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Q
- 契約社員は3カ月更新でも途中退職できますか?
- 実際は、期間が定められた契約のため、契約が終わるまで働かなければいけません。しかし、双方合意のうえであれば契約期間途中でも退職は可能です。 円満に退職するためには、契約が終わるタイミングで辞めるのが一番スムーズだと考えます。 おそらく契約終了の約1カ月半前に契約更新の打診があるはずです。そのときに「次の契約はなしで今回の契約期間で終わらせてほしい」と話せば円満に退職できます。 自動更新の場合も、退職を希望する1カ月半前に直属の上司に相談をするのがおすすめです。 上司を飛び越えて人事に直接相談すると関係が悪化したり、部署内で揉めてしまったりすることにもなりかねません。直属の上司を通したうえで相談するようにしましょう。 前もって伝えよう! 転職時に悪影響があることも考慮する 途中退職したい場合の注意点は、急にいなくなるようなことはしないことです。退職者が出た場合、業務の引き継ぎが必要なため、後任者のことを考える必要があります。 「今週いっぱいで辞めたい」という急な退職希望ではなく、「契約満了前に辞めたいのですがいつなら問題ないですか」と相談ベースで話を進めるのが無難です。一方的に退職希望日を伝えるのではなく、会社側の意向をくむ姿勢も見せましょう。 次の転職の際は、契約途中で終わったことを履歴書に正直に書かなければなりません。嘘をつかずに理由を明確に伝えられるような準備が必要です。企業にはよるものの、少し不利になる可能性も否めません。正直、良い印象にはならないことも事実です。
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Q
- 年間休日104日って少ないですか?
- 多いか少ないかはその人の感覚によるものの、一般的に見れば104日は労働基準法に抵触する可能性もあるくらい少ない日数であるといえます。 週2日休んで1年間(52週)を過ごした場合の休日数が104日です。ということは、祝日やお正月休みのような長期休暇は一切ありません。1年間にわたって土日のみ休みと考えれば、少ないという実感がわくはずです。 年間休日104日といっても、休み方は企業によって異なる可能性があります。 たとえば、土曜日は隔週出勤で、浮いた休みを長期休暇として扱い年間で104日になる稼働設定をしている企業があるかもしれません。あるいは、シフト制であることも考えられます。毎週土日休みとも限りません。 残業の有無でワークライフバランスは実現可能 周りの人は年間休日120日以上の会社を選んでいるようですね。もし質問者さんが年間120日の会社から104日の会社への転職を考えているのなら、転職後に休みの少なさを実感するはずです。自分の時間が取れない事態も起こりかねません。 年間休日104日の企業に応募する際は、表で104日と正直に公表してきている会社なので、変に疑う必要はありません。逆に信頼性は高いといえます。応募するかしないかは本人の意思次第です。 ワークライフバランスについては、残業があるかどうか確認してみましょう。定時で帰れるのなら休みが少なくても大丈夫、という考えの人もいます。ワークライフバランスを保つためには、自分の時間管理とやりたいことをどう精査するかが大切です。
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Q
- 塩まじないで仕事のミスは減りますか?
- まず、お守りでミスが減ることはないと考えます。 ただ、お守りに頼るということ自体は悪いことではないというのも私の見解です。それで自分のメンタル面が落ち着くのであれば、取り入れるのは良いといえます。 「これをやったから大丈夫だろう」など、強い気の持ち方ができメンタルに良い影響を及ぼすのであれば、やってみること自体はまったく否定しません。 まずは努力の方向性を疑おう! 上司にもアドバイスをもらってみて 現実的にミスを減らす方法として、努力の方向性を見直すことが必要かもしれません。ミスを減らすよう努力してもミスを繰り返してしまうということは、その努力の方向性が間違っている可能性があるからです。 まずは自己分析をして、どういうミスが多いのか、過去を振り返りましょう。傾向と対策を練ることが必要です。 自分一人で考えるのも良いですが、周りに頼ることも検討してみましょう。上司からも指摘されているのならば、上司にアドバイスをもらうというのも一つの方法です。ほかにも、ダブルチェック体制を作ってもらうという対策も考えられます。
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Q
- 大企業への転職を後悔しています……。
- 大企業からスピード感のある企業への転職を希望されているのですね。 前職(中小・ベンチャー)と転職先(大企業)の仕事内容を経験したことで、自分が本当はどういう環境でどういう仕事をしたいか、どう働きたいかという点がだいぶ明確になったのではないでしょうか。 まずはその基準を自分のなかで言語化して整理してみてください。「こういうところで働きたい」というのが明確になれば、転職先に求める環境も自ずとわかるはずです。 むやみに転職に動き出すよりも、自分自身のペルソナを設定してから、その目標が叶う転職先を探すようにしましょう。 大企業経験は武器になる! 実績があればなお良し また、大企業から再び中小・ベンチャーに戻ることは可能です。 転職活動において、大手企業に中途採用で入社ができたという実績は、会社によっては短期間の離職をデメリットととらえる可能性もあるものの、多くの場合良しと見なされます。 「大企業での経験をうちの企業でも発揮してほしい」と考える中小企業やベンチャー企業があるはずです。在籍していたことは武器にはなると考えられます。在籍期間にもよりますが、そこに実績があればなお良いです。
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Q
- 会社員で夢がないのは大丈夫でしょうか?
- 「将来の夢」や「明確にやりたいこと」を持って仕事をしている人は、実際にはほんの一握りに過ぎません。 その数少ない理想を叶えられている人はさらに限られていて、多くの人は夢がない状態でキャリアを歩んでいます。そのため、現時点で明確な目標がないことを否定的に捉える必要はまったくありません。 むしろ大切なのは、目の前の日常や業務を実直に積み重ねていくことです。一見、単調でつまらないと感じる毎日であっても、10年後の自分を形作る不可欠な要素になっていることがあります。 何気なくこなしている日々の仕事が、後になって思いもよらない場面で活きてくることがあるのです。そうした「日々の積み重ね」こそが、何よりも素晴らしい生き方だといえます。 流れに身を任せてOK! 経験が将来の目標になる! 自分は何が得意で、何を避けたいのかという自己理解は、さまざまな経験を積み重ねるプロセスのなかで、自然と輪郭がはっきりしてくるものです。その延長線上で「これが得意だから、この方向へ進もう」「この資格を取ってみよう」といった次のアクションが見えてきます。 私自身、かつては営業職でしたが、異動で採用人事を担当したことが大きな転換点となりました。当時は最初から強いやりがいがあったわけではありません。 しかし、目の前の業務を続けるうちに「自分に合っている」という実感が芽生え、そこからキャリアコンサルタントの資格取得や、現在のフリーランスとしての活動へと道が広がっていきました。 まずは流れに身を任せ、目の前のことに丁寧に取り組んでみてください。日々の変化を恐れず過ごしていくなかで、自分なりの目標は後から自然と付いてくるものです。
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Q
- 一人っ子は会社員に向いていないですか?
- 「一人っ子であること」が、仕事においての決定的な不利になることはありません。 人格の形成には、家族構成だけでなく、成長過程における友人関係や周囲の環境も大きく影響するため、すべてを一人っ子という属性に結びつけて考える必要はないでしょう。 会社員以外を目指すなら3つの道を検討してみよう もし、どうしても組織に雇用される「会社員」という働き方が自分に合わないと感じるのであれば、「資産家」「フリーランス」「起業家」などの選択肢が考えられます。 もちろんそれ以外にも、専門職、ギグワーク、NPO、非営利団体などの選択肢も、検討の範囲内です。 会社員以外の生き方を望むのであれば、これらのなかから自分に合った道を選択し、そのための準備を始めるしかありません。 一人っ子の特性を強みに変える視点も重要です。例えば、他人の意見に左右されず物事を決めてきた経験があるなら、それは「決断力」という大きな武器になります。 分の特性を冷静に分析し、その決断力が評価される仕事を選んだり、自ら道を切り拓く行動に繋げたりすることで、自分らしいキャリアを築くことができるはずです。
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Q
- 会社員に向いてないと感じたら起業すべきですか?
- 「会社員に向いていないから起業する」という考え自体は一つの選択肢ですが、「起業すればすべて解決する」と安易に結びつけるのは非常に危険です。 フリーランスや起業家は、組織の後ろ盾がない以上、すべての責任を個人で負わなければなりません。この厳しさを十分に理解したうえで決断すべきであり、何より入念な「下準備」が成功のカギとなります。 自己分析→副業で段階的なスタートを切ることがカギ まずは、会社員としての安定した収入があるうちに、副業などの形でスモールスタートを切るのが賢明です。見切り発車で収入源を断ってしまうと、精神的な余裕がなくなり、事業を軌道に乗せるのが一気に困難になります。 会社員と並行して、まずは「自分の力で1円を稼ぐ」経験を積み、事業の実現性を検証しておくことが必要です。 大前提として、起業は「一生戻れない決断」ではありません。しかし、それでも闇雲に動くのではなく、まずは徹底した自己分析から始めてください。 自分の強み、得意なこと、そして情熱を持てる分野はどこにあるのか。それらを冷静に棚卸ししたうえで、どの領域なら自分の勝ち筋があるのかを突き詰めることが、失敗しない起業への唯一の道筋となります。
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Q
- 全国転勤がある会社を辞めようか悩んでいます。
- すでに何度か転勤を重ねてきたなかでの決断であれば、これまでの経験を踏まえたうえで「今回はもう限界である」という結論に至ったはずです。 その場合は、自身の心に従って退職を検討することも、決して後ろ向きな選択ではないと考えられます。 次の転職活動においても、「複数回の転勤を経験した結果、自身のライフスタイルには合わないと再認識し、区切りをつけました」と伝えることで、単なる「転勤嫌い」ではなく、経験に基づいた客観的な判断として受け止められる可能が高いです。 キャリアを天秤にかけて判断! 地域限定職も選択肢! ただし、築いてきたキャリアを手放すことへの葛藤はあるかもしれません。しかし、社会には数多くの企業が存在しているため、現在の職場がすべてでないのです。環境を変えることは、より広い世界を見るきっかけになると言えます。 辞めるべきか否かの判断基準は、最終的には自分の中にしか存在しません。「これまでのキャリアを継続すること」と「転勤のない働き方を手に入れること」を天秤にかけ、どちらに重きを置くかを検討すべきです。 この優先順位の決定は、たとえキャリアコンサルタントであっても代行できるものではなく、自身で深く考え抜いたうえで選択することが重要です。 また、昨今の企業は、求職者が勤務地にこだわる傾向にあることを十分に承知しています。そのため、大手企業であっても「総合職」や「一般職」とは別に、転勤のない「地域限定職」という選択肢を用意しているケースが少なくありません。 採用ページを精査し、自身の希望する働き方が実現できる環境を探すことは、現在では十分に可能な選択肢であると考えられます。
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Q
- 短期離職の理由を面接でどう伝えれば良いですか?
- 採用側の本音は「取り繕った嘘ではなく、真実を知りたい」という点に尽きます。 転職希望者は短期離職のリスクを恐れるあまり、つい「自分に非がない理由」ばかりを並べてしまいがちです。 しかし、あえて「自分に足りなかった部分」を添えて伝えることで、客観的な自己理解ができているという評価につながっていくのです。 自分の非も認めて前向きな姿勢を伝えよう! 自分の非を認めたうえで、前向きな姿勢を提示していきましょう。 たとえば、業務内容のミスマッチであれば「自身の企業リサーチ不足」を正直に認めます。また、デリケートな人間関係の悩みであっても「自分にも改善できる余地があったかもしれない」と付け加えるべきです。 過去の至らなさを認めたうえで「次はこうしたい」と語る姿勢は、誠実さと成長性の証明になります。非を認められる潔さを見せることこそが、面接官の信頼を得るための有効な伝え方と言えると覚えておきましょう。
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Q
- 履歴書を写真なしで提出すると不採用になりますか?
- 履歴書の写真欄が空欄のまま提出されると、選考に影響が出る可能性は高いです。 写真欄がある=必要という前提のため、貼られていないと提出物として不完全という判断になりやすく、書類段階で落とされるケースもあります。 理由があって写真を貼れない場合は、提出と同時にその理由と対応方針を必ず伝えるべきです。 何の連絡もなく写真が抜けていると、指示を理解できていない、基本的な報連相ができない、仕事の抜け漏れが多そうといった印象を持たれる可能性があります。 提出期限を守れない場合も同じです。連絡なしで遅れるのは論外で、約束を守れない人という評価につながります。どうしても遅れるなら、必ず事前に理由を添えて連絡することが必要です。 急いで間に合わせるように動き企業へ連絡しよう 今回のような状況で優先すべきなのは、不備がある場合は必ず連絡を入れること、期限内提出と、写真の準備、どちらがよりマイナスかを冷静に判断することが必要です。 ただ、期限は守る、写真も貼るの両方ができていない時点で、一定のマイナスは避けられません。 今取れる現実的な選択肢は、証明写真機で急いで撮影して提出期限に間に合わせることです。 どうしても間に合わない場合は、写真なしで提出しつつ「後ほど追加提出します」と明確に連絡するのどちらかです。 このようなことが起こらないように、今後は提出期限から逆算して準備を進めるようにしましょう。