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39件

Q

50歳で「仕事を辞めたい」と思ったとき、転職は現実的に可能ですか？

質問者さんが認識しているとおり、50歳で退職した場合の再就職は難しいといえます。年収が大幅に下がる可能性もあり、まず正規雇用での採用はほぼ期待できないと考えるのが現実的です。可能性があるとすれば、管理職として他社に移る場合です。人材紹介会社などを活用すると、「課長職を求めています」といった求人が見つかることがあります。実際に、課長職の経験がある方が経理課長として採用されるケースも見ありました。しかし、一般職として長年勤務してきた場合には、そのような道は限られていることが多いのが実情です。また、50歳以降は体力の低下も避けられません。無理に過度な負荷をかけて働き続けることで健康を損なう恐れがあるため、十分な配慮が必要です。「細く長く」を意識して早めのキャリア準備を！ただ、多少年収が下がるとしても、今後長く働ける環境、たとえば残業や勤務日数の面で無理のない環境を考慮したうえで、就職先を探すこと自体は可能だといえます。年齢が上がるにつれて、働き続けることの重要性は一層高まります。一度退職してしまうと、次の仕事が見つからないかもしれないという不安が生じることも否定できません。そのため、次の職場を選ぶ際には、自分が過度なストレスを感じることなく、周囲と円滑に協働しながら長く勤務できる環境を重視することが大切です。個人的には、五十歳になるまでに将来の働き方について十分に考えておくことが重要であると感じています。私が関わっている女性の再就職支援の現場では、四十代半ば以降で扶養の範囲内で長くパートとして働き、社会保険に加入してこなかったという人が複数います。 40代であれば社会保険に加入した方が良いと助言することが可能ですが、50歳を過ぎてから相談に来られる方には、心のなかで「なぜ50歳以降の働き方を考えなかったのか」と思わざるを得ません。自身が50代になったときに、どのように周囲から見られたいか、どのような生活を送りたいか、どのような満足感を重視するかについては、より早い段階から継続的に考えておく必要があります。そのための準備として、学習や習い事などを通じて自己研鑽を積むことも含め、計画的に準備しておくことが望ましいと覚えておきましょう。
Q

仕事を辞めてから遠方の企業に転職するのはありですか？

私はハローワークで勤務していた経験があります。その立場から言うと、いったん退職したうえで求職活動をおこなうことが望ましい場合が多いといえます。転職を希望して相談に来る人のなかには、「○月30日で退職し、翌月1日から次の会社で働きたい」と言う人が少なくありません。ただし、働きながら転職活動をして、そのすぐ翌月から新しい会社で勤めるというのはなかなか難しいのが現状です。「応募先企業に提出する書類を作成し、送付してください」と伝えると、翌週に再来所した際に「忙しくて書類を作成できませんでした」と言われることもしばしばあります。また、勤務年数にもよりますが、1年以上働いていれば雇用保険を受給することが可能です。そのため、いったん退職し、雇用保険の手続きを済ませたうえで、落ち着いて求職活動を進めるという流れでも問題はないと考えられます。 Uターン就職の明確な理由さえあれば問題なし！質問から「ブランクが不利になる」と考えているようですが、次の転職が決まるまでの期間であれば職歴上の空白として扱われることはなく、特段の問題はありません。また、遠方への転職についても、大きな支障はないでしょう。ただし、「なぜこの地域を選んだのか」という問いには、明確かつ一貫した理由を示せるよう準備しておくことが望ましいです。さらに、退職後に求職活動をおこなう場合であっても、それ自体がマイナスに受け取られることはありません。理由が適切に説明できれば、問題となることはないといえます。
Q

仕事でやる気が出ないですが、サボるのはダメでしょうか？

サボりの原因については、医療機関を受診して判断する必要があると考えます。たとえば、うつ病など、別の要因がある可能性も否定できません。「怠けてはならない」と認識しているにもかかわらず、気付くと居眠りをしてしまう、といった場合、何かしらの病があることも考えられるでしょう。実際、私の相談者のなかにも、「サボり癖で悩んでいる」と訴える人がいました。その相談者さんに対しても医療機関での受診を勧め、結果として業務が停滞してしまう原因を突き止めることができたのです。その相談者さんの場合も、本人にはサボる意図がないにもかかわらず、いつの間にか眠ってしまい叱責を受ける、といった状況が生じていました。これらの経験からも、意図せず眠ってしまう、あるいは意識がぼんやりしてしまうことがある場合には、医療機関（メンタルクリニック）での受診が適切であると考えられます。病気でないなら生活改善を！専門家への相談も重要もし医学的な要因が認められない場合には、自ら目標を設定し、「この時間内にここまで進める」といった形で計画的に業務を進めることが求められます。業務を後回しにしないためには、最終的には自分自身でタスクを管理していくほかありません。モチベーションの問題といっても、実際には夜遅くまで遊んでしまい、日中に眠気が生じている可能性もあります。そのような場合には、夜更かしを控え、日中の活動に必要な体力を確保することが必要です。また、勤務先に産業カウンセラーが配置されている場合には、一度相談してみることも有効であると考えられます。
Q

高学歴ニートのその後を教えてください。

大卒の高学歴ニートではありませんが、大学院卒の高学歴の人（旧帝大卒など）では数人、知っています。厳密にはニートではないかもしれません。何らか自分で働こうとしている人たちです。大学院卒の人だと、起業しようと考える人が多いように見受けられます。「雇用される」ということに対して、説明できない無意識の抵抗感を持っているのかもしれません。自分で何か事業を起こす方向に考えたり、どこかの企業とBtoBのような形で、自分も企業として相手企業とやり取りをしようとしたりする人が、私がお会いしたなかでは多かったです。ただ、それが必ずしもお⾦になるわけではありません。そのため、結局アルバイトを複数掛け持ちしている状況の人もいます。逆転劇のような華々しい話は、本人も主張したく、目につきやすいです。華々しい話を持たない人は何も言いません。そのため、実際はそこから抜け出すのは難しいとも考えられます。ターニングポイントは勝手にやってこない！自分で踏ん切りをつけよう「ターニングポイントはどこにあるのか」に関しては、自分で一度踏ん切りをつけてください。ターニングポイントは、誰かが用意してくれるものでもなければ、自然と訪れるものでもありません。「よし、やってみよう」「やり直してみよう」「違うことを始めてみよう」と思えるきっかけは、誰かが用意してくれるものではなく、自分で主体的に考えるものです。そのため、「いったん雇用される」や、「とにかく就職活動してみる」など、自分でやろうと踏ん切りをつけてみてください。「何なら働けるか」を基点に職を探すのがコツ高学歴だと、入学時に「すごいね」と持て囃され、「こんなに『すごい』といわれる自分は、大したことのない就職はできない」という考えがどこかにあるのではないでしょうか。その考えと向き合ってどうにかすることを考えることが大事です。まずは「何だったら我慢してできそうか」ということを考えてください。これまでアルバイト経験があるのなら、働くこと自体はできるはずです。最低限の生活費を稼ぐことはできます。まず何かやってみないことには、次に進みません。もし、面接でニート期間について問われることが不安なら「人生を探していました」と答えてください。「いろいろな人生を探してみたかったんです」と答えても問題ありません。もちろん、その言葉の受け取り方は企業によって異なります。自分の説明を受け入れてくれる企業に行き当たるまで、ほかの企業に応募し続けていく」という忍耐力も大切です。
Q

就活で、企業に電話をかけても良い時間帯はいつですか？

まず、始業直後、終業間際、お昼休憩の時間帯は避けるべきです。とはいえ、会社によって朝のミーティングや外出のタイミングは異なりますので、まずは一度かけてみましょう。もし担当者が離席していたり外出していたりした場合は、再度自分からかけるので、何時ならかけても良いかを確認しましょう。午前のほうが出やすい！対応者に要件を伝えておこうまた、出た人が「用件を承ります」と言ってくれた場合は、用件や質問を伝えて、その人の名前を確認してください。午前と午後なら、どちらかといえば午前中（9時30分頃〜お昼前）のほうが、担当者が社内にいる可能性が高いかもしれません。午後は外出や直帰、イベント参加などで捕まりにくいこともあります。
Q

就活の電話は、翌日の折り返しでも良いでしょうか？

翌日の折り返しでも特に問題ありません。担当者に取り次いでもらったら、「昨日はお電話くださいましてありがとうございました。すぐに出られず、折り返しも遅くなってしまい申し訳ありません」とまず言えば大丈夫です。留守番電話に残す場合は何度も行き違いにならないように自分の都合も入れましょう。「昨日〇時〇分に、お電話をいただきました〇〇〇〇です。お電話に出られず申し訳ありませんでした。この後〇時以降は出られますので、再度お電話をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします」マイナス評価にはならない！丁寧な対応を心掛けようまた、相手から自分の留守番電話に入っていたメッセージで「〇〇会社の〇〇です。またかけます」と入っていたので、かけてくるだろうとかけ直さなかった学生がいますが、そのようなメッセージでも、必ず自分からかけ直しましょう。翌日の折り返しで減点されることは、まずないと思います。むしろ、その後のフォローアップとして丁寧な挨拶ができれば、プラスの印象になるはずです。
Q

内定式ってどのくらい時間がかかりますか？

内定式の所要時間は、会社によって本当に違いますので、まずは問い合わせると良いでしょう。過去の例では、全体会の後に懇親会が組まれ、翌朝までかかったというケースもあれば、100人規模の採用で個別の面談が続き、3時間以上かかったという話も聞きます。交通費や持ち物も要確認！ 2～4時間を想定しよう地方から参加する場合に交通費の支給がある場合もありますので、当日の持ち物（印鑑などが必要な場合もあります）なども併せて会社に確認してみてください。大まかな肌感覚として、午後から開始なら16時〜17時頃（3〜4時間）、午前からならお昼前（2〜3時間）に終わるケースはよく聞きます。
Q

説明会後のエントリーシートって、出さないといけないですか？

説明会の後のESは必須ではありません。志望度が低く、その後の選考に応募するつもりがなければ、ESを出さなくて良いです。就活生は情報収集のために多くの説明会に参加していると思いますので、説明を聞いて志望度の高さを考えて出すか出さないか判断しますが、その基準の一つは、「その会社の選考に進みたいかどうか」でしょう。興味がなければ不要！少しでも応募したければ出そうただ、「出さないと心証が悪いのでは」と心配になる学生も多いようです。「二度とかかわらない」と思う企業なら不要ですが、少しでも可能性を感じるのであれば、その会社に今後お世話になる（応募する）かもしれないと考えて、出しておくと良いかもしれません。
Q

面接の上着に関するマナーを教えてください。

上着とはコートということでしょうか。コートは面接会場の建物に入る前に脱いで、外側の面を内に入れてたたみ、腕にかけてから入ります。というわけで、受付でコートを着たままだったのはマナー違反です。今後は気を付けましょう。雨や雪の日は風除室で脱ごう！タオルの持ち運びもカギまた、雨や雪が降っている場合は、外で脱ぐと、スーツが濡れてしまいますので、入ってすぐに、ビルの自動ドアを1枚入ったスペースなどで脱ぎます。そのときに濡れたコートを拭くためにタオルなどを用意しておくと良いでしょう。帰りについてですが、建物を出てからコートを着ます。ただ、担当者が見送りについてきてくれて「外は寒いので、どうぞここでコートを着てください」などと促された場合は「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて着させていただきます」とお礼を言ってからコートを羽織りましょう。
Q

面接の電話に出れなかった場合はどうすれば良いですか？

企業からの電話に出られなかった場合、授業中だったのであればそれを伝えれば良いです。「先日はお電話ありがとうございました。授業中だったため、すぐに出られずにすみませんでした」といった形です。もし折り返すタイミングを逃し、時間が経ってしまった場合でも、気付いた時点ですぐに連絡しましょう。なるべく早く連絡することと、出られなかったこと・折り返しが遅くなったことを丁寧に謝罪することが何よりも重要です。電話に出られるようにさまざまな準備をしておこう今後同じようなことを防ぐには、以下の点にも注意しましょう。 ①こまめに着信をチェックする。 ②固定電話からの着信も無視しない。知らない番号でも、今はネットで調べれば企業名がわかることが多いです。 ③志望度の高い企業は、代表番号を電話帳に登録する。

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