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Q
- 営業に向いてそうと言われるのですが、なぜでしょうか。
- 自身でも営業に興味があり、周囲からも「向いてそう」と言われるということは素養がある可能性はあります。だからこそ、今一度、冷静に自己分析と職業理解をしてみることをおすすめします。 たとえば、話すことが好きで、お店に行っていろいろな情報を聞いて、店員さんやお客さんと仲良くなれるというのは素敵な強みです。ただ、それを営業職としてやるとしたらどうでしょうか? また、「営業に向いてそう」と言った方々も、それぞれの営業職のイメージを持っているかもしれません。 できたら「どんなところが営業に向いてそうか?」を聞いてみると自己理解を深め、判断を下すヒントになるかもしれません。 「話すことが好き」以外にも必要なスキルがあることも忘れずに 営業職にとって話すことが必要なスキルであることは間違いありません。ただ、ほかにも粘り強さや提案力、数値管理能力など、さまざまなスキルが求められます。 こういった点も踏まえて総合的に、ときにはほかの選択肢とも比較しながら、冷静に判断しましょう。
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Q
- 内向的な人は営業に向いていないのでしょうか?
- 「営業は外交的な人が向いていて、内向的な人は向いてない」このイメージをお持ちの方は多いと思います。 たしかに一般的に営業に向いている方の性格や求められる能力と言われると、コミュニケーション能力やポジティブ思考、粘り強さといった外交的な人の性格と似たものを連想するため、このイメージは強いと思います。 しかしながら、これが内向的な人は営業に向いていないということになるかというと、そうではありません。 内向的な人には内向的な人なりの営業への活かし方があり、実際に内向的な性格の強みを活かしてトップセールスとして活躍している方も沢山いらっしゃいます。 その会社でどんな人が営業として活躍しているか分析しよう! 内向的な性格の方の強みは決して明るく賑やかではなくても、誠実な人柄であり、それが顧客との信頼構築において大きな力となります。 強引にセールスするわけでもなく、顧客の話をじっくり聞いたうえで、ニーズに寄り添った提案をおこなうというのが、内向的な営業に代表される特徴です。 もちろん、営業職に限った話ではありませんが、仕事をするうえでは最低限のコミュニケーションは必要です。実際、外向的な性格の人を好んで営業職として採用する企業もあります。 内向的な方も営業として活躍しているかどうか、会社見学やインターンシップの機会等も活用して、その企業でどのような方が営業として活躍されているのか、しっかり分析して見極めてください。
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Q
- 面接対策に使えるワークシートについて教えてください。
- 自己PRや志望動機を考えて整理する。本当に大変だと思います。 現在、こういった就活生に向けたワークシートやツールはさまざまな企業・団体がたくさん出しています。それこそ、ネットで検索したら有料・無料問わず、無限に出てきます。 そのなかから効果的なコンテンツを選ぶには、まずは目的を明確にすることです。 たとえば、今回のご質問でも「自己PRや志望動機を整理したい」、「何をどんな順番で書けばいいのかわからない」、「面接でよく聞かれる質問を知りたい」など、どこが一番の目的かによって使うべきツールも異なります。 「文章としてわかりやすく整理したい」ならPREP法などの構成の解説ページを見ることが有効かもしれませんし、「そもそも志望動機に書けるネタが浮かばない」ということならモチベーショングラフやライフラインチャートなどを書いてみることが有効かもしれません。 まずはワークシートなどを活用して解決したい問題・目的を明確にしてみましょう。 コンテンツの効果を上げる方法は第三者と取り組むこと ワークシートなどの活用に限らず、就活の準備を効果的に進めるおすすめの方法は、学校の先生や専門家をはじめとした第三者に相談することです。 言葉にして相談することでモヤモヤしていたところが明確になる、第三者の視点を取り入れることで新たな気づきを得るなど、多くの効果があります。 就活というと一人で黙々と頑張るイメージがありますが、準備は団体戦です。周りの力も借りながら、密度の高い準備を進めていきましょう。
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Q
- 二次面接で他社の選考状況を聞かれたらどう答えるべきですか?
- いろいろな企業を受けることができることは、就活面接においては当然のことです。企業側もそのことは百も承知しています。 そのうえで、このような質問をする理由は「どのような軸をもって就活をおこなっているのか」、そのなかで「自社にどれくらいの熱意があるのか」を把握するためです。 そのため、この質問に対する基本的なスタンスとしては「○○を中心に他の企業も受けている。そのなかで、御社を他社よりも強く志望しています。」というスタンスで臨んでOKです。 このときに「ほかに何社程ほど受けているのか」、「ほかの企業も受けているなかで、どのような理由で他社よりも志望度が高いのか」などといったことも伝えられると、ただ選考状況を伝えるだけでなく、強いアピールとすることができます。 すべてを詳細に答える必要はなし! ただし内定数は好印象になることも 複数の業界を受けているとのことですが、すべてを事細かに伝えようとすると業界同士で一貫性が感じられず、マイナスな印象になることもあります。 そういったリスクのあるものは基本的に答えなくて構いません。 また、逆に他社から内定を頂いているなどといった情報は、見方によっては他社からも内定を得ている有能な人材という好材料なので、基本的に隠さずにアピールしましょう。
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Q
- 新卒の社長面接でよく聞かれることについて知りたいです。
- いよいよ最終関門ですね。 社長面接とはいえ、面接試験です。聞かれることも基本的にはこれまでの面接試験と大きくは変わりません。 しかしながら、企業としても仲間として迎え入れるにふさわしいかの最終確認をおこなう場でもあります。 そのため、皆さんの人柄にかかわる部分、就活に対する軸や会社への熱意等といった点に対してはかなり深掘りされるケースが多いようです。 たとえば志望動機にしても「なぜ?」、「いつからそう思うようになった?」といった深掘りをして皆さんの人柄を確認しようとする傾向があります。 また、逆質問もこれまでより多めに求められる傾向もあるようです。 社長の人柄も一通り押さえておこう 加えて、社長面接に臨む際は企業研究はもちろん、社長自身のことについてもチェックしておきましょう。 当然のことですが、社長はその会社の最高責任者です。創業者となれば会社への熱意や愛情はひとしおのものがあります。 自身が抱く理念や想いに共感してくれる人の評価が高くなることは当然のことです。 ホームページ(HP)やパンフレットに乗っているメッセージや企業理念、企業のあゆみ、創業の想いといったトピックは必ずチェックして臨みましょう
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Q
- 人の話を聞く仕事に役立つ資格はありますか?
- 話を聞くことはいろいろな仕事で必要とされるスキルです。そのため、誰の、どんな話を聞き、相手にどうなって欲しいのかによって、必要となる資格も大きく異なります。 たとえば、一口にカウンセラーと言っても、誰をターゲットにするかで公認心理士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなど、有利な資格は変わってくるのです。 誰の、どんな話を聞きたいのか、そこからどうなって欲しいのかという3つ点の解像度を上げることで、活かせる資格や必要なスキルが定まっていきます。 話を聞くことはあくまで手段! どんな価値を提供できるかが重要 しかしながら、話を聞くだけで成り立つ仕事というのは意外と少ないものです。カウンセラーでも話を聞くこと自体はあくまでも手段であり、そこからクライアントの悩みに対して適切な検査・療法を判断して、支援することで仕事として成り立ちます。 このように話を聞くことを手段として、そこからどのような価値を提供できるかで仕事として活かせるかが変わります。仕事によっては資格がなくても働くことは可能です。 たとえば、話を聞くことで相手の困っている点を明確にし、適切なサポートや商品を提案するという点ではカウンセラー以外にも営業職やコンサルなどでも活かせるでしょう。また、相手に安心感を持たれるような聞き方ができるならば、接客や窓口業務などでも活躍できると思います。 誰のどんな話を聞きたいのか、どうなって欲しいのかを、自分のなかで一歩踏み込んで考えてみましょう。ネットで調べたり、ボランティア・インターンを活用して実際の現場に触れてみて、どのような仕事があるのかを知ることから始めても良いと思いますよ。
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Q
- 就活のせいで人生狂ったと思っています。
- 希望していた企業から落ちることはもちろん、それが何件も重なるとつらいですよね。あなたの質問文からもどれだけ頑張って選考に臨んだか、今がどれだけつらい状況なのかが垣間見えます。 入りたい企業に入れなかったという意味では、あなたの言う通り、人生やキャリアに狂いが生じたといえるかもしれません。 しかし、人生やキャリアの意味は自分自身で決めるものです。これからのキャリアをどのように築くのか、そのなかでこれまでの経験をどう意味づけるのかで、いかようにも立ち直らせることはできます。 就活の傷は就活で! 小さくても次へのアクションを起こそう 今の苦しい状況から抜け出すためにやるべきことは、とにかく次のアクションを起こして、内定を獲得して、これまでのことを過去のこととしてしっかり消化することです。 些細なことで構いません。次の求人を探してみる、落ちた原因を自分なりに振り返ってみる、自己分析をやり直してみるなど、とにかく動き出しましょう。こうしてあなたがここに質問を書いたことも、立派な一歩といえます。 過去にどれだけ失敗を積み重ねたとしても、1つの成功体験を得ることで、それらの「失敗」を「経験」にすることができます。 これからのキャリアをしっかりと立ち直らせ、失ったものを奪い返すつもりで進んでいきましょう。
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Q
- 就活が全然受かる気がしないです......。
- 質問文からもあなたが目の前のことに一生懸命頑張っている人柄が伝わります。今感じている焦りや不安も全力で頑張ってきたからこそのものでしょう。 就活に限らず、頑張っているのに結果が出ないという状況は「質」と「量」でいうところの「量」の部分が目一杯になっている状態です。 これ以上頑張れと言われても無理、という状態です。そのようなときは質の部分、やり方のほうを見直してみましょう。 たとえば、就活の基礎となる自己分析や企業研究について振り返ってみてください。 自己分析で見出した自身の強みや就活の軸を今見返してみて、違和感は感じていないでしょうか。企業が求める人物像も踏まえたアピールになっているでしょうか。応募する企業の客層やサービスの内容、同業他社との違いなどをしっかり理解できているでしょうか。 数をこなしたが故に、意外と見落としていたり、できていなかったりする部分が生じている可能性もあります。 他者の力を借りることも就活の自信を取り戻すための手段 また、やり方を変える手段の1つとして、周囲の力を借りることもおすすめです。1人で頑張っていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。友人や家族、大学の先生などに思いきって相談してみましょう。 もし、既に誰かに相談している場合は、「相談する相手を変えること」で新たな気付きやヒントを得ることもできます。 試験や面接を受けるのはあなた自身ですが、就活はすべてを1人でやる必要はありません。 また、たとえ合格できなかったとしても、それはただその企業とあなたが合わなかったというだけで、あなた自身が否定されるものではないのです。 使えるものや頼れる人は存分に活用しつつ、減らせる負担は減らすことも就活を乗り切るためには大切なことだと私は思います。まずは走り続けるための土台を今一度固めていきましょう。
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Q
- 内定を1社もらいましたが、就活はもう終わりにしても良いですか?
- 「まだほかの企業を見てみたい気持ちもある」、「本当に後悔しない選択なのか不安」、どれもまぎれもない本音だと思いますし、これだけじっくりと時間をかけて考えることができるのも、今のこの時期だからこその特権です。 もちろん、企業側にも採用計画があるので、保留にできる期間に限りはありますが、そのなかで就職活動を続けることは自由です。また、他社の選考結果を理由に内定が取り消されるということもほとんどありません。 そのため、できる範囲であなたの将来のいろいろな可能性を探ってみましょう。 自分の就活の軸を振り返って内定先と比較してみよう とはいえ、どこかで決断をすることももちろん必要です。なかなか決断ができないという場合は、今一度、自身の就活の軸を思い返してみてください。 どのような社会人生活を思い描き、どのような基準で企業を選んで来たでしょうか。現在、内定を頂いている企業やこれから応募したいと思う企業はその軸にどれだけ見合っているでしょうか。 あなたの軸に100%合致した企業というのは、なかなかないかもしれませんが、「一番、自身の軸と合致している部分が多い企業はどこか」という視点は1つの判断基準にはなるはずですよ。
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Q
- 座談会と会社説明会の違いは何ですか?
- 会社のことを知る機会という点で、会社説明会も座談会も同じ役割を持つものであると思われがちです。そのため「どちらか一方の参加で良いのでは?」と考える方も少なくないでしょう。 それでも両者は似て非なるものであり、違いがあります。特に、同じ企業のことをどの視点から聞けるのかという点が両者の大きな違いです。 会社説明会ではおもに採用担当者が企業概要や採用スケジュールなど、全体的なことを伝える場であることがほとんどです。 それに対し、座談会は若手社員や現場で働く社員が実際の仕事の様子や入社理由、自身が感じる仕事のやりがいや実際に感じた入社後のギャップなどリアルな声を聞ける特徴があります。 現場社員の意見を志望動機やキャリアプランに活かそう もちろん、説明会に参加するだけでも、選考に問題なく臨める人もいます。 しかし会社説明会と座談会両方に参加することで、どちらか一方だけに参加するよりも、広く・深く企業や仕事について理解することができます。 そしてそれは、自分が入社した後の姿をより鮮明にイメージすることにつながり、志望動機などにも活かすことができます。 そのため、興味がある企業であれば、時間が許す限り両方に参加することがおすすめです。