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Q
- 面接で就活の軸を聞かれたら何と答えれば良いでしょうか?
- 面接で就活の軸を聞かれて、ありきたりな答えしか思いつかないと悩む人は多いです。 その場合、就職活動という狭い範囲で考えるのではなく、自分の人生の軸は何か、という広い視点で考えてみることをおすすめします。 あなたが人生において何を大切にし、どのような状態でありたいかを考えることが、説得力のある軸を見つける近道です。 そのうえで、あなたの軸が個人の軸なのか、社会への軸なのかを明確にすると、より話が具体的になります。 なぜその軸を尊重したいのかをエピソード付きで語ると説得力UP たとえば、「ワークライフバランスを大切にし、プライベートも充実させたい」というのは立派な個人の軸です。 一方で、「自分のスキルを活かして、社会が抱える〇〇という課題を解決したい」というのは社会への軸といえます。 どちらが優れているというわけではありません。大切なのは、その軸がなぜあなたにとって重要なのか、具体的な経験を交えて語れることです。 特に社会への軸を語る場合は、そのためにどのようなスキルや経験を培ってきたかを付け加えることで、単なる理想論ではない、地に足のついたアピールになります。
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Q
- OB・OG訪問をすると企業から優遇されることはありますか?
- OB・OG訪問をおこなうと、企業に「この学生は自社に強い関心を持って、わざわざ足を運んでくれた」という記録が残ります。 その意味で、「積極的な学生である」というポジティブな印象を与えることができ、選考において多少の加点になる可能性はあります。 熱意のアピールという点では、間違いなく有効なアクションです。 しかし、それが選考結果を左右するほど決定的に有利に働くかというと、そうとは限りません。あくまで良いスタートダッシュが切れる、というくらいにとらえておくのが良いです。 本当の勝負は面接から! スタートダッシュを活かす意識が大事 たとえば、OB・OG訪問での印象が良くても、その後のエントリーシート(ES)の内容が薄かったり、面接での受け答えが不十分だったりすれば、評価は一気に下がってしまいます。 最終的には、あなたがその企業でどのように活躍したいのか、そして企業側があなたを採用してどのように活躍してほしいと考えるのか、そのマッチングがすべてです。 また、OB・OG訪問をきっかけに早期選考の案内が来ることもありますが、それは学生個人への優遇とは言い切れません。 優秀な人材を他社に先駆けて確保したいという企業側の採用戦略の側面が強いと考えられます。
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Q
- グループワークで学んだことの書き方はどうすれば良いでしょうか?
- グループワークで何を学んだかを文章にするとき、何から書けば良いかわからなくなってしまう気持ちも良くわかります。 そのようなときは難しく考えず、自分の感情を起点にすることをおすすめです。 たとえば、ワークが終わったときに、素直に「楽しかった」「難しかった」「うれしかった」「悔しかった」など、何かしらの感情が動いたはずです。 まずは、その感情を書き出してみてください。次に、「なぜそう感じたのか?」と自分に問いかけ、その理由を掘り下げていきます。 嘘のない自分の言葉で書こう! 面接での深掘りにも強くなる たとえば、「難しかった」と感じたなら、「なぜ難しかったのか?」→「自分の知識不足で、議論にうまく貢献できなかったから」→「だから、次はもっとこの分野について勉強したいと思った」というように、思考を連鎖させていくのです。 このプロセスを経ることで、単なる感想ではなく、課題の自己認識と今後の成長意欲という、具体的な学びのアピールに昇華させることができます。 何より、自分の本当の感情から出発しているので、そこに嘘はありません。そのため、面接で深掘りされたときにも、自信を持って自分の言葉で語ることができるのです。
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Q
- OB訪問で他の人を紹介してもらうのは失礼ですか?
- OB訪問でお会いした人から、さらに別の人を紹介してもらうことは、まったく失礼にはあたりません。 むしろ、それだけ企業への関心が高いことの表れとして、好意的にとらえられることのほうが多いでしょう。 一つの部署だけでなく、さまざまな部署で働く社員の話を聞きたいと思うのは、企業理解を深めるうえで非常に自然なことです。 本人に直接頼むのはNG! 企業や大学を通しておこなおう ただし、その頼み方には配慮が必要です。最も避けるべきなのは、お会いしたOBの人に、その場で直接「別の方を紹介してください」とお願いすることです。 なぜなら、OB個人に、さらに別の人を紹介する段取りまでお願いするのは、相手に過度な負担をかけてしまうからです。 スマートな方法は、OB訪問を仲介してくれた企業の採用担当者や、大学のキャリアセンターなどを通じて、改めて依頼することです。 その際、「先日お会いした営業部の〇〇様のお話が大変興味深く、御社への思いがますます強くなりました。もし可能でしたら、次は開発部の方のお話もお伺いし、さらに理解を深めたいのですが、ご調整いただくことは可能でしょうか」といった形で、前向きな理由を添えると良いでしょう。
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Q
- グループワークの利点は何ですか?
- 企業が選考過程でグループワークを実施する最大の利点は、個別の面接だけではわからない学生の集団のなかでの振る舞いを見ることができる点にあります。 書類や面接では、誰もが「協調性があります」「リーダーシップを発揮できます」とアピールできます。しかし、それが本当かどうかは、実際の集団行動のなかでしかわかりません。 企業が見ているのは、単にリーダーシップがあるか否かだけではありません。 議論を活性化させるために率先してアイデアを出す人、意見が対立したときに間に入って調整する人、時間内に結論が出るよう議論をまとめる人など、その人がチームのなかでどのような役割を果たす人物なのかを多角的に評価しています。 自分の得意な動き方を把握して積極的にアピールしよう! だからこそ、グループワークに参加する前には、自身がどのような役割を得意としているのかを自己分析しておくことが非常に重要です。 リーダーシップを発揮するのが得意なら、積極的に議論を引っ張っていくべきですし、人の意見を聞いてまとめるのが得意なら、書記や調整役を買って出ると良いでしょう。 自分の得意な役割を意識して積極的に取り組んで、あなたの持つスキルや個性を効果的にアピールしましょう。
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Q
- 面接対策は暗記ではダメでしょうか?
- 話す内容をすべて丸暗記して面接に臨むのは、非常にリスクが高いのでおすすめしません。 なぜなら、少しでも想定外の質問をされたときに、頭が真っ白になって何も答えられなくなってしまうからです。 また、暗記した内容を話すとどうしても棒読みになりがちで、あなたの熱意や人柄が面接官に伝わりにくくなってしまいます。 面接で大切なのは、暗記した文章を正確に再生することではなく、面接官とのコミュニケーションのなかで、臨機応変に自分の考えを伝えることです。 経験と感情をセットにしてキーワードで覚えよう では、どう準備すれば良いかというと、キーワードで覚える方法が有効です。 話したいエピソードの要点を三つくらいのキーワードに絞り、そのキーワードをもとに、自分の言葉で話す練習を繰り返しましょう。 その際、難しい言葉を使おうとせず、自身の経験や感情と結び付けておくことがポイントです。 「あのとき一番うれしかった」「悔しくて、次はこうしようと決意した」など、感情に触れた部分を起点にすると、記憶に残りやすく、言葉にも熱がこもります。 面接はプレゼンテーションの場ではなく、対話の場であるということを忘れないでください。
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Q
- 就活の面接で「気になるニュース」を質問されたらどのように答えれば良いでしょうか?
- 普段は芸能ニュースしか見ない人が、この質問をされると焦りますよね。理想を言えば、志望する業界に関連したニュースについて、自分なりの見解を述べられるのがベストです。 しかし、付け焼き刃の知識で無理に経済や政治のニュースを語ろうとすると、面接官からの深掘りに対応できず、かえって評価を下げてしまうリスクがあります。 一般的な話題を出して誠実な受け答えをしよう そこでおすすめしたいのは、無理に背伸びをせず、誰もが知っているような一般的な話題やトレンドニュースを取り上げるという方法です。 たとえば、GoogleやXなどで話題になっているニュースであれば、面接官も知っている可能性が高く、コミュニケーションのキャッチボールがしやすくなります。 この質問の意図は、あなたの情報感度や社会への関心度を測ることですが、同時に、予期せぬ質問に対する対応力も見ています。 知ったかぶりをして墓穴を掘るくらいなら、誠実な態度で、円滑な対話をすることを優先するほうが賢明な戦略といえるでしょう。
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Q
- グループワークの感想はどう伝えるのが良いですか?
- グループワークの後に感想を求められた際、「楽しかったです」「難しかったです」といった一言で終わらせてしまうのは、非常にもったいないです。 その感想に、具体的な学びや今後の意欲を付け加えることで、あなたのアピール度は格段に上がります。 たとえば、楽しかったのであれば、「多様な意見をまとめるプロセスで、自分の意見を押し通すだけでなく、他者の意見の意図をくみ取ることの重要性を学び、非常に楽しかったです」というように、楽しさの根拠を具体的に説明しましょう。 自分の感情を深掘りして説得力のある感想を作ろう 「難しかった」と感じた場合も同様です。 「〇〇という部分の知識が不足しており、議論に貢献できなかった点が難しく、悔しく感じました。この経験をバネに、今後は〇〇について深く勉強していきたいと思いました」と伝えれば、課題を自己認識し、次につなげようとする前向きな姿勢を見せることができます。 このように、自身の感情が動いたポイントを深掘りし、なぜそう感じたのかを言語化することで、ありきたりではない、説得力のある感想にしていきましょう。
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Q
- 登録不要でできる自己分析ツールはありますか?
- Webサイトやアプリを使った自己分析ツールは手軽で便利ですが、個人情報の登録に抵抗を感じる人もいるでしょう。 そのような場合は、無理にデジタルツールを使う必要はありません。書店で販売されている、自己分析関連の書籍を活用することをおすすめします。 書籍であれば、個人情報を入力する必要は一切なく、自分のペースでじっくりと取り組むことができます。 さまざまな出版社から、多種多様な切り口の自己分析本が出版されているので、まずは大きな書店に足を運んでみてください。 そこで、実際に本を手に取り、内容をパラパラと見てみましょう。デザインや構成、問いかけのスタイルなど、自身が「これならやりやすそう」「面白そう」と感じる一冊を選ぶことが大切です。 自分に合った本を選んで主体的に自己分析を進めよう このように、自分に合うツールを能動的に探すという行動そのものが、すでに自己分析の第一歩と言えます。 購入した本に直接書き込みながら、自分だけの分析ノートを作り上げていくことで、デジタルツールとはまた違った深い自己理解を得られるはずです。 自分に合ったツールとやり方で自己分析を進めていきましょう。
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Q
- 就活の一次面接が電話で実施されることはありますか?
- 正直なところ、現代の就職活動において、面接が電話のみで実施されるケースは非常にまれです。ほとんどの場合は、対面かWeb面接のどちらかでしょう。 しかし、もし電話面接が設定されたとすれば、それは企業側が特別な意図を持っていると考えられます。最も可能性が高いのは、あなたの電話応対のスキルそのものを評価しているケースです。 特に、コールセンターのオペレーターや営業職など、電話でのコミュニケーションが業務の主軸となる職種では、選考の一環として電話面接がおこなわれることが想定されます。 声のトーン、言葉遣い、話すスピードなど、声だけで相手に与える印象が厳しくチェックされるでしょう。 メモを見てもOK! 電話面接の利点を活かして対応しよう 一方で、電話面接には学生にとっての利点もあります。 それは、Web面接とは違い、手元にエントリーシート(ES)や企業の資料を置いても、相手にはわからないという点です。話すべき内容をまとめたメモを用意しておけば、落ち着いて応答することができます。 もし秘書検定などの資格を持っていれば、その知識を活かした丁寧な電話マナーを実践することで、高い評価を得られるチャンスにもなります。