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Q
- 航空会社への就職の難易度はどれくらいですか?
- 航空会社には、総合職、総合職技術からパイロット、客室乗務員などの職種があります。また、グループ各社でもたくさんの職種を募集しています。 まず、自身が目指す職種がどの会社で募集をしているのかを確認しましょう。一般的に航空会社への就職は人気が高く、しかし職種によって就職難易度は大きく異なります。 やはりJAL、ANAで採用している総合職事務系、総合職技術系は、会社の舵取り役のため、難易度は高いです。また、同じくパイロットは、視力、体力など身体能力も国の基準が高く設定されているうえに学力も必要です。難易度が非常に高いです。 さらにポイントとしては、グループ各社でしか採用していない職種もあります。たとえば、グランドスタッフは他のグランドハンドリング職と同じグループ企業での採用になります。また、整備系のグループ企業の数はとても多く、整備系の専門学校や大学で学んだ人も多いことが挙げられます。 目指す職種と求められる要素を見極めて進路を決めよう 総合職や総合職技術系はもちろん、パイロット、CAやグランドスタッフは英語力も必要です。 航空機は海外製のためマニュアルも英語のため整備士でも同様です。そこを勘案すると、難易度が高いと言えるかもしれません。 以上のことをふまえて、自身の適性なども考慮して判断すると良いでしょう。
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Q
- 大切にしている価値観「人とのつながり」を伝えるにはどうするべきですか?
- 「人とのつながり」という価値観のなかで、自身が特に何を大切にしているのか、たとえばどんな人とも信頼関係を築ける、誰一人取りこぼさない、相手の期待をうわまわる対応ができる、多様性を尊重するなど、を具体的に言語化することが重要です。 可能であれば、それを表すキャッチフレーズを考えてみるのも一つの手です。 たとえば「誰一人取りこぼさないことが、私が普段から大事にしていることです」と冒頭で述べるなどの方法があります。 モチベーションの源泉やカルチャーマッチを知ろうとされている意識を持とう エピソードとしては、「頼まれなくても相手のために行動する(プラスアルファの行動)」「大きな成果を出すためには多様なメンバーの協力が不可欠だと信じている」など、自身の価値観を体現した具体的な経験を話すと良いでしょう。 企業が価値観を聞く意図は、その人のモチベーションの源泉が何か、それが自社の仕事内容や文化と合致し満たされるかどうかを見きわめるためだと理解しておきましょう。
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Q
- 「適応力」を自己PRで効果的に言い換えるにはどうしたら良いですか?
- 「適応力」も場面を限定することで、より具体的に伝わるでしょう。 たとえば、「ほかの人が不満を募らせるような環境下でも、状況を受け入れ建設的に行動に移すことができる」など、周囲との対比や具体的な行動を示すと良いでしょう。 縦社会やルール遵守の組織では評価されやすい強み 「適応力」が特に評価される業界としては、自衛隊や警察、消防など、上下関係や指揮系統が明確で、それに従うことが安全や成果に直結するような職場が挙げられます。 また、スポーツで厳しい環境を経験してきた人も類似の強みを持っている場合があります。 逆に、アイデアや発想力、個人の意見が重視されるクリエイティブな業界では、単に言われたことに適応するだけでは評価されにくいかもしれません。
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Q
- 「感受性が豊か」は就活の自己PRになりますか?
- 「感受性が豊か」という点は、クリエイティブ系の業界やデザイン系の職種では長所や強みとなり得ます。「感性が鋭い」「細やかな配慮ができる」といった言い換え表現も有効です。 ただしこの特徴は、「繊細すぎる」という印象にならないように注意が必要になります。 感受性が豊かなことがプラスに伝わるエピソードで評価につなげよう 伝え方の要となるエピソードについては、ほかの人が気付かないような点に気付き、それによって具体的な行動を起こして良い結果につなげた経験や、人の気持ちに寄り添った対応が評価された経験などを挙げるのがおすすめです。 対人関係の仕事においても、相手の心情を察する能力はプラスに評価されることがあります。あなたがその強みをポジティブにとらえて伝えることがもっとも大切ですよ。
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Q
- 考えすぎる性格を就活で長所としてアピールしたいです。
- 「考えすぎる」という表現はマイナスに聞こえやすいため、長所として見せたい場合は「慎重である」「熟考してから行動する」といったポジティブな言葉に言い換えてみましょう。 どのような長所も裏返せば短所になり得ます。今回であれば、慎重な長所は「行動が遅いのではないか」といった企業側が懸念しそうな点について、対策や改善に向けた考えを準備しておくと、より説得力が増します。 慎重さが求められる仕事で、あなたの思考力を発揮しよう! 質問者さんのように物事を深く考えられる人に向いている仕事は、クライアントに正確な分析と提案をおこなうコンサルタントや、数値の正確性が絶対条件である経理や財務、あるいは精密なデータ分析やリスク管理が求められる仕事などが挙げられます。 これらの仕事では、多角的な視点から物事を深く考察し、軽率な判断を避ける慎重な姿勢が質の高い成果を生み出すことが、組織への貢献につながるからです。 あなたの経験と照らし合わせながら、こうした分野でどのようにその強みを活かせるかを具体的にアピールすることを意識しましょう。
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Q
- 一次面接でESはどこまで深掘りされますか?
- 一次面接での深掘りの度合いは、企業の採用方針によって大きく変わるため、一概には言えません。面接の通過率をどのくらいに設定しているか、また形式が個人面接か集団面接かによって、一人にかけられる時間や評価のポイントは異なります。 たとえば、応募者の多い人気企業の場合、面接官が事前にESを深く読み込めていない可能性も考えられます。 一方で、少数精鋭の採用をおこなう企業では、提出された書類を熟読したうえで面接に臨んでいるケースも想定できます。 矛盾がない説明で信頼を勝ち取ろう! 基本的に、一次面接では、ESに書かれた内容をもとに自分自身のことを矛盾なく話せることが重要です。一貫性のある話は、その経験があなた自身の真の経験であるという説得力にもつながります。 もちろん、最低限の志望度の確認はあるものの、まずはあなたの経験や考えについて、相手が納得できる説明を心がけましょう。 回答が曖昧だったり、話の辻褄が合わなかったりすると、その点を明らかにするための追加質問が増えることになります。また、ESに記載のない基本的な経験について質問される可能性も念頭に置き、準備しておくと安心です。
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Q
- ガクチカを3つ話しても大丈夫ですか?
- 限られた面接時間のなかで、3つものガクチカをそれぞれ詳細に語ろうとすると、一つひとつのエピソードの背景やあなたの行動、当時の課題や成果などが十分に伝えきれず、結果としてどの話も中途半端で印象が薄くなってしまいかねません。 自己PRは、あなたの持つ複数の強みをアピールするのに適していますが、一方でガクチカでは、1つの経験を深く掘り下げ、そこから得た学びや成長、あなたの価値観などを具体的に示すことが求められるのです。 複数あることは伝えつつも厳選したエピソードを詳細まで語るべし もし、どうしても複数のガクチカに触れたい場合は以下のように伝えてみましょう。 まず「私は学生時代に、おもに3つのことに力を入れてきました。それはAとBとCです。そのなかでも特に注力し、今の自分を形成する大きな経験となったのはAです」というように、全体像を示したうえで、もっとも伝えたい主力エピソードを1つ選び、それを中心に深く語るのがおすすめです。 ほかのエピソードは、補足的に、あるいはあなたの強みを裏付ける共通エピソード例として簡潔に触れる程度に留めるのが望ましいと思います。 1つのエピソードに絞って具体的に語ることで、あなたの思考プロセスや行動特性がより鮮明に伝わり、面接官も質問しやすくなります。 無理に複数のエピソードを1つのストーリーとして関連付けようとすると、かえって話が複雑で不自然になり、伝えたいポイントがぼやけてしまうことがあるため注意しましょう。 最終的には、あなたの個性がもっとも際立ち、かつ企業の求める人物像と合致するエピソードを厳選し、1つ、または多くても印象的なもの2つなどに絞って内容を深掘りするほうが、聞き手に強い印象を残すことができます。
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Q
- 就活で業種の決め方を教えてください。
- 業種を決めるにあたっては、最初から業界を絞りすぎると視野が狭くなるため、さまざまな業界を見たうえで判断することをおすすめします。 興味のある業界があれば、その周辺業界も見てみると良いですね。 やりたいことがある人はそれを追求すべきですが、それが非常に難関であったり視野が狭まっていたりする可能性も考慮し、ほかの選択肢も持つことも大切です。 自分の価値観と各業界や企業の特徴を照らし合わせて最終決定しよう 業界を絞るタイミングとしては、3年生の秋冬が終わるころまでにはある程度進路の方向性を定められるのが望ましいと思います。 ただ、本選考でも2〜3業界受ける人は多いので、必ずしも1つに絞りこんでから就活を始める必要はありません。 最終的には、自己分析の結果と、企業説明会などでわかってきたキャリアパスや働き方、社風などが、あなたの価値観とどれだけ一致するかで判断していきましょう。
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Q
- Webテスト替え玉がなぜバレたのかわかりますか?
- Webテストの替え玉受験がなぜバレるか、詳しい状況は不明ですが、最近はカメラで部屋を映すよう指示されるなど対策も取られています。 Webテストの結果は配属に影響することもあるため、替え玉は避けたほうが良いでしょう。たとえば、苦手な科目を替え玉で高得点を取った結果、不向きな部署に配属されてしまえば、後で苦労するのは自分自身です。 面接の印象とテスト結果に乖離があると疑われてしまう 結果があまりに高すぎたり、解答時間が短すぎたりする場合や、ストレス耐性が高い結果なのに繊細そうに見えるなど、面接時の印象とテスト結果に大きなギャップがあれば疑われる可能性があります。 企業側もカメラオン必須など対策を講じていますが、完全には防げないとも言われます。大学の成績証明書と比較することもあったようです。 そのため、Webテストでは替え玉をせずに、自分自身で回答を進めていくのが良いでしょう。
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Q
- 航空業界への転職は難しいですか?
- 航空業界への転職の難易度は職種によります。 航空業界といっても、JAL本体とグループ企業では業務内容が異なり、グループ企業のほうが業務は細分化されています。たとえば、空港ハンドリング、予約業務、機内食製造、整備業務などがあり、目指す分野によって難易度は大きく変わります。 最近は女性がドアのオペレーター業務などに従事する例も増えています。未経験や特殊な能力が必須というわけではありません。 CAやグランドハンドリングではある程度の英語力が必要になることもありますが、特別な資格が必須というわけではありません。ただし、整備部門では専門学校卒業者など、専門知識を持つ人が多い傾向にあります。 航空業界を目指す理由と活かせる強みを伝えよう ANAやJALの本体に総合職として入社するのは難関ですが、これはほかの業界の大手企業への転職と同様です。グループ企業であれば、特別な高いハードルがあるわけではありません。 通常の転職活動と同様に、自己分析をおこない、なぜその会社、職種に向いているのかを考え、伝えることが重要です。 憧れだけではどの業界も難しく、挑戦したい仕事や活かせる強みを具体的に考えることが最終的に重要になります。 採用側が納得できる理由を準備する必要があり、どの分野でもホスピタリティ精神、つまり誰かのために何かをしたいという気持ちが基本となることを意識しましょう。