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Q
- 航空業界への転職は難しいですか?
- 航空業界への転職の難易度は職種によります。 航空業界といっても、JAL本体とグループ企業では業務内容が異なり、グループ企業のほうが業務は細分化されています。たとえば、空港ハンドリング、予約業務、機内食製造、整備業務などがあり、目指す分野によって難易度は大きく変わります。 最近は女性がドアのオペレーター業務などに従事する例も増えています。未経験や特殊な能力が必須というわけではありません。 CAやグランドハンドリングではある程度の英語力が必要になることもありますが、特別な資格が必須というわけではありません。ただし、整備部門では専門学校卒業者など、専門知識を持つ人が多い傾向にあります。 航空業界を目指す理由と活かせる強みを伝えよう ANAやJALの本体に総合職として入社するのは難関ですが、これはほかの業界の大手企業への転職と同様です。グループ企業であれば、特別な高いハードルがあるわけではありません。 通常の転職活動と同様に、自己分析をおこない、なぜその会社、職種に向いているのかを考え、伝えることが重要です。 憧れだけではどの業界も難しく、挑戦したい仕事や活かせる強みを具体的に考えることが最終的に重要になります。 採用側が納得できる理由を準備する必要があり、どの分野でもホスピタリティ精神、つまり誰かのために何かをしたいという気持ちが基本となることを意識しましょう。
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Q
- 英検1級取得後の就職先の選択肢は何がありますか?
- 英検1級取得後の就職先は多岐にわたります。 たとえば、楽天のような英語公用語企業や、海外取引があり英語でのプレゼン機会がある企業は良い選択肢です。 重要なのは、その英語力をどのように使っていきたいかという点です。翻訳、通訳、英語教師は英語そのものが仕事になります。 英語を仕事のうえでどのように使いたいかを考えよう 英語をツールとして使うのであれば、どのような業界や職種でも活かせる可能性があります。英語力がないと仕事ができないのか、仕事を進めるうえの一つのリソースとして使うのかで変わってきます。 知人には、製薬会社で英語を活かしている人もいます。専門用語や法的知識が求められる分野です。ダイレクトに英語を使う仕事か、業務上のリソースとして活用するのか、自身の希望を明確にすることが大切でしょう。
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Q
- 面接で「御社が第一志望」だと嘘をつくのはありですか?
- 面接で「第一志望です」と伝えるのは問題ありません。わざわざ「御社は第二志望です」と言う必要もありません。 「第一志望です」とは伝えたうえで、「ほかにもこういう業界を受けています」といった情報や、「他社よりも、御社のこういう点に魅力を感じており、志望度が高いです」と伝えれば、熱意は伝わります。 もし「第一志望ですか」と直接聞かれたら、「はい、第一志望です」と答えて良いでしょう。あえて正直な志望度合いを答える必要はないと思います。 「御社のここが1番」といった熱意でうまく評価につなげよう 企業側も、学生が複数社の企業を受けていることはある程度理解しています。むしろ新卒採用ではそれが一般的です。 問題は伝え方で、複数受けているなかで、第一志望以外の企業にどう伝えるかです。明らかにA社向きの理由をB社で言ってしまうと「うちじゃないほうが良いのでは?」と思われてしまいます。 その企業が第一志望であるかのように聞こえる伝え方を工夫しましょう。
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Q
- 座談会で企業理解を深めるコツはありますか?
- 座談会で企業理解を深めるには、まず「自分が何を知りたいのか」を明確にしておくことが最も重要です。 座談会に臨む前に、仕事内容、働きがい、社風など、自身が特に知りたいテーマを定めておきましょう。 そのうえで、企業の事業内容や募集職種といった基本的な情報を調べておけば、より的を射た質問ができます。 「自分ならどう感じるか」で企業理解を深めよう! そして、社員の人の話を聞く際は、ただ「なるほど」と受け取るだけでなく、常に「自分だったらどう感じるか」という視点を持つことが大切です。 たとえば、社員の人が語るやりがいに対して、「それは自分にとってもやりがいになるだろうか?」と考えたり、大変なエピソードを聞いて「自分ならそのプレッシャーに耐えられるだろうか?」と自問自答したりしてみましょう。 そうすることで、単なる情報収集で終わらない、自分ごととしての深い企業理解につながります。
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Q
- OB・OG訪問の依頼先の探し方がわかりません。
- 大学のキャリアセンターが最も基本的な窓口ですが、その他にも以下の方法があります。 たとえばOB・OG訪問用のマッチングアプリです。ただ、危ない目に遭う可能性もあるため、サービス内容をよく確認し、慎重に利用しましょう。 そのほかにもビジネスSNSを使う人もいます。本名や会社名が公開されているSNSは比較的安全性が高く、DMで直接アポイントを取る学生も増えています。 オンラインでの面談や知り合いにお願い、マイページから連絡する方法も 安全性を考慮し、初めはオンラインでの面談を依頼するなどの対策も有効です。 また、直接の知り合いでなくても、誰かを通じてわらしべ長者のように人脈を広げていく方法や、企業の採用マイページなどからダメ元で問い合わせてみるのも一つの手です。
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Q
- 自己分析で自分の強みが見つかりません。
- 強みという言葉が、ハードルを高く感じさせているのかもしれません。まずは自身の特徴や傾向ととらえてみましょう。 強みをみつけるには、学生時代だけでなく、高校時代に本気で打ち込んだ部活動の経験などを振り返るのも有効です。さらに幼少期までさかのぼることで、現在の自分を形成した原点が見つかることもあります。 友人に自己分析結果を見てもらおう! 思わぬ強みに出会えるはず 作成した自分史やモチベーショングラフを友人などに見てもらうのも効果的です。 自分では当たり前だと思っていた感情の起伏に対して、「え、なぜそこで頑張れたの? 私なら諦める」といった反応が返ってくることがあります。その他人との違いこそが、あなたの強みやユニークさにつながるのです。
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Q
- 教員志望でなくても、教育実習を自己PRのエピソードに使えますか?
- 教員志望でなくても、教育実習の経験は自己PRに使えます。 ただし、面接では「なぜ先生にならないのですか?」と聞かれる可能性は非常に高いため、民間企業を志望する理由を明確に準備しておきましょう。 「先生になりたい」という印象が強すぎると逆効果になることもありますが、経験自体をアピールに使うことは問題ありません。その学校の生徒や教員といったさまざまな年代の人との交流経験は、塾講師の経験とも類似点がありますね。 企業での業務場面と教育実習とを照らし合わせて貢献のプロセスを示そう! 企業のなかでも、教育実習の経験を活かせる場面はあり、実際にそうした経験を活かして働いている人もいます。 重要なのは、教員実習の経験で何を身に付け、応募企業でどう活かせるのかを自己PR内で具体的に話すことです。 たとえば営業職であれば、BtoBかBtoCかといった具体的な業務場面を想定し、実習で培った力がどう役立つかを伝えられると説得力が増します。
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Q
- 一次面接をブッチしてしまいました……。
- 面接を無断で欠席してしまった場合、何もしなければその企業の選考に今後参加することは、基本的に難しいと考えたほうが良いでしょう。 もし、それでもその企業の選考を強く希望するのであれば、まずはメールで連絡を取るという選択肢があります。 もちろん、ほかの学生との公平性を理由に断られる可能性は高いですが、「後悔しないために、やれるだけのことはやってみる」という姿勢が大切です。 再挑戦したい場合は丁寧な謝罪で誠意を伝えよう 連絡する際に最も重要なのは、心からの謝罪です。自身の非を認め、丁寧な言葉で、深くお詫びの気持ちを伝えましょう。 「次の日程をお願いします」といった、当然のような態度は絶対に避けるべきです。 欠席した理由については、正直に「気付かなかった」などと伝える必要はありませんが、「体調不良で」といった簡潔な理由を一言添えるのは問題ありません。 ただし、話を作り込みすぎると不自然に聞こえるため、詳細すぎる嘘の説明は避けましょう。
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Q
- グループワークの地図作成はどんなポイントで見られますか?
- 地図作成やタワー製作のようなワークは、一般的なディスカッションと異なり、ノウハウだけでは対応できない状況で、その人の素の姿を見るという意図があります。 たとえば、メンバーそれぞれが断片的な情報しか持っておらず、全員が情報を出し合わないと地図が完成しないという課題が課されることが多いです。 この場合、誰か一人が自分の情報を出し惜しみしたり、うまく他者と連携できなかったりすると、チームは目的を達成できません。 当事者意識が重要! 一生懸命な姿勢は伝わる ここで見られているのは、自分の持つ情報をチームのためにどう活かそうとするか、多様な意見や情報をどう集約して一つの成果物に仕上げていくか、といったチームでの課題解決プロセスそのものです。 苦手なりに一生懸命チームにかかわろうとする自分ごととして取り組む姿勢が評価されます。
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Q
- OB訪問は何人くらい行くべきですか?
- OB・OG訪問に行くべき人数に正解はなく、ゼロの人もいれば10人以上に会う人もいます。 重要なのは人数ではなく、一回ごとの訪問の質です。会える機会自体が貴重なので、チャンスがあれば積極的に活用することをおすすめします。 訪問の回数を重ねて質問をブラッシュアップしよう 就活初期の「何がわからないかすらわからない」という段階で、やみくもに多くの人に会うのは効率的ではありません。 まずは1〜2人に会ってみて、自分の疑問点や課題を明確にし、次の訪問に活かしていく、というように段階的に深めていくのが良いでしょう。 多くの人に会うことで、質問は浅くなるどころか、むしろ洗練されて深まっていくはずなので、OB・OG訪問の質を高めていきましょう。