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Q
- 次の仕事が決まっていないけど、辞めたいです。
- 先に退職するのはいろいろな意見があるとは思うのですが、私は次の仕事が決まっていなくても心身の限界を感じるなら「退職→生活の立て直し→短期集中の転職活動」という順番で進めても問題ないと思っています。 現職でいったん休職をして転職活動をする人もいますが、休職しての転職活動は法的に問題ありません。 ただし体調不良を理由に休職している場合、療養に支障をきたさないように注意すべきですし就業規則の確認、企業への伝えかた、バレるリスクなどを考慮する必要があります。 ただし無計画は危険なので以下の順で実施していきましょう。 ①生活費は最低3〜6カ月分を確保(家賃・食費・通信・保険を算出しておく) ②社会保険の手続き(退職後14日以内の健康保険の任意継続/国保切替、年金は国民年金に種別変更) ③雇用保険(離職票到着後にハローワークで求職手続き。自己都合は待期+給付制限がかかる前提で資金繰り計画) 短期集中の計画で再起しよう! おもに自己都合退職した場合の雇用保険(失業保険)もありますが離職後、基本手当(失業給付)が支給されない期間があります。 ハローワークで受給資格を決定してから待期期間(7日間)が経過した後に始まり、2025年3月31日以前に自己都合退職した人の給付制限期間は原則として2カ月または3カ月です。 就職した事実を隠して失業保険を受給すると、不正受給とみなされペナルティが科せられる可能性があるので気をつけてください。 面接では「改善」を語るのがカギ 転職面接での伝えかたは「逃避」ではなく「再現性のある改善」に焦点を当てます。 例「体調悪化でパフォーマンスが落ち、在職のまま改善できないと判断して退職。現在は睡眠・運動の習慣を整え、○○の学習とポートフォリオ作成を進めています。前職の経験×新たに身に付けたXXのスキルで○○に貢献します」 退職直後の1〜2週は体調回復と棚卸し、3〜4週で職務経歴書・実績証明の整備、5週から応募開始という短期ロードマップだと回しやすくおすすめです。 まずは今のストレスを緩和できる環境づくりを優先してください。
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Q
- 就活のメールで「承知しました」だけの返信は必要ですか?
- 「承知しました」だけの返信は相手の作業が完了する連絡(例:日程調整)には有益ですが、再返信が不要な完結メール(例:報告のみのもの)には省略してかまいません。 判断基準は「相手が次の動作に移れるか」です。 たとえば面接日ときの確定通知や資料受領の連絡には、受け手の確認が必要なので短くても返信したほうが親切です。 一方で「ご返信不要です」「当日はこのメールをもって受け付けます」の記載がある場合や、案内PDFのみの一斉送信は無理に返さなくてOKです。 返信は短く正確に! 相手が不安になる場面だけは返そう 返信するなら下記を参考にしましょう。 ①件名はそのままのかたちで、返信のかたちをとる ②本文は要点+一言感謝+署名で十分 例「ご連絡ありがとうございます。ご案内の○月○日(火)10:00にて承知しました。当日はどうぞよろしくお願いします。(署名:大学・氏名・電話)」 メールは短く正確がもっとも好ましいものになります。 既読がみえない手段だからこそ確定・受領・辞退など「相手が不安になる場面」だけは一言返し、そのほかは先方の指示に合わせるがスマートな運用です。
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Q
- 仕事をクビになってばかりなのですが、どうすれば良いですか?
- 仕事の解雇が続くときは「環境要因」と「再現する自分の癖」を分解して特定することが最優先です。まず直近入社した3社を並べ、整理してみましょう。 ①つまずいた場面(納期・報連相・正確性・対人など、どういった点でつまづいたか? ) ②指摘の文言(どのようなところが課題として指摘されていたか? ) ③是正の機会と自分の対応(その課題に対してどのように対応したか? ) ④結果(課題に対する対応はどのように評価されたか? ) 多くの場合、似たようなトリガー(独断・遅延・確認不足・感情反応)が見つかります。 「仕組み×環境適合」でミスを防ぐ仕組み化をしよう! 次にミスを起こしにくい仕組みを取り入れます。 例:チェックリスト(納期逆算→中間報告→ダブルチェック→提出という順番を徹底する)朝一の15分タスク分解と報告のテンプレ化(結論→数値→リスク→依頼という順番を徹底する) 対人関係での課題感がある場合は「感情→事実→提案」の順で口に出すトレーニングが有効です。 転職では業務の粒度が合う現場を選ぶ「定型×品質重視/非定型×自己裁量」ことがおすすめです。 それだけではなく試用期間の目標表を面接の際に合意し、週次で進捗面談をお願いするのも再発防止になります。 もし上記だけでは不安が強い場合は職業訓練/就労定着支援に取り組んだり、産業医・心療内科で集中力・不安・睡眠を同時に整えると改善率が上がります。 次で長く働くために仕組み×環境適合を同時に変え、整えるのが近道です。
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Q
- 就職活動のために大学の部活を辞めるべきですか?
- 部活を続けるか辞めるかは「学生の可処分時間」と「語れる成果」の費用対効果で決めましょう。 辞めるデメリットは「継続性への懸念」と「ガクチカなどの素材喪失」がありますが、途中で区切っても成果の締め方が明確なら十分評価されます。 またマスコミ、広告代理店など、特に準備が必要な業界を志望する場合は、そのような選択肢も十分考えられます。 ただ続ける場合も、工夫をすることで学生の活動を有利に進めることは可能です。 続けることで同じ部活のOB・OGとの接点が持てたりもするので、特に自分の部活の先輩に志望する業界の人がいればそれを活かせる可能性も十分あります。 辞めるなら「区切り」を明確に! 両立の短期実験をしてみよう 下記の3点で部活動との両立を現実化することができます。 ①役割を結果に直結する担当へ寄せる(主務・渉外・新人育成など) ②学生優先の時間ルールをチームに宣言(この曜日、この時間は連絡がつきづらい、など) ③ES用に数値・役割・工夫を週次で記載し、振り返りをしておく もし辞める場合であっても「大会○回出場・マネジ運営改善・新人定着率△%→ここで一区切り」と成果で締めることは可能です。 空いた時間を業界研究、OB・OG訪問、短期インターンに即時転換することで、熱意を伝えることができます。 面接では「勝ち負け」より課題設定→工夫→結果→学びの再現を語れれば不利になりません。 判断に迷うなら4週間だけ両立をトライしてみて睡眠とES進捗が崩れるなら撤退を検討、維持できるなら継続の短期実験で決めると後悔が減ります。
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Q
- スーツにネックレスは見えなければありですか?
- スーツのなかに隠れてみえないネックレスはビジネス上「原則NGではない」ですが、実務的には面接ときは外すのが無難です。 理由は2つです。 ①動作や姿勢でチラみえ・音(チャーム同士の接触)が起きやすいこと ②金属アレルギーや宗教・シンボル性など相手の配慮事項を無自覚に踏む可能性があること 普段は下着の鎖骨ラインに収まる極細チェーンなら問題になりにくいですが、選考・初対面の商談では「迷いを作らない装い」を優先したほうが安心です。 どうしても外しにくい事情がある場合はトップのないプレーンな極細チェーンに替え、シャツ最上ボタンはとめる、姿勢でみえない位置に固定することを徹底しましょう。 「万が一」のリスクを回避! 入社後にも基準を観察しよう 社風が自由な業界でも、入社前は判断者が複数いるため基準がばらける可能性があります。 服装面については第一印象で「清潔・簡素・機能的」を出すことが目的なので面接は原則外す、入社後は職場の基準を観察して調整とするのが一番リスクが低い選び方です。
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Q
- 公務員試験の証明写真で前髪はどうするべきですか?
- 公務員試験の証明写真では民間学生以上に「端正さ」と「規定遵守」が重視されますが、前髪は目にかからず顔の輪郭と眉がある程度見えるなら下ろしても問題ありません。 安全策は軽く流して眉頭〜眉山が覗く厚みまで調整することです。撮影当日は根元をドライヤーで立ち上げ分け目付近に軽いキープスプレーを使うと、時間経過で垂れにくくなります。 もし額を全出しに抵抗がある場合は前髪の幅をやや狭め、サイドを耳にかけてほほ・顎のラインをすっきりみせると真面目で清潔な印象になります。 避けたいのは目やまつ毛に触れる長さ、厚く重なって影が落ちる状態、極端なシースルーでバラつく状態です。 前髪の厳密なルールはありませんが、印象としてはきちんとした印象が伝わるようなスタイリングにしておきましょう。 服装や肌も清潔第一! 願書の規定も確認しておこう 撮影の際には服装は白シャツ+ダークジャケット、アクセサリーは外し肌はテカリを押さえて色味は自然にしておきましょう。 また前髪以外でも自治体・職種によって写真規定が細かい場合があるため、願書の指定(サイズ・背景色・期限・加工可否)を必ず先に確認しそれに合わせて準備すると失敗がありません。
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Q
- MOSのスペシャリスト資格は就職活動で役立ちますか?
- MOS(スペシャリスト)は無駄ということはありませんが評価「加点」というより「安心材料」として効きます。 職種によって重視される度合いは変わりますが特に事務系や営業サポート、企画職のアシスタントでは基本操作の習熟を担保できるため書類落ちのリスクを下げる効果があります。 一方で、資格そのものが内定を決める力は強くありません。 「どう使ったか」の活用例も伝えよう! ポートフォリオ化も有効 価値を最大化するには、業務文脈とセットで語ることが重要です。 たとえばExcelなら「VLOOKUP/XLOOKUP・ピボット・簡単な関数組み合わせで○○時間の集計を△時間に短縮した」など、再現可能な活用例を添えることで、スキルがきちんと実務に生かされるイメージを持ってもらうことができます。 優先度は志望と現場ニーズ次第ですが迷ったらExcelスペシャリスト、必要に応じてエキスパートが費用対効果は高いです。 Word単体は優先度低め、PowerPointは資料作成が多い職種で有効です。 もし時間と費用が限られるなら資格の勉強に加えて、模擬データで「1枚のダッシュボード」や「業務テンプレ」を作っておき、ポートフォリオ化すると実務力の証明になりおすすめです。
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Q
- 証明写真は前髪ありでも大丈夫ですか?
- 学生の証明写真で前髪があるのは「目にかからず表情が読める」なら基本的に問題ありません。 印象を決めるのは「額を全部出しているか」よりむしろ「目元・眉の見え方、清潔感、再現性」です。 もし前髪を下ろす場合は薄く透ける程度に調整し、軽く流して黒目のうえに影が落ちないようにします。眉が1/3〜半分みえるだけでも表情の明るさは大きく変わるので、意識してみてください。 重めのぱっつんは光量不足だと暗く写るため、撮影ときは額側からのレフ板やライトで陰を飛ばしてもらうと効果的です。 ワックスで束感を少し出しサイドは耳かけで輪郭をすっきりさせると好印象です。 「当日の再現性」を必ず確認しよう 逆に厚い前髪+長いサイドで目元が隠れる、根元がつぶれて前髪が割れる、前髪だけ強いカールがついているといった状態は避けましょう。 写真は今後も使うものになり当日の印象にも直結するものになります。 つまり「当日の再現性」が前提なので、撮影と同じ整え方で面接に臨めるかを自宅で一度テストしておくと安心です。 もし不安であれば証明写真の撮影の際にメイクさんなど担当の人がいれば、スタイリングを教えてもらうなどもおすすめです。
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Q
- 内定承諾書に期限が書いてないのはなぜですか?
- 内定承諾書に期限が書かれていないのは下記のような企業側の事情が背景にあることが多いです。 ①候補者の状況(他社選考や学業日程)に合わせて柔軟に調整したい ②承諾=労働契約ではないため、書面の扱いを「意思確認」にとどめたい ③一括採用で締切を一律にすると辞退が増える懸念がある とはいえ放置されてしまうと、企業側も次の調整ができず困ります。一般的なマナーとしては受領後1週間以内に「方針」を伝えるのが無難です。 第一志望の結果待ちで判断するのが難しい場合は、正直に「最終選考の結果が○日予定のため、△日まで猶予をいただけますか」と期限と理由をセットで相談します。 お願い文は「入社意欲はあるが比較検討中」ではなく「入社前提で最終確認中」というトーンで具体的にするとより丁寧です。 延長交渉は理由を明確に! 丁寧な連絡が評価UPの鍵 もしその後期日が設けられた場合には必ずその日までに結論を返し、もし期日までに回答が難しい場合も途中経過を都度一報するのが大切です。 すぐに返事することより「連絡の丁寧さ」が評価をより高めます。
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Q
- 転職は何年目にするのがベストですか?
- 転職は何年めがベストかは一律の正解がありません。 知っておくべきなのは「転職は環境やキャリアのチャンスになる一方で、信頼貯金を積み上げ直すことになる」ことです。 また転職の際にみるべきは「年次」ではなく「転職に踏み切る材料がそろっているか」「転職活動をおこなうタイミングとして適切か」です。 下記の3点で判断します。 ①今の会社で半年〜1年後に語れる成果が増えるか(職務経歴書に書ける実績・スキルが積み増せるか)→増えそうであれば、今の会社にもう少し在籍して成果を積み上げましょう。 ②市場で通用する再現可能な強みがあるか(定量成果やプロセス改善の事例)→すでに強みや成果として言えるものがあれば、転職に踏み切ることを検討しても良いでしょう。 ③心身の健康が保てているか→心身の健康を毀損する要素があるなら、まずは社内の配置転換や業務内容の変更などから検討しましょう。心身の健康が阻害されている状態での転職活動はリスクが高いです。 年次より成果! 経験や外に出せる実績を可視化せよ 第二新卒(〜3年め)はポテンシャル採用が活発で職種転換もしやすい一方、即戦力期待は低めで大幅な年収UPの期待ができる可能性は低いです。 4〜5年めはリーダー補佐やプロジェクト経験が乗ってきたら、年収や裁量の伸びが狙えます。 「3年は在籍」を絶対視し、消耗してしまい成果も学習もとどまっているようであれば早期転職のほうが合理的です。 まずは職務を棚卸しして「自分の経験」と「外に出せる実績(数字・役割・工夫)」を可視化しましょう。 もし実績の不足が大きいなら現職で3〜6カ月の強化テーマを決めてから動く、十分あるなら情報収集と並行応募に入る流れが現実的です。