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Q
- 履歴書の証明写真のメイクは、どこまですべきですか?
- 採用を担当する面接官で、まともな人ならば、メイクの微差を気にする人はおそらく一人もいないと考えます。 ビジネスマナーや就活の本などで「ナチュラルメイク」について解説しているものが多数ありますが、どれでも結構なので、その内容に従っていれば問題になることはまずありません。 「濃すぎる」ことがマイナスになることはありますが、それ以外でメイクが採否に影響することはありません。一部、美容業界のようなメイクそのものを扱う業界を除いては問題ないので、心配しすぎないようにしてください。 映りが暗いのはNG! 照明や道具で光が当たる工夫をしよう 証明写真については、最も多いのが顔が暗く映ってしまうことだと思います。 街角の証明写真ボックスなどで顔写真を撮るとだいたい顔が暗く映りますが、これは光をうえから当てて影ができるためです。どこから光を当てるかで影のでき方が異なるので、メイクというよりは採光の問題です。 オンライン面接などでも照明の使い方で同じ問題は起こることがあるので、撮影時の注意としては光の当て方を工夫して、表情が暗く見えないようにすることでしょう。 照明がうまく使えない場合は、膝のうえに白い紙を置くなど、反射を使って少し改善できることもあります。 メイクの問題も採光の問題も、スマホのカメラやPCを使い、ちょっと時間を使って工夫するだけで改善することができます。面倒がらずに試行錯誤してみてください。
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Q
- 職歴なしの場合、履歴書にアルバイト経験を書いても良いですか?
- 自分のことを知ってもらうための最も基本的な書類が履歴書ですから、空白が最も良くないことです。 アルバイトであっても長い時間をかけて務めてきた経歴の一部に違いありませんし、その経験で身に付けたこともあるはずです。遠慮せずしっかり書いてください。 アルバイトで得た経験をもとに入社意欲をアピールしよう 会社が最も知りたいのはあなたがどのような人で、これから仲間として一緒に働いていけるかどうかです。 アルバイトであったとしても、自分の役割を果たしてきたことで、事業活動に対して何らかの貢献をしてきたはずです。 「自分が実績を上げてきた」といえば誇張に聞こえるかもしれませんが、数字や実績で話せるならばそういう話をしても良いですし、実績が特にないとしても、これから頑張れるという意欲をアピールすることは不可能ではありません。 たとえば、長年アルバイトをしてきていれば、その立場からいろいろな正社員の姿も見てきたのではないかと思いますが、そのなかには見本になる社員も反面教師になる社員もいたのではないでしょうか。 これから自分自身が正社員としてどう振る舞っていくかを語るうえで、そうした見聞もリアルな経験談として使うことができます。 今後取り組む仕事について調べておき、これまでの見聞を根拠に、具体的にどう行動したいかを伝えて、説得力のある意欲のアピールをしましょう。
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Q
- 仕事で精神的に限界を感じたら、退職すべきですか?
- まず、本当に大切なのは健康です。健康であればいつでも新しいことに取り組めて、再スタートもできますが、身体や心を壊してからでは遅いということがまず判断基準になります。 人間関係や仕事のプレッシャーというのは考え方で変えることもできなくはありませんが、それも状況によります。 自力で解決できないようであれば、一度その仕事を離れることも当然検討すべきでしょう。問題は経済的な点だけで、精神論は一旦脇においてください。 質問にも「甘え」という言葉がありますが、甘えないように頑張っても、健康を失ったらまったく意味がありません。 まずは退職後の計画立て! 第三者にも頼って仕事選びをしよう 退職の準備としては、まず生活費の計算をして収支予測を立てることです。そして、身体的にも精神的にも回復して次の仕事に就くためのスケジュールを考えてください。 今の時代、日本社会全体が労働力不足であり、今後もそれは続きます。長い目で見れば健康であれば仕事はあります。 本当に続けていける仕事は何なのか、今の状況を振り返ってみて、同じ轍を踏まないよう慎重に次の仕事を選びましょう。 職業選択については無料で相談できる第三者の窓口がいろいろあるので、外部専門家に相談するのも良いでしょう。
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Q
- 郵便局の契約社員から正社員になるには?
- 郵便局単体で見ると今は決算が赤字なので、社員登用を狙うにはあまりよくないタイミングですね。 実際、数年前までは積極的な採用活動をしていたので人材不足には違いないと思うのですが、あなたの評価に関係なく、人件費を多く使えない状況にあるということは考慮に入れたうえで検討する必要があると考えます。 長期的に郵便局で働くことを考えるならば、業績が急激に回復するのは難しい見通しであることから、厳選採用モードになることが予想されます。つまり正社員登用の競争率が非常に高くなりそうです。 郵便局の採用は今が転換期! 1年ほど準備をすることも検討しよう また、将来的にビジネスモデルの再構築を求められる場面が必ずくるはずなので、厳しい局面でも責任をもって業務改革や新規事業などのチャレンジを遂行できる人材が重要になってくるでしょう。 その過程で郵便局の採用基準、評価基準も変わってくることが予想されますが、今現在はちょうどその転機にあたるので難しい時期です。 これまでは、どちらかといえば真面目で保守的な人が評価されてきたように感じますが、今後は行動的な人や変化対応力のある人が重要になってくるのではないかと予想します。 正直にいえば、今正社員を目指すのは不利になるように思います。業績や業務改革の推移を1年くらい見てから、十分準備をしたうえで決めても良いのではないでしょうか。
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Q
- 契約社員から1年で正社員になれる可能性はありますか?
- 会社は常に有能で成果を出せる人を探しています。質問文を見ると、たとえ一部であっても1年で正社員になれる人がいるのは事実のようですから、可能性はもちろんあります。 今は日本全体で働き手が不足しており、将来も少子化が続くことから、会社側の登用ニーズは高いはずです。 一定の経験があり、健康で、仕事ぶりに信頼がおける人であれば、すぐにチャンスはくるのではないでしょうか。 社員のつもりで動く! 視野を広げて自主的な行動を起こそう 登用でも採用でもそうですが、短期間で評価される人の特徴は、すでに求めるポジションに就いた人として行動していることではないかと思います。 わかりやすくいえば、あなたは今、契約社員として求められている行動をして働いていると思うのですが、社員になりたいのならば社員のつもりで考え、行動していくということではないでしょうか。 たとえば、自分の担当のことだけ考えて目の前の仕事をするだけでなく、職場全体のことを考えて行動する、同僚や後輩の指導までを意識してみる、指示を待たずに全体の役に立つようなことを自らやってみる、などが考えられます。 まとめると、少し視野を広げて動いてみるということになります。その過程で上司や同僚との円滑なコミュニケーションができることも重要なポイントです。
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Q
- 契約社員から正社員になれる確率は、どのくらいですか?
- 契約社員から正社員に登用される可能性は、どんどん高くなってきていると思われます。 そもそも契約社員制度自体、それほど歴史があるわけでもなく、時流に合わせて作られてきたものです。昔はフルタイムで働く人はすべて正社員でした。 しかし、パートタイム契約なのにフルタイムで働く人がいたり、正社員で働きたいけど転勤はできないという人がいたりして、現場の人材ニーズに応じて作られてきた雇用形態なのです。 そして、現在は多くの会社が採用難といわれています。契約社員制度は、まず働いてみて会社や仕事をよく知ってから正社員になりたいという慎重な人にも、また、まず働いてもらって人物を見極めてから登用したいという慎重な会社にも選ばれている制度というのが現状です。 意欲と経験が武器! 正社員並みの行動をしてチャンスを待とう これからの時代は多くの会社で働き手が不足するといわれていますので、あなたが意欲があって経験もあり、一定の評価がされている人物ならば、会社側にとってもあなたを登用しないほうがもったいない、という結論になります。 もちろん会社の考え方は各社各様ですが、あなたが意識のうえでも実績でも、正社員と同等かそれ以上の行動ができていれば、おのずと登用される時期がくると考えておきましょう。
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Q
- 理系の就活の流れを教えていただきたいです。
- 通常の就職活動の場合は、院生の1年と学士卒業の3年生がほぼ同様のスケジュールになります。 質問文には「研究が忙しい」と書いてあり、夏季のインターンシップなどは短期でも難しそうなので、秋以降から説明会の参加やナビサイトでのエントリーを進め、それ以降は説明会等への参加で企業の情報を入手しましょう。 そして、応募したい企業に応募書類を提出して、順次選考に参加という流れで複数の企業を同時進行していくのが一般的な活動です。 多くの企業を見れない場合は教授推薦も視野に入れよう ただ、院生の場合は学部生ほどの活動量を確保できず、多くの企業にアプローチできないことが多いため、通常の就活スケジュールではそれがハンデになることもあります。できれば教授の推薦を得る方向で頑張ることをおすすめしたいです。 教授推薦の場合は簡単で、つながりのある企業に紹介され、先方の指示にしたがって選考を受けるだけです。 企業によってやり方は違いますが、応募書類などは通常と同じように作成する必要があります。PRもそれなりに必要ですが、教授を介してある程度人物や適性が伝えられ、推薦前に絞り込まれているので、競争も少なくスムーズに進んでいくことが多いようです。
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Q
- 男で事務職を選ぶのは情けないですか?
- 決して男性が事務職を選ぶことを情けないとは思いません。ただ、戦略的には難しいほうを選んでいると思います。 まず、正社員の事務職求人がなぜ少ないかを考えてみてください。客観的に見ても求人倍率でほかの職種と大きな差があるはずです。 事務職でも法務や財務など専門性の高い仕事がありますが、職歴の浅い時期におこなう事務職はそれほど多くのスキルを必要としないものが多いでしょう。そのため、フルタイムである必要がなく、非正規社員や外注とバッティングすることがあるのです。 正社員のフルタイム前提の仕事であれば競争相手は少ないですが、非正規求人とバッティングする場合、家事都合や何らかの事情でフルタイムでは働けない有能な人材も競争相手になります。 また、AI(人工知能)や外注も事務職の仕事を奪うライバルになってくるでしょう。 現場経験を積んでから事務職にいくこともおすすめ! キャリアを考えてみよう もう一つ考えてほしいことは、若いうちから事務職でやっていく場合と、現場を経験してから事務職になる場合と、どちらが有利かということです。 仮にあなたに現場仕事の適性が無かったとしても、将来的に会社から見て有望なのは現場も知っている事務職のほうではないでしょうか。 私が採用を担当していた会社の方針でも、どれだけ有望な候補者であってもまずは現場に入れるということをしていました。 実例ですが、マーケティングを学んで大学院まで行き、その学びを活かして広報をやりたいという応募者を採用したことがあります。このときは、本人と将来のキャリア設計をふまえて話し合ったうえで、まず現場で3年ほど経験を積んでから広報に異動してもらいました。 その人は30代以降で非常に活躍しているのですが、最初から広報をさせていたら恐らくここまでのレベルの良い仕事はできなかっただろうと思います。 最初から事務職を目指すのであれば、機械化、自動化されない部分での専門的なスキルを高めることを志向してください。 事務職でもプロの領域はいろいろありますので、高い目標を掲げて取り組んでいれば、そんな声は気になりません。そうでないなら、目先のことよりも、将来的に事務職で成功するために一度現場を知っておくという考え方も検討してみてほしいと思います。
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Q
- グループワークのフィードバックは何を言えば良いですか?
- グループワークはあらかじめ準備された回答や正解の無い選考方法です。 そこで評価されるのは、より自然な形でのコミュニケーション力であったり、未知のテーマへの取り組み方であったり、さまざまでしょう。知らない人と知らないテーマで対話するなかで、その人らしい部分を見ようとしているのです。 そのため、質問にあるような「どのようなことをすれば評価につながるのか」という、正解を探すような思考自体にあまり意味がありません。 参加者へのフィードバックを求められたとのことですが、その場合も面接官が何を見ているかはケースバイケースなので、議論に参加したそれぞれの人の印象を伝えれば良いだけのことだったと思います。 評価ポイントは面接官による! 相手の良さを自分なりの視点で伝えよう 質問者さんの状況に当てはまるかどうかはわかりませんが、一つの例で説明します。 たとえば、面接官が論理的思考力を重点的に見ている場合は、議題に対して誰が結論に向かう発言をしていたか、全員が意見を言えていたか、特定の誰かが話し過ぎて時間を無駄にしていなかったか、まとめ役は誰だったか、などの点を評価ポイントにするでしょう。 これらは、チームで仕事をしようとするとき、きちんと成果に向かって役割を果たそうとする思考です。 論理的に考えられる人であれば、誰かと誰かが対立してしまったり、議論が本題から逸れてしまったりすることに気付いて軌道修正を図ることができるのではないかと期待しているのでしょう。 そのためフィードバックでは、議論の全体像やそれぞれの発言についての視点にもとづいたコメントが評価されるかもしれません。ただ、これはあくまでも一つの例にすぎないです。 初対面同士で短時間で打ち解けることを評価する面接官や、場をリードしていく力を評価する面接官もいるでしょう。 グループワークの場だけで自分を偽って高評価を得ても仕事に就いたらすぐバレますし、ずっと自分らしくない行動を続ける意味もありませんので、こうした選考では正解を探すのをやめて、自然にありのまま振る舞うほうが良いと思います。
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Q
- グループワークがつらいです……。
- グループワークは単なる選考ツールではありません。実際に仕事をする場面でも、ほとんどの仕事は知らない人と一緒に進めなければならないのです。 業種、職種による多少の違いはあると思いますが、気心の知れた相手とだけ仕事をするようなことは現実はほとんどありません。 職場の同僚だけでなく他部署と連携する場面、取引先との商談、お客様とのやりとりなど、あらゆる仕事は知らない相手に対峙するのです。 つまり、質問にあるような状況は、毎日の仕事の日常で起ることなのです。選考のグループワーク程度でそんなに苦手意識があるようでは、実際の職場では仕事にならないと思います。 普段の人間関係はどうなのでしょうか。まったくこれまで人間関係が築けなかったというのであれば別な対策が必要かもしれません。 でも、大学に入ったときや初めてアルバイトをしたときなども、知らない人間関係のなかに入っていった経験が何かしらありませんでしたか。 もし、そこで友人ができたり、支障なくコミュニケーションが取れているのであれば、グループワークだけを苦手に感じる理由は特に無いと思います。 「選考の場面だから失敗したくない」という気持ちが強すぎるあまり、自然な話し合いができなくなっているだけ、つまり思い込みの可能性が高いです。 選考で見られているのは正しさよりかかわる姿勢 面接官サイドから言わせてもらうと、グループワークのテーマに正解は求めていません。 冒頭で書いているように、知らない人同士でどう会話が進んでいくかということを見ているので、この選考で失敗と言えるのは、何を言ったかではなく、唯一話さないことなのです。 これまで落ちているのはおそらく話さないからという点だけなので、間違ってもいい、ついていけなくてもいいから話してみるというのが最善の策です。 話せなければ仕事にならないのですから、わからないなら「わからない」と言えること、ついていけないなら「ついていけてない」と言えること、そして周りに助けを求めて、グループでの結論を導くために参加してください。 ぐだぐだでもいいのです。自分の弱さをきちんと伝えられることも面接官はプラスに評価します。なぜなら仕事はチームで進めるものだからです。 とにかく開き直って話すことで見えてくるものもあると思うので、これは仕事の日常と同じなのだと考え、決してグループワークから逃げないでほしいと思います。