、かえって好意的に受け取られる場合もあります。 清潔感を重視! 表情やカラーにも気をつけて着よう 受ける企業によって使い分けるのも一つの方法です。着用する際は、胸元が開きすぎないか、ボタンの外し方など、「一般的なマナーの範囲で清潔感を保つ」よう注意してください。 色は白や淡いブルーなど、ベーシックなカラーを選ぶと良いです。 服装の細部も大切ですが、やはり最も重要なのは全体の清潔感と、明るい表情です。
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Q
- 早期選考と本選考の違いは何ですか?
- 早期選考と本選考の大きな違いは、実施される「時期」と「進め方」にあります。 早期選考は、その名のとおり通常の選考よりも前倒しで、大学3年生の夏から冬ごろにかけておこなわれることが多いです。 企業側としては優秀な学生を早期に確保したいという狙いがあるため、一部の選考プロセスが省略されます。たとえば、面接回数が少なかったり、グループワークがなかったりします。 一方、本選考は大学3年生の冬から4年生の春にかけて本格化し、より丁寧なステップを踏んで進められるのが一般的です。本選考では、書類選考や、SPIという適性検査などがおこなわれます。 自分の準備状況に合わせて、戦略を立てよう! 選考を戦略的に進めるためには、自分の準備状況を把握することが必要です。 すでに行きたい業界や企業がある程度定まっており、自己分析や志望動機が固まっている学生であれば、早期選考に挑戦する価値は十分にあります。 逆に、まだ自己分析や企業研究が不十分な場合は、焦って応募するよりも、本選考に向けてじっくりと準備を進めるのが賢明です。 いずれにしても、自分の現在地を把握し、どのタイミングで就職活動を進めていくかを判断することが大切です。 自分のやりたいことが決まったら、さまざまな社会人や業界の人と話すことも意識しましょう。