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Q
- 新卒で経理職になるのはすごいことなのでしょうか?
- 経理が新卒でなかなか難しいのは、ベテランの人の定着率が非常に高く、なかなか空きが出ないのが現状です。ただ、企業も世代交代をしていく必要があるので、もちろん目指してほしいと思います。 どんな企業でも経理事務は必要ですし、大きくても小さくても会社の規模にかかわらず経理は必ず発生します。経理ソフトの専門家などを採用している企業もあり、引く手あまたではないかなと思います。 「どう貢献したいか」具体的な意欲を示そう! 資格でいうと、簿記3級は一般経理事務、2級まで取れば決算まで関われる、1級まで取れば経営の中枢に入っていける、というようにキャリアパスが明確で、非常に大事な資格として今人気でもあります。 アピールすべきは、「経理事務でどんなふうにその企業に貢献したいのか」です。 たとえば「従業員の給料をスムーズに回せるように自分がなかに入ってさばいていきたい」とか、「いずれ経営にかかわりたい」とか、ご自身のなかの野望を考えてアピールしてほしいと思います。
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Q
- 接客業に向いている人の特徴や、就活でアピールすべき能力は何ですか?
- 接客業ではやはりコミュニケーションスキルは重要です。 ただし自分が喋るのが好きというのはコミュニケーションではありません。接客は「双方向」です。顧客が何を考えているか顧客の要望に対して答えることができているか、という双方のやり取りができる人が最も望まれます。 加えて接客業は何が起こるかわかりません。目の前の顧客に自分一人で対応するのは自分だけなので「総合力」も求められます。あれもできてこれもできて、ということが求められる仕事です。 「顧客に喜んでほしい」貢献意欲を伝えよう! アピールすべきは何ができるかということよりも、なぜ接客業がやりたいのかという意思の部分、そして顧客のお役に立ちたい、顧客に喜んでほしいという「貢献する意欲」を伝えることが大事です。 私自身アパレルに長くおりましたので、販売員志望の人の面接もたくさんしました。やはり面接でのコミュニケーション能力で秀でたものがあったり、選考ステップのなかでそれが開花している学生もいました。 緊張しながらも「自分の思いを持っている」人が通っていくので、熱意の部分を伝えてほしいと思います。
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Q
- 新卒で派遣社員になるのは、負け組なのでしょうか?
- 「なぜ派遣社員を選ぶのか」という理由によります。決して負け組などということはありません。 ただ昨年あたりから売り手市場といわれている影響で、派遣の募集自体も減っているとは思います。そのなかであえて派遣を選ぶ理由を明確にする必要はあります。 もし「就職活動をしたくないから」「派遣の方が早いから」という理由だとしたら、それは将来に影響すると思います。 ポジティブな軸を明確にしておくと後悔しない選択ができる 新卒のこの時期は、じっくり考えられる貴重な時間です。この時間を大切にしてほしいのです。 ここでしっかり軸を定めて就職活動した人は将来転職するとなったときも、思うようなところに行けている傾向があります。将来何十年と働くうえで、この最初のステップは大きく影響します。 ですからポジティブな理由で派遣社員を選ぶのであれば、その理由を明確にすれば良いのです。 「自分の働き方を選びたいから」あるいは「就職活動で決めきれなかったから一旦派遣でこの経験を積んで、次のステップを考えていくため」というように、自身の軸を持つことが大事です。
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Q
- 面接で「入社3年目の目標」を聞かれた際の、具体的な回答例を教えてください。
- 3年後、5年後、10年後というのはよく聞かれる質問です。新卒は一斉スタートなので目標を定めておかないとブレやすいため、将来像を見極めたいという意図があります。 このとき「3年で業務に慣れる」というのはNGです。業務に慣れるのに3年もかかってもらっては困るからです。 具体的な成長ステップをイメージして伝えよう! 考え方のアドバイスとしては、1年目は失敗しても良いから業務に慣れることに精一杯頑張る年です。2年目は1年目にやったことを今度は一人でやってみる一人立ちの期間。3年めはそろそろ後輩が入ってきたときにサポートをする年です。 人を教えるためには自分自身が成長しないといけません。ですから「3年目くらいには、誰かのサポートができるようになっていたい」というイメージで伝えると良いと思います。
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Q
- 新卒で事務系総合職に求められる力を教えてください。
- 事務系総合職にはマルチタスク、つまり同時進行でいろいろなことを進められる力とそこでミスを起こさない判断力、そしてスピード感がまず求められるでしょう。 一番良い練習になるのがアルバイトです。アルバイトはプチ就職のようなものですから、任された業務のなかで「あれをやって、これをやって」ということをどう捌いているか、今から意識してみると良いでしょう。 「楽そう」はNG! どう貢献できるかを伝えよう 近年事務総合職を志望する学生は増えていますが、その発想の起点が「楽そうだから」「転勤がないから」といった、ネガティブな理由を避けるために選んでいる人も多く見られます。しかしそれでは合格しません。 たとえば営業事務なら、営業のサポートとして顧客とお話しするコミュニケーション能力が必要というように、自分がどう貢献できるかを考えてアピールすることが必要です。
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Q
- 面接で「不安なことはありますか? 」と聞かれた際、どのように答えれば良いでしょうか?
- 私自身の経験ですが、同じことを聞かれて「ありません」といってしまい、落ちたことがあります。 集団面接で隣にいた「この就職活動で自分が合格できるのかどうかが不安です」といった人は通りました。「ありません」という答えが一番良くないのです。 調べればわかる質問は避けよう 「この就職活動で、御社に合格できるかということがずっと気になっています」というように、少し表現を変えても良いので何かしら答えるべきです。 ただし残業や人間関係について漠然と「残業は多いですか」と聞くと求人票を見ていないという判断になりかねません。 求人票を見たうえで「週20時間以内とありますが、毎月このくらいは平均してありますか」というように、調べたうえでわからないことを聞くという形が大事です。
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Q
- 吃音があるため就活の面接が無理だと感じています。
- 結論から申しますと、そこまで心配しなくて大丈夫です。 話そうと思うことで第一声が出ないということはあると思いますが、時間をかければ言葉は出てくるはずです。 面接に落ちると吃音が原因ではないかと考えてしまうお気持ちはわかりますが、だからダメ、ということはありません。 冒頭で一言伝えて堂々と臨もう 面接の際に最初に「お伝えしておきたいのですが、自分は吃音で少し話すのに時間がかかるかもしれませんが、よろしくお願いします」と一言伝えてみてはどうでしょうか。 面接官は「どんな人か知りたい」から会っています。こちら側としても答えが出るまで少し待つという姿勢を取りますし、それを待てない面接官はいないでしょう。堂々と臨んで大丈夫です。
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Q
- 「転勤のない仕事」を新卒で見つける方法を教えてください。
- 近年、全国転勤を好まない風潮にありますね。 将来のライフプランを考えて就職先を選ぶのは良い選択です。おっしゃるとおり大手企業は転勤が多い傾向にありますが、そのなかでも「転勤なし」と求人票に記載されている業務も一部あるのでそれを探すと良いでしょう。 あるいは大手のグループ会社や関連企業、地場産業、地元の不動産、地域の信用金庫など「地域に密着した企業」を探すことです。 「当面転勤なし」の曖昧な言葉に注意しよう 一つ注意が必要なのが「当面転勤なし」という表記です。この「当面」が3年なのか5年なのか、はたまた1年なのかはわからず状況によってはすぐに転勤が訪れる場合もあるでしょう。 ずっと転勤したくないのであれば、この表記にも気を付けて選ぶ必要があります。幅広く見る前に自身が何をやりたいのか、そして転勤せずに働けるのかを軸に探してみましょう。
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Q
- OB・OG訪問は平日と休日、どちらに設定すべきですか?
- OB・OG訪問の日程については、先方の指示に従いスケジュールを調整していく方が良いでしょう。 これは少し厳しい言い方になるかもしれませんが、先方は業務の時間を空けてくださっています。 もし先方が「休日でもOK」と設定しているのであれば良いですが、あえて休日が設定されていない場合にこちらからお願いするのは控えた方が賢明です。 自分が譲歩し平日の業務後などで相談しよう! 自身のスケジュールが合わないのであれば、自身が譲歩するしかありません。 社会に出るとそのなかのルールで動きます。就職活動はその入り口に立っていると考えると時間を開けていただくことに感謝し、それぞれの行動も考慮していけると良いでしょう。 たとえば業務が終わる時間ギリギリの夕方5時や6時に「この時間なら駆け込めそうですが、大丈夫でしょうか」と確認を取るのは許されると思います。
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Q
- ホワイトだけど給料が低い企業ってどうですか?
- 給与と時間のどちらもかなえるのは難しいといえるでしょう。 最近はホワイトすぎて退屈だ、成長しないという理由で辞めていく人も増えています。まずは自身が「どういう風に働きたいのか」「今後どう成長していきたいのか」を考えてみてください。 もしキャリアを積みたいなら、そのキャリアが積めそうな企業を探す必要があります。 自分が求める労働基準を明確にしよう 残業だけをホワイト、ブラックの基準とするのではなく自身にとって何が大切か、給与と時間のどちらを優先するのかを考えましょう。 0か100かではなく残業は何時間程度なら可能かなど、労働条件を自分なりに設定しておくことをおすすめします。 もし労働条件を最優先し余った時間で何かやりたいことが明確に決まっているのであれば、ホワイト企業を選ぶメリットは多いと思います。