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Q
- 動物とかかわる仕事に転職したいのですが、どんな仕事がありますか?
- 未経験から動物とかかわる仕事へ転職することは可能ですが、そのためにはまず深い自己分析が不可欠です。 獣医師、動物看護師、トリマー、飼育員など多岐にわたる職種が存在しますが、その多くは専門的な資格を要します。 これは、生き物の命を預かるうえで相応の知識が求められるためであり、就職後に資格取得が必要になるケースも少なくありません。 好きを深掘り! 具体的な職種を絞り込もう 最も重要なのは、「なぜ、どのように動物とかかわりたいのか」を自身で深く掘り下げることです。 「動物の命を救いたい」という想いが強いなら獣医師や動物看護師、「動物の可愛らしさに触れていたい」ならトリマーやペットショップの店員というように、動機によって目指すべき道は大きく異なります。 自分が動物を好きになった理由や理想のかかわり方を明確にすることで、具体的な職種が絞られ、大学の獣医学部や専門学校といった必要な教育機関を調べる際にも役立つでしょう。 まずは自身の気持ちを整理し、キャリアの方向性を定めることから始めてみてください。
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Q
- 代理店営業に向いてる人の特徴は?
- 代理店営業は、既存の得意先を定期的に訪問するルート営業の一種です。 この職種で最も重要となるのは、初対面の人と臆せず話せる能力以上に、相手に好かれ、心を開いてもらう双方向のコミュニケーション能力となります。 新規開拓とは異なり、前任者から引き継いだ顧客との関係性を深め、個人として信頼されることが求められるでしょう。 信頼関係を築いて「あなただから」と言われる営業を目指そう! そのため、成績はもちろん重要ですが、それ以前に「あなただから注文するよ」と言われるような、人間的な信頼関係を築くことが成功の鍵となります。 そのためには、ただ注文を待つのではなく、代理店の課題を見つけて「こういうのはどうでしょうか」と積極的に貢献策を提案し、相手を深く知ろうとする姿勢が不可欠です。 必要なスキルとしては、最低限のビジネスマナーが身に付いている接客業の経験が役立ちます。 経験がない場合でも、入社後の研修で真摯に学ぶ姿勢があれば問題ありません。 「ガツガツ攻める」という営業のイメージだけでなく、相手に合わせた丁寧な対応で信頼を得る、思慮深いアプローチが大切になります。
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Q
- ゼネラリストとスペシャリストの両立は可能ですか?
- ゼネラリストとスペシャリストは、どちらも会社にとって不可欠な存在ですが、同時に両方のキャリアを歩むことは困難です。 そのため、現段階で自分がどちらの道に強い興味を持っているかを見極め、選択することが重要でしょう。 この二つのキャリアの大きな違いは、その実現方法にあります。スペシャリストは、本人の「これを極めたい」という強い意志があれば、適性次第でその道を追求できます。 一方、ゼネラリストになるには、本人の意思に加えて、上司や会社から能力を認められ、昇進するという他者からの評価が不可欠であり、自身の希望だけで進むのは難しい側面があるのです。 キャリアは「選択」と「変化」の連続! 自身の意思を明確にしよう ただし、この選択は永続的なものではなく、将来的にキャリアチェンジすることは可能です。 まずは目の前の専門性を高めたいのか、あるいは一旦幅広いスキルを身に付けてから道を絞りたいのか、自身のキャリアに対する現在の考えを明確にすることが、後悔のない選択につながるでしょう。
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Q
- 自分にとってのロールモデルの探し方がわかりません……。
- そもそも、ロールモデルは無理やり見つける必要はありません。自然と気になる存在や、憧れ、そうなりたいと感じる人がロールモデルとなるものです。 では、将来をイメージする際に、どのような考え方をすると良いのでしょうか。 それは、「こうなりたい」「それはいつ成し遂げたい?」など、一つずつ自分自身に問いかけをしてみることです。 5年後、10年後の自身の姿を想像し、もしそのイメージに近い人がいれば、ロールモデルとして参考にさせてもらうと良いでしょう。 ロールモデルが見つかったら直接話を聞いてみよう! ロールモデルが見つかった場合、その人の「良いな」と思ったところや、「こうなりたい」と思ったところを自身に当てはめて、「今の自分にはできないけど、この人のようになるにはどうしたら良いのか」を落とし込んでいくことが大切です。 それが経験だけなのか、あるいはもっと資格を取得して自身のスキルを上げていかなければならないのか、どちらの面なのかを考えましょう。 もし可能であれば、良いなと思ったそのロールモデルとなる人に直接話しかけて、「どうしてそんなにできるんですか」とか、「〇〇さんのように憧れているんです」といったように、良い面を吸収したいという気持ちを伝えてみてください。 そういわれて教えてくれない人はいないはずです。そのように話を聞くことで、5年後、10年後の自身の姿に、さらに具体的なヒントが得られ、より良いキャリア設計ができるでしょう。
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Q
- 20代の引きこもりです。私が就職するのは難しいですか?
- 就職のチャンスはいくらでもあります。まだ20代であるからこそ、諦める必要はありません。 ただし、現状でこれだけ不安を感じているのであれば、いきなり就職先を探すよりも、まずはアルバイトから始めるのも一つの方法です。週2日や3日など、少しずつペースを上げていく形で、無理なく社会に慣れていきましょう。 外に出る機会があまりなかった場合、いきなり正社員として働くのは大変です。まずは少しずつ時間をかけて、アルバイトの勤務日数を週2日、3日、4日と段階的に増やしていくことをおすすめします。 「働ける自信がついた」「給料をもらうことで達成感を得た」「やっていけそうだ」と感じられるようになってから、どんな企業に就職しようか考え始めると良いでしょう。今すぐに就職活動を始めるのは、無理があるかもしれません。 外に出て仕事をする習慣をつけていくことが初めの一歩! また、選考が進み面接に至った際には、「卒業後、何をしていたのか」「なぜブランクがあるのか」を必ず質問されます。その際は正直に答えましょう。 「しばらく家で引きこもっていましたが、〇年〇月からはアルバイトで週2日コンビニ勤務を始めました。徐々に社会に慣れるためのリハビリ期間を過ごして自信がついたため、現在は就職活動を始めています」と説明すれば問題ありません。 企業側も、いきなり正社員として入社したものの「会社に行けなくなった」「電車に乗れずに連絡が取れなくなった」というケースを懸念しています。そうなると企業も困り、再度採用活動をおこなう負担も大きいからです。 そのため、徐々に社会に慣れてきたことをきちんと伝えれば、企業も安心感を持ってくれるでしょう。 アルバイトを選ぶ際、すべてが怖いと感じることもあるかと思います。そのため、まずはハードルの低いところから始めるのが大切です。 将来興味のある業界のアルバイトを選ぶよりは、まずは「社会に出るためのリハビリ」としてアルバイトを始めましょう。 毎日同じ時間に起きて、同じ時間に出社し、仕事をして家に帰るという生活リズムをつくることを目標にしてください。そのうえで、徐々に「どんなところに就職しようか」と考えていけば良いのです。 今はいきなりハードルを上げず、無理せず社会に慣れることが最優先です。
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Q
- 税務署勤めです。あまり出世したくない場合はどうすれば良いですか?
- 「出世=管理職に昇進」と考えている場合、自身は何を目指したいのでしょうか。働くうえで目標を設定することは重要です。 役職が上がることを望まないなら、現場でスペシャリストになることを目指すこともできます。相談に来た人々と話すことには適性があるのではないでしょうか。 「出世したくない」とそのままの気持ちを言語化すると、まるでやる気がないと判断される恐れがあります。 表現を工夫して、現在の業務にやりがいを感じていることや、この業務でさらに成長したいといったポジティブな表現を考えると良いでしょう。 前向きな考えが必要! 異動は受け入れる心構えを持とう 一方で、人事異動は定期的にあるため、今後違う業務に就く可能性は否めません。 出世を望まないからといって罰ゲーム的に異動させられることはないでしょうが、どこかの部署から人が異動してくると、誰かがその部署を移らなければならないものです。異動は断れないと思っておくと良いでしょう。 そして、自身で適性をしっかり分析しておくことが大切です。 「責任を取りたくないから正社員になりたくない」というアルバイトと同じ発想だと思われたり、今の仕事も仕方なくしぶしぶやっているだけというような発想だったりするのであれば、長く続けるのは難しいかもしれません。 どこかで考えをリセットする必要があるでしょう。 今の仕事が嫌で、そのうえで出世の話が来た場合に、今の仕事を仕方なくやろうというスタンスだと、そもそも将来的に続かない可能性もあります。 不安解消のためにも、ポジティブに「今の仕事がやりたいのか」と自身に問いかけることも大切です。
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Q
- 仕事とプライベートを分けるコツってありますか?
- 休日に仕事の連絡が入ると、げんなりしてしまう気持ちはよくわかります。休日や業務終了後は放っておいてほしいと思うでしょう。 しかし、どうしても連絡を取らなければいけないことはあるため、電話に出ないというわけにはいかないのが実情です。 まずこの状況は、自身で制御できるところとできないところがあることを理解することが重要だと思います。 上司や会社、チームの方針として休日も遠慮なく連絡をする体質である場合は、自身一人で状況を制御することは難しいでしょう。 周囲と協力! 明確なルール作りでプライベートを守ろう もし周囲の人も同じように感じているのであれば、皆で意見をまとめて、メリハリを付けてほしいと提言するのも良いのではないでしょうか。 これは将来に向けての提言となり、職場全体の働き方改善につながる可能性があります。 自身で制御できることだったとしたら、自分なりに線引きをしましょう。 たとえば、休日であれば「何時までは仕事をする」、あるいは「何時間だけは仕事をする」など、時間数で区切ることも良い方法です。 自身の限界まで来ているのであれば、一人で抱え込まず、誰かに相談して解決策を探しましょう。
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Q
- 新卒でメーカー経理になるのは難しいですか?
- 経理職を目指すことは、1つの企業でさまざまなステップを踏める可能性が増えるため、とても良い選択です。日商簿記3級を持っていれば、最低限の簿記知識があるということであるため問題もありません。 将来的に経理職で何をやりたいかによって、持っておくべき資格は異なります。給与計算だけを担当するのであれば簿記3級で十分です。 しかし、決算や経営の根幹に関わる仕事を目指すなら、簿記2級、さらに簿記1級へとステップアップが必要です。 難易度は徐々に上がるため、将来的に経理だけでなく、会社の数字やお金を扱う部署でキャリアを積みたいのであれば、いずれ簿記1級取得を目標にする意欲を持っておくと良いでしょう。 簿記3級は高校生でも取得可能なレベルのため、資格としてはそれほど有利にはなりません。一方、簿記2級を持っていれば経理職でかなり有利になります。 実際、簿記2級を持っていれば新卒でメーカーの経理職に就くことも可能です。募集状況によりますが、新卒採用でもゼロではありません。 徐々に経理の業務を覚えてステップアップしたいという意欲があれば、その気持ちを面接でアピールしましょう。 経理職の募集が少ないケースもあるからこそ採用情報を要チェック 最初から経理職を目指すのではなく、事務職として入社し、その後経理を目指す道も新卒の場合は十分あり得ます。 ただし、メーカーの場合は経理部門が独立しているケースが多いので、経理職の募集があれば積極的に応募することをおすすめします。 中小企業では総務と経理を兼任していることも多いですが、メーカーの場合は経理が専門部署として独立していることがほとんどです。ただ、そうした求人は多くないため、根気よく探す価値があります。 まだ3年生であるため、十分に時間はあります。 もし経理職として就職することが難しいと感じる場合は、「経理として働きたいのか」「メーカーの経理職にこだわるのか」も改めて考えてみると良いでしょう。 メーカーに絞っているのであれば、求人情報をこまめにチェックしたり、大学のキャリアセンターに相談したりすることも効果的です。どちらも有益な情報源なので、ぜひ活用してください。
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Q
- 内定ブルーを解消するにはどうしたら良いですか?
- 内定ブルーは、多かれ少なかれ誰にでも襲ってくるものです。これは恐らく、社会に出ることへの漠然とした不安であると考えられます。まずはその不安を取り払うことから始めましょう。 一番手っ取り早いのは、OB・OGに相談することです。あるいは、すでに社会に出ている友人や親戚、アルバイト先の人など、誰でも構いません。 自分より先に社会に出た人に「今、不安なんだ」という話を聞いてもらい、「大丈夫だよ、慣れれば大丈夫なんだから」と言ってもらえれば、安心できることが多いです。 これだけでも「そうかもしれない」と思える、単純なものだと思います。 再挑戦か意識の変化が内定ブルーの解消につながる! ただし、第一志望ではないところに諦めがつかず、もし第一志望の企業がまだ3次募集や4次募集をしているのなら、その内定を断らずに受けることも視野に入れてください。 まだそこに未練があるなら、エントリーしてみるのも良いと思います。そして、もう一度挑戦し、それでもダメだったら今の内定先に行こうと腹をくくるのです。 もしもう募集していないのであれば、ひとまず社会人としての経験を始めてみると考えてみてはどうでしょうか。第一志望の企業に落ちて、言われるがままに就職し、最初は負け組から始まった人もいます。 新卒で入社すると、2日や1週間など、徹底した新入社員研修を受けられる手厚い時間を得ることになります。 そして、1年目はOJT(On-the-Job Training)も付いて、仕事を覚えるところを徹底して教えてもらえる、本当に宝物のような1年間が待っています。 違う企業でも得られる経験があるのであれば、まずはそこでしっかりと働き、必要なスキルや知識を身につけたうえで、将来的に転職するというのも1つの選択肢です。 1つの企業に一生いなければならない、という決まりはありません。 どうしても第一志望の企業に行きたいのであれば、一度別の会社で経験を積んでから、再チャレンジするという道もあります。実際にそうやってキャリアを築いている人も少なくありません。 入社してみたら、意外と「この企業でも悪くなかった」「思っていたより働きやすい」と感じることもあるかもしれません。それは実際に働いてみないと分からないことです。 だからこそ、まずは社会人としての一歩を踏み出し、今いる環境でできるだけ多くのことを吸収し、成長する姿勢を持つことが大切です。 もし、第一志望の企業が再び応募を受け付けていた場合、以前に落ちていたとしても再応募は可能です。選考に通るかどうかは別ではあるものの、応募すること自体に問題はありません。 仮に面接などで「以前も応募されていましたよね?」と聞かれた場合は、「ぜひもう一度挑戦させていただきたい」と前向きな姿勢を伝えることが大切です。その熱意が伝われば、再チャレンジの機会を与えてもらえる可能性もあります。 すでに別の企業の内定を承諾していたとしても、法的には入社義務が生じるわけではありません。企業が内定承諾を求めるのは辞退を防ぐためですが、辞退そのものが法律違反になることはありません。 とはいえ、辞退を伝えるのは精神的に負担がかかるものです。それでも、「どうしても行きたい」と思える企業があるなら、その気持ちに正直になっても良いでしょう。 もし入社前に「本当にこのままでいいのか」と不安や迷いを感じたら、まずは社会人の先輩や信頼できる人に相談してみてください。それでもモヤモヤが晴れないようなら、一度チャレンジしてみるのも一つの手です。
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Q
- 転職活動が1年決まらないのは何が原因なのでしょうか?
- 転職活動が1年決まらないのは、たしかにつらいですよね。 「さまざまな求人に応募し、対策もしてきたつもりです」とのことですが、応募している業種や職種が広範囲に及び過ぎているのではないでしょうか。 やみくもに応募しても、その業務や企業に対する意欲や意思が薄い印象を与えてしまう可能性があります。 「なぜ転職するのか」考えてみることで適職を見つけることができる 今できることとしては、原点に返り、なぜ転職をするのかというところから考えてみるのが良いでしょう。そこから、この転職の軸を明確にすることをおすすめします。 業種や職種の志望動機をまとめ、応募先企業を研究したうえで、応募先でやりたいこと、できることを言語化してまとめていきましょう。 まずは、少し立ち止まって自身の意思を確認し、軸を定めることをおすすめします。自分に向いている仕事をすべて理解している人は少ないものです。 やってみて初めて発見することもあるため、就職活動の段階で完璧に考えるのではなく、やりたいこと、できることを優先して選ぶと良いと思います。 転職活動は長期戦です。応募先の事情などもあり、採用に至らないこともあります。振り返りは大切ですが、一喜一憂せず、前を向いて進んでいってください。