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Q
- 就活の面接での長所の伝え方がいまいちわかりません……。
- 面接で長所を伝える際は、まず「私の長所は〇〇です」と結論から簡潔に述べ、そのあとに具体的な経験談を交えて説明し、面接官に納得感を持ってもらうことが大切です。 話の構成としては、結論・理由・具体例・結論の順で話すPREP法を用いると、論理的でわかりやすくなります。 また、企業の採用サイトなどで求める人物像を確認し、複数の長所の中から、その企業にもっとも合うものを選んでアピールすることをおすすめします。 自己分析と他己分析で本当の強みが見つかるかも なお、長所がまだみつからない場合は、自己分析からはじめましょう。 Web上でみつけられる社会人基礎力チェックシートなどで自己評価を試みるほか、友人や家族に客観的な強みを聞く他己分析も非常に有効です。 自分では気づかなかった強みを発見し、自信を持ってアピールにつなげましょう。
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Q
- 一次面接に受かった時点では、採用される確率はどれくらいですか?
- 一次面接に通過したからといって、採用が確実になるわけではありません。一次面接は基本的なコミュニケーション能力やリスクの有無を確認する場ととらえましょう。 面接では、明るくハキハキと話し、基本的な態度を示すことが重要です。 私の印象としては一次面接では母集団を30〜50パーセントに絞り込むイメージです。 一次面接を通過したら、二次面接でいかに志望度の高さや自分の強みをアピールできるかを目標に、次の準備を進めてほしいと思います。
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Q
- 就活面接のルールにはどのようなものがありますか?
- 就職活動における面接の作法は、厳密な「ルール」と、相手への配慮を示す「マナー」の二つに分けて考えるとわかりやすいです。 お辞儀や言葉遣いといった「マナー」は、相手やその場を大切に思う心を行動で示すものとなります。これが疎かになると、入社意欲や関心が低いと見なされかねません。 貴重な時間を共有しているという意識を持ち、相手を不快にさせない行動を心掛けることが基本です。なお、ドタキャンや無断欠席は、ルール違反ではありませんが、印象を著しく損なうマナー違反となります。 嘘はつかない! 誠実な姿勢で選考に臨もう 一方、「ルール」は破ると罰則が生じうる明確な決まり事です。学生側が守るべき最も重要なルールは二つあります。 一つは、履歴書への虚偽記載や面接で「嘘をつかない」ことです。そして、もう一つは、選考過程で知り得た企業の「秘密情報を外部に漏らさない」こととなります。
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Q
- Web面接でメモを見ながら話しても大丈夫ですか?
- 手元に要点をまとめたカンペを置くこと自体は問題ありませんが、それを見ながら話すことは避けるべきです。 紙を見ながら話している様子は、話し方に抑揚がなくなったり、ジェスチャーがなくなったり、目線が常に一定になったりするため、画面越しでもすぐにわかります。 そうした態度は、「自分の言葉で話せない」「即興的な対応ができない」といったマイナスの印象を持たれかねず、あなたの熱意や魅力が伝わりません。 丸暗記は避けて! 即興で話す練習を重ねよう 対策としては、キーワードを大きく紙に書いてパソコンの画面周りに貼っておくなど、目線の移動が少ない工夫がおすすめです。 面接はコミュニケーション能力を見る場となります。完璧に暗記するのではなく、聞かれたことに対して自分の言葉で誠実に返答する練習をしましょう。
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Q
- オンライン面接でメモを取ることは問題ないですか?
- オンライン面接中にメモを取ることは問題ありません。むしろ、相手の話を真剣に聞いているという熱心な印象を残すことができます。 ただし、ずっと下を向いてメモを取ることは避けるべきです。面接はあくまで面接官との対話の場であり、メモを取ること自体が目的になってはいけません。 自分の考えを話す際は、しっかりとカメラをみて話すことを基本としましょう。 好印象は対面と同じ! カメラ目線と明るい声を意識しよう オンラインでの好印象の基本は対面面接と同じです。 カメラをしっかりと見てアイコンタクトを取ること、聞き取りやすい声でハキハキと話すこと、良い姿勢を保つこと、逆光にならないように照明位置を工夫することなどを意識してください。 なお、メモを取る際に「メモを取らせていただきます」といった声かけは特に不要ですが、もし心配であれば一言断りを入れても問題ありません。
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Q
- 集団面接は、一人何分程度持ち時間がありますか?
- 集団面接の時間は企業によりますが、全体で30分〜1時間くらいが一般的です。 事前に「グループ面接で〇時間」と案内されることが多いですが、人数は当日までわからないこともあります。 とはいえ、参加人数は多くても5名くらいと考えておけば良いでしょう。一人当たりの持ち時間は、その全体時間を参加人数で割ったものだとイメージしてください。 そのため、どの質問に対しても1〜2分くらいで簡潔に回答する習慣をつけておくことが重要です。1分あれば結論と具体例まで、2分あればそこにストーリー性を加えることも可能となります。 企業の文化に合わせて、事実を淡々と述べるか、ストーリーで人柄を伝えるか、話の構成を調整しましょう。 短時間は印象で勝負! 非言語コミュニケーションも活用しよう 持ち時間が特に短い場合は、元気の良い挨拶や明るい表情、ジェスチャーといった非言語的なアピールも鍵になります。 逆に時間が長い場合は、一方的に話すだけでなく、聞き手に問いかけるなど、プレゼンテーションのような工夫も有効です。
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Q
- 最終面接でのキャリアプランの答え方に自信がありません……。
- キャリアプランを考える際は、まず5年後、10年後といった中長期的な視点で、将来自分がどうなっていたいかをイメージすることから始めましょう。 目標から逆算して現在の行動計画を立てるバックキャスティングという考え方は、キャリアプランの策定にも役立ちます。 具体的なツールとしては、ジョブカードのキャリアプランシートがおすすめです。 このシートは、自身の価値観や強みをもとに、将来の働き方をイメージし、そこから逆算して今後取り組むべきことを計画できるように設計されています。 具体的に語れる場合は語ろう! 企業とのマッチ率を確かめられる 面接で話すキャリアプランは、あくまで現時点での計画です。 具体的に話すべきか迷うかもしれませんが、もし明確なプランがあるなら、具体的に伝えることをおすすめします。それによって、企業の方向性とのミスマッチを防ぐことができるでしょう。 仮に企業側から「そのプランは当社では難しい」と言われた場合でも、「では、このような方向性でしたら可能でしょうか?」と、その場で対話し、すり合わせをおこなう機会にもなります。
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Q
- 転職面接のコツについて教えてください。
- 新卒採用が将来性を見込むポテンシャル採用であるのに対し、転職の採用活動では、企業は自社に合うスキルを持った即戦力となる人材を求めます。 現在と同じ業界へ転職する場合は、専門的なスキルをアピールしやすいですが、異業種へ転職する際は、どのような仕事でも必要とされるポータブルスキル、すなわち経済産業省が提唱する社会人基礎力をアピールすると良いでしょう。 自己PRや志望動機では、これまでの仕事の経験から何を感じ、これからどのようなキャリアを描きたいのか、そして仕事を通して何を成し遂げたいのかという思いを、論理的に語ることが重要です。 逆質問で意欲を示す! 入社後の活躍を印象付けよう また、面接の最後にある逆質問の機会も有効活用しましょう。 たとえば、「私は将来、このような仕事に挑戦したいのですが、社内にロールモデルとなる人はいますか?」といったように、入社後の意欲が伝わるような、自身のキャリアプランと関連付けた質問をすることで、深い印象を残すことができます。
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Q
- 面接で休日の過ごし方を答える際、YouTube鑑賞は印象が悪いですか?
- 休日の過ごし方は個人の自由な時間にかかわる事柄であり、本来、業務遂行能力とは無関係です。 たとえ鑑賞するジャンルがアニメなどであっても、それによって合否を判断することは公正な採用活動に反するため、正直に答えて問題ありません。 面接官がこの質問をする意図は、あなたの人柄を知るためや、面接の緊張をほぐすためのアイスブレイクなどが考えられます。 答えたくないときは丁寧に断る勇気も大切 したがって、嘘をつく必要はありませんが、もし答えたくない場合は、無理に答える必要のない質問です。 その際は、「動画を観て過ごすことが多いです」のように抽象的に答えたり、あるいは「申し訳ありませんが、そのご質問への回答は控えさせていただきます」と丁寧にお断りしたりすることも可能でしょう。 後者のように対応することで、企業側に質問の不適切さを気付かせるきっかけになる場合もあります。
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Q
- 転職の面接はどんな準備をしておけば安心ですか?
- まず、自身のキャリアの棚卸しができていることが面接準備の基本となるので、まだの場合は職務経歴書を作成することから始めましょう。 これまでどのような仕事をしてきたのか、自分のスキルや強みは何か、そしてなぜ転職するのかを具体的に言葉でまとめておくことが重要です。 面接では、特に自己PRと志望動機が基本的な質問となります。面接官は、あなたが自社に合うか、そして即戦力として活躍してくれるかを重視しているのです。 この点を常に意識し、これまでの職務経歴、身に付けたスキル、そして「なぜこの会社で働きたいのか」「入社後、どのような仕事で貢献したいか」を論理的に説明できるように準備してください。 最重要! 転職理由は前向きなストーリーで語ろう 特に転職の面接では転職理由が重視されます。なぜ、現在または前の職を辞めるのかという点について、ネガティブな印象にならないよう注意が必要です。 「前職の経験があったからこそ、今後はこのようにキャリアを歩みたい」という前向きなストーリーとして、相手に納得感と好感を持ってもらえるように話す準備をしておきましょう。 もちろん、志望先の企業について深く調べることも忘れてはいけません。