このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
32件
-
Q
- 履歴書を手書きで書くのってくだらないと思いませんか?
- パソコン文化の現代において、手書きの履歴書を求められたことに納得がいかないご様子ですね。きっとあなたと同じように感じている方もいるでしょうし、素直に企業側の指示通り喜んで手書きで記入している人もいるでしょう。 手書きで書くことに対してくだらない無駄な労力、時代遅れと思ってしまうのは、どうしてなのでしょう? 時間がかかる、漢字を間違えるなど、パソコン入力に慣れてしまっている人たち、目に見えることや効率ばかりに思考を奪われてしまった人たちにとって、手書きに対する苦手意識があるからではないでしょうか? 企業によっては入社後すぐは、必ずしもあなたが希望する部署や仕事に携われるとは限りません。もしかしたら、最初のうちは非効率な仕事を任されたり苦手な仕事を任されることもあるかもしれません。将来の幹部候補生となれば、ジョブローテーションで、さまざまな部署を経験させられるかもしれません。 そのような時に、どのような態度で向き合うか? 採用担当者がそこまで考えているかはわかりませんが、履歴書をパソコンで入力するか手書きかだけで、エントリー企業を批判するようでは、きっと入社後もちょっと納得いかないことがあるとモチベーションを維持できなくなるのでは?と、そのような人を資料選考の段階で採用枠から外すよう事前にふるいにかけているのかもしれません。 人を大切にする企業ほど、採用活動には慎重です。なぜなら、一度採用してしまうと日本では解雇がとても大変だからです。海外のように、成績が至らないから明日からもう来なくていいよと、簡単にレイオフできないのです。 ですから、採用段階では、なんでこんなことしなきゃあいけないの?と思うようなトラップをかけて応募者の意識を確認しているということも考えられます。 あえて「手書きで」と指示されているからこそ、そのような採用側の意図(あっているかどうかはわかりませんが)にも注目する必要があります。 これまでも高校受験・大学受験など様々な試験を経験してきたと思います。しかし、なんでこんな問題出すんだよ、と思っても、評価するのは試験を出す側ですよね。文句を言っても点数は上がりません。 不採用になってから、「あの時こうしておけば、あーしておけばと」と後悔しないためにも、あなたが本気で入りたいと思っている企業ならば、素直に指示に従って履歴書を完成させてください。そして入社後に、あなたの力で採用方法を変えてください。 最後に、日本で複数の会社を経営している経営者でもあり、芸術家でもある私が尊敬している方が、会社で採用したい人はどのような人ですか?という質問に対して「優秀な人」ではなく「素直な人」と回答されていたのがとても印象的でした。 今後、効率をより求められる仕事はロボットやAIに任せていくことになるでしょう。そのような中で未来を見すえていた経営者は、人材選びは「心」だとおっしゃっていました。 本当に大切なことは目に見えないもの。効率ばかり追い求め、本当に大切な物(事)を見失わないように、この解答が少しでもあなたの未来にお役に立てると幸いです。
-
Q
- 最終面接に落ちて辛いのですがどう立ち直れば良いですか?
- 第一志望で、しかも最終面接で落ちてしまったとのこと。さぞ悔しかったことでしょう。 私も絶対受かるだろうと思っていた試験に落ちた時は、悔しくて情けなくて数日間は何もやる気が起きなかったものです。その時の経験が少しでもお役に立てば幸いです。 私は年齢は重ねてしまうけど試験がなくなるわけではないしまたチャレンジすればいい。もしその試験に受かったとしたら、どんな良いことがあるかイメージして気持ちを持ち直したり、受かるまでチャレンジしようと気持ちを切り替えしました。そして、なぜ落ちたのか?を情報収集し自分なりに分析しました。さらに絶対受かると思っていた自らの傲慢さを反省し出題者の意図を探るなど、客観的な視点や意見を重要視し、また耳を傾け対策を練りました。人は「わかったつもり」「知ってるつもり」「できたつもり」という「◯◯のつもり」に油断が生じるものです。 あなたが第一希望だった企業も倒産しなければ、これからも中途採用という道でチャレンジできる可能性が残っています。もし、その気持ちがないのなら、最初からそれまでの想いだったのだと思います。まずは、あなたが必要だと採用される企業で、あなたが辞められた困ると思われるような存在になってください。そして、その時にまだ第一希望だった企業への想いが残っていたのなら、もう一度チャレンジなさってみたら良いのではないでしょうか? 最後に人生は短距離走を時々積み重ねるマラソンのようなものです。ですから、また次の短距離走に向けて体力、知力、そして人間力に磨きをかけてください。そうすれば、これからのキャリアにおいて、この瞬間までの努力に無駄なものなど何ひとつもなかったと気づけるはずです。