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Q
- 仕事を辞めて、逃げたことを後悔しています。
- 私はそれを逃げでなはいと思います。自分の心と体を大切にしようとした立派な行動です。どうか自分の選択に自信を持ってください。 人生は長いです。過去の経験が繋がってこれからの未来が作られていきます。無駄な経験ということはないので、これから先をどうしていきたいか考えてきましょう。 過去と他人は変えられませんが自分と未来は変えられます。 これからのキャリアを考えるために、改めて自己分析をやってみるといいです。学生時代や、以前の職場を振り返り自分はどういうことが好きで、どういうことが苦手なのか振り返ってみてください。そうすることで自分が改めて大切にしているものが見えてきます。 必要なら誰かに頼る! 仕事で大事にする価値観を見つけよう 働くうえで大切にしたい価値観は人ぞれぞれ違います。仕事内容を重視する人もいれば、職場の人間関係が一番という人、職場の環境が大事という人もします。 もしかしたら以前の職場は、自分が大切にしたいものと会社との間に不一致があったかもしれません。 仕事内容、人間関係、環境すべてが自分の理想であるのが一番なのですが、なかなかそのような環境は難しいので、大切にしたいことに優先順位をつけられると自分の働き方、キャリアの目指す方向がクリアになっていきます。 一人で考えるのが難しいというときはキャリアコンサルタントが手伝うので、ハローワークや、キャリア相談を気軽に利用してください。
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Q
- 人間観察力を自己PRでアピールするにはどうすれば良いですか?
- 人間観察ができる能力は、私は立派な強みだと思います。 私自身の経験からも、「どういう気持ちで行動しているのか」「今つらい状況なんじゃないかな」と観察し、見立てることでトラブルを未然に防ぐことができ、人との関係性が良くなった経験があります。 ただ、質問で言っているように、人間観察力という言葉だけだと面接官側はどのように仕事に活かせるのかイメージがしにくいでしょう。 質問にあるように、顧客のニーズを先読みして対応、チーム内の課題に気付き、改善に貢献という具体的なエピソードを語ることで十分伝えることができます。 人間観察でわかったことに加えて取った行動と成果を伝えよう 企業にもたらすことのできるメリットを伝える際のポイントは、人間観察でわかったこと、見立てに対して取った行動、成果をセットにすることです。 たとえば、「アルバイトでお客様とやりとりするなかで、顧客のニーズをつかむことができ、商品発注を店長に提案したところお店の売り上げを◯%上げることができた。」という形です。 ほかにも、「サークルのチーム内に根っこの思いは同じだが、やり方が食い違って険悪になってしまう2人がいた。対話の機会を作り、関係構築に貢献した。結果チームの絆が深まり、心理的安全性を確保できた。」といったように3つのフレームで考えてみてください。
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Q
- 入社後やりたいことがないのはまずいですか?
- やりたいことがある人のほうが、入社の熱意を伝えることができますね。 自分はどうしたいのかな、と考えることがまず最初の一歩です。 自分の将来に対してアンテナが立つと、いろいろな情報に触れるたびに「これ良いな」「これは違うな」とありたい姿をイメージして取捨選択できるようになります。 過去の経験や感情を振り返ることで自分の好みがわかる 具体的にやりたいことを見つけるために、自分史を振り返る、人生グラフを作成するといった自己分析をやってみてください。 そうすると自分がどんなときに幸福感が高まるのか、どんなときにモチベーションが下がるのかを可視化することができます。 過去の振り返りが終わったら、現在の自分について分析してみましょう。どのようなことに興味があるのか、どんなことをするのが好きなのか普段の時間の使い方や、感情に着目すると見えてきます。 私の場合は、「勉強についていけない」という経験をしたことが原点となり、「子どもたちが楽しいと思える学びの場を作りたい」と思うようになりました。 勉強ができなかったことは当時弱みでしたが、わからない子の気持ちがわかるのことが今は強みになり、私のやりたいことになりました。 成功体験だけでなく、失敗体験もやりたいことにつながります。自分がやりたいこと、できることがわかると人生が楽しくなります。まずはゆっくり自分と対話してみてください。
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Q
- 主体性を持って行動することを自己PRでアピールするにはどうすれば良いですか?
- 主体性はどんな仕事に就く際にも必要となる力です。主体性という言葉で十分伝わるので、自分らしい主体性を発揮したエピソードを厳選してみましょう。 主体性とは、受け身ではなく自ら考え、進んで行動できることです。まずはサークル活動、アルバイト、学業それぞれでどのような主体性を発揮していたか振り返りをしてみてください。 自己PRでアピールする際には入社後、仕事のなかで再現性があることを伝えたいです。 希望する業界、職種の特徴を踏まえて同じような境遇のエピソードを選べるといいです。たとえば、チームの中で与えられたミッションをクリアできるように主体性を発揮した、学業では個人に課されるタスクを達成するために主体的に行動した、お客様に喜んでもらうために自ら考えて動いたなどが挙げられます。 具体的な情報を加えて相手にも伝わるように話そう エピソードが決まったら、今度は具体的な情報、感情を盛り込んで構成していきます。 主体性のアピールはややもすると主観的な表現になりがちです。置かれていた立場、状況、主体的にとった行動について数字を使って説明し、面接官と共通認識を作るようにしてください。 さらに、第三者からのセリフを入れるなどすると、主体性を周りからも評価されているあなたの強みとして伝えることができます。
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Q
- 自己PRパワポ、構成はどうすれば?
- スライド作成のポイントとしては、話す文字をすべてスライドに書かないことです。 パワポの資料は相手に読んでもらう資料ではありません。大量に文字が書かれているスライドは読み手が字を追うのに一生懸命になってしまい、話し手の言葉も頭に入ってきません。 文章ではなく箇条書きにする、説明したいことは自分の言葉で説明していくスタンスが良いです。 また、写真やイラストを入れて、パッと見たところでどんなことが書いてあるのかイメージできるデザインを心掛けてください。 ベースはPREP法! 視覚で惹き付けてストーリーを話そう 構成についてはこれが正解というものはありません。 しかし、口頭や文章での自己PRはPREP法で構成することが多いので、まずはこの構成からスタートするのが取り組みやすいでしょう。 キーワードや、自分の強みを先に持ってきて、それについて聞きたいなという心理にさせて、その後に強みを説明する具体的なストーリーを語っていきましょう。 なんと言ってもパワポを使える利点は写真や動画を組み込める点です。実際に見てもらうことで共感を得ることができます。 慣れてきたらPREPの順番を入れ替えてみるのもありです。受ける印象が変わってきますので、相手にどう印象付けたいか戦略を立ててみてください。
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Q
- 添削しないままエントリーシートを出すのは危険ですか?
- 自分の文章を客観的に見ることができているのであれば、まったく問題ないと思います。私が学生のときも、誰かにESを添削してもらうことはありませんでした。 ただ、文章を書くのが苦手だと感じていたり、これまでESがなかなか通過しなかった経験があったりする場合は、ESを添削する視点に偏りがある可能性があります。そういった場合は、第三者の目で見てもらうことをおすすめします。 書類選考の通過に課題を感じている場合、第三者に見てもらうことで新たな課題が判明することもあるのです。 添削サービスや専門家の力を借りてブラッシュアップしよう 実際にESを添削する際、友人に見てもらう以外にも、活用できるサービスがあります。最近ではChatGPTのようなAIも非常に進化しているため、的確な指摘をもらえる可能性が高いです。 また、大学のキャリアセンターにはキャリアコンサルタントがいるケースが多いため、そういった専門家に見てもらって完成度を高めていきましょう。
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Q
- 仕事を頑張れない、ついていけないと感じるのですが、どうすれば良いでしょうか?
- 周りと比べると焦ってしまいますよね。 私の好きな言葉で「人は強みで必要とされ、弱みで愛される」というものがあります。 強みがないといけないとついつい完璧を目指してしまいがちなのですが、仕事をするうえで弱みを持っていることも実はものすごく大切なことだと思います。 仕事は誰かの弱みを強みで補い合うことです。相談者様の存在も必ず必要とされているので自信を持ってください。 ついていけないの背景を見つめることが解決の一歩に 仕事のどんなところがきついか一度棚卸してみてください。 新しいことはどんなことを覚えないといけないのか、周りから自分に寄せられている期待は何か、改めて言葉にしてみると自分の頭のなかで考えていたことよりは、意外と難しくないかもと気づくことができます。 仕事の生産性を上げるためには生成AI(人工知能)を活用してみてください。 苦手とすることは親身になって教えてくれるし、アイデアの壁打ちや資料作成のお手伝いもしてくれますし、悩み相談も受けてくれます。 すべて本当のことを教えてくれるわけではないので疑いながら上手く使うことが重要ですが、はるかに仕事のスピードを上げることができます。 もう一つの解決策として、上司に相談することはいかがでしょうか。相談者様にあった部署への移動、研修会など機会を提供してくれるかもしれません。 どうしても頑張れそうにないな、ほかにチャレンジしてみたいなというときは転職もありです。自分が取ってみたいと思える選択肢はどれか考えてみてくださいね。
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Q
- やりたいことがわからないまま転職するのはアリですか?
- なんとなく周りに流されて転職をしてしまうと、良い転職にはなりません。どうして自分は転職活動をしたいのかを考えてみてください。 無意識の部分を言語化することで、やりたいことやキャリアの目標を少しずつ認識することができます。 自分の価値観を可視化することで転職理由が明確になる まず今の仕事についてを書き出してみましょう。ワークバリューカードという、働くうえで大切にしたい価値観が書かれたツールがあります。 今の仕事で何が満たされてるのか、自分が大切にしたいものは何かなどの項目について、◯×をつけながら可視化してみましょう。 そうすることでモヤモヤしている部分が見えてきます。たとえば、挑戦ができない不満、チームで協力して何かを成し遂げたいという思いなどが見えてきます。 もしかすると、実はすべて満たされていて、不満なんてなかったと気づけるかもしれません。また、転職することで環境が変わってしまうリスクに、葛藤をしhている可能性もあります。 仕事において大切にしたい価値観に優先順位をつけ、それを満たすために行動してみてください。 自分の軸を大切に自己決定する人生では幸福度が高まります。まずは自分の感情に気づくことがスタートです。
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Q
- 仕事量が多いからから辞めたいと思うのは甘えでしょうか?
- 毎日残業が続くと心身に疲労が溜まってしまうのは当然です。決して甘えではありません。 キャパシティーは人それぞれで、大切にしたい価値観も異なるものです。体調を崩してしまう前に、自分の状況を見直す機会が持てていることに、安心しました。 我慢せずに今の思い、葛藤を言葉にしてみてください。一人で抱えこんでいたものを離すことで、少し楽になります。 私も子どもを育てながら、仕事の量が増えていってしまったときは、とても不安でいっぱいでした。大切にしたいことは何のかを考え、そのときは転職を選択しました。 その後不安も解消されて、仕事に精進することができたのです。 業務の優先順位を可視化して仕事の効率を上げよう 会社を辞めずにできることとしては、仕事の生産性を上げられないかどうかと、作戦を立てることです。 自分が今抱えている仕事を緊急度、難易度の高低でマトリックス化し、分類してみてください。仕事の優先順位を可視化することで安心することができます。 優先順位が決まったらスケジュールに落としていきます。長期的なスパンから、月間、週間のタスクを考えていきましょう。 ポイントは毎日朝仕事を始める前に今日1日のやることを、5分刻みでスケジュール立て、1日の終わりに予定通りに行動できたか、できなかったとしたら何が原因だったか振り返ることです。 これを続けると無駄な業務、短縮できるコツ、仕事が進まない要因が見えてきて、改善につながります。
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Q
- 仕事とプライベートの境目がない状況がつらいです。
- 休日に仕事の連絡が来ると業務のことが気になってしまうのは当然です。私も休みの日や、平日の夜遅くに重い仕事の連絡が来ると一気に憂鬱になってしまいます。勤務時間外はゆっくり休みたいですよね。 対応しない勇気と環境を選ぶ判断がカギになる 実際のところ、休日に来た連絡は、本当にその場で対応する必要がある内容なのでしょうか。 上司や取引先も急ぎの対応を期待しているわけでなく、とりあえず連絡をしてきているという状況なら、「休日はメールを見ない」「通知をオフにする」などして情報をミュートにしてみてください。 「私は休日には返信しません」というスタンスをお伝えしておくと、先方も段々と理解してくれます。 そもそも、休日でも即座の対応を求められるようなら、企業として問題があります。社内でも同じように悩んでいる人がいると思うため、問題提起をしてみてください。 なかなか状況が改善しない、心身の疲労が溜まっていくという状況なら、転職もおすすめです。 大切にしたい価値観がワークライフバランスの安定であるからこそ、仕事とプライベートがきちんと分かれていて、時間外に連絡を取らない企業を探してみてくださいね。