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Q
- 就活と恋愛の両立が難しいです。
- これは、社会人の「仕事と子育ての両立」にも似ていると感じます。 私自身も常日頃感じていることです。仕事も頑張りたいんだけど、子どもとの時間も大事にしたい。あれもこれも欲張りになって自分自身を見失うことがありました。 長期的なスパンで考えた際、「子どもとの時間は今しかない、私が今一番優先したいのは子どもとの時間だ」と理解したときにすーっと気持ちが楽になりました。 頭のなかの葛藤を書き出すことが第一歩 両立を図るために、まず頭のなかにあるモヤモヤをすべて書き出しましょう。 たとえば、「恋人とも一緒にいたい」けれど、「就活も一生懸命に頑張りたい」という状況かもしれません。あるいは、「自分は就活を優先したい」のに、「恋人からは文句を言われる」といったすれ違いがあるかもしれません。 このように、心の奥底にある「どんな葛藤があるのか」を具体的に書き出して、言語化することが第一歩です。 そのうえでやるべきことを「見える化」し、重要度と緊急度で優先順位を決める必要があります。たとえば、「企業のESをいつまでに出さなければいけない」といった予定や、恋人の誕生日といったイベントがあると思います。 このようにプライベートの予定も入れながら、どこに時間を割くべきか、客観的に判断できるようにしていきましょう。 中長期的な視点で「今」を話し合おう そして、「これを一人ではなく、恋人と一緒におこなうこと」をおすすめします。 お互いの状況を理解し、「将来一緒にいるために、今は頑張らなければいけない」という中長期的なキャリアの視点をお互いが確認し合うことが大切です。 お互いが納得し、理解し合うことで、すれ違いによるさみしさや不満を軽減し、「じゃあ、どうやって過ごしていこうか?」といった具体的な「落としどころ」が見えてくるはずです。
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Q
- 銀行の職種って何ですか?
- 新卒採用では、多くの場合「総合職」と「一般職」という区分で募集がされています。両者の最もスタンダードな違いは、「総合職」が将来の管理職候補である点です。 昔は一般職は、金融商品の販売・営業をしなくて良い時代もありましたが、現在は一般職でも保険や投資信託などを販売することが普通です。一般職だからといって営業に出なくて良い、ということではない銀行がほとんどだと思います。 私は総合職で入行し、受付窓口も経験しましたが、一般的には、一般職の人が窓口や事務作業をおこなう確率は高くなります。 現在は銀行業務の機械化も進んでいるため、総合職はいきなり営業や融資担当になるほうが多いですね。 総合職でも転勤なしの場合も 志望する銀行の募集要項を確認しよう また、以前では「総合職は転勤あり」というくくりだったのが、最近では社員のワークライフバランスを考え、総合職でも転勤なしのコースもあります。 ご自身が志望する銀行の総合職と一般職の募集要項や違いを、改めて調べてみていただきたいです。
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Q
- 地方銀行の志望動機は、どのように伝えれば良いでしょうか?
- ほかの銀行でも言える「地域貢献」という言葉だけでなく、その銀行が独自に地域に対しておこなっている取り組みを徹底的に調べてください。 たとえば、ある地方銀行では、顧客同士をマッチングさせる業務を新しくスタートしたりしています。 そして、そこに対して「自分は何がしたいのか」「どう貢献できるのか」を語っていただきたいです。 たとえば、「学生時代にベンチャーコンテストに出て、その際に銀行の社員にこのようなアドバイスをもらった」など、大学での学びなどご自身の経験と、地方銀行をつなげ、一貫性を持たせて話してほしいです。 地元以外の銀行なら「地域への愛」も伝えよう 私の同期にも、地元以外の地域の銀行を受けた人がいます。その人の場合は、「地元ではないが大学があったから」という理由で志望していましたね。 地元ではない銀行を受ける場合は、「どうしてうちを受けるの?」と深く突っ込まれると思うので、銀行に対する熱意と地域への愛を、その銀行の取り組みなどをしっかり調べたうえで伝えることが大切です。
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Q
- 金融業界の志望理由をどう話せば説得力がありますか?
- 志望動機、難しいですよね。漠然とした「社会貢献」や「経済を支えたい」だけでは、ほかの学生と差別化できず弱いです。 私も銀行に入るときに「人事がやりたい」と言ったら、人事に「それはちょっと……」と言い直させられました。 志望動機を話すうえで、銀行の業務を解像度高く理解してください。個人向けの業務もあれば、法人向けの業務もあります。 まず、自分はその銀行に入ったうえで「何がしたいのか」を明確にすべきです。 個人顧客であれば一生涯のお付き合いになることもありますし、企業であればその企業の発展に伴走することができます。 自分の経験とその銀行の支援事例などを結び付けよう 決算資料やニュースリリースなどで、その銀行の支援事例や独自におこなっている取り組みをしっかり調べましょう。 そのうえで、ご自身の経験を踏まえ、「だから自分はこう貢献したい」と一貫性を持たせて語れるように準備してください。
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Q
- 銀行へ就職するためには何をすべきですか?
- 銀行の将来性については、ご指摘のとおり、地方銀行の合併が進むなど、預金・貸付といった従来の業務だけでは厳しい時代になっています。 しかし、金融インフラとして「なくなる業界」ではないと思うので、そこは心配しなくて良いかなと思います。おっしゃる通り、特に地方銀行は地域貢献できる点がありますので、興味があるのであればぜひ頑張っていただきたいです。 もし事前に勉強する余裕があれば、「証券外務員」の資格を取得しておくと良いでしょう。 これは、銀行に入社した後に必ず取らされる資格なので、事前に持っておくほうが金融の知識も身に付きますし、後々楽になります。 ほかにも、FP(ファイナンシャル・プランナー)や銀行業務検定などいろいろあるので、本当に銀行に入りたいとアピールしたいのであれば、そういった勉強を先取りしていくのがおすすめです。 OB・OG訪問を通じて「何がしたいか」を明確にしよう 実際に私が支援した銀行志望の学生は、OB・OG訪問をして実際の仕事内容を聞いてきていました。そのうえで、「自分が銀行で何をしたいか」という点を掘り下げていました。 このように、実際の仕事内容を具体的に理解したうえで、銀行でしたいことを明確にして選考に臨むことが内定につながります。
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Q
- 金融業界に向いている人の特徴を教えてください。
- 私自身も銀行出身ですが、意外にも「数字に強い」ことよりも、「人に関して深く興味を持てる人」のほうが向いていると思います。 窓口業務であれば個人顧客、融資業務であれば企業の人とかかわっていきます。 いかにその人や会社に対して興味が持てるか、そして、その人の人生や会社がより良くなるために何ができるか、と考えられることが大事です。つまり、相手に寄り添える資質ですね。 実際に、ローンの契約などは金利の安さだけで決まるのではなく、最終的には「担当者」との関係性によるものだと実感しましたので、やはりそういうところなんだなと思いました。 投資の経験などはアピールポイントになる もちろんコミュニケーション能力も必要です。 もし学生時代に投資などを経験しているのであれば、そうした経験は金融への興味や熱意としてアピールポイントになります。
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Q
- 就活の面接で短所を「優柔不断」と伝える際のコツを教えてください。
- 優柔不断の背景には、「いろいろな立場の人のことを考えすぎてしまうから決めきれない」「それぞれの選択肢に良いところがあるから選べない」といった状況があるはずです。 それをポジティブに言い換え、「多様な立場の人のことを配慮し、深く考えることができる」と伝えてみてください。そうすれば、短所でありながら「物事を多角的に、しっかり見ている」という長所として伝わります。 改善策として「優先順位を付ける訓練をしている」と伝えよう 短所の改善策を伝える際は、「優先順位を付けるトレーニングをしている」と伝えると良いでしょう。 たとえば、「重要度」と「緊急度」で分けてマトリックスで考えるくせをつけるなど、「自分が大切にしたい基準」を持って行動するよう心掛けていることを解決策として挙げてもらえたらと思います。
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Q
- 就活で内定が一つもなくてつらいです。今からでも間に合うでしょうか?
- 今からでも絶対に間に合います。 あきらめずに、自ら情報を取りに行ってアクションを起こすことが大切です。 大学のキャリアセンターやハローワークに行っていただくと、通年採用の求人や、皆さんがまだ出会っていない優良企業の求人が意外と残っており、そこは比較的内定が出やすいケースもあります。 他責思考はNG! 前向きな行動がカギ また、ネガティブな気持ちになると、それが面接での態度に出てしまいます。 そのため、周りの人の力を借りながら、ポジティブな言葉や思考に変え、なんとか頑張るという思いを持ってほしいです。 実際に私の友人にも、なかなか内定が出ず、企業や面接官のせいにしてしまう、他責思考の人がいました。他責思考だとどうしても通過率は下がってしまい、悪循環になってしまうのです。 しかし、あきらめずに前向きに取り組んだ結果、最終的には就職できました。 このように、チャンスは本当にまだまだありますので、あきらめないことが大事です。
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Q
- 就活で企業を年収で決めるのは良くないでしょうか?
- 働くうえで大切にしたい価値観、譲れない価値観は人それぞれです。年収を軸にしている学生さんは、非常に潔く、かっこいいと私は思います。 実際に、転職希望者だと「お金のために働く」「そのために結果を出す」という人が結構いますね。 年収を軸にしていることを含め、面接で自分のことを開示できるのは、自己理解ができている証拠ですし、嘘がないので、取り繕った自己PRをするよりは「その人らしさ」が伝わると感じています。 高給に見合う「価値提供」をアピールしよう! ただし、「高い年収が欲しい」という希望だけでは不十分です。企業側の目線で、「Will・Can・Must」を考える必要があります。 「高い給料が欲しい」のあれば、「その企業に対して何ができるのか」「どんなことが求められるのか」といった点をしっかり考えましょう。 そのうえで、「自分はこんな価値を提供できる」と、仕事をこなすだけではなく、付加価値を付けて会社の成長に貢献できることをしっかりアピールしましょう。
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Q
- 就活で勤務地を重視するのは良いのでしょうか?
- 勤務地の優先順位が高いのであれば、それを正直に伝えて大丈夫です。 転勤のない地元の企業を選んで就活を進めるのは、有効な戦略です。 ただ、その理由を伝える際は、「友達が地元にいるから」という私的な理由よりも、「自分が育った地元に貢献したい」という伝え方にするほうが、地元の企業にははるかに喜ばれます。 地方の企業は、「地元の人に働いてほしい」とものすごく思っています。 特に都心から地元に戻ってくるUターン就職などは、企業側も非常に歓迎しています。「育った環境のなかで、地域に貢献したい」というストーリーで伝えてみてください。 「転勤なし」を学生が希望するのは企業も理解している 「転勤なし」を希望する学生が非常に多いことは、企業側も重々承知しています。 昔は転勤が人材育成の一環であり、それを受け入れる代わりに定年までの雇用を保証する、という側面がありましたが、今は価値観も変わっています。 転勤はしたくない、という希望を伝えても大丈夫です。そのうえで、仕事へのやる気があるところをしっかりとアピールすれば問題ありません。