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Q
- 面接時間が長いのは落ちるサインですか?
- 「時間が長かったけど、これって良いの? 悪いの? 」とぐるぐる考えてしまう感じ、よくわかります。せっかく頑張った面接だからこそ、ちょっとしたことまで合否のサインに見えてしまいますよね。 まず押さえておきたいのは、「面接時間の長さと合否は、原則として直結しない」ということです。 多くの企業では、あらかじめ決めた評価項目(経験・スキル・志望度・人柄など)に沿って総合的に判断しており、「予定より長引いた/早く終わった」こと自体を評価にはしていません。 長くなる理由も、仕事内容の説明が丁寧だったり、雑談が弾んだり、単に面接官が話し好きだったりと、本当にケースバイケースです。 大切なのはどれだけ中身を具体的に伝えられたか 私がかかわった学生でも、15分でさらっと終わって内定した人もいれば、1時間以上じっくり話し込んで不合格だった人もいます。 違いは時間の長さではなく、その時間のなかで自分の経験や強み、入社後にやりたいことをどれだけ具体的に伝えられたかでした。 時間が長くなった面接も、詰められたからではなく、興味を持たれて深掘りされた、条件や仕事内容のすり合わせに時間をかけてもらえたということが多かったです。 心配するよりも、面接の質を上げる心掛けが大切! ですので、面接の質を上げるために、以下のことに取り組んでみてはどうでしょうか。 ①今日の面接を思い出し、「聞かれたこと」「自分の答え」「うまく言えなかったところ」をメモに書き出す。 ②「同じ質問をもう一度されたら、どう答えたいか」を1〜2パターン、整理しておく。 ③面接時間は企業が自分を知ろうとしてくれた一つの状況ととらえ直し、結果が出るまでは次の面接の準備や企業研究にエネルギーを回す。 面接時間は「結果の答え合わせ」ではありません。「次に会う面接官に、どんな自分をどう伝えるか」に集中できれば、今回の不安も次の一歩に変えていけますよ。
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Q
- 就活を5月から始める人がすべきことは何ですか?
- 一般的なスケジュールよりは遅れていますが、まだ間に合いますよ。 まずは自己分析を急ピッチで進め、志望動機や自己PRを固めてください。そして、質を高めつつも、とにかくエントリー数を増やして場数を踏むことが大切です。過去のエピソードを棚卸しして、書類選考や面接に備えましょう。 自己分析をフレームワークに沿っておこなおう! 自己分析では、仕事選びの軸を3つだけ言語化してみてください。たとえば、「人の成長に関われる」「地方勤務OK」「チームで動く仕事」などです。 これまでの経験の棚卸しは紙にまとめてみましょう。アルバイト、部活・サークル、ゼミ、ボランティアなどで「頑張ったこと」「続けたこと」「工夫したこと」に限ってエピソードを箇条書きします。A41枚でかまいません。 ここまでやったら、大学のキャリアセンターや、公共の相談窓口(新卒応援ハローワークなど)に一度持ち込むのがおすすめです。 企業は幅広く探そう! 5月以降も採用を続けている企業を幅広く探しましょう。自己分析で見えてきた業界に軸を据えるのは良いですが、こだわりすぎには注意してください。 大手企業は一般的な就活のスケジュールに沿った選考をおこなっているケースが多いです。そのため、大手企業に限らず、中小企業やベンチャー企業、通年採用をおこなっている企業を探しましょう。5月でもまだ募集している可能性があります。 この時期の就活は、なるべく多くの企業に応募することと、スピード感を持って面接の対策を進めることが大切です。 多くの企業への応募には、共通パーツを使いまわすことが鍵 多くの企業へ応募する際、「毎回ゼロから書く地獄」から脱するためには、ESを「共通パーツ」と「企業別パーツ」に分けるのがおすすめです。 「自己PR(1分・3分・200字・400字など数パターン)」「ガクチカのエピソード(2〜3本)」「働き方の軸・将来像」は使い回し、「なぜその業界か」「なぜその会社か」「その会社だからこそ活かせる自分の経験」のみその都度考えるようにしましょう。 自己PRや志望動機もパターン化・フォーマット化が可能! また、ガクチカや自己PRは毎回構成から悩む必要はありません。 「結論」「具体的な行動・工夫」「課題・困難と乗り越え方」「結果・学び」「仕事でどう活かすか」というフォーマットを固定しておきましょう。考える負荷が減り、量産と推敲がしやすくなります。 さらに、志望動機では、「業界・会社・自分」の3段構成をテンプレ化しましょう。 たとえば、「業界に興味を持ったきっかけ」「そのなかでなぜこの会社が良いのか」「自分の経験や強みはどう活かせるか」を考えておき、「会社」の部分だけ企業研究結果に合わせて差し替えると、速さとオリジナリティが両立しやすいです。 スケジュールや書類は「見える化」がおすすめ 多くの企業に応募するからこそ、日程や書類の管理には気を付けましょう。提出の日程を逃すことのないよう、スケジュール管理ツールなどの活用がおすすめです。 書類作成と面接対策を同時並行で進めていくバイタリティがあれば、納得のいく内定を勝ち取ることは十分に可能です。
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Q
- 就活で成績証明書が発行できない場合、どうすれば良いですか?
- まずは速やかに企業へ連絡を入れましょう。謝罪をしたうえで、状況を説明します。 現在の状況を伝える際は、発行できない理由、いつごろ発行・提出できるかという見通しを正直に伝えてください。もし、今すぐ必要な場合は、一時的に代わりの書類として提出できるものがないか担当者に確認しましょう。 速やかな報告のため、電話での連絡を推奨します。営業時間を確認し、担当者に連絡しましょう。もし、電話がつながらない時間帯であればメールを入れてください。改めて電話をするのも良いです。 トラブル時の報連相は社会人になってからも大切! 誠意を持って対応すれば、評価が大きく下がることはありません。締め切り間近になって連絡するのは避けましょう。また、何も言わずに期限を過ぎるのはもっとも信頼が低下する行為です。 トラブルが起きたときこそ、報連相(報告・連絡・相談)をしっかりおこないましょう。社会人としての信頼性を守ることにつながります。後から「やっぱりありませんでした」となるのが一番信頼を損ないますので気をつけてください。
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Q
- 高学歴なのに就活で全落ちする原因は何でしょうか?
- 高学歴でも苦戦する場合、企業が重視している人柄やマッチ度とずれが生じている可能性があります。企業は学歴だけでなく、人柄、志望動機、企業とのマッチ度も重視しています。 まずは、コミュニケーション能力や協調性、課題解決力などが総合的に見られている意識を持ちましょう。「学歴があれば通る」というわけではありません。企業は自分が思うより学歴を重視していない、と考えておくと良いです。 学歴をメインにする志望動機や自己PRがあれば、見直してください。「なぜこの企業なのか」と企業を基点にして深掘りし直すことや、業界研究を徹底して企業の求める人材像と自分の強みを結びつける作業が重要です。 第三者から改善点を直接見つけてもらおう 自分一人で抱え込まず、キャリアセンターやエージェント、友人など第三者に模擬面接をお願いしてみましょう。 客観的なフィードバックをもらうと、自分では気づけない改善点が見えます。自分自身の考えだけでなく、他者の視点を取り入れ、柔軟に修正していく姿勢が突破口です。
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Q
- 花屋での経験を職務経歴書でどうアピールすれば良いですか?
- 異業種(事務職など)へ転職する場合、花屋としての専門的なスキルだけでなく、その仕事を通じて培った姿勢や汎用的なスキルを強調しましょう。 接客販売で培ったコミュニケーション能力、お客様のニーズをくみ取る力、電話対応や社内調整の経験などがアピールできます。 フラワーアレンジメントなどの補助業務をしていたなら、細かい作業への集中力や正確性も強みです。 具体的な経験を語り、事務職で必要なスキルに落とし込もう また、商品の入出荷などの在庫管理、売れ筋の分析、発注業務などは計数管理能力の証明になります。あるいは、チームでの店舗目標達成に向けた取り組みや、責任あるポジションを任された経験があれば、どの職種でも評価されます。 具体的なエピソードを交えて、「事務職でもこのように貢献できる」とつなげて伝えると効果的です。
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Q
- 職務経歴書に書く特殊資格とは何ですか?
- 特殊資格とは、特定の業務をおこなうために法的に必要となる、あるいは業界団体が認定する専門性の高い資格のことを指します。 一般的なTOEICや簿記などとは異なり、たとえば工場系であればフォークリフト運転技能講習、クレーン運転士、医療福祉系なら看護師、介護福祉士、臨床検査技師、建設・電気系なら電気工事士、消防設備士、運輸系なら大型自動車免許などがあげられます。 これらは業界の職種に直結しているものといえます。 正式名称と実務経験を記載しよう 記載する際は略称ではなく、必ず正式名称と取得年月を書きましょう。 実務で使用経験がある場合は、資格の横にその旨も書き添えてください。強力なアピールになります。何でも書けば良いわけではなく、応募先の職種に合わせて、関連性の高い資格を優先的に記載してください。
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Q
- 就活のスーツはいつ買うのがベストですか?
- 私がおすすめするのは、大学3年生の秋~冬です。なぜなら、大学3年生から就活が本格化するためです。遅くとも、説明会など、選考にかかわるイベントが始まる2~3カ月前には準備しておきましょう。 もし、志望する企業の選考が早く始まる場合は、夏から秋に準備するのもおすすめです。情報を集めておきましょう。 気を付けるべきは、就活が始まる直前の時期です。 毎年、多くの学生が同時期にスーツを購入します。そのため、直前になると店舗が混雑したり、裾上げなどの直しに時間がかかったりします。余裕を持って、大学3年生の秋頃に買っておきましょう。 フォーマルなスーツを選ぼう! 季節を問わない素材選びもおすすめ 失敗しないために、スーツの色や柄、形に気を配りましょう。 選ぶ際は、黒・濃紺・ダークグレーなどの無地で、体に合ったサイズのものを購入してください。必ず試着をしてサイズを確認しましょう。形も個性的ではなく、フォーマルなものを選んでください。 また、素材の工夫もできます。 季節を問わず着られるポリエステルやウール混紡のオールシーズンタイプのものを選ぶと、夏冬どちらの選考でも対応できて便利です。 スーツ以外には、シャツやネクタイ、靴、バッグなどの小物も合わせてそろえておきましょう。 シャツは白の無地のシャツが基本です。気を付けるポイントとして、バッグはA4サイズの書類が入るものを選ぶと便利です。ベルトや時計なども用意しましょう。就活では、見た目の清潔感も判断基準として見られます。
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Q
- 就活の履歴書に記載するアルバイト歴はすべて書くべきですか?
- すべて書く必要はありません。採用担当者はアルバイトの数よりも中身を見ています。 長く続けた経験や、責任ある役割を任された経験、あるいはそこで培ったスキルや工夫したエピソードなど、自身のアピールポイントにつながるものを優先して抜粋しましょう。 すべて書こうとせず、効果的なものに絞ってかまいません。 志望企業につながる経験があれば良い印象を残せる 特に、志望する企業や職種に関連性が高いアルバイト経験があれば、それを中心に記載すると良いでしょう。 単なる職歴の羅列にするのではなく、面接で話題になった際に自分の強みや成果を語れるような経験を選ぶのがポイントになります。
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Q
- 就活の面接でアップルウォッチはつけても良いですか?
- 絶対にNGというわけではありませんが、着用には注意が必要です。 まず、面接中に通知が来て画面が点灯したり音が鳴ったりすると気が散ってしまいますので、必ず通知オフやマナーモードに設定してくださいね。 デザインも、バンドを交換するなどして、スーツに合うシンプルで落ち着いた色のものを選びましょう。もちろん、面接中に時計を頻繁に見るような仕草は避けてください。 業界によっては非推奨! 腕時計も準備しておこう ただし、金融や公務員など堅い業界ではアナログ時計のほうが無難とされる場合もありますよ。 面接官の年代によってはカジュアルに見られるリスクもあるため、不安であれば家電量販店などで1,000円~3,000円程度で買える安価なものでかまいませんので、アナログ時計を用意することをおすすめします。
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Q
- 就活はいつまでに終わらせないとやばいですか?
- 明確なデッドラインはありません。企業によっては3月ぎりぎりまで採用活動をおこなっているところもあります。 出遅れていると感じて焦る気持ちはわかりますが、「早く内定を取らなきゃ」と焦って自分に合わない企業に入社してしまうと、早期離職などのミスマッチにつながりかねません。 内定が早いからといって優秀というわけではありませんし、後悔しない選択をすることが何より大切です。 就活の経験を増やす! 自分に合う企業を探そう 焦る気持ちはわかりますが、優先すべきは自分に合った企業や働き方を探すことになります。 まずはエントリー数を増やし、場数を踏みながら面接の練習や書類のブラッシュアップを重ねましょう。周りと比較せず、納得できるまで活動を続けることが、長い目で見て重要です。 最後まであきらめずに、自分らしい働き方ができる場所を探していきましょう。