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Q
- 転職の自己PRで採用担当者に刺さる書き出しを教えてください。
- 書き出しのテクニックはそこまで気にする必要はないと思います。それよりも自己PRの本文の内容が論理的でわかりやすいかが重要です。 ただ気を付けてほしいのは、現職への不満などネガティブな内容を書いてしまうということです。自己PRは自分をアピールする絶好の機会なので、そこで不満やネガティブなことを書き示してしまうと、あなたのことを知ることができないだけでなく、あなた自身の評価も落ちてしまうことがあります。 最初にネガティブな印象を与えるような表現をしないようにしよう 書き出しに特別なテクニックは必要ありませんが、ネガティブ要素から話が始まってしまうと第一印象はあまりよくありません。 転職だからこそ、経験やスキルが応募先企業でどう貢献できるのかを具体的に記述することに注力しましょう。
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Q
- OB訪問したのに落ちたのはなぜですか?
- OB・OG訪問は、必ずしも選考フローの一部ではありません。採用合否を決めるのはOB訪問をした社員ではないというところを理解しておきましょう。 合否は面接などの正式な選考で総合的に判断されます。 OB訪問をした社員の人と相性が良く、「入社して欲しい」「一緒に働きたい」と言われたとしても、選考のフローではなかった場合、不合格になることもあります。 OB訪問はあくまでも企業理解を深める場である OB訪問は「企業や仕事の理解を深めるための場」ととらえるべきで、「選考に有利になるから」という動機で臨むのは適切ではありません。 現場で働く人のリアルな声を聞き、企業説明会だけでは得られなかった情報や実情を学ぶ場として活用しましょう。
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Q
- OB訪問で相手の人の呼び方はどうすれば良いですか?
- 対面でのコミュニケーションでは、「〇〇様」と呼ぶと堅苦しくなる場合があります。和やかで話しやすい雰囲気を作るためには、「〇〇さん」と呼ぶのが適切です。 役職は会社内での位置付けであり、学生が役職で呼ぶ必要はありません。また、多くの企業は学生に緊張せずに話してほしいと考えています。 丁寧すぎず、かといって失礼にもあたらない「〇〇さん」という呼び方は、企業と学生の間に適切な距離感を生む表現として覚えておきましょう。 メールでは一貫して「様」を用いるのが適切 ビジネスメールでは、宛名に「会社名・部署名・(氏名)様」と記載し、相手への敬意を示しましょう。もし部署名が不明な場合は、氏名に「様」をつければ問題ありません。 本文中で再度相手に言及する際も「〇〇様」を使用すると、丁寧で一貫性のある印象を与えられます。
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Q
- OB・OG訪問で、年齢が離れた方への接し方はどうすれば良いですか?
- 相手がどの年齢であっても、受けたい企業の社員であることに変わりありません。そのため、どの年代であっても「話を聞きたい」という丁寧な姿勢を忘れずに持つことが必要です。 その際は、敬語を使いすぎる必要はなく、基本的にはです・ます調で丁寧に話すのが良いでしょう。 世代間のギャップを 前向きに受け入れる姿勢で大切 そのなかで、世代間のギャップは必ずあります。それを無理に埋めようとせず、むしろその違いを楽しむくらいの気持ちで接すると良いです。相手の世代ならではの考え方や価値観に触れられるのは、貴重な学びの機会になります。 また、学生が年齢差を気にして無理に話を合わせようとすることもあると思います。そこで、相手に話を合わせる必要はなく、価値観が違っていても問題ありません。 相違点も含めて、「勉強になります」と素直な姿勢で接することが、相手にとっても嬉しいことだと考えられます。
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Q
- OB・OG訪問をお願いするメールを人事に送っても良いですか?
- 人事にメールを送って問題ありません。むしろ、人事担当者を通すと、自分の希望に合った社員を紹介してもらえる可能性が高く、確実な方法の一つと言えます。 部署名がわかっていても、実際にどんな仕事をしているかまでは見えていない学生が多いです。 そのため、「こういう仕事に就きたい」「こういう部署で働きたい」という希望がはっきりしているのであれば、その希望に合う社員を人事にピックアップしてもらうのが確実な方法だと言えます。 人事経由であれば相性が合う社員を紹介してもらえる可能性もある! 私が人事をしていたときは、OB・OG訪問の申し込みメールを受けて、適した社員を紹介する業務がありました。 ただ、これは企業の規模によっても異なると思います。私の場合は、自分のルートから紹介することを徹底していて、そのルート以外はOB・OG訪問の機会を用意していませんでした。 また、同じ部署にいる社員でも、その学生と話が合うかどうかは判断ができないこともあります。私は学生との相性も含めて、紹介する社員の組み合わせを工夫していました。 人事に相談すると、自分と相性の合う社員を紹介してもらえ、有意義なOB・OG訪問ができる可能性が高いため、一度相談してみることをおすすめします。
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Q
- 志望動機と自己PRが被るのは問題ないですか?
- 結論からいうと、志望動機と自己PRの根幹となるエピソードが同じになることは、決して珍しいことではありません。ある程度の重複は仕方のない面もあります。 大切なのは、それぞれの項目で焦点を当てるポイントを変え、効果的にアピールすることです。 自己PRでは、主にこれまでの自身の経験や具体的な行動を通じて得た「強み」や「スキル」を中心に語りましょう。 一方、志望動機では、その企業への入社意欲や企業理念への共感、そして「なぜその仕事がしたいのか」「その仕事を通じて何を成し遂げたいのか」といった未来に向けた熱意を中心に述べることが大切です。 自己PRと志望動機は掛け合わせることで一貫性をアピールできる そして、これらを上手に連携させましょう。 たとえば、「自己PRで語ったこのような強みを、貴社でこのように活かして貢献したい」というように、自己PRで示した能力を志望動機につなげることで、話に一貫性と説得力が生まれます。 このように、それぞれの項目で焦点を変えつつ、両者を掛け合わせることを意識してみてください。 もちろん、志望動機と自己PRでまったく異なるエピソードを用いても問題ありません。その場合は、それぞれの話の軸がぶれないように、各項目で伝えたいメッセージを明確にすることが重要です。
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Q
- 面接で落ちた理由を聞くのはマナー違反でしょうか?
- 企業に不合格の理由を聞くこと自体は、マナー違反ではありません。ただし、教えてくれない企業が多いのが実情です。 ほとんどの企業が開示していないと思います。理由としては、一人だけに開示することで公平性が失われることを懸念するためです。 しかし、稀に教えてくれる場合もあるため、どうしても気になる場合は聞いてみましょう。 手応えを感じられなかった場合は面接当日にフィードバックをもらうのもアリ 問い合わせの際はメールをおすすめします。その場合は、「今後の就職活動に活かしたいので、もし可能であれば不合格となった理由をご教示いただけますでしょうか」といった、丁寧な聞き方を意識しましょう。 また、面接の最後に「今日の自分のパフォーマンスはどうでしたか?」といったフィードバックをその場で求めるのは、決して悪い印象は受けず、むしろ向上心があるとプラスにとらえてもらえる場合が多いです。 ただし、それが合否に直接影響するかは別問題となるため、あくまで今後の選考に活かしたいという姿勢で臨みましょう。
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Q
- 面接で「将来の夢がない」と答えるのは不利になりますか?
- 「将来の夢」と聞くと壮大なものを想像しがちですが、必ずしも大きなものである必要はありません。「何者かになれる」という人は一握りです。 数年後、あるいは数カ月後にこうなっていたい、こういう生き方をしたい、といった身近な目標でもまったく問題ありません。 また、仕事を通してのことだけでなく、プライベートなことでも良いでしょう。プライベートがあってこその仕事ですし、その逆もまた然りです。 無理に仕事でのキャリアプランを語る必要はなく、「家族と幸せに暮らしたい」といったことでも良いと思います。自身の人生全体をどう生きたいか、という観点で考えてみましょう。 質問の意図は企業によって異なる! 誠実に自分を伝えよう 企業がこの質問をする意図としては、おそらく上昇志向があるかどうかなどを見ている企業もあると思います。 しかし私個人としては、上昇志向だけが素晴らしいとは思いません。私がこの質問を通じて知りたいことは、応募者が自身の人生をしっかりと見つめられているかどうかです。 このように、質問する人によって意図が異なる部分もあるため、企業の社風などから話す内容を考えましょう。
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Q
- 中途採用の面接がボロボロだったのに受かった理由は何ですか?
- その企業が求めるものと、本人の話のどこかが合致したのだろうと考えられます。 自分ではボロボロだったと感じていても、相手に響いている可能性は十分にあり、何かしらマッチした点があったから合格に至ったのでしょう。 自分が納得できていない部分を振り返り次回以降に活かそう 面接は一度で終わるわけではなく、複数の面接官の評価や書類選考の内容も加味されるため、一つの面接だけですべてが判断されるわけではありません。 そのため、最終面接までの選考であなたの良さは十分に伝わっていた可能性が高いです。 また、自身が「ボロボロだった」と感じていても、相手からみたら「普通だった」というパターンも考えられます。 あまり気にしすぎる必要はありませんが、今後に活かしていくためには、自身が「ボロボロだった」と思う部分を具体的に振り返ることが必要です。今回うまく話せなかった部分を重点的に練習することで、納得のいく対応ができるようになるでしょう。
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Q
- 長所と短所に一貫性がないとダメですか?
- 長所と短所に一貫性がなければならない、ということは必ずしもありません。 無理に一貫性を持たせようとして、本来の自分とは異なる特徴を無理やり作り上げてしまうと、かえって不自然な印象を与えかねないからです。 むしろ、一貫性がないように見えることは、自身をさまざまな視点から客観的に分析できている証しと、とらえることもできます。 長所と短所に説得力を持たせる具体的なエピソードを用意しておくことが大切 大切なのは、自身の長所と短所が、それぞれどのような場面で見られるのかを具体的なエピソードを交えて説明できるように、深く自己理解を進めておくことです。 そして、なぜそれが長所であり、なぜそれが短所だと認識しているのか、その背景や理由を自分の言葉で語れるように準備しておきましょう。 また、もし短所が露呈したとしても、それを長所でどのようにカバーできるのか、あるいは短所を改善するためにどのような努力をしているのか、といった補完関係や成長意欲を示すことができれば、表面的な一貫性がなくてもまったく問題ありません。 無理にこじつけるのではなく、正直な自己分析にもとづいた説明を心掛けてください。