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Q
- 学内の企業説明会には参加すべきですか?
- 学内の企業説明会は、時間対効果の高い場として活用する価値があります。理由は3つです。 第一に、企業が学生の状況を理解していることです。学内説明会には、大学側が関係を持つ企業が来ます。そのため、採用担当者は授業・就活時期・強みの傾向を把握しており、初歩的な質問でも丁寧に答えてもらえる傾向があります。 第二に、具体的な回答がもらいやすいことです。同じ大学出身の社員や卒業生が登壇するケースが多く、選考で評価されやすい経験やつまずきやすい点を詳細に聞けます。 第三に、次のアクションにつながる導線が用意されていることです。参加者リストの取得や面談枠の案内などをおこなっています。 事前準備とお礼メールで担当者からの印象をアップしよう 参加前には、企業の事業概要と直近ニュースを3行で把握しておきましょう。志望動機の仮説と質問を2つ用意して臨むと理解が深まります。事前の準備がどうしても難しい場合は、説明会に向かう電車のなかで情報収集してください。 参加後は、その日のうちに学びをメモ化しましょう。また、担当者に簡単なお礼メールを送ることをおすすめします。担当者の記憶に残りやすく、後日のOB訪問や選考につながります。 ほかの大型イベントと比べて移動時間が少なく、密度の高い情報が得られる機会です。迷うなら、一度参加かし、ほかのイベントと比較してみることをおすすめします。
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Q
- 面接での身振り手振りはうざいと思われますか?
- 面接での身振り手振りは適度なら伝わりやすくなりプラスになります。 要点で手のひらを軽くみせる程度は、開放感や誠実さが伝わります。 ただし、過度だと落ち着きがない印象になりますので、次の上限を意識してください。 ・位置:胸元~肩幅のうち側に収めます。大きく振り上げないように。 ・回数:1文に1回までを目安にします。連発しないようにしましょう。 ・音:机を叩かない、指を鳴らさない、ペンをいじらないように。 ・指差し:相手や資料を指で差さない、示すなら手のひら全体です。 オンラインの場合画面外に手が消えないよう、カメラから40~60cmで座り、両手は軽く組んでスタートします。 癖は録画で修正! 熱意は声と表情で伝えよう 癖として気になるようであれば、直し方は「姿勢→呼吸→間」の順を意識しましょう。 背もたれに軽く腰掛け、深呼吸を1回、要点の前に一拍置くと動きが減ります。 練習としては、スマートフォンの録画で30秒自己紹介を録画してみましょう。まずは動きの「回数」を数えて、半分に減らすよう意識しましょう。手持ちのメモを机に置き、指先を軽く触れておくと動きすぎを防げます。 熱意は声の張り・表情・具体例で伝えると、身振り手振りに頼らずに済みます。
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Q
- お祈りメールに返信したら、逆転できますか?
- お祈りメールに返信で逆転できることはほとんどの企業ではありません。合否は枠・基準・他候補の比較で決まり、再考はほとんど起きないためです。 そういった個別連絡で覆るのは、評価軸がかなりぶれていることになります。公平性の観点でも、そういったことは起きづらいです。 ただし、まったく意味がないわけではありません。それは今後の募集や別ポジションでの検討、また優秀な人材の情報を中長期的に管理するタレントプールにつながることがあるからです。 短く礼を伝え、改善点を一つ質問し、再挑戦の意思を添えると前向きな印象になります。 感情的な要求はNG! 感謝と再挑戦の意思を伝えよう 一方で、感情的な訴え、長文の自己弁護、「再考してください」の要求、即日の再面接依頼などは避けましょう。 学生は学内でできる面接練習・模擬面接・エントリーシート(ES)添削を活用し、次の応募に備えるのが最短ルートです。 返信の内容としては、以下の例を参考にしましょう。 件名:選考結果のお礼(氏名) 本文:採用ご担当者様 このたびは選考の機会とご連絡をありがとうございました。貴社を第一志望にしていたため非常に残念ではありますが、志望度は変わらず、今回の結果を受け、力不足を実感しました。 差し支えなければ、一点だけ今後の改善の参考に、面接で特に弱かった点をご教示いただけますでしょうか。今後、もし再募集や別ポジションの機会がありましたら、再度挑戦したいです。 引き続きよろしくお願いします。 大学・氏名・連絡先
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Q
- 内々定の辞退を電話でするのが怖いです。
- 第一志望の企業への内定、おめでとうございます。一方で、内々定の辞退を電話で伝えるのは怖いですよね。 ですが、先延ばしにしても良いことはまったくありません。連絡は「早く・短く・誠実に」が基本です。 採用側は次候補への連絡や調整が必要なので、決めたら当日~翌営業日には電話します。言いにくさはまったくなくせるわけではありませんが、以下の「型」で減らせます。 怖いときは型を使おう! 理由は簡潔で大丈夫 ・冒頭の型: 「採用ご担当の〇〇様でいらっしゃいますか。内々定のご連絡をいただいている、◯◯大学の◯◯です。 今、少しお時間よろしいでしょうか。本日は、内々定の件でお詫びとご連絡がありお電話しました」 ・理由は簡潔に:「他社で担当領域がより一致したため、内定を承諾し進路を決定しました。/家庭の事情で勤務地の制約が確定してしまいました」 ・締め:「貴重な機会をいただいたのに、このような結果となり申し訳ございません。書類返送や連絡先の削除など必要なお手続きがあればご指示ください。メールでも改めてお送りします」 「理由を詳しく」といった質問には「重ねての説明は差し控えますが、志望軸に照らして決定しました」といった説明で十分です。多くを語る必要はありません。 通話後は「改めて選考へのお礼+辞退の確定連絡」のメールを当日中に送ると丁寧です。
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Q
- 仮内定とは、内定と何が違うのですか?
- 仮内定は一般に内々定(採用内諾)の呼称で、最終承認や書類手続き前の口頭・メールでの合意状態です。 一方、内定は会社の正式決定で、内定通知・条件面の明記や入社誓約・必要書類がともないます。 よって、仮内定の段階では社内承認・役員面談・身元/健康/学業の確認などで変動する余地が若干あります。そのため、仮内定が取り消される可能性は低いがまったくないとは言えない、というのが回答となります。 油断禁物! 卒業できず内定取消のケースも…… 今後の進め方は次のとおりです。 ・スケジュール確認:最終面談、承認会議、正式通知の予定日を聞きます。 ・条件の下書き確認:勤務地、配属の可能性、初任給、残業制度、転勤の有無、入社時期を質問します。 ・併願の扱い:他社選考の状況は事実のみ共有し、「◯日まで」と期限を合意しておきましょう。 また、うれしくなってしまう気持ちはわかりますが、先走ってのSNSや無断の情報開示は避けます。 学業不履修・卒業単位の取りこぼしにも注意しましょう。毎年、せっかく内定をもらっても卒業できずに泣く泣く内定を手放すケースを複数見ています。 正式内定後に他社を辞退すると、万が一の際もトラブルが少ないです。 もし迷いがある場合は、学内のキャリアセンターで条件表の読み合わせと志望軸の棚卸しをおこない、判断の軸を固めるとより納得感を持って進めることができます。
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Q
- 内定後に企業へメールを送るときの、正しい名乗り方は?
- 内定後のメールの正しい名乗り方は、候補者・内定者の個人として名乗るのが基本です。 「社名+自分の氏名」と書くのは入社後なので避けましょう。 件名は用件が一目でわかる形にし、本文冒頭は「学校名・学部学科・氏名・内定/内々定者である旨」を簡潔に並べると丁寧で読みやすいです。 件名:【内定者】◯◯に関するご相談(氏名) 本文冒頭:「採用ご担当者様 いつもお世話になっております。◯◯大学◯◯学部の△△と申します。 内定者として、入社手続きに関して二点確認したくご連絡しました」 上記の例を参考にしましょう。こういった書き方が無難です。 署名はシンプルに! 迷ったら学内のテンプレートを活用 本文末尾は署名欄に氏名・電話番号・メールアドレスのみを載せ、過度な飾りや顔文字は控えましょう。 用があって連絡するとのことなので、メールは「結論→背景→お願い→締め」の順にすると伝わりやすいです。 書き方に迷う点がある場合は、学内のキャリアセンターが出しているメールのテンプレートを参考に清書すると安心です。
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Q
- 病院見学のお礼状を書くのに、宛名がわからない場合はどうすれば良いですか?
- 病院見学のお礼状で宛名がわからない場合は代表部署宛で整えます。 メールなら「〇〇病院 人事課(採用ご担当者様)」または「臨床研修センター御中」とすると無難です。 人事課が不明なら「総務課 御中」でも可能です。どちらも不明なら「採用ご担当者様」とするのが良いです。 郵送なら封筒は「御中」、本文冒頭は「ご担当者様」で統一しましょう。院長など代表者宛にする必要はありません。 もし案内者名が判明している場合は本文内で個別に謝意を添えます。たとえば、「当日ご対応くださった看護部の△△様にもお礼をお伝えいただけると幸いです」といった形です。 もし名前がわからない場合でも、言及するほうが無難です。具体的には、当日ご対応くださった「〇〇部署のスタッフの皆様にも重ねてお礼申し上げます」という感じです。 当日対応者への感謝も忘れずに! 電話確認も一案 当日名刺をいただいていない旨は書かず、礼と学びに紙面を割くほうが丁寧です。 また、メールを送る際には今後の連絡先と氏名・学校・電話・メールを署名に明記して、問い合わせ時に照合しやすい形にします。 もし電話で宛名を確認する場合は、「学生の〇〇と申します。先日の見学のお礼状をお送りしたく、差し支えなければご担当部署名とご担当者様のお名前フルネームとご役職を教えていただけますか」などと確認しましょう。 名乗りは大学名→氏名→要件の順が伝わりやすいです。
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Q
- 就活エージェントとの面談のとき、服装はどうすれば良いですか?
- 就活エージェントとの面談のときは、企業面接ではなく、面談内容は職歴や希望条件のヒアリングなので、スーツ必須ではないです。 目安は清潔なオフィスカジュアルです。初回はジャケットありが安心です。 ただし、担当者はあなたを企業に推薦します。身だしなみは一つの評価材料になりますし、第一印象が資料や紹介コメントに反映されます。 服装が整っていると、社会人としてのイメージがつきやすく、職種の選択肢や紹介スピードが上がりやすくなる可能性もあります。そのため、きれいめを意識するのが吉です。 スーツでなくてもOK! 推薦に影響する清潔感を意識 ・基本:シャツ/ポロなどの襟付きトップス、落ち着いた色のパンツやスカート、ジャケットは任意です。 ・OK:無地、細かな柄、シンプルな革靴やきれいめスニーカー。色は白・黒です。 ・NG:ダメージデニム、露出の多い服、派手なロゴ、サンダル、ヨレ・シワは避けましょう。 ・髪・身だしなみ:前髪で目が隠れない、爪は短く清潔、香水など過度なものは避けましょう。 ・迷ったら:スーツ可です。暑い時期はノーネクタイ・ノージャケットでも問題ないです。業界研究の延長で「カジュアル可」と書かれている場合でも、Tシャツ・デニム・サンダルは避けましょう。 オンラインの場合、上半身が映えやすい無地のトップス、カメラの明るさに負けない色味が安心です。 「清潔感はあるか」「サイズ感は適切か」「シワなど、だらしなく見える要素はないか」の3点を押さえておけば十分です。
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Q
- 大学内でOB・OG訪問をする場合、服装はどうすべきですか?
- 指定がない場合でも、大学内でOB・OGに会う際は準ビジネスな服装が安全です。公式な機会ではないからこそ、悪印象につながらないことが重要です。 基本はオフィスカジュアルで、男性は無地シャツ+ジャケット+チノ/スラックス+革靴、女性は襟付きトップス+ジャケット+テーパードパンツ/膝下~膝丈スカート+低めパンプスが無難です。 リクルートスーツの指定がなければ私服寄りであってもかまいませんが、Tシャツ・デニム・スニーカー・大きなロゴの洋服は避けます。 色はネイビー・グレー・白・ベージュを中心にまとめましょう。 小さな準備が重要! 面接の一歩手前を意識 名刺や資料をもらう可能性もあるので、A4が入る自立バッグ、シワなし・毛玉なしを徹底します。 大学内は移動が多いので、移動中は上着の着用は必ずしも不要です。手で持っておき、時間の少し前に着用すると快適です。 迷ったら面接の一歩手前のきちんと感を基準に整えると、悪印象につながらず失敗が少ないです。
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Q
- 第一希望でない病院見学の場合、お礼状を出さないのもありですか?
- 病院見学お疲れ様です。 第一希望でない病院の見学でも、不義理を避けるため、短文でも送るのが安全です。お礼は選考の可否だけでなく、紹介や横のつながりにも影響する可能性があるからです。 手書きの便箋でなくても、当日~翌営業日中の簡潔なメールでも十分です。 内容は、以下の3点で完了します。 ①見学機会への感謝 ②今回印象的だったシーンとそれを通じた学びの一言 ③今後の連絡方針の明記 例文を参考に学びと感謝を簡潔に伝えよう 以下の例文を参考にしてみましょう。 「先日は見学の機会をいただき、誠にありがとうございました。外来・病棟のご案内や、〇〇科のカンファレンスまで拝見でき、現場の連携の速さと丁寧な患者対応を学びました。 特に〇〇の取り組みは大変勉強になりました。現在は他院の選考日程が進行中のため、応募については一旦検討します。今後状況が整いましたら、改めてご連絡します。 ご多用のところご対応くださった皆様にも御礼申し上げます。引き続きよろしくお願いします」 志望度を過剰に書かず、当日の学びと案内への感謝を丁寧に伝えるだけで印象は整います。 お礼を出さない選択は直接減点にならない可能性もありますが、同等評価なら差がつきます。 将来の選択肢を残す意味でも、礼儀の最小投資をしておくのが得策です。