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Q
- 面接で落ちた理由を聞くのはマナー違反でしょうか?
- 面接で不合格になった理由は、基本的に開示されません。したがって、それを聞くことは、一般的にはマナー違反ととらえられます。 合否の理由は企業側の評価基準にもとづくものであり、開示される情報ではないからです。 それでも聞きたいということであれば止めませんが、企業側からは「変わった学生だ」という印象を持たれる可能性が高いでしょう。 「なぜ私は不合格になったのですか」と聞かれても、企業側も困ります。私も採用する立場ですが、もしそのような質問を受けたら、「この人は何を考えているのだろう」と思ってしまうでしょう。 また、昨今はWebでの情報拡散も早いため、不用意な回答は控えるのが一般的です。 自己分析が成長に直結する! 企業に頼らず自分で解決しよう 不合格の原因を分析する場合は、「どういった質問をされたときに焦ったか」などを振り返ってみましょう。 自己分析ができない限り、同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。自分自身に焦点を当てて改善していくことが非常に大切です。 理由を聞くことも一つの手段かもしれませんが、明確な回答は得られないと考えたほうが良いでしょう。
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Q
- 面接で「将来の夢がない」と答えるのは不利になりますか?
- 「将来の夢がない」と答えることが不利になるかという質問ですが、この「将来」をどのようにとらえるかが重要となります。つまり、何年後の話なのか、ということです。 もし、将来の夢がない場合は、「御社に入社して何カ月後には、このようなことを達成したい」というように、より具体的な目標に置き換えて回答するのが良いでしょう。 壮大な夢を考えがちですが、そうではなく、数年後の自分の姿やキャリアプランを具体的に示すということが求められています。 将来の夢は何でも良いわけではない! 企業の方針とマッチしたものを話そう あるいは、何年後にはこのような先輩になりたい、といったロールモデルを提示するのも良いかもしれません。最近では、企業のホームページ(HP)にロールモデルとなる社員を紹介しているケースも多いです。 たとえば、「5年後の目標としては、御社のHPに掲載されている〇〇さんのような先輩社員を目指したいです。なぜなら……」というように、その人の働き方や考え方に共感する点を具体的に話すと、良い回答になるのではないでしょうか。 回答内容として適しているのかの判断材料としては、それが企業の方針とずれていないかという点が重要となってきます。企業の方針とずれていると、就職活動では良い印象を持たれません。 たとえば、極端な話ですが、「5年後に独立したいです」と言って採用されるかというと、難しいでしょう。企業はコストをかけて人材を教育するので、そういった視点も考慮する必要があります。
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Q
- 長所と短所に一貫性がないとダメですか?
- 長所と短所には一貫性があったほうが良いと思います。 なぜなら、面接で一貫性がないと、さまざまな角度から質問された際に回答に困り、結果的に長所と短所の説明が破綻してしまう可能性があるからです。 詰められていくうちに、矛盾した回答をしてしまうこともあり得るので、一貫性を持った回答をするのが望ましいでしょう。 また、自分が困らないようにという点もそうですが、一貫性のある回答のほうが面接官からの信頼性も高まります。 自己分析が大切! 過去の経験から「自分軸」を見つけ出そう 一貫性を持たせるための自己分析としては、過去の経験から自身の長所や短所を見つけていくのが比較的簡単かもしれません。やはり事実、体験談から探していくのが良いでしょう。 たとえば、失敗した経験は短所に、何かを成し遂げて成功した経験やうれしかった経験は長所に結びつきやすいです。 長所に関しては、自身の感情に寄り添って、好きなことなどから考えてみると見つけやすいかと思います。 面接で話すという観点で考えすぎてしまい、本来の自分からブレてしまうことがあるので、改めて自己分析をして軸を見つけてみましょう。
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Q
- 面接で嘘をついたのですが落ちますか?
- 面接で嘘をついたこと自体が、直接的に不合格につながるわけではありません。 しかし、その嘘が、入社前のOB訪問などで発覚する可能性があります。また、入社後に発覚するリスクも当然あるでしょう。 就職活動が早期化している昨今では、企業との接点も増えるため、嘘が露見する可能性は高まっています。 このように非常にリスクが高いです。そして、仮に入社できたとしても、その後の自身のキャリアに傷がつく可能性があるため、嘘はやめたほうが賢明だと思います。 もし嘘が発覚した場合は、基本的に選考結果に反映されると思っておきましょう。 面接では事実をベースに表現を工夫してアピールすることが大切 いくら入社したい企業であっても、嘘をつくのは避けるべきでしょう。 自分をよく見せるためのブランディングとして、表現を工夫することは必要だと思いますが、実際にしていないことをしたというのはNGです。 たとえば、クラブ活動で「団体戦の補欠メンバーだったが、大会で活躍した」という話があったとします。 補欠メンバーとして登録されていた事実は問題ありませんが、重要なのは「どのように貢献したか」を具体的に伝えることです。 レギュラーでなくても、サポートする立場や補欠としての役割があり、それをきちんと果たしたことを伝えるのが重要となります。 事実と異なる部分が出てきてしまうような誇張は避けるべきだということです。
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Q
- ブライダル業界は終わりだというのは本当ですか?
- 「ブライダル業界がダメだ」や、「潰れる業界何選」などの情報がありますが、実際にそれ通りに潰れている業界はほとんどないのが現実です。 ブライダル業界のなかで、新しいことに取り組まれるようなところに関しては事実事業を伸ばしています。 したがって、「業界が終わっている」という表現は適切ではないかもしれません。 たとえば、結婚式を挙げない人が増えているとはいえ、すべての人がそうだというわけではありません。ブライダル業界に関心があり、そこで働きたいという思いがあるのであれば、目指すことは全然問題ありません。 業界市場の変化をとらえ納得のいく企業を選びをしよう! ただし、その際には業界の将来性を見極めることが非常に重要です。入念に企業分析をおこない、ご自身の目指す方向性に合っているかどうかを確認する必要があります。 また、そもそも「ブライダル業界にはそれほど興味がない」ということであれば、その選択肢を自らの進路から除外するのも一つの判断だと思います。 現在はSNSの情報に影響を受けやすい環境ですが、その情報に振り回されすぎないよう注意が必要です。可能であれば、一度インターンシップなどに参加し、実際に現場を体験してみるのも良い方法です。 自分自身の目と感覚で業界を理解することが、最終的には最も有益な判断材料となるでしょう。
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Q
- 事務職の職務経歴は、面接でどのように話すべきですか?
- 事務職への転職ですね。面接で職務経歴について話す際は、まず、前職で事務職としてどのような経験を積んできたかを具体的に述べることが基本です。 そのうえで、事務職は直接的に利益を生み出す部門ではないため、「このような改善をおこないました」といった具体的なエピソードを交えてアピールすると良いでしょう。 貢献した話や保有資格を企業で活かせるように話そう たとえば、コストダウンに取り組んだ経験などは、事務職としての付加価値になります。実績としてアピールしづらい職種ですが、そういった工夫を面接で伝えることが有効です。 また、事務職に必要な資格などを保有していれば、それも話のなかで触れると良いでしょう。これまでの経験や保有資格を、どのようにその企業で活かせるのかを明確に伝えることが大切です。
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Q
- エネルギー業界はやめとけと言われる理由が知りたいです。
- 「エネルギー業界はやめておけ」と言われた理由を知りたいという質問に対する答えは、非常に難しいものです。ただ、そのように言われる背景にはいくつかの要因があると考えられます。 まず一つには、体育会系の風土があるという点が挙げられます。海外出張が多いという点も、人によっては負担に感じるかもしれません。 また、エネルギー業界のなかには、物流にかかわる業務も含まれます。さらには、船での業務に長期間従事し、陸地にほとんど降りられないというような働き方も存在するのです。 周りの意見を鵜吞みにせず自分にとってどうなのか 前半で述べた通り、エネルギー業界といっても実際には多様な職種があります。したがって、「エネルギー業界が悪い」と一概に決めつけるのではなく、そのように言った人が具体的に何を問題視して「悪い」と考えたのかを把握することが重要です。 そして、自ら業界分析をおこない、幅広く情報収集をしたうえで、自分自身で「就職をやめておいたほうが良いのか」を判断するようにしましょう。 エネルギー業界はインフラにかかわるため、給与面では比較的良いとされていますが、その分、社会を支える責任の重さを感じる場面も多く、その点にプレッシャーを感じる人もいます。 そのため、まずは業界の実態をきちんと理解し、なぜ「やめておけ」という意見があるのかを自分なりに探るとともに、自分にとってその業界にどのような魅力や適性があるのかを見極めることが大切です。 このような視点の転換が、今後の進路選択において非常に有益なものになります。
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Q
- 新しい仕事への不安を乗り越えるにはどうしたら良いですか?
- 新しい仕事への不安を乗り越えるには、まずその新しい仕事の内容をよく知ることが大切です。 業務や事業の内容を深く知ることで、自分にできる部分とできない部分が明確になってきます。 少しずつ慣れることで不安解消に! 周囲の人も味方につけよう 新しい仕事では、できない部分が心理的に大きく感じてしまうことが多いものです。何が自分に足りないのかをきちんと把握していくことで、徐々に乗り越えることができるようになります。 また、これも簡単なことではありませんが、慣れも新しい仕事への不安を解消できる大きな要素の一つです。 まだわからないことや1人でこなせない仕事でも、周りの人を頼って乗り越えましょう。新しい職場であれば、きっと周りの人たちも質問者さんのことを気にかけてくれるはずですよ。
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Q
- 人手不足の業界であれば未経験でも就職できますか?
- 人手不足の業界において、現在は外国人労働者が多く活躍している職種です。このことは最近話題になっていると思います。 たとえば介護や、2027年以降に問題が顕在化するといわれている倉庫内作業、トラックの運転手といった物流関係などは、常に募集があるので、未経験での就職は十分に可能です。 今ある経験やスキルを活かすかどうかも踏まえたうえで進路を決めよう ただ、質問者さんはせっかく営業経験があるとのことなので、そのスキルを活かすのか、それとも一度リセットして本当にやりたいことを見つけるのかをまずは考えるべきだと私は思います。 その進み方を考えて、明確にしてから転職活動を始めるのが良いですね。
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Q
- 就活で大学院卒って不利になりますか?
- 大学院卒であるという事実だけで、就職活動が不利になることはありません。 大学院生は学部生よりも専門的な研究に取り組むことになります。大学院では、質問者さんが深く研究したい、または取り組みたいと思える専門分野の知識を追求することができるのです。 そのため、大学院に進んでから就職する際には、自身が学んだ専門知識を活かせる企業を選択することが望ましいと考えられます。就職活動において、大学院卒者はその専門性の高さを評価される傾向にあるからです。 就職への有利・不利だけでなく費用面や進学への気持ちも考慮すべし ただし、質問者さんの場合は大学院への進学を迷われているとのことなので、良い面だけを見て安易に進学を選ぶべきではありません。家庭の事情や経済的な側面も考慮する必要があるため、慎重に検討することが大切です。 しかし、大学院で本当に研究したいことや学びたいことがあるのなら、進学を選んだほうが、将来振り返ったときに後悔が少なくなると思いますよ。 大学や大学院での学びは、多くの場合、人生で一度きりの貴重な機会となるものです。一方、職業選択においては、将来的に転職という選択肢も考慮に入れることができます。 学費や大学院に進んだ後の生活などの面も現実的に考えながら、後悔の無い選択をできるようにしましょう。