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Q
- 社会でやりたいことがなく、就活する気力が湧きません。
- 就活に臨む学生の悩みとして多いのが「やりたいことがわからない」「やりたいことがない」です。この状態でも時間はどんどん過ぎていき、周囲は内定を決めていき、卒業も近くなってくるとなると、焦りや不安が強くなってしまいますよね。 この場合の対処法のポイントは2つです。一つは「やりたいこと」ではなく「得意なこと」を発揮できるような職場を探すこと、もう一つは「やりたいこと」ではなく「ありたい状態」をイメージすることです。 「やりたいこと」を探そうとすると自分の興味・関心をもとに探します。しかし、もともと社会に出て働くことに興味が持てない場合はこのやり方はうまくいきません。自己分析をさらに深めて、自分の奥深くにある興味・関心を探り当てるというやり方もうまくいく場合もありますが、これもうまくいかない場合があります。 質問者さんはこれまで自己分析やインターンに参加したうえでやりたいことが見えなくて困っているのですよね。この場合は「やりたいこと」ではなく「得意なこと」を発揮するという視点で探してみましょう。 たとえば、初対面の人とでも短時間で仲良くなれる、細かな作業を正確に黙々とこなせる、新しい環境にどんどん飛び込める、現状の課題を工夫して改善できるなど、これまでの人生を振り返り、苦労することなくできること、何時間でもやれてしまうことなどを思い起こしてみてください。 できることを仕事にして社会で経験を積むことで見えてくるものもある もう一つは「ありたい状態」をイメージすることです。たとえば「仕事とプライベートをそれぞれ充実させ、安定した生活を送りたい」「新しいことに挑戦して、常にわくわくしていたい」などのように、「行為」ではなく「状態」をイメージし、それを実現させるための条件を考え、それで会社を選ぶのです。 どちらか一方だけでなく、両方併用しながら探すのも良いと思います。まずは、何かしらの基準を持って会社を選び一度社会に出てみましょう。新たな刺激をたくさん得て、興味・関心が喚起されることもあります。もし、そうなればその気持ちに従って転職をしても良いのです。
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Q
- 口頭で内定をもらっただけでもお礼状は送っても良いのでしょうか?
- 口頭での内定通知であってもお礼状を送って構いません。正式な内定通知が来ていないのが気になっていると思うので、通常通りお礼状を送付した後、2週間程度まで待ってみましょう。 それでも会社から書類が届かないなど、アクションがなければメールで問い合わせてみるのが良いと思います。 「正式な書類はまた送る」と言っていたとしても、小規模な職場でしかも質問者さんのことを元々知っているのであれば、会社のほうも口頭で内定を伝えてあるからと、書類の送付を後回しにしてしまっている可能性もゼロではありません。 メールでのお礼と合わせて書類送付の件についても聞いてみよう 問い合わせのメールにも、一言内定のお礼を伝えたうえで次のような内容で書類の送付について聞いてみましょう。 「面接時、正式な内定通知をいただけると伺っておりました。大変お忙しい中、誠に恐縮ではございますが、ご送付いただける時期をお教えいただければ幸いに存じます。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。」 上記のレベルぐらいの丁寧な文面で書き、かつ面接後2週間経っているのであれば失礼には当たりません。
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Q
- 多浪生は就活で苦戦を強いられますか?
- 就活において「〇〇という経験が武器になる」ということを書かれた記事をよく見ますが、非社会的なことでない限り、就活で武器になり得ない経験はほぼありません。 武器になるかならないかは、経験の中身ではなく、「どのように考え行動したのか」「その経験を通して何を得たのか」という自分自身に関する部分を言語化し、人に説明できるかどうかで決まるのです。 たとえば、クラブ活動で全国大会に出場したとか、海外ボランティア活動を数年間していたとか、数百人単位のサークルのトップをしていたとか、一見華々しく見える経験をしていたとしても、それを面接の場で端的に話せるように準備していなければほぼ落とされます。 自分のこれまでの選択にどんな意思があったかを伝えることが大切 質問者さんは高校卒業後、進学や就職をせずにワーキングホリデーで海外を旅していたとのことですが、なぜそのような選択をしたのでしょうか。またそれは、どのような価値観からの行動なのでしょうか。まずはその辺りを人に説明できるように言語化しておきましょう。 また質問内容を見る限り、大学院にも行くつもりなのですね。そこで学んだことを通して社会で何をしようと思っているのかも大切です。これらを10分でも、3分でも、1分でも自在に説明できれば完璧な武器になり得ます。 4浪などほぼ気にすることなく就活に臨んでください。きっと質問者さんを欲しいという企業とたくさん出会えると思いますよ。
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Q
- 障害者が就職するにはどうしたら良いですか?
- 質問者さん、まずは状況をしっかりと説明してくれてありがとうございます。これまで環境的にさまざま大変なことがあったなか、頑張って働いてきた様子が伺えます。 希望的なのは、質問者さんが自分自身の能力や個性について客観的に理解できている部分があること、そして障害者手帳を取得するなどの行動力があることです。 こういったことに対して「こんなことは普通ですよね」とか「大したことはしていない」と自己評価する人もいます。しかしこうしたことをできる人もいればできない人も世の中にはいて、客観的にみると「自己理解ができている」や「行動力がある」と映るのです。 そのうえで、今後の働き方についてさまざまな不安を感じているようですが選択肢はたくさんあります。まず、障害者手帳を取得したのであれば「障害者雇用枠」を活用できます。 今日本では障害者雇用促進法という法律によって、一定の割合で障がい者を雇用しなければならないと定められているのです。具体的にいうと民間企業では2.5%、国や地方公共団体では2.8%、都道府県等の教育委員会では2.7%の割合で雇用しなければなりません。 ハローワークに行くと障害者雇用枠についても詳しく教えたり、求人情報も紹介してくれたりするため、ぜひ一度相談してみてください。 徹底した情報収集こそがキャリア実現のカギ 単純作業など簡単な仕事しかできないのではないか、という心配もあるようなので、職業訓練の受講など検討してみてはどうでしょうか。 訓練内容は簡単な作業系もあれば、ビジネス情報系のコースもあるので、自分の興味や能力に合わせて選ぶことができますよ。こうした公的な支援をうまく活用しながら、質問者さんが目指している「一人の人間として自立すること」「シニア期に困らない資産形成をすること」を実現させていって欲しいと思います。 大切なことは情報収集です。「知っていれば活用できたのに」ということにならないようにしましょう。制度をうまく活用するためにハローワークや支援団体とどんどんコンタクトを取って情報収集をおこなってください。
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Q
- 週5で毎日働ける気がせず、就活にモチベーションが持てません。
- まずはこれまで大学生活を無遅刻無欠席、成績も上位をキープしてきた努力は本当に素晴らしいと思います。しかし、その頑張りにも限界が来ているようですね。 結論から言うと、今無理に就活をするより、医師などの専門家のアドバイスのもと、まずは心身の健康を第一に考えた選択をするのが良いかと思います。ここで無理をして心身にさらに重大なダメージを負うようなことになれば、それこそ今後何年も社会生活を送るのに支障が出てしまうかもしれません。 質問内容を読んだ印象として質問者さんはとても優しく、真面目な性格なのではないかと推察します。夏のオープンカンパニーも20社参加したということから、就活も計画的に進めていたのでしょう。 そんな質問者さんだからこそ、いわゆる一般的な働き方「週5で朝から毎日働く」という形を実現できないことに対して絶望的な気分になっているのかもしれません。しかし、もっとも避けなければならないのは、先にも挙げた通り、今無理をすることで心身を壊し、その後長期的に社会人生活が困難になってしまうことです。 人と比較したり申し訳なさを感じたりするのは悪循環を招く 今の質問者さんに大切なのは、周囲と比べないこと、親に対する申し訳なさより自分の健康を優先すること、専門家や第三者を頼ることの3つです。 周囲と比べるというのは「ほかの大学生はできているのに自分は同じようにできていない」という考えを持つことです。今は働き方が多様化しているため、こうした比較は何の意味もありません。 親に対する申し訳なさについても、それを優先すると自分のことを後回しにしてしまいます。この気持ちがこれまでの頑張りを生んでいるとはいえ、もう限界が来ているわけです。 これ以上同じように「申し訳なさ」で生きるのは自分を壊す原因になりかねません。自分自身を優先させてください。 最後に、これらを自分一人で考えると今までと同じような考えに陥る可能性があります。第三者の客観的な意見をもとに判断してください。 幸い今はさまざまな業界で若い人の需要はかなり多くあります。就職も焦ることはありません。医療機関で診断書などを出してもらえれば、それをもとにハローワークで職業訓練やサポートプログラムの紹介、質問者さんに合わせた求人の紹介などの相談もできますので、今は焦らず無理はしないようにしてください。
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Q
- 今の内定先の仕事が本当にやりたいことなのかわからず、入社を迷っています。
- 「これが本当に自分がやりたいことではないかもしれない」と感じてしまうという人は多くいます。 そもそも質問者さんもITエンジニア職を選んだときの選び方が「学習歴」と「苦手なことを避ける」という基準だったわけですね。それに対して「これがやりたいことではないかもしれない」と感じるのは、当然といえば当然だと思います。 質問者さんの今の悩みは、このまま就職するか、就活し直すのかで迷っているとのことですが、結論から言うと、今の内定先に就職することをおすすめします。 その理由は、質問者さんが書いているように、今後選考を受けられる企業が少ないこともそうですが、何より今の状況で再度自己分析をしても、やりたいことが明確になるとは限らないからです。 きっとこれまでの就活の中でも自己分析をしたことでしょう。それでもやりたいことが明確にならないのは、今持っている知識や情報、経験などでは見えないものがあるからなのです。 自分のなかに新しい刺激をインプットして判断の糧にしていこう 一度社会に出て、実際に仕事をしてみるなかで自分の知らなかった仕事や業界に触れることがあると思います。エンジニアの仕事に実際に取り組んでみることで自分の能力や個性をより強く実感することも可能です。 こうした新しい刺激を自分に与えることで、やりたいことが明確になることがよくあります。「やりたいこと」というアウトプットを出すために、これまでにない新しい刺激を自分に「インプット」するわけです。 もちろん学生のときでもこういった、自分のなかにインプットすることは大切です。しかし質問者さんは今4年生であり、内定先もあるわけです。社会に出ることができるチャンスがあるならば、それを活用してみましょう。 大切なのは就職した会社で、まずは自分の仕事に真摯に取り組むことです。一生懸命やることでこそ本当に自分に合っている仕事なのかどうかが判断できます。また真剣にすることで新たなスキルや経験が身に付き、転職時にもそれが活きてくるのです。 質問者さんは今大学4年生で、かつ内定先も決まっている。ただやりたいことがはっきりわからないという状況なのであれば、まずは就職して一度自分を社会に晒してみることで新たな発見があると思いますよ。このアドバイスが参考になれば幸いです。
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Q
- 髪を寄付するためにロングヘアーにしているのですが、面接で短髪にするように言われました......。
- 質問者さんは、ヘアドネーションのためにロングヘアーにしていることを面接で伝えましたか。 ファッションではなく明確な理由を持ってロングヘアーにしていることをきちんと伝えたうえで、それでも短髪にするように求められるのであれば、その会社は質問者さんの価値観と合わないのだと思います。 髪の毛を切ることに対して特にこだわりがないのであれば良いのですが、そうではなく、もやもやした気持ちが残るのであれば「自分とは合わない会社」と判断し、無理に入社する必要はありません。会社はほかにもたくさんあります。 質問者さんの言うように、安全上の理由や、衛生上の理由など仕事をするうえでどうしても必要な合理的理由を提示する企業であれば仕方ありませんが、そうでない場合の企業への就職は注意が必要です。 事情を伝えたうえで理解が得られるかどうかを試してみるのも一つの手 就業規則は会社ごとで異なり、それが社会的に見て「時代遅れ」や「合理性に欠ける」と思われるものであったとしても、その会社が「これは自社にとって大事である」と考えて決めている以上、入社するのであればそれに従う必要があります。 その会社が質問者さんにとって、髪の毛を切ってまで入りたいと思える会社かどうかを改めて考え、どちらが強い気持ちなのかによって決断しましょう。 もしくは「最終的に不採用になっても良い」という覚悟が必要ですが、ロングヘアーのままで面接に臨み、その場で自分の思いを正直に伝え、受け入れてくれるなら入社するし、受け入れてもらえないなら仕方ないと試してみるのもアリだと思います。
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Q
- 音大生は普通の就活には不利ですか?
- 質問者さんは音大に入り、プロの音楽家を目指すコースで4年間頑張ったのですね。そこには一般の人たちには想像も出来ない、もの凄い努力があったことと思います。 私は、音大生からの就活に関する相談をこれまでもしばしば受けてきました。たとえば、一般企業に就職しようと思っているが音楽以外やったことがない自分に就職できるのかといった質問や、音楽一筋でアルバイトもサークルもしてこなかったから何をアピールすればいいかわからないといった質問もありました。 結論から言うと、音大生は就活に全く不利ではありません。むしろ有利なことが多いくらいです。 具体例を挙げると「目標に向かって努力し続ける継続力」「人前で自分を表現する経験」「目上の人に対する礼儀や指導への耐性」「年上の人間とのコミュニケーション能力」など、これ以外にもたくさんありますが、どれも仕事において非常に重要な要素です。音大生は学生生活での経験を通してこれらのことが身に付いている人が多くいます。 自分が培ったスキルを社会人に求められる能力としてアピールしよう 就職の際には志望企業に合わせて表現を整え書類を作成し、面接で伝えるべきことを整理しておきましょう。 今後の進路については2つの選択肢を書いていますが、今回は卒業して就職するという場合について回答しました。就職活動に臨む際には、ぜひ自分の能力や個性をしっかりとアピールできるように準備してください。きっと企業から魅力的な人材として映るはずです。
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Q
- やりたくない仕事とやりたい仕事、どちらを選ぶべきですか?
- 質問者さんがいま「大企業か中小企業か」で悩んでいるということは、それぞれのメリットデメリットをどう考えたら良いか判断しかねているのですよね。メリットやデメリットは人によって変わるものなので難しい問題です。 ただ、もし私だったら迷わず中小企業に行きます。自分にとって仕事における最優先事項は「やりたいことがやれる」だと思うからです。 少なくとも1日8時間×週5日、平均年間休日を120日とすると245日は仕事をします。その時間を「好きじゃないことを我慢しながらやり続ける」ということに耐えるのはかなり難しいです。 しかし、これは私自身に「やりたいことをやる」というこだわりが強いからかもしれません。私が公務員だった時代の話ですが、同僚は「この仕事が好きではないが、安定しているし給料がいい」と口にしていて、今でもそのまま公務員を続けています。私はさまざまな理由があり公務員を辞めました。 最初の質問に戻りますが、「大企業か中小企業か」は、質問者さんの仕事に対する価値観がどこにあるかによって変わります。「やりたくない仕事をするが大手企業が良いかもしれない」と思っている理由は何でしょうか。 給料が良い、安定している、自尊心が満たされるなどいろいろ考えられます。それでも「やりたいことがやれる中小企業」も捨てきれないのは、働くことに何かしらこだわりがあるからではないでしょうか。ここは一度じっくり自分自身の想いを掘り下げて考えてみてください。 フラットな視点で大企業と中小企業について理解を深めることが大切 一つアドバイスをするとすれば「大企業」「中小企業」に対して偏見や思い込みが無いか考えてみることです。 たとえば大企業=安定、中小企業=不安定は本当にそうなのか、大企業はやりたいことが本当にやれないのか、中小企業ではやりたいことが本当に出来るのかなど、きちんと調べたうえで自分の価値観と照らし合わせて判断をすることが大事です。 それでも、どうしても判断できないと思ったら、最後は自分の「感覚」を頼りに思い切って飛び込んでみるというやり方もアリだと思います。今は転職もかなり普通のことになってきているため、もし自分に本当に合わないと思ったら転職することも可能です。 ここでやってはいけないのは、親や友人、先輩など、他人の意見で最終的な判断をしてしまうことです。自分で決めなかったことは辛いことがあった時に後悔につながりやすくなります。 さまざまな情報や意見を参考にしつつ、最終的には自分が責任をもって決めるという姿勢で就活に臨んでみてください。きっと後悔より成長や得るものを発見できるはずです。
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Q
- テレビ局のADになるのは難しいですか?
- テレビ局のADになるために、高学歴や特殊な経歴は必要ありません。ADの仕事内容としては、テレビ番組や映像制作において、ディレクターの補佐をします。 スケジュール管理や撮影のための準備や補助、制作にかかわるさまざまな人たちとの連絡調整など、業務は多岐にわたるため、学歴や特殊な経験というよりは高いコミュニケーション能力や行動力、柔軟性、臨機応変さ、問題解決能力、さらにはどのような人ともうまくやっていける人柄などを重視されることが多いようです。 もちろん学生時代に映像制作に携わっていたなどの直接的な経験があれば、面接の際のアピール材料になるかと思います。テレビ局の仕事としてアナウンサーを挙げていますが、仕事内容はADと大きく異なります。 ADは人の見えないところでサポートする業務が多いですが、アナウンサーは不特定多数の人に見られる仕事であり、ADとは求められるものも変わります。たとえば、声の良さや話し方のうまさ、プレゼンテーションスキルや視聴者に信頼されやすい誠実さなどです。 どちらも「テレビ局での仕事」という部分では同じですが、まったく別の職種なので難易度も比べることは難しいでしょう。単純に倍率ということではADとアナウンサーで差があるとしても、その人にとっての難易度はまた別の話です。 たとえばアナウンサーに適している人がADになろうとしても、ADとして求められる能力がなければ難易度が高くなります。 やりたい仕事を目指すには自己理解を深めることが重要 仕事を選ぶうえで大切なのは、質問者さんが仕事に求めているものは何なのか掘り下げてみることですね。 自分も番組を作ってみたいのか、それともとにかく「テレビ局」という場所で働きたいのか、また自分のどのような面が仕事で活かせるのかなど、自分自身をさらに深堀りし、言葉にしてみましょう。それが仕事を絞り込む材料になり、志望動機につながり、内定獲得のための準備になります。