このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
325件
-
Q
- WebでのOB訪問でも、十分な情報収集はできますか?
- WebでのOB訪問でも、対面と遜色ない十分な情報収集は可能です。 得られる情報の質と量は、形式よりも「自分が何を知りたいか」を事前に具体的に準備しているかどうかにかかっています。 相手の貴重な時間をもらっているという意識を持ち、受け身ではなく自ら質問を投げかけ、主体的に話を進める姿勢が何よりも重要です。 Webのメリットとデメリットをよく理解しておこう! 状況に応じて自由に選択を Web訪問のメリットは、移動時間や交通費がかからず、人によっては対面よりリラックスして話せる点です。 一方、デメリットとしては、会社の実際の雰囲気を肌で感じることができない点が挙げられます。もし雰囲気を知りたい場合は、Web訪問の際に「機会があれば、一度オフィスに伺わせていただくことは可能でしょうか」と提案してみるのも良いでしょう。 企業側からWebか対面かを選択できるといわれた場合、どちらを選んでも評価に影響はありません。 自身の状況に合わせて選択してください。
-
Q
- グループワークの司会は評価されますか?
- 司会だから、あるいは積極的だからといって、それだけで良い評価になるとは限りません。評価されるのは役割そのものではなく、その役割にどう向き合ったかというプロセスです。 企業が見ているのは、話す内容はもちろんのこと、協調性、積極性、傾聴力、受容性、そして論理的思考力や課題解決能力といった多角的なスキルとなります。 たとえば、周囲の意見に真摯に耳を傾ける傾聴力や、異なる意見も一度受け入れる受容性を示せているかなどが見られているポイントです。 また、自分の意見を発言する積極性だけでなく、発言できていない人に話を振るなど、全員が参加できる雰囲気をつくれる協調性も見られています。 積極性も大切ですが、度を越して自己主張が強すぎると逆効果になる場合があるので要注意です。 議論の目的を理解し、時間内に結論を出すために、メンバーの意見をまとめて方向性を示す調整力や課題解決能力も重要となるでしょう。 企業の特性を理解することが大切! 求められる力を発揮しよう これらの評価軸は、企業や職種によって求める特性が異なるため、一概にはいえません。 たとえば、営業職のように自ら発言する力が求められる職種もあれば、ディレクターのようにメンバーの意見をまとめる調整力が評価される職種もあります。 また、ベンチャー企業や社員数が10〜20人くらいの小規模な会社では、一人ひとりが主体的に行動し、人を引っ張っていく力や意見をまとめる力といった、より幅広い能力が重視される傾向がある場合も多いです。 企業研究をおこない、その企業や職種がどのような特性を学生に求めているのかを理解したうえで、グループワークに参加することが対策の一つになります。
-
Q
- ガクチカが思いつかないのですがどうすれば良いですか?
- ガクチカは、必ずしも大きな成果や特別な経験である必要はありません。大切なのは経験の大小ではなく、物事にどう向き合い、どのように考え行動したかです。 日常生活やアルバイトといった身近な経験でもかまいません。 たとえばアルバイト経験なら、「どのような意識で業務に取り組んでいたか」「工夫した点は何か」などを具体的に書き出してみましょう。 客観的な視点が大切! 自分の強みを見つけよう 書き出した内容を客観的に見るために、友人やアルバイト先の同僚に「自分の強みは何か」と聞いてみるのも有効です。自分では当たり前だと思っていることが、他人から見れば優れた能力であることもあります。 企業側はガクチカを通して、学生の物事への取り組み方や思考のプロセス、人柄を知りたいと考えています。ささいなことでも、自分が工夫した点や意識したことを見つけ出し、自分の言葉で伝えることが重要です。
-
Q
- OB訪問を紹介してもらった場合、メールはどのように書けば良いですか?
- メールを作成する際は、堅苦しくなりすぎず、ですます調の丁寧語を基本とすれば問題ありません。 まず件名は「OB・OG訪問のお願い(〇〇大学 氏名)」のように、用件と所属がわかるように記載します。 本文では自己紹介に加え、誰の紹介で連絡したのかという経緯を明記しましょう。 そして、なぜその人に話を聞きたいのかという依頼の理由を具体的に伝えます。たとえば、「〇〇様の担当されている〇〇という業務に大変興味があり……」のように書くと良いでしょう。 また、当日質問したい内容を簡潔に記載しておくと、相手も準備がしやすくなります。 日程調整は相手の都合優先! 配慮のある丁寧な対応をしよう 日時については、こちらから日程を複数提示するのではなく、「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお教えいただけますでしょうか」と、相手の都合を優先する姿勢を見せましょう。 また、貴重な時間を取ってもらうことへの感謝を伝えることも大切です。
-
Q
- 面接の最後に熱意を伝える一言はありますか?
- 面接の最後に熱意のある一言を伝えるのは、良い印象につながることがあります。 特に、多くの学生と面接している企業の場合、後半になると最初に面接した学生の印象が薄れていくこともあるため、ここでインパクトを残せると強く印象に残るでしょう。 実際に、面接の最後に立ち上がって、とても大きな声で元気よく「御社が第一志望です! よろしくお願いいたします!」といった学生は、今でも印象に残っています。 印象に残る振る舞いをして最後は一言でまとめよう 何を話すかということよりも、どのように振る舞うかというところが非常に重要になるでしょう。 振る舞いについて、印象付けたいからといって、やり過ぎてはいけないということは特にありません。面接の雰囲気にもよるところですが、砕けた感じの面接であれば、特技を披露する学生も稀にいます。 これは賛否両論ありますが、印象には残りますし、度胸も伺えるため、良い面が多いといえるでしょう。 また、この最後の時間は、本当に一言レベルでまとめるのがおすすめです。これまでの面接で散々話した後に、改めて1分間も話されると、間延びしてしまいます。一言か二言で簡単に伝えて終えるのが良いでしょう。
-
Q
- 面接で家族構成を聞くのはなぜですか?
- まず、家族構成を聞くことは厚生労働省の指針で禁止されている行為です。そのため、回答する必要はありません。 ただし、面接という場では、ストレートに「答えられません」と言うと、角が立つ可能性もゼロではありません。 その場合は、質問の意図を純粋にたずねるのが良いでしょう。「なぜ、それは選考に関係あるのでしょうか?」というように、逆に質問をしてみるのも一つの対策です。 家族構成以外にも、面接で聞いてはいけないことは多数あります。それらを事前に調べておき、これは答える必要のない質問、またはしてはいけない質問だと判断できる準備をしておくのも良いでしょう。 おそらく、家族構成をたずねる面接官は、それが禁止されている質問だとわかっていないことが多いです。 稀にそのような人もいますが、質問の意図としては、その人の兄弟関係での立ち位置や、血縁者とのかかわりのなかでどのように人と接するのかを知りたいというパターンが多いでしょう。 また、親の職業や勤務先をたずねるケースもあります。これは、応募している会社の競合企業に親が勤めている場合に、会社側が懸念を抱くことがあるためです。 答えたくない質問への回答可否は自分で判断しよう しかし、このような質問は本人に関係のないところで選考を進めていることになるため、面接官側に問題があります。 そのため、してはいけない質問をされたときは、「それは答えたくありません」と伝え、なぜその質問をするのかという切り返しができるように準備しておくと良いでしょう。 聞かれた意図によって、回答すべきかどうかを判断することもありますが、自身が答えても問題ないと思えるのであれば答えてもかまいません。しかし、答えないことで合否に影響がないとは言い切れません。 ですが、そのような知識を持っていない企業だととらえることもでき、入社すべきではないと考える判断基準にもなりえます。このように、どのようにとらえるかは人それぞれになるので、自分自身で判断していきましょう。
-
Q
- 一次面接から社長が担当する企業にはどのような意図があるのでしょうか?
- 一次面接から社長が同席されるのは、一般的ではありませんが、十分にありえることです。特に社員数が少ない企業などでは、社長自らが採用の最前線に立っているケースも珍しくありません。 また、ある程度の企業規模であっても、それだけ人材を大切にしている企業文化の表れとみることもできます。驚かれるかもしれませんが、これは社長に直接ご自身の熱意をアピールできる絶好の機会です。 いつも通りの準備で大丈夫! 前向きに落ち着いて面接に臨もう 特別な準備は不要ですので、通常の面接と同じ準備をしっかりとおこない、前向きな気持ちで臨んでください。 採用担当者との面接と同じように、落ち着いて準備してきたことを話せば大丈夫です。緊張するとは思いますが、ポジティブにとらえて頑張りましょう。
-
Q
- 職場でかかわりたくない人がいて、毎日つらいです......。
- まずは白黒で考えない方が良いと思います。 その人のせいで心身に不調をきたすようであれば、その環境から離れることを考えるべきですが、すぐに転職という選択だけではもったいないです。 もし社内に相談できる上司や人事の人がいるのであれば、部署の異動ができないか相談してみるのも手です。 客観的な意見をもらうことで、解決の糸口が見つかるかもしれません。 転職自体は甘えではない! 選考では前向きな内容に置き換えよう 転職を考えること自体は、決して甘えではありません。 ただ、面接で退職理由をたずねられた際に、人間関係の不満をストレートに伝えると、採用担当者に「うちの会社でも同じことになるのでは」という懸念を抱かせる可能性があります。 「新しい環境で〇〇に挑戦したい」など、ポジティブな動機に転換して伝える工夫が必要です。 ただし、それは嘘ではなく、自身のなかから見つけ出した本当の思いであることが大切です。
-
Q
- 内定をたくさんもらう人の特徴を教えてください。
- やはり準備をしっかりしている人が第一条件になってくると思います。 自己分析から業界・企業研究まで、一つひとつのステップを着実に進めている人は、提出するエントリーシート(ES)の内容も整っています。 センスだけで乗り切っているように見える人もいますが、そういった人も見えないところで努力を重ねているものです。 面接などの場数を着実に踏んでいる人は、その分受け答えにも自信と説得力が生まれます。 経験を積んだ人の素地は強い! 総合的な力が内定につながる 多くの経験を積んでいる人は、面接の場でも良い意味で慣れており、落ち着いた対応ができます。 話す内容が、テンプレートではないのにテンプレートのように整理されていて、それを自分の言葉として自然に伝えられるのは、経験を積まないとできない技術です。 就職活動に限らず、学生生活のなかでさまざまな経験をしてきたことが、その人の素地の強さとしてあらわれます。 そうした総合的な力が、内定の獲得につながっているのだと思います。
-
Q
- OB・OG訪問した企業に不採用になりました。結果は報告すべきですか?
- 直接連絡ができるのであれば、報告したほうが良いと考えます。 人事からその社員の人へも結果は伝わるとは思いますが、個人的に時間を取ってもらった感謝の思いがあるのであれば、報告するのが社会人としてのマナーです。 お世話になった社員の人も、あなたのことを気にかけている可能性があります。 きちんと報告することで、あなた自身も気持ちに区切りを付け、次の活動へ進みやすくなります。 将来どこかでまた縁があるかもしれないので、最後まで丁寧な対応を心掛けましょう。 簡潔なメールでOK! 件名の見やすさも忘れないようにしよう 報告は、結果がわかったらなるべく早く、メールでおこなうのがスマートです。内容は簡潔でかまいません。 「先日はお世話になりました。残念ながら今回はご縁がありませんでしたが、貴重なお話をうかがえたことに感謝しております」といったお礼と結果を伝えましょう。 不採用だったことへの不満や、選考への批判などは決して書かないように注意が必要です。 件名は「OB訪問のお礼と選考結果のご報告(大学名 氏名)」のように、内容がひと目でわかるものにすると親切です。