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Q
- ITコンサルタントはやめとけと言われるのはなぜですか?
- ITコンサルタントは「激務だ」といわれますが、それは顧客の成果に徹底的にコミットする仕事だからです。 成果を出すためには顧客が考えていることの100倍くらい考え、膨大な調査や勉強をするのは当たり前です。 たとえば何かを調べるとき検索結果がなくなる最後のページまですべて目を通すような、途方もない情報収集をおこないます。それくらいの覚悟が求められる仕事だと思ってください。 大変さより適性で判断! 自分に合うかを考えよう そのプロセスは確かに大変ですが、それによって成果を出し、顧客に「あなたにお願いしてよかった」と感謝されることに、このうえないやりがいを感じられる人にとっては最高の仕事です。大変かどうかではなく自分に合うかどうかで考えるべきでしょう。 もし興味があるならインターンシップに参加したり、OB・OG訪問で現場の人の話を直接聞いたりして、自分に向いているかどうかを判断するのが良い方法です。
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Q
- 希望勤務地を「実家」の近くにする理由をどのように伝えるべきでしょうか?
- 希望勤務地の理由を伝える際、「実家の近くだから」と表現するより、「地元で働きたいから」と伝えるほうがおすすめです。 「地元が好きで、地元を元気にしたい」「地元に貢献したい」という理由は、一般的に納得されやすいです。この熱意を伝えましょう。「実家が近い」という理由だけでは、意欲が伝わりにくい可能性があります。 伝え方より、実家の近くで働きたい根拠となるエピソードが大切 さらに説得力を持たせるためには、その言葉を裏付ける活動実績があるとなお良いです。たとえば、大学時代の居住地で何らかの地域活動に参加した経験や、地元に帰省した際に地域貢献活動をした経験などです。 言葉の言い回しを工夫するよりも、実際にそうした活動に時間と労力を割いておくことが重要です。そして何より、自信なさげに話すことは避けてください。 同じ内容でも、確信を持ってはっきりと伝えることで、相手への伝わり方はまったく変わってきます。
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Q
- ハローワークで職場見学だけを申し込むのは失礼でしょうか?
- まったく失礼にはあたりませんし、もちろん可能です。不安であれば、ハローワークの担当者の人に「まず職場見学だけをさせてもらうことは可能ですか」と相談してみてください。 ハローワークの担当者の人が企業側に確認してくれます。企業側にとっても、自社に興味を持ってもらえたと好意的に受け止める可能性が高いです。 基本的な礼儀に加えて、事前に質問を用意しよう ただし、見学の際には礼儀を尽くすことが非常に重要です。わざわざ時間を割いてもらったことへの感謝の気持ちを表し、訪問時間を厳守すること、就職活動に準じた身だしなみを整えることは当然です。 また、準備として、質問したいことや確認したいポイント、見るべきことをあらかじめまとめておく姿勢が礼儀となります。ご自身の希望や気になる点を整理し、相手に質問するつもりで臨むと良いです。 見学終了後には、お礼のメールを送ることもおすすめです。
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Q
- 窓際社員の年収は低いのでしょうか?
- 年収が低いかどうかは、最終的には企業に依存します。ただし、窓際社員、つまり「重要な仕事を任されず、暇な時間も多い」状態であれば、会社からの評価が低くなることは確かです。 その結果、昇給がしにくかったり、そもそも昇給がなかったりといった事態が起こります。減給もありえますし、ボーナスが社内で相対的に低くなる可能性も否めません。 もちろん、会社自体の給与水準が高い場合は、社会一般の平均よりは高い年収を得られるケースもゼロではないといえます。 常に成長を意識し、リスクを恐れず挑戦しよう! 注意すべき点として、民間企業であれば、そのような社員はリストラの対象になりえます。公務員ではリストラは考えにくいものの、責任ある魅力的な仕事を任されず、給与も上がらない可能性は高いです。 常に自分を成長させる意識を持ち、組織の成果に貢献しようとする姿勢をしましましょう。 持論ですが、若手のうちは失敗が許容されやすい時期といえます。そのため、リスクを取ってでも多くの経験を積み、成長機会を取りにいくことがおすすめです。
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Q
- 若手でも窓際社員になってしまうことはありますか?
- 窓際社員を「重要な仕事を任されず、暇な時間が多い人」と定義するならば、結論からいえば、20代や30代前半の若手であってもそのような状況になることはありえます。 若手で窓際社員になってしまう人の特徴は「いつまでも成長しない」「自主性がない」「同じミスを繰り返す」「上司や先輩の言うことを素直に聞かない」などです。おもに、態度の問題だといえます。 このような姿勢では重要な仕事を任せてもらえなくなるのは当然です。なぜなら、組織で成果を上げることへの意欲や理解がないとみなされるからです。 結果として、誰でもできるような、ミスをしても影響の少ない仕事ばかりを割り当てられることになります。 組織の成長に貢献するため、主体的に行動しよう そうならないためには、常に成長しようと意識し、自主的に仕事に取り組むことが重要です。ミスをしても繰り返さないように努め、組織の成果に対して自分は何ができるかを考える姿勢が求められます。 たとえミスをしたとしても、そのような前向きな意欲さえ見せれば、上司や先輩は「なんとかなる」と思うものです。 したがって、言われたことだけを最小限の労力でこなそうとする受動的な態度はしないようにしましょう。
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Q
- 体育会系が営業に向いているというのは本当ですか?
- はい、向いているといわれる要素は多くあります。上下関係のなかで礼儀が身に付いていること、目標達成に向けて努力できること、そして体力があることなどです。コミュニケーション能力が高い傾向にあるのも強みでしょう。 しかし、それだけで成果が出せるわけではありません。私の同僚にも、元気なだけで成果が出ず、「もう少し考えろ」と言われて苦しんでいる人がいました。 体育会系の強みはポジティブなマインドにある 気合や根性だけでなく、顧客の課題を分析し、解決策を考える戦略的な思考力も不可欠です。営業は必ず苦労するといえます。 体育会系出身者の本当の強みは、その苦労を「勝利のため」「チームのため」とポジティブに意味付けて乗り越えてきた経験です。苦労しないのではなく、苦労を乗り越えるその精神力こそが、営業の現場で最大の武器になります。
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Q
- 体育会系の会社を辞めたいのですが、どの業界に行くべきでしょうか?
- 今の社風が合わないのであれば、その逆の、残業が少なく、飲み会などもなく、社員同士がドライな関係で、上下関係も比較的緩やかな環境を探しましょう。 業界でいえばIT業界などにそうした傾向が見られます。「自分の業務のみに集中する」「ほかの人とのかかわりは少なくて良い」という人が多いです。 ただし、最終的には企業ごとの文化によります。そのため、面接の際に、社内の雰囲気をよく観察することが大切です。 営業職はニーズが高いので、業界にこだわりがなければ転職はしやすいといえます。 成功率を上げるには、自分がおこなってきたことを話せるようにしておくことが大切です。業務内容や業務範囲だけではなく定量的な成果を述べられるように準備してください。 嫌なことだけで決めないで! 維持したい条件も明確にしよう ただし、転職の際は、今の職場の嫌だと感じることだけでなく、良いと感じることも整理しておくことが重要です。 たとえば、「上下関係はきついけれど、給料は悪くない」のであれば、それは維持したい条件になります。嫌なことの解消だけを目的に転職すると、給与が大幅に下がるなど、総合的な満足度が低下するリスクがあるので注意しましょう。 解消したい点と維持したい点の両方を書きだしてみてください。両者を明確にすることが、成功の鍵です。
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Q
- 大手メーカーからの転職は難しい?
- 20代後半であれば、転職はまったく難しくありません。 「難しい」というのは、転職市場をよく知らない人の意見かもしれません。むしろ、大手メーカーでの勤務経験は、厳しい基準のなかで仕事をしてきたという信頼につながり、有利に働くことさえあります。 20代で社会人経験があるというだけで、現在の転職市場では非常にニーズが高いのです。大手メーカー出身という経歴は、自信を持ってアピールすべきです。 安定を捨てる覚悟ができたら、スキルと実績を語る準備をしよう ただ、今の安定した待遇を安易に手放すことには慎重になるべきです。「古い体質が嫌だ」という理由だけで、基本給が低く成果がすべてという厳しい環境に飛び込む覚悟はありますか? 転職を決意した際は、これまでの仕事で何を成し遂げ、どのようなスキルがあるのか、数字で示せるように実績を整理しておいてください。それができれば、20代後半であれば転職は難しくありません。
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Q
- 理系のメーカー勤務なのですが、転職先はどう選ぶべきでしょうか?
- まったく異なる業界・職種への転職は、未経験扱いとなりハードルが高まります。 そこでおすすめするのが「ピボット」という考え方です。バスケットボールのように、片足を軸にする動きを指します。つまり、業界か職種のどちらかを軸足として残し、もう片方だけを変えるのです。 あなたの場合、メーカーでの研究開発職という経験を軸にできます。この強みを残したまま別の業界の研究開発職を目指すのが、スキルを活かせる賢明な選択です。 仕事内容に不満がないなら、評価を変える努力をするのも一つの手 また、今の職場に「仕事内容の不満はないが、文化に疑問を感じる」という状態なら、安易な転職は後悔につながることがあります。 「隣の芝生は青く見える」もので、転職したら「前の職場のほうが良かった」となるケースをよく聞きます。今の環境で評価されるための工夫をやり尽くしたか、一度立ち止まって考えてみてください。 それでも不満が残る場合に、先ほどのピボットの考え方で転職を検討しましょう。これが、失敗しないためのステップです。
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Q
- 日本の主要な重電メーカー8社はどこになりますか?
- まず、日立製作所、三菱電機、東芝の大手3社が市場シェアの大半を占めています。この3社は覚えておきましょう。 これに続く企業として富士電機や明電舎などがありますが、「8社」という括りは情報源によって少しずつ異なります。 大手3社が家電から発電所まで手掛ける総合メーカーであるのに対し、他社はそれぞれ自動販売機や発電機といった特定の分野に強みを持っています。まずはこの全体像を把握することが大切です。 業界研究をおこなって、やりたいことを見つけよう 大切なのは、まず「重電業界とは何をしているのか」「今どんな課題があるのか」「最近の動向はどうか」といった業界研究をしっかりおこなうことです。 海外旅行に行く前にその国のことを調べるのと同じで、相手を知らなければ、自分がそこで「何をしたいのか」も語れません。 業界全体の姿をつかむことで、初めて自分のやりたいことが見えてくるはずです。そのうえで、各社の強みなどを比較検討していきましょう。