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Q
- やりたいことがわからないときの仕事探しはどうしたら良いのでしょうか?
- 社会人2年目になり、漠然と転職を考えてはいるものの、本当にやりたいことがわからず悩んでいるのですね。そんなときは、一度原点に立ち返ってみることをお勧めします。 まず、もう一度「自己分析」に取り組んでみましょう。 学生時代に得意だったことや好きだったことは何かを振り返るだけでなく、たとえ今の仕事が合わないと感じていても、そのなかに少しでもやりがいを感じる瞬間や業務がないかを探してみてください。 そこに、あなたの次へのヒントが隠れているかもしれません。 絞りすぎない! 視野を広げた業界研究で新たな可能性を発見しよう 次に、視野を広げて「業界研究」をやり直してみるのも有効です。 新卒のときには見向きもしなかった業界や、一般的にはあまり知られていないBtoBの事業をおこなう会社なども含めて幅広く調べることで、思いがけず自分に合う仕事や興味深い分野が見つかることがあります。 このように、自分自身の内面と、社会に存在する多様な選択肢の両方を見つめ直すことが、次の一歩を踏み出すための鍵となるでしょう。
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Q
- ジョブホッパーだと何が悪いのですか?
- 若いうちの頻繁な転職、いわゆる「ジョブホッパー」と見られる経歴は、採用担当者から懸念を示されやすいのが実情です。 企業側は、社員の入社1年目は研修や指導といった「投資期間」と考えており、2年目以降にようやく一人立ちして本格的に貢献してくれる、と期待しています。 そのため、2年程度で転職を繰り返していると、「採用しても、またすぐに辞めてしまうのではないか」「困難な状況を乗り越えるのが苦手なのではないか」といった、マイナスの印象を持たれがちです。 キャリアは焦らずじっくりと築き上げよう! そのため、次の転職を考える前に、まずは現在の会社でキャリアを積むことを強くお勧めします。 一つの場所で少なくとも5年、できれば10年ほどじっくり働くことで、初めて得られる専門性や「仕事上の強み」が生まれるでしょう。 もし現在の仕事内容に不満がある場合でも、すぐに社外に目を向けるのではなく、まずは社内で人事部に相談し、部署異動などで活躍の場を変えられないか、模索してみるのが良いと思います。
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Q
- 就活面接の自己紹介で趣味のことは伝えるべきですか?
- 面接の自己紹介で、自身の趣味について簡潔に触れるのは、とても良い方法です。 学業や志望動機といった真面目な話だけでなく、あなたの人間的な一面を見せることで、面接官との会話のきっかけ(アイスブレイク)になり、場の雰囲気を和らげる効果があります。 それによって自身の緊張もほぐれ、その後の受け答えがしやすくなるという利点もあるでしょう。 趣味=ストレス解消法! 仕事への意欲にもつなげられる また、企業が趣味について関心を持つ背景には、「仕事以外にリフレッシュする手段を持っているか」という視点があります。 趣味を通じて週末にしっかり心と体を休め、また月曜日から元気に働いてくれる人材は、企業にとって非常に魅力的です。 そのため、どのような趣味であっても、基本的には正直に話して問題ありません。 インドアな趣味でも、散歩やカフェ巡りのような日常的なことでも大丈夫です。社会的に見て問題のある内容でなければ、趣味の種類によって評価が下がることはないと考えて良いでしょう。
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Q
- 就活解禁って何時ですか?
- 私の実体験なのですが、3/1に学生と面談していたとき、学生がとても眠そうにしていました。聞いてみたところ、夜中の0時に切り替わったサイトを朝までチェックし、プレエントリーをしていたということでした。気がついたら100社を超える数の企業にプレエントリーしていたということでした。 各就活サイトに登録をしておくと、3/1の0時に仕様が切り替わり、プレエントリーができる企業が多く出てくるかと思います。かなりの数になると思いますので、1つ1つ見ていると時間も相当必要になってくるでしょう。 志望度が高い企業は解禁後すぐに登録しておくと安心 では、0時からやるべきなのかということですが、まずは志望度が高い企業を事前にピックアップしておいて、その企業については早めに済ませてしまうのも良いでしょう。 ただ、朝になってから取り組んでも、それが消えて無くなってしまうわけではありませんので、じっくりと時間を取って取り組む方が良いのではないかと感じます。 以前に朝起きてプレエントリーと説明会の予約をしようとしてら「すでに定員に達していて予約出来なかった。その企業は説明会に参加することがエントリーの条件になっているためどうしたら良いか?」と相談に来た方がいました。 その企業への思いが強いのであれば、人事担当に問い合わせをしてみるようアドバイスをし、結果としてはキャンセルが出たことや、企業が日程を増やしたことでその方も参加することができました。 状況や日程などは企業ごとにさまざまです。落ち着いて取り組み、問題があれば企業に問い合わせをしてみると良いでしょう。
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Q
- 就活の面接で、高校時代のエピソードをアピールしても良いですか?
- 就職活動の面接で、高校時代のエピソードをアピールしてもまったく問題ありません。 部活動や学内イベントなど、一つのことに打ち込んだ経験は、あなたの強みを伝える良い材料になります。 ただし、一般的には高校時代までが良いとされており、中学校時代の経験は、現在のあなたと少し離れすぎている可能性があるため、特別な指示がない限りは高校以降のエピソードを選ぶのが無難でしょう。 企業側の質問の仕方にも工夫が見られる! 質問の意図を見極めよう 一点だけ注意すべきなのが、面接官の質問の仕方です。 もし「”学生時代”に力を入れたことは何ですか」と「学生時代」という言葉を使って聞かれた場合は、それは「大学時代」のエピソードを指していると解釈し、大学での経験を話すようにしましょう。 もっとも、最近では企業側も「これまでの人生で」というように、時代を限定しない聞き方をするケースも増えており、大学時代以外の経験も評価しようという傾向が見られます。
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Q
- 一次面接がグループワークだとわかりました。何を見られますか?
- 一次面接がグループワークだと聞くと、緊張される学生もいるでしょう。「何を見られるのだろう?」と不安になるかもしれませんね。 企業が一次面接にグループワークを導入するおもな理由の一つは、多くの学生と一度に接点を持てるというメリットがあるからです。 特に大手企業は応募数が多いため、一人ひとりと個別面接をするのが難しい場合が多いでしょう。 その点グループワークであれば、一度に複数の学生の様子を観察できるため、効率的に選考を進められるわけです。 入社後の働き方をイメージして臨もう! 仲間と協力する姿勢が求められる また、面接ではなくワーク形式である理由としては、ワークのほうが学生の本質的な部分が見えやすいという点があります。 面接であれば、学生はしっかりと準備をして臨むため、お辞儀や挨拶、受け答えなども完璧にこなせるでしょう。そのため、企業側は本当の姿が見えにくいという悩みを抱えることがあるのです。 しかし、グループワークの場合は、急に課題が出され、仲間と話し合う様子や、議論にどのように参加していくかなど、入社後の働き方の一端を垣間見ることができます。こうした理由から、多くの企業がグループワークを導入しているのです。 グループワークに臨む際は、企業内でおこなわれている会議をイメージしてみると良いでしょう。会社で優秀な社員は、会議にどのような態度で参加しているのかを想像してみてください。 グループの仲間は、選考上はライバルかもしれませんが、一度同じチームになったら運命共同体です。 会社の話し合いで仲間とぶつかり合うことはないと思いますので、みんなで協力しながらワークを進める姿勢を大切にしてくださいね。
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Q
- 初めての一次面接です! 何に気を付ければ良いですか?
- 初めての一次面接、緊張すると思います。何に気を付ければ良いか、私もよく聞かれる質問です。 特に大切にしてほしいのは、入室後15秒間の振る舞いとなります。人と人が初めて会ったとき、最初の15秒でほとんど第一印象が決まると言われているのです。 その第一印象を変えるには、かなりの時間が必要になるのですが、面接はそこまで長くありません。だからこそ、最初の印象が重要となります。 話す内容以上に態度が重要! 入室から気を抜かずに臨もう もちろん、面接で話す内容も大切です。しかし、それ以上に第一印象に気を配ってください。 まずは扉をノックして開き、面接官の顔が見えた瞬間からしっかりとしたアイコンタクトを取ること、そして笑顔で挨拶をするなど最初の部分を準備して心して臨みましょう。 自身の第一印象は、面接全体に影響を与える大切な要素です。最初の入り方一つで、面接官に与える印象は大きく変わることを意識しておきましょう。
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Q
- 面接で爆笑されました! おもしろいことを言ったつもりはないです。
- 面接で爆笑されて驚いたことと思います。おもしろいことを言ったつもりはなかったとのこと、それは大変びっくりされましたね。 面接官にもさまざまなタイプの人がいるため、おそらく普段からそのような反応をするタイプの人だったのかもしれません。 「当社の社員で印象に残っている人はいますか?」と聞かれて名前を答えたら爆笑されたというケースですが、普通はそのようなことはあまりないでしょう。 おそらく、その面接官がその〇〇さんのことをよく知っていて、何かしらその人に対して特別な思いがあったのかもしれません。 あなたの答えとしては間違っていませんし、聞かれたことにしっかり答えているわけですから、まったく問題はないはずです。 個性的な回答も伝え方次第! 工夫して好印象につなげよう もう一つのケース、「ストレスを抱えたときにどうしてますか?」という質問に対して「ChatGPTに相談します」と答えた、ということですね。 これも面接官が期待していた答えは、友人への相談や気分転換の方法など、一般的な回答だったのだと思います。 そこにChatGPTという予想外の答えが来たので、面接官も驚きと共に笑ってしまったのでしょう。 確かに今時な答えだと思いますし、私も今まで聞いたことがありません。 笑われたからといって不採用になるわけではありませんが、「ChatGPTに相談したり、家族や友人など周りの人に話を聞いてもらったりしています」といったように、周囲の人とのコミュニケーションも加えると、より良い印象を与えられたかもしれません。 あなたの個性的な回答も、伝え方次第で強みに変えられますよ。
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Q
- 最終面接で大失敗しました。絶望です。
- 最終面接で大失敗してしまったと感じて絶望してしまう気持ち、とてもよくわかります。しかし、どうか安心してください。 一次面接や二次面接の結果、そして面接官が抱いたあなたの印象は、きちんと人事担当者へ伝わっています。 そして、ある程度の評価があったからこそ、あなたは最終面接まで進めているはずです。 たとえ一つの回答を間違えたり、一部がうまくいかなかったりしたからといって、それで即不採用になるわけではありません。 面接官は、あなたが緊張していることを理解したうえで、全体像を見て総合的に判断しているものですよ。 企業研究の徹底は当たり前! 答えられないを少しでもなくそう もし面接官が社長でしたら、その社長の意見が合否に強く影響する可能性はあるでしょう。 しかし、そこでしっかりコミュニケーションが取れていたり、求められることに答えられていたら問題ないはずです。 役員や人事担当者が面接官の場合も、それまでの選考過程や人事担当者との個人的なやり取りなども考慮されるため、一つの質問で失敗したからといって不採用になるわけではありません。 最終面接では、企業のことを徹底的に知っておくこと、そして業界のことを深く知っておくことが非常に大切です。 業界や企業の話になったとき、調べが足りないとどうしても答えられない場面が出てきてしまうでしょう。 もしわからないことがあっても、それが原因で不採用になるわけではないので、正直に「勉強不足で申し訳ありませんでした。必ず今日家に帰ってからしっかり調べておきたいと思います」といった、前向きで誠実なコメントができれば、かえって好印象を与えることもありますよ。 面接の前日には企業のホームページ(HP)を隅から隅まで、採用に関係ないページまですべて読み込むくらいの準備をして臨むことを強くおすすめします。
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Q
- 面接がメンタルに来ます……。
- 面接がメンタルに来ると感じる学生は非常に多いですし、誰もがそう感じるものです。私もそうでしたので、気持ちはよくわかります。 そんなときは、少し視点を変えてみてください。面接を「企業が自分を見て判断し、良いか悪いかの結果を突きつけられる場」だと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。面接はマッチングの場なのです。 あなたもその企業に対して、「この会社で本当に働いて良いのか」「自分にとって良い選択なのか」をしっかり判断する場でもあります。 お互いに判断し合っているという気持ちで面接に臨めたら、自分だけが質問攻めにされていると考える必要がなくなるでしょう。 本命企業から内定が取れれば十分! あまり心配せず臨んでみよう 企業側も、面接官に対して「これはマッチングの場である」という指導をおこなっていて、学生からの質問などにもしっかり答えるようにと伝えている場合が多いです。 そのため、「自分だけではない」と考えることで、少し気が楽になるのではないでしょうか。 また、多くの学生が何十社もエントリーして面接を受けますが、実際に内定が出るのは本当に1社か2社、ごく稀に複数社という程度です。 卒業後に入社して社会人をスタートするうえで、自身にとって良いと思える企業から内定がもらえたらそれで十分だと思います。 あまり深く難しく考えすぎずに、それくらいの気持ちで臨めたら、きっと気が楽になると思いますよ。