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Q
- 面接でその場で採用された場合にお礼メールは必要ですか?
- 面接の場で内定をもらった場合でも、お礼メールを送ることはマナーとして好印象です。 その場で内定の連絡をもらったからといって「お礼は不要」と考えるのではなく、面接時間を割いてもらったことや、内定を直接いただいたことへの感謝を改めて伝えることで、誠実さと社会人としての基本姿勢を示すことにつながります。 当日か翌日までに送付! 感謝と意気込みを簡潔に 送るタイミングは、面接当日から翌日までが理想です。 件名は「面接のお礼(氏名)」や「内定のお礼(氏名)」とし、本文は、①面接の機会への感謝、②内定をいただいたお礼、③今後の意気込みを簡潔にまとめましょう。 【例文】 件名:面接・内定のお礼(氏名) 本文: 株式会社〇〇 採用ご担当者様 本日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。 また、その場で内定のお知らせを賜り、大変光栄に存じます。 今後の手続きについてご指示をいただければ幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。 氏名・連絡先 長文は不要で、感謝と今後の対応確認を簡潔に伝えれば十分です。 第一志望でなくても、丁寧なメールを送っておくことで、今後のやり取りをスムーズに進められるでしょう。
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Q
- 面接官が複数の場合、目線は誰に合わせれば良いですか?
- 複数の面接官がいる場合、質問をした人を中心に視線を向けつつ、ほかの面接官にも満遍なく目を配るのが基本になります。 話し始めは質問者をしっかり見て「聞いています」という姿勢を示しましょう。その後1〜2文話すごとに、自然に全体へ視線を移すとバランスが取れますよ。 具体的には、「質問者→左側の面接官→右側の面接官→再び質問者」というように、3〜5秒ずつ視線を巡らせるイメージです。首や体を大きく動かす必要はなく、目線だけを柔らかく移す程度で十分でしょう。 視線を合わせる際は軽くうなずきながら話すと、面接官全員が会話に参加している雰囲気を作ることができます。 終わりは質問者に視線を戻す! 「全員に話す」意識が大切 また、回答の終盤に差し掛かったら質問者を見て締めくくると自然でしょう。 「皆さんに向けて話している」という意識を持つことで、その場のグループ全体への配慮が伝わります。 姿勢や態度は一人での面接と同様に、背筋を伸ばし、笑顔で落ち着いた声量を保つことが大切です。誰か一人だけを凝視したり、逆に視線が泳いだりすると緊張が強く見えてしまうため注意が必要ですよ。 「質問者を基点に全員へ視線を回して話の終わりは質問者へ戻す」この流れを意識すれば、複数面接官の場でも落ち着いた印象を与えられるでしょう。
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Q
- 中小企業での面接は、雑談形式が多いですか?
- 中小企業の面接は、確かに大手よりも雑談を交えたフランクな雰囲気でおこなわれることが多い傾向がありますね。人数が少なく距離が近いため、応募者の人柄や社風との相性を見極めたいという目的が強いからです。 ただし、雑談といえども「評価の場」である点は変わりません。 話題として多いのは、学生生活やゼミ・サークル活動、アルバイト経験、最近関心を持ったニュース、趣味や休日の過ごし方などです。 仕事に直接関係がなくても、あなたの考え方や会話の姿勢を知るための質問だと理解しておきましょう。 日常の話題を用意しよう! 会話のキャッチボールが大事 準備としては、自己紹介に加えて「最近おもしろかった出来事」「打ち込んだ活動」「好きな本や映画」など、1分程度で話せるテーマを3〜4個用意すると安心です。話題は特別でなくても、具体的なエピソードと自分の感じたことを添えると会話が広がるでしょう。 面接官が見ているのは、内容のおもしろさより、コミュニケーション力・礼儀・柔軟さです。笑顔でうなずいたり、相手の話に質問を返したりするなど、自然なキャッチボールを心掛けましょう。 服装や言葉遣いは基本的にビジネスマナーを守り、砕けすぎず明るい雰囲気を意識すれば、中小企業の雑談面接でも好印象を与えられるはずです。
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Q
- 雑談形式の面接の対策は、どうすれば良いですか?
- 雑談形式の面接は、形式ばった質疑応答ではなく、人柄やコミュニケーション力を自然に確認する場としておこなわれるものです。 テーマは幅広く、最近関心のあるニュース、学生生活、趣味、アルバイト経験、旅行や好きな食べ物など、日常的な話題が中心になります。 対策として、自己紹介や志望動機のほかに「最近おもしろかった出来事」「好きな本や映画」「休みの日の過ごし方」など、プライベートに近い話題を1分程度で話せるよう整理しておくと安心ですよ。 あらかじめ箇条書きでキーワードをまとめ、英語面接であれば簡単な表現でも伝えられるよう練習しておきましょう。 会話を楽しむ姿勢が鍵! 双方向の対話を意識しよう 評価されるのは、内容の特別さよりも、相手との会話を楽しむ姿勢や柔軟な受け答えです。 相手の話にうなずいたり、質問を返したりするなど、双方向のコミュニケーションを意識してみてください。 また、雑談といえどもビジネスマナーは重要です。明るい表情、落ち着いた声量、丁寧な言葉遣いを基本に、砕けすぎないフランクさを心掛けましょう。 準備としては、友人やキャリアセンターで模擬面談をおこない、日常の話題を自然に話す練習を重ねると自信がつくはずです。 「会話を楽しみながら自分を知ってもらう」という気持ちで臨めば、雑談形式でも好印象を与えられるでしょう。
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Q
- 転職の最終面接に落ちました。つらい気持ちからどう立ち直れば良いですか?
- 最終面接で不合格になると大きな喪失感がありますが、まずは自分を責めず、気持ちを整える時間を持つことが大切になります。 信頼できる人に話す、好きな音楽を聴く、軽く体を動かすなど、心を回復させる行動を優先しましょう。感情が落ち着かないまま無理に応募を続けても集中できず、かえって疲弊してしまいます。 不合格の理由は、必ずしも能力不足とは限りません。最終面接では「社風やチームとの相性」「将来のビジョンとの一致」など、自分では調整できない要因も大きく影響するのです。 合否は企業との相性やそのときの状況によるものであり、あなたの市場価値を否定するものではありませんよ。 今回の学びを次に活かそう! 客観的な振り返りが重要 気持ちが落ち着いたら、今回の選考を客観的に振り返ってみましょう。面接で答えに詰まった点や、強みの伝え方を改善できる部分があればメモに残しておいてください。 また、次回に備えて、模擬面接やキャリアコンサルタントからフィードバックを受けるのも効果的です。 次の挑戦では、企業研究をより深め、自分の経験を「課題→行動→成果」の流れで1分程度に整理しておくと、説得力が増すでしょう。 今回得た学びを次に活かせば、必ず成長した自分で再挑戦できます。焦らず心を整え、一歩ずつ準備を進めることが、次の内定への近道になりますよ。
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Q
- 内定式の自己紹介で、おもしろいことを言う必要はありますか?
- 内定式の自己紹介で、無理におもしろいことを言う必要はまったくありません。 内定式は正式な入社行事にあたるため、会社側が重視するのは「社会人としての第一印象」や「安心して一緒に働けるかどうか」です。 笑いを取ることではなく、簡潔で感じの良い自己紹介が、最も好印象につながるでしょう。 話す内容は、①氏名、②出身(大学・学部など)、③入社への意気込み、④軽いパーソナル情報(趣味や最近ハマっていること)程度で十分です。 たとえば、「〇〇大学△△学部の□□と申します。旅行と写真が好きで、休日は友人と街歩きを楽しんでいます。皆さんと学び合いながら成長していきたいです」とまとめれば、明るい人柄が伝わるでしょう。 笑顔と話し方が大事! 1分以内で簡潔にまとめよう 「おもしろさ」はユーモアというより、笑顔や話し方の柔らかさで十分に表現できます。 自分に合わないネタを作るより、落ち着いた声量やアイコンタクト、簡潔な言葉選びに気を配るほうが好印象です。 不安なら一度声に出して練習し、1分以内に収めると安心して臨めるでしょう。 無理な笑いより、誠実さと親しみやすさを感じさせる自己紹介が、役員や同期にも良い印象を残しますよ。
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Q
- 面接を受ける時間のおすすめを知りたいです。
- 面接時間と合否の関係については、確かに「朝一が良い」「午後一が無難」などの意見がありますが、一概に「この時間が有利」とは言い切れないのが実際です。 ただ、キャリアコンサルタントとして考えると、おすすめできる時間帯はあります。 まず、面接官の心理的・身体的なコンディションを考えると、「午前10時〜11時」や「午後1時〜2時」が比較的おすすめでしょう。 朝一(9時開始)は面接官側もまだ業務が整っておらず、逆に最終枠(夕方4時以降)は疲労が出やすく、集中力も落ちがちだからです。特に個人面接では、1日に何人も面接するため、後ろの時間ほど評価が曖昧になるリスクも考えられます。 時間にこだわるよりも自分史上最高のパフォーマンスを出せるかどうかが大切 一方で、企業によっては評価基準が明確に定まっており、時間に関係なく公平に判断しているところも多くあります。そのため、面接時間以上に「その時間に自分が最高のパフォーマンスを出せるか」も重要です。 もし、希望時間を選べる場合は、自分の頭が冴えていて緊張しにくい時間帯を選ぶのがベストでしょう。時間よりも、事前準備と当日の落ち着いた受け答えこそが、面接通過の最大のポイントです。自信を持って臨んでください。
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Q
- 勘違いでセミナーを無断欠席してしまった場合、選考は諦めるべきですか?
- まず、無断欠席があっても即「選考終了」と決まるわけではありません。企業側にとっては「連絡なしで欠席したこと」よりも、「気づいた後の対応」のほうが印象に残ります。 今回、すぐに気づけなかった点や、謝罪が3日後になった点に不安を感じているかもしれませんが、丁寧に誠意をもって対応すれば、まだ挽回の余地は十分あるでしょう。 メールの返信がなければ改めて送ってみよう! 誠実な対応が評価につながる 返信待ちの段階ではありますが、もし数日経っても連絡がない場合は、再度メールでフォローアップをすることをおすすめします。 内容としては、①セミナー欠席の理由と混乱した経緯、②ご迷惑をおかけしたことへのお詫び、③貴社への関心は変わっておらず、今後の選考にご縁があればありがたい、という3点を簡潔かつ真摯に伝えると良いです。企業によっては対応に時間がかかる場合もあるため数日は待つようにしましょう。 たとえ、マイナスからのスタートであっても、謝罪と誠意を込めた対応で好印象に転じることもあります。 就活では「ミスのない人」より「ミスの後の対応が誠実な人」が評価される場面もあるのです。今回の経験を糧に、今後の行動に丁寧さを加えていきましょう。応援しています。
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Q
- 配属先の決定には、人となりより経歴のほうが重視されやすいのでしょうか?
- 配属は企業にとっても重要な判断であり、これまでの職歴や経験が重視されやすいのは事実です。特に接客や営業の経験が多い場合、「対外対応ができる人」と判断され、そのスキルを活かせる部署に配属される傾向があります。 一方、「人となり」や「志向性」がまったく無視されているわけではありません。面接での印象や伝え方によって、企業の見方は大きく変わることがあります。 具体的な貢献イメージがカギ! 過去の経験を武器に説得力を持たせよう たしかに、採用面接のときに内勤志望を伝える際、「縁の下の力持ち」のような抽象的な表現だけでは意図が伝わりづらい可能性があります。たとえば、「丁寧さや着実さを活かし、社内での業務サポートや事務処理を通じて組織に貢献したい」というように、内勤での具体的な活躍イメージを伝えることが大切ですね。 また、過去の接客・営業経験も無駄にはなりません。「培った対人理解力を、今後は社内調整やサポート業務に活かしていきたい」というように、新たな職種への挑戦意欲をストーリーとして語ると、より説得力が増します。 配属希望は一方的な要望ではなく、「自分の強みをどこで最も活かせるか」という視点で伝えることが、企業との接点を生み出す鍵となるでしょう。
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Q
- システムエンジニア(SE)の給料が安いって本当ですか?
- SEの給料が安いと感じるかどうかは、働く環境、キャリアの積み方、実務経験によって大きく変わります。 たしかに、下請けの多重構造で働くSEや、未経験で入社したばかりの若手では、給与が低く労働時間も長くなりやすい傾向があるでしょう。 こうした声がネット上で目立つため、SE=給料が安いという印象が強くなるのです。 上流工程や成長分野への挑戦が収入アップの近道! 一方で、上流工程(要件定義や設計)を担うSEや、クラウド、AI(人工知能)、セキュリティといった成長分野で高いスキルを磨いたSEは、30代で年収600~800万円を超えることも珍しくありません。 プロジェクトマネージャーやITコンサルタントへとキャリアアップすれば、年収1000万円以上も現実的です。 重要なのは、自分の市場価値を高める意識です。技術力はもちろん、論理的な説明力、チームでの調整力など、上流工程で通用するスキルを意識的に磨くことが、将来の収入に直結します。 SEは大変な仕事ですが、その分キャリアパスも多彩です。安いと決めつけず、どう成長するかを考えることが、将来の年収と働きやすさを変えるカギになります。