このアドバイザーが
回答したQ&Aを読む
1484件
-
Q
- 9月1日入社のメリットは何ですか?
- 9月1日入社は中途採用では実務上のメリットが多い時期です。 というのも前職側は夏の賞与支給や上半期の区切りを終えて引継ぎを組みやすく、受け入れ企業側も下期に向けた体制強化のタイミングで研修・配属計画に乗せやすいという事情があります。 制度面では9/1入社なら年末調整の対象年(源泉徴収票の合算依頼を忘れずに)に間に合い、社会保険も8/31退職→9/1取得なら空白が出ません。 住民税は前職の特別徴収からの切替が発生しやすいので会社・自治体の案内に沿って普通徴収や新しい特別徴収の手続きを確認しましょう。 ボーナス基準は要確認! 8月中に私用を済ませ万全に ボーナスは会社規程次第ですが、在籍要件や査定期間がからむため入社前に支給基準と按分の有無を確認するとミスマッチを防げます。 入社まで準備としては退職有給の消化計画、健康診断の受診(入社前提出あり)引越しや免許更新などの私用を8月中に済ませ、9月は立ち上がりに集中できる状態を作ると良いです。 ブランクが空きすぎる不安がある人にも、月初入社は予定を組みやすい選択肢となるのでおすすめです。
-
Q
- 在職中の転職活動で前職調査はありますか?
- 在職なかの前職調査(リファレンスチェック)は昨今増えており、発生する可能性があります。ただし応募者の同意なく現職へ連絡することは通常ありません。 リファレンスチェックがあるとわかっている場合、応募の早い段階で「現職には極秘のため、照会は前々職や退職済み上司のみでお願いします」と明確に伝え、推薦者(元上司・同僚・顧客など2〜3名)をこちらから用意すると安心です。 照会先を確認・交渉しよう! 不安点は早めに共有するのが吉 企業が確認したいのは在籍期間・職務内容・働きぶりの印象・協働姿勢などで、個人情報や病歴のようなセンシティブ事項を詰めるのは不適切です。 もし人事からリファレンスチェックに関する同意書が出る場合は連絡先の範囲と項目を確認し、現職連絡の禁止を文面で明記しておくとトラブルを防げます。 もし企業が「どうしても現職を」と言うなら最終面接後など内定条件に近い段階まで引き延ばす交渉や、上司ではなく同部署の信頼できる先輩に限定してもらうなど代替案を提案しましょう。 なお学歴・職歴のバックグラウンドチェックや反社確認は一般的ですが、在職バレは避けるのが通常運用なので過度に心配しないで大丈夫です。 不安点がある場合は最初の面談やエージェント経由で早めに共有しておくと安心です。
-
Q
- 就活中の傘は、折りたたみ傘でも良いですか?
- 傘は折りたたみでも問題ありません。むしろ長い傘は忘れてきてしまうリスクなどもあるので、少雨の場合折りたたみはおすすめです。 大事なのは「清潔」・「無地」・「濡れた際のマナー」です。 色は黒・紺・グレーなど落ち着いた無地を選び、骨がしっかりした少し大きめのものだとスーツも荷物も濡れにくいです。 ビニール傘は絶対NGではありませんが、汚れや破損が目立ちやすく「間に合わせ感」が出るので、おすすめではありません。 濡れた際のマナーに注意! 派手な柄・びしょ濡れはNG 会場に入る前に水滴をよく切り受付付近では傘袋やビニールを使いましょう。折りたたみ傘は床に直置きせず、傘立てがなければ足元の邪魔にならない位置でたたんで立てるとスマートです。 長傘の利点は濡れにくさと扱いやすさ、折りたたみの利点は移動ときの携帯性です。 移動が多い場合折りたたみで十分ですが面接本番の日など「濡れたくない日」は長傘でもOKです。 どちらにせよ派手な柄やキャラクター、びしょ濡れのまま持ち込む行為は避ければ印象を損ねないので注意してください。
-
Q
- 営業を辞めたいのですが、どんな転職先を探せば良いでしょうか?
- 営業を辞めたいと感じるときは職種から入るのではなく、自分が何をできる/できない、得意/苦手なのかの棚卸しから考えていくのをおすすめします。 まず「営業で培った資産」を言語化しそれが生きる隣接職種から検討する、というステップを踏むとより選択肢が広がります。 数字責任のプレッシャーや新規開拓がつらいならカスタマーサクセスは既存顧客の活用支援と継続率向上が主戦場で、傾聴力・説明力・関係構築がそのまま武器になります。 提案書作りや案件管理が得意なら、インサイドセールス/セールスオペレーションで仕組み化・データ活用による道もあり、外回りの負担も減らせます。 ヒアリングと要件整理が得意ならカスタマーサポート(上位はQA・ナレッジ運用)ロジックでものごとを詰めるのが好きなら営業企画・販売企画・マーケ補助も相性が良いです。 もし営業の職種や数字から完全に離れたいなら一般事務・営業事務から入り、受発注・請求・見積・納期調整の正確さで評価を積み上げる方法もあります。 強みが発揮される環境を3ステップで考えよう 進め方としては、以下の順が効率的です。 ①営業経験を行動と成果の単位で棚卸し(例:月○件の商談設定、失注理由の分類→改善で成約率△%向上) ②希望職の求人票に出ている必須要件とギャップを埋める短期学習(Excel・SFA・カスタマー対応の基礎など) ③2〜3職種に仮決めして職務経歴書をそれぞれの言葉に翻訳 面接では「辞めたい」より「どの環境で強みが最大化されるか」を軸に語ると、前向きな転換として受け止められます。 なお現状で体力やメンタル消耗が強い場合はまず残業コントロールと睡眠の確保を優先し、短時間で進められる書類作成と情報収集から始めるなどで無理なく動けます。
-
Q
- 支店訪問後のお礼状の封筒の書き方や送り方を教えてください。
- 支店訪問後のお礼状の封筒は白または薄クリームの無地・長形3号(便箋は縦書きなら和封筒、横書きなら洋封筒)が無難です。 宛名面は「〒・住所・支店名・役職名・氏名様」を大きく、差出人は裏の左下に「大学・学部・氏名・住所・電話」を記載しましょう。 投函は訪問から48〜72時間以内にしておけると安心です。 雨天配達も想定し封は糊付け、宛名は黒のペンで読みやすく丁寧に書きましょう。 もし支店訪問で複数名にお世話になった場合は、基本は支店長様宛に送り本文で「ご対応いただいた○○様、○○様にもよろしくお伝えください」と記すのがおすすめです。 もし個別に深く話した担当者が明確なら個人宛てを選びましょう。 本文は「具体的な感想」を! 志望度の高まりを伝えよう 本文は訪問の御礼→印象に残った具体的な出来事→志望度の高まり(どのようなエピソードで志望度がどのように高まったのかを伝える)→今後の行動(説明会・選考)→結びの流れで、なるべく1枚に収めましょう。 具体の一文を必ず入れると熱意や「きちんとみていたんだ」というのが伝わりやすいですよ。 例 「地域密着の融資判断で、定量の数値だけでなく事業の将来性を丁寧にみる姿勢が印象的でした。 貴行で地域に伴走する仕事に挑戦したい思いが、いっそう強まりました。」 なお選考期がタイトなら「先にメールで当日中に御礼」→「後日短文のはがきまたは手紙で補完」も問題ないです。
-
Q
- 10年前に「10年後になくなる」と言われていた仕事は、今ありますか?
- 10年後になくなる仕事という見出しは刺激的ですが、実際は消えるより「形を変えて残る」ケースが多いです。 たとえばレジや銀行窓口、単純な事務は自動化が進みましたが無人化一辺倒ではなく「セルフ+有人サポート」「定型+付加価値接客」に再編されています。 翻訳も機械が担う部分が増えましたが、専門領域やクリエイティブは人が品質を担保しています。 つまり同じ職種名のままでも求められる要素が「デジタル理解」×「コミュニケーション」×「判断業務」へシフトした、ということになります。 かけ合わせの汎用スキルを磨こう! では進路選びはどう考えると良いでしょうか。 ①作業の分解を癖にして、機械に置き換わる部分/人が価値を出す部分を見極める ②どの職種でも効く汎用スキル(問題設定力・データ活用・文章力・ファシリテーション)を磨く ③業界の変化点に近い仕事(顧客体験を設計する、データを意思決定につなげる、現場の仕組みを改善する) の3つに寄せていくと長期の安全策となり、より良い進路選択になりやすいです。 「なくなる/なくならない」を考えて恐れるより自分の強みがテクノロジーとかけ算できる設計にしておくと、10年スパンでも選択肢が広がります。 10年後を完全に予測することはできませんから、いろいろな人の話を聞きながらも、自分なりの仮説を立てるのが大事です。
-
Q
- 内定辞退の連絡はメールと電話どちらが良いですか?
- 内定辞退の連絡に限らず相手先企業の担当者へ連絡をする必要がある時は、可能な限りメールと電話の両方を活用してください。 まずメールを担当者へ送って後ほど直接電話をし、メールの到着確認と内容の補足をするのが良いでしょう。 メールで要点を伝えたうえで電話で補足すると相手に最も丁寧に伝わる 特に内定を辞退するような重要な物事を伝える時は必ずメールと電話を併用してください。 どちらかで済ませるというと、不誠実な姿勢であると見られかねません。 メールのメリットは思いついた時に気軽にスマホなどからでも連絡をすることができること。 メールに打つ文章をしっかりと時間をかけて遂行することができることにどのような文章を送ったのか、お互いにとって証拠が残ることなどがあげられます。 電話の場合は相手の仕事時間を使ってしまうというデメリットがありますが、きちんと感情を込めて自分の気持ちを伝えることができることが最大のメリットでしょう。 これらを十分に理解したうえで相手の担当者が、気持ちよくあなたの内定辞退を受け止めることができるようできる限りの配慮をしてあげてください。
-
Q
- 半年休学したら就活の時期はどうなりますか?
- 半年休学すると学生の「軸足」自体は学年同期とずれますが、選択肢は3つあります。 ①卒業時期(たとえば9月卒)に合わせた秋採用・通年採用で同年入社を狙う ②翌年4月入社を目指して「卒業後就活」枠で動く ③在学中扱いのうちに早めに動き、内々定後に入社月を相談する どれも現実的で実際の事例もあります。 休学は不利ではない! 「目的と学び」を明確に語ろう おすすめは復学の3〜6カ月前から自己分析・職務理解・OBOG訪問を進め、復学時点エントリーシート(ES)・面接練習まで仕上げておく方法です。 企業には「休学の目的→得た学び→仕事での活かしかた」を一気通貫で語れるよう準備しましょう。 例「英語運用力と自律的学習の習慣を得た/異文化協働で合意形成を学んだ→顧客折衝や資料作成の場面でこう活かす」といったものです。 休学は決して不利ではなく説明が重要となります。単なる学業の遅延ではなく、目的と成果が明確であればプラスに転じます。 スケジュールは「卒業の6〜9カ月前に情報収集、4〜6カ月前に応募開始」を目安に設計してみると、周りに同じスケジュールの人がいなくても明確になります。
-
Q
- 内定承諾書の返送期限は一般的にどれくらいですか?
- 内定承諾書の返送期限は新卒なら数日〜1週間、中途は1週間前後が目安です。 ただし第一志望の結果が出る前に結論を出すというのはあまりにひどいです。 短い期限が設定されたとしても他社の最終結果待ちなどで判断が難しいときは、必ず「期限+理由」を具体的に添えて延長を相談しましょう。 例 「内定のご連絡をありがとうございます。第一志望として前向きに検討しておりますが、他社最終面接の結果が○月○日予定となります。 ○月○日(○)まで回答猶予をいただけますか。御社が第一候補であり期日までに必ず結論をお伝えします。」 上記のようなトーンなら失礼になりません。 延長したら期日厳守! 入社意欲と誠実な連絡が鍵 もし延長をいただいたら、その期日前に結論を返すのが鉄則です。 交渉のポイントは入社意欲が前提であること、いつまでに確定できるかを明示すること、そして途中経過も一報して相手の不安を減らすことです。 もし第一志望の結果が出る期間が伸びてしまった場合でも、正直に伝えるほうがリスクが少ないです。
-
Q
- 面接でMBTIを聞かれる場合、どうすれば良いですか?
- 面接でMBTIを聞かれたら、タイプ名の宣言だけで終わらせず「行動特性→強みの生かしかた→弱みの対策」の3つをセットで答えると好印象です。 例「私はENTJ(指揮官)型で初動で全体像をつかんでから動く傾向があります。強みはタスクの構造化と優先順位付けで、チームでは進行管理役が得意です。一方で完璧主義に寄りがちなので、初稿を早めに共有しFBをもらう運用で改善しています。」 このように自分の強み/弱みを伝え、仕事の再現場面や改善の方法に落とし込みましょう。 MBTI自体は性格把握の一ツールに過ぎないので、最後に「指標は参考程度で、状況に応じて行動を切り替えています」と添えると柔軟性が伝わります。 企業の意図を見極めよう! 選考に使っていそうなら要注意 なおMBTIを重視する会社が即NGとは限りません。会話のきっかけとして使うことは問題ないからです。 ただし企業が選考に利用する意図がある場合、本来のMBTIの診断とは異なる使用方法になってしまっています。 MBTIはあくまで性格の傾向を知るためのものであり、職業適性を測るものではなく偏見や差別につながるリスクがあるためです。 もし性格類型を選考の決定打にしていそうなら、評価の多面性や育成方針を逆質問で確かめておいたほうが良いでしょう。