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Q
- 中途の社長面接のコツを教えてください。
- 具体的なスキルや経験、将来のビジョンや経営理念への共感など、書いていただいた内容は、確かに社長面接でもよくたずねられると思います。 社長目線としては、ほかの社員とうまくやっていけそうか、具体的にどういう活躍、どの部署が合っていそうかなどを見ているかもしれません。 これまでの面接との大きな違いはない とはいえ、最終確認として面接をしている可能性もあり、これまでの面接との大きな違いはないので、同じ姿勢で挑んで問題ありません。 ただし、多少は企業の社風などに合わせる発言を織り込んだほうが良いとは思います。
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Q
- 自己分析したら短所しかないんですが……。
- 短所しかない人はいないと思います。どんな人にも良いところはあるので、相談者の人はもしかしたら自分に厳しいのか、自己評価が低いのかなと思いました。 ご自身で長所を見つけるのが難しい場合は、近くにいる友人や家族にたずねてみてください。 客観的な意見を取り入れ、ポジティブに考えよう 自分の長所は、意外と自分では気付いていないものです。「ジョハリの窓」という考え方もあります。 自分だけでネガティブになるなら、人からの意見を取り入れて「自分の新たな長所が見つかるチャンスだ」とポジティブに考えるようにすると良いです。
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Q
- 自己分析の結果ってどう活かせるのでしょうか?
- 自己分析には何段階かありますが、初期だと仮定してお話しします。自分がどんな人なのか、価値観、どんな仕事に向いているのかを見つめるのが最初の自己分析です。 そこから、ガクチカ、志望動機など、より具体的なエピソードの深掘りへと進めていきます。 「なぜ?」「どうなった?」一つの経験から強みを見つけよう たとえば「大学でサークルのリーダーを務めた経験」を選んだら、「なぜその経験をアピールしたいのか」「どのような結果につなかったのか」「自分はどう成長したのか」といったように、多角的な問いを立てて深掘りします。 方法もいろいろあるので、自分の状況に応じてツールやジョハリの窓などを活用し、分析をアップデートしていきましょう。
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Q
- 一次面接関連のメールは返信すべきですか?
- 採用担当者はたくさんのメールを受け取るので、シンプルが基本です。熱意や温度感を伝えたいのはわかりますが、長文はおっしゃるとおり読むのが苦痛なのでやめましょう。 ありきたりのお礼の文章に100文字くらいで「〇〇様とお話しさせていただき、ますます貴社への志望度が高まりました」といった素直な感想を添えるくらいがベターです。 ビジネスメールの基本! 絵文字や感嘆符は避けよう 熱意を伝える際に、絵文字や「♪」「!」などは避けてください。 うれしさを表現したいのはわかりますが、ビジネスメールとしては好ましくありません。
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Q
- OB訪問のルールを教えてください!
- OB訪問のルールとして、まず服装は特に指定がないならリクルートスーツで行くのが無難です。また、はじめてお会いする人の場合は、大学の学部まで伝えると相手も話しやすくなるでしょう。 ES添削はNG! その人にしか聞けない質問をしよう 質問については、「ESを添削してほしい」「HPなどで得られる情報をたずねる」という2点はやらない方が良いです。ES添削は、相手の負担が大きく、また公平性の観点からも失礼にあたります。 逆に、「実際に働いてみての感想」「どこにやりがいを感じているか」など、その人にしかたずねられない内容が良いですし、相手も話しやすいです。
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Q
- 面接で落ちたフラグってどんなものですか?
- 人が人を面接している時点で、誰に対してもいえる落ちたフラグはありません。 反応が薄いというのも、そういう性格の可能性や、公平性を保つために誰に対しても同じテンションにあえてしていることもあります。 時間は有限! 目の前の反応がすべてではないと心に留めて また、合否はその場の面接官一人で決定されるとは限りません。面接の様子を録画し、複数の担当者で評価するケースもあるため、目の前の面接官の反応だけがすべてではないのです。 結果が出るまで気になっていろいろ検索するより、次の対策に時間を割いた方が効率的です。
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Q
- 自己PRで「チャレンジ精神旺盛」はあり?
- 私は大いにありだと思います。自己PRでほかの人と内容が被ってしまうのは、ある程度仕方のないことです。 強みというのは、結局のところ10〜20パターンくらいしかなく、必ず誰かとは被ります。 ですから、そこは割り切って、エピソードをいかに具体的に語り、自分の人柄が伝わるようにするかが重要です。 「チャレンジ精神旺盛」という言葉自体は抽象的かもしれませんが、それで話が終わるわけではありません。その前後の文脈、つまり具体的なエピソードが非常に大切になります。 言葉の裏に注意! 伝え方で印象は変わる どのような言葉であっても、裏を読もうとする人はいます。私の経験上、採用担当者のなかには、そういう視点で見る人もいるかもしれません。 たとえば、「常にあたらしいことに挑戦したい」という伝え方だと、ご指摘のように飽きっぽい印象を与える可能性があります。 そうではなく、「一つの事柄を起点として、そこから派生するさまざまな事柄に積極的にかかわり、最終的に大きな成果につなげるのが好きです」といったように、アピールの仕方を工夫することが重要です。 どんな言葉を使うかよりも、その言葉にどのような意味を持たせ、どのように伝えるかが大切です。裏を読まれないように、エピソードを通じて正確に伝えることが重要と言えるでしょう。
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Q
- 社会人の自己紹介でどのような項目を話せば良いですか?
- 大学の講義でも、マスコミ業界を目指す学生向けに自己紹介の指導を私はしていますが、まず大前提として、1分以内にまとめることが重要です。 だらだらと話すのは最もよくありません。話す内容は、相手や状況によって変えるべきです。 たとえば、学閥が強い会社であれば出身大学を言うのが有効な場合もありますが、逆にそれを快く思わない人もいます。 空気を読んで、趣味や自分の性格などを簡潔に1分くらいで話すのが無難でしょう。 相手の立場を考慮! 部署で変える自己紹介 年配の人が多い部署などでは、私だったら、あまり出身大学などを前面に出さず、趣味や仕事への意気込み、自分の性格などを話すのが良いでしょう。 逆に、上司に対してであれば、出身地など自分のバックボーンがわかるような情報を伝えても良いかもしれません。 相手が何を重視する人なのかを見極めて話す内容を変えるのが大切です。
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Q
- 自己PRで話せるエピソードがないときはどうすれば良いですか?
- どのような会社を受けるかにもよりますが、私がこれまで多くの学生を見てきた経験から言えば、企業側は必ずしも「サークルでリーダーをやっていました」といった華々しい成果を求めているわけではありません。 むしろ、そういう話は少し疑わしく思われることさえあります。重要なのは、自分の経験を深く掘り下げることです。 その当たり前は本当に当たり前なのか疑う視点を持とう! 個性を伝える経験は身近にある たとえば、「大学時代、毎日自分でお弁当を作っていた」といったことでも立派なアピールになります。 「大学生になって自分の選択を自分でするようになった」「一人暮らしをはじめて毎日部屋を掃除している」など、自分にとっては当たり前のことでも、他人からみればすごいことである可能性は十分にあります。 日々の暮らしのなかで、人と比べて特筆すべき点を見つけ出し、深掘りしてみましょう。派手なエピソードよりも、そういう地道な努力の方がかえって印象に残ることもあります。 ただし、非常に活気のあるITベンチャーのような企業では、少し毛色が違うかもしれませんが、多くの企業では個性として評価されるはずです。サークルやアルバイトといったわかりやすい活動以外でも、アピールできることはあるのです。 友人に相談してみるのも良い方法です。たとえば、私が指導している女子大生でよくあるのは「ダイエットに成功した」というエピソードです。 「就職後に制服が着られなかったら困るからダイエットした」というように、就職活動とからめて話すこともできます。 もちろん、それがダイエットの本当の理由ではないかもしれませんが、「ダイエットを通して自己管理能力が身に付いた」というように、話を展開することは可能です。 何もしていないよりは、そういう経験でも十分にアピールになります。
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Q
- 履歴書とESの内容がかぶるのは問題ないのでしょうか?
- 同時に提出するのか、それとも提出タイミングが異なるのかで変わってきます。 私がこれまで求職者指導をした経験から言うと、よくあるケースとしては、エントリー時点ではWebサイトうえで事前に用意したESを提出し、それが通過したら改めて履歴書を提出するという流れです。 この場合は、内容は少し変えた方が良いでしょう。 企業の意図を注意深く察知! 手抜きの印象になるのは避けよう 同時に提出する場合でも、まったく同じ内容であれば片方だけで良いはずなので、企業が両方の提出を求めるのには何かしら意図があるはずです。 同じ内容にしてしまうと、手抜きだと思われる可能性があると私は考えます。 どちらが良いかは、その人の好みだと思います。 ただ、私の経験上、多くの学生はそんなにたくさんのエピソードを持っているわけではないと思うので、結果的に肉付けするかたちになることが多いのではないでしょうか。 個人的には、面接時間は30分くらいと意外と長いので、話題提供という意味でいろんなネタを散りばめておくほうが、面接官にとっては話しやすく、採用につながりやすいと思います。 さまざまな角度から人柄を知ってもらえた方が得だと私は考えます。エピソードがたくさんあればそれぞれ別のものを、なければ同じテーマを深掘りしたり切り口を変えたりするのが良いでしょう。