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Q
- 自己分析は必要ないって本当ですか?
- 私はキャリアコンサルタントとして活動していることもあり、自己分析は必要だと思います。過去を振り返ることで自分の価値観や強みを知ることができるからです。 そうすると未来のありたい姿も描けるようになり、自分はどうしたいのか、何をするべきなのかという点が明確になってきます。 今の自分の考えや思いを、自分の言葉で説明できる人は人は自己分析ができている人です。 日頃から自身の経験を無意識に振り返っていて、自分は何が好きで、どうしたいのか、どうありたいのかを言語化できる人は、すでに自分のことを理解できているためあえて時間をかけて自己分析をする必要はありません。 しかし、そこが言語化できていない人は自己分析に時間をかけて、自分の考えや価値観を整理することをおすすめします。 自分のことを言語化できていないならwill・can・mustで整理しよう 自己分析はいろいろな手法、フレームワークがありますが、will,can,mustで考えられると企業研究、ES作成、面接対策の土台になります。 自分は何がしたいのか、何ができるのか、そして世の中のニーズ、求められていることは何なのか、これらを自己分析を通して理解しておくと就活の軸が見つかり、迷いが少なくなるでしょう。 急がば回れということわざがある通り、無駄にはならないためぜひ取り組んでみてください。
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Q
- 面接の日程は「いつでも良い」と正直に伝えても大丈夫ですか?
- 企業に対して誠実な印象を与えつつ、選考プロセスを円滑に進めるためには、日程調整の伝え方も重要です。面接の日程について、「いつでも良いです」と正直に伝えても大丈夫か、という質問に回答します。 結論として「いつでも良いです」と答えても特にマイナスにはなりません。 むしろ企業も日程調整がしやすくなるので、本当に都合が良いなら正直に伝えましょう。 一言添えて丁寧! スムーズな日程調整を このような配慮を示すことで、企業側も気持ちよく選考を進めることができるでしょう。 「いつでも大丈夫ですので、御社のご都合の良いところでお願いします」といった一言を添えれば、より丁寧な印象になるでしょう。 企業側の手間を軽減し、協力的な姿勢を示すことにもつながります。
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Q
- 就活中ですが、ブラック企業しかないように思えてしまいます......。
- 質問者さんのなかで「どの企業もブラック企業しかないのでは……」と感じる場合、まず「自分にとって何がブラック企業の条件なのか」を明確にしましょう。 たとえば残業が多いことが問題なら、残業時間の少ない企業を諦めずに探すことが重要です。 自分のなかのブラック企業の定義がはっきりさせてから、その条件に当てはまらない仕事を探てみましょう。 自分の条件と照らし合わせよう! 人を大事にする企業がおすすめ 自分が定めたブラック企業の条件をもとに、そうではない企業を探す場合、仕事内容や働き方など、どんなポイントでブラックな要素を特に避けたいのかが見えてくるはずです。 もっとも避けたい条件、すなわち自分が就職するなかでもっとも優先したいことを明確にし、採用担当の人に丁寧にヒアリングをおこなってみましょう。そうすることで、自分の避けたい条件とのすり合わせができ、ミスマッチも防げます。 私自身が避けたほうが良いと思うのは、人を大事にしない企業です。ぜひ、従業員の健康や働きがいなどをしっかりケアしてくれる企業を選んでほしいと思います。
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Q
- 企業から面接を当日キャンセルされたのですが、どう考えるべきでしょうか?
- 企業側に何かしらのやむを得ない事情があったと考え、こちらから理由を詮索するのは控えましょう。 もし後日、同じ求人が出た場合は、その時は縁がなかったのだと割り切り、ためらわずに再応募しても問題ありません。 就活の予定が狂い、がっかりする気持ちはわかります。しかし、こうした予期せぬ事態にどう対応するかで、あなたの柔軟性が試されるのです。 感情的にならず、相手の状況を思いやる誠実な対応を心掛けることで、人間的にも成長できますよ。
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Q
- 退職を引き止められて心が揺らいでいます。どうすれば良いですか?
- 退職を申し出たものの会社から引き止められて心が揺れているときは、まず転職しようと思った原点に立ち返りましょう。 もし今の職場に大きな不満がなく、新しい環境への挑戦が理由なら、会社が新しい挑戦の機会を提示してくれる場合は、そのなかで一度挑戦してみるのも良い選択肢の1つです。 あなたが迷っているのは、今の職場にもメリットを感じているからかもしれません。 気持ちを整理して後悔しない道を選ぼう 今の職場で挑戦するか、新しい環境で挑戦するのか、どちらが本当に求めていることかを見極めていきましょう。 気持ちの整理には、現状のプラス面・マイナス面を書き出し、どんな葛藤があるか図式化してみることがおすすめです。 そうすることで、自分の本当の思いや職場環境への評価が見えてくることがあります。
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Q
- 面接って適当でも受かるものですか?
- 面接官のタイプ、相性にもよると思いますが、私は話していて口から出まかせをいっている人はあまり良い印象を持ちません。物事に取り組む姿勢、誠実さに欠けるという判断をしてしまいます。 一方で、入念な準備している人は、質問に対して深掘りしたときにしっかりと自分の言葉で、自分の経験や意見、思いを語ることができるでしょう。 それは強みになるので自信を持ってください。少々不器用でも意思を感じられるので好印象を抱きます。 コアメッセージをそれぞれの回答として準備しておくのがおすすめ 今まで面接を通過できていないことの要因を、「全部伝えたいがあまり、会話が不自然になる」と分析されていますね。とても素晴らしい振り返りだと思います。 おそらく、質問に対していくつものメッセージを入れてしまって結局何を伝えたいのかわからない、伝えたいことが伝わらない状況になっているのでしょう。 この場合は、自己PR、強み弱み、志望動機などそれぞれの質問で伝えたいコアなメッセージを一つに絞ってみてください。 そして、肩の力を抜いて面接官と会話をするというスタンスで臨んでもらうと良い結果がついてくるようになります。頑張ってください。
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Q
- 最終面接後の面談は選考ですか?
- 面談はあくまでも面談で、面接とは違います。落とされることはほぼありませんが、気は抜かずに臨んでください。 あまりにも悪態をついてしまう、働くことに自信がないといったネガティブな言動になってしまうのは一緒に働くことを不安にさせてしまうため危険です。 面談を実施する意図としては、学生がどんなことに悩んでいるか、他社の選考状況はどんな感じか、学生に入社してもらうために会社側は何ができるかを聞き出すことが挙げられます。 入社後を見据えた質問や不安の共有が前向きな姿勢として評価される 対策としては実際に企業に入社した後の自分のキャリアプランを考え、不安や心配な点があったら伝えられるようにしておきましょう。 また他社の選考状況が今どうなっていて、自分としてはどんな会社、業界でどうしていきたいのかも今一度まとめて伝えられるようにしておけると良いです。 企業側は学生からのニーズをヒアリングし、内定者のフォローにつなげていきます。 入社の希望や熱意を伝えつつ不安要素を伝えるのは匙加減が難しいのですが、自分が納得してキャリアをスタートできるように面談の時間を有効活用してください。
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Q
- 面接でなぜか受かったのですが理由は何ですか?
- まずは、喜びましょう。受かったという結果にすべて表れています。 合格するケースは複数考えられるでしょう。 まず、一つ目のケースですが、趣味の話で盛り上がって内定を獲得したというケースはよくあります。 それまでの選考で人柄や熱意などを確認し、自社に合う人物だと合格点をもらっている場合や趣味や雑談のなかからコミュニケーション力を図られ、基準値を満たしていることなどが考えられるでしょう。 雑談や切り返しのなかでも企業はしっかりと評価ポイントを見ている そして、二つ目のケースですが、逆境で向かってくる姿勢が評価された可能性もあります。 面接官がわざと否定的な言葉を発したのか、それとも本当にそう思ったのかはわかりかねますが、否定的な言葉に対する切り返しが高く評価されたことが見て取れるでしょう。 最近の世の中は心理的安全性や、自己肯定感を育てるために褒める教育が大事という風潮が強く、子どもや学生も厳しい言葉を言われることがなく育ってきています。 しかし実際に働いていくと毎回意見が同じ、褒められるという環境ばかりではありません。ときには良いものを作るために議論しあう力も必要です。 今の会社には、周りの意見に流されず自分の意見を伝える人が必要だと判断してもらえたのでしょう。 自分では無意識かもしれませんが、おそらくどの面接でもコミュニケーション力が高い、しっかりと視座を合わせて面接官と話ができることを常に評価されていると考えられます。
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Q
- 就活がまだ終わってない状況です。焦るべきでしょうか?
- 少子化が進んでいる昨今は企業も早めに人材を確保しようと就活のスタートが早くなっています。 学生向けのエージェントといった人材業界もそれに合わせて、早期に内定を獲得するような支援を展開していますが、ネットに存在する多様な情報に踊らされて焦る必要はありません。 内定を得たというSNSの情報が流れてくるようでしたらSNSと距離を置くということも必要です。 焦ってしまうと目の前のやるべきことに集中できなくなってしまうので、大学のキャリアセンターの職員に伴走してもらうなどして自分のペースで就活を進めていきましょう。 就活は一人ではない! 周りの人を頼って進んでいこう 4年生で就活を続けている学生はほかにもいるため大丈夫です。 とはいえ、夏以降に内定を得るためには、スケジュールを意識して就活を進めていくことがより重要となるでしょう。長い時間をかけた自己分析、企業分析、面接対策ができないので、時間を有効活用してそれぞれを効率的に進めていくことが大切です。 また、自分一人の力でなんでもかんでもやろうとせず、大学のキャリアセンターの力を借りてください。 キャリアセンターは求人情報も企業とのつながりも持っています。自分では探せないような情報も提供してくれるでしょう。
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Q
- 面接で自分のことを話すと涙が出ます。解決策を教えてください。
- 私は感情的になる人はとても素敵だなと思います。 最近は自分の感情に気付けない、気付かないふりをする人が多くいるので自分自身と向き合い、正直な言葉で伝えてくれているんだなと好感を持てるのです。もしかしたら一緒に泣いてしまうかもしれません。 面接中につらかったこと、頑張ったことを振り返って泣いてしまう点は弱みではなく強みです。自信を持ってください。 「自分のことをきちんと伝えたい」という思いを持っているので、自分のどんなところを伝えたいのか今一度考えてみましょう。 感情は弱みではなくあなたの思いの強さを伝える力になる 自分のこんな強みを伝えたい、自分の入社後の熱意をしっかりと伝えたいなど核となるメッセージがあるはずです。そのような内容は冒頭で伝えてみてください。 話初めから泣いてしまうということはないと思うので、まず一番伝えたいメッセージを最初に伝え、そこから具体的な経験談を伝えていきましょう。 仮に面接中に涙が出てしまっても慌てる必要はありません。「すみません、感情がたかぶってしまって」と伝えて、落ち着いたらまた話し始めてください。 珍しいケースではあるので面接官にとっては印象に残る学生となります。自分のアピールポイントだと思って、等身大で望んでくださいね。