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Q
- 菓子メーカーの中堅企業に就職するにはどうすれば良いですか?
- 中堅の菓子メーカーを目指す場合、大手企業とは少し異なる視点が評価されやすい傾向があります。特に、入社後すぐに活躍できそうな「即戦力としての素地」や、地域に根差した「地域密着」への関心は、採用担当者が注目するポイントです。 そのため、準備段階から具体的な行動を通じて、これらの資質を示すことが効果的でしょう。 たとえば、実際に店舗を訪れて棚割りや陳列、販促方法を観察し、自分なりのレポートにまとめることで「売場起点の視点」をアピールできます。 また、そのメーカーの商品ラインナップについて、プライベートブランドとナショナルブランドの比率や、季節限定商品と定番商品の構成(ポートフォリオ)を分析することも、企業理解の深さを示すうえで役立つでしょう。 さらに、工場見学に参加したり、食品衛生管理について学んだりすることで、「現場への理解」もアピールできます。 「好き」を「企画」に昇華! 具体的な提案で差をつけよう 志望動機を伝える際も、単に「お菓子が好き」という気持ちにとどまらず、具体的な「顧客インサイト」で具体化しましょう。 たとえば、健康志向の高まりからプロテイン菓子の需要が増えている、単身世帯向けに小容量パッケージが求められている、などが挙げられます。 上記を踏まえて、それにもとづいた「商品企画のアイデア」と結びつけて語ることで、あなたの分析力と提案力が伝わり、採用担当者の心に強く響くはずです。
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Q
- 留学経験は就活で意味がないですか?
- どんな経験であっても、価値は「何を変え、どの成果を残し、どう再現できるか」で決まります。 1年の留学経験ともなると、自身にとっても大いに成長の機会となり、語ることのできる内容も多く含まれているのではないでしょうか。語学力であればスコアなどで客観化してみましょう。 経験をフレームに当てはめる! 職種につなげて話そう また、留学中にとった行動や取り入れた施策は「課題、仮説、実行、結果、学び」で語ります。 たとえば「留学生向け施策の参加率が低い課題に対し、母語別の告知文と開催時間をABテストし、参加率を18%から34%に改善しました。意思決定の遅さが課題だったため、〇〇で解消し、施策の実行までの期間がXX%削減できました」のように具体化します。 志望職種の課題(越境コミュニケーション、海外EC、訪日需要対応など)につなげることができると、より強い武器になります。
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Q
- 食品メーカーに就職するには、大学の学部は重要ですか?
- 食品メーカーへの就職において、確かに研究開発、品質保証、生産技術といった職種では、農学、工学、生命科学などを学んだ理系出身者が専門知識を活かしやすく有利な傾向があります。 しかし、営業、商品企画、原料調達、人事、広報といった部門では文系出身者も十分に活躍の場があり、採用されているのです。 文系の場合、単に「食に興味がある」だけでなく、消費者行動への深い理解や、Excelや基本的なSQLを用いたデータ分析能力、食品が消費者に届くまでの流れ(サプライチェーン)に対する知識などをアピールすると評価が高まります。 また、インターンシップへの参加経験や、食品安全規格(HACCPやISOなど)への関心を示すことも、業界への高い解像度を持っていることの証明になるでしょう。 文系は業界解像度で勝負! 理系は研究内容と製品開発とのつながりを示そう 一方、理系の場合は、自身の研究テーマが実際の製品開発や社会課題の解決にどのようにつながるのかを具体的に説明できることが重要です。 加えて、工場などでの現場実習の経験や、研究活動における統計的手法の活用実績などを明確に言語化できると、実践的な能力として高く評価されます。 このように、文系・理系それぞれが自身の強みを理解し、それを食品業界のビジネスや課題解決にどう結びつけられるかを具体的に示す準備をすることが、希望するキャリアを実現するための鍵となるのです。
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Q
- 就活でウルフカットの髪型は避けるべきですか?
- 就職活動でウルフカットにする場合、それが許容されるかどうかは、応募する業界や企業の「保守度」によって大きく変わります。 金融機関、インフラ企業、公的機関といった比較的堅めの組織では、段差がはっきりとした個性的なウルフカットは避け、より落ち着いた髪型を選ぶほうが安全です。 一方で、広告、IT、クリエイティブ業界など、比較的自由な社風の企業であれば、ウルフカット自体が問題になることは少ないでしょう。 清潔感を意識したセットが大切! 全体のバランスを考えよう ただし、どのような業界であっても「清潔感」は最も重要視されるポイントです。もしウルフカットで臨むのであれば、毛量を調整して重たく見えないようにし、襟足は長すぎないように控えめに、前髪は目にかからない長さに整えましょう。 髪色は暗めのトーンを選び、スタイリング剤などで表面を整え、清潔感を意識した仕上がりにすることが大切です。 また、エントリーシート(ES)に貼る証明写真と面接当日の髪型の雰囲気を揃えることや、髪型が少し個性的な分、スーツやインナーはよりシンプルにするなど、服装全体のトーンでバランスを取ることも、好印象を与えるためのポイントになります。
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Q
- 内定式後の懇親会での自己紹介は何を話せば良いですか?
- 内定式後の懇談会での自己紹介は、これから一緒に働く同期や先輩社員に「あなたを覚えてもらい」、「話しかけてもらうきっかけを作る」ための大切な第一歩です。 時間は30秒から45秒程度と限られていることが多いため、簡潔に、かつ印象に残るようにまとめることが重要になります。 効果的な構成としては、まず氏名と配属予定(または希望する部署や領域)をはっきりと名乗り、次に自身の強みを「〇〇が得意です」のように端的に伝えます。 さらに、その強みが具体的にイメージできるようなエピソードを「ゼミの〇〇で〜」といった形で一行程度で加えることで、話に説得力を持たせましょう。 加えて、趣味や最近ハマっていることなど、ほかの人も興味を持ちやすい個人的な情報を一つ入れると、親近感が湧き、話の糸口になります。 最後に、「これから皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています」といった前向きな一言で締めくくると良いでしょう。 内容だけでなく笑顔・声量・目線も意識しよう たとえば、「〇〇部門配属予定の△△です。課題整理が得意で、ゼミでは〇〇という経験をしました。最近はランニングにハマっています。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします」といった流れです。 話す内容だけでなく、明るい「笑顔」、聞き取りやすい「声量」、そして相手の目を見て話す「目線」を意識することで、より良い第一印象を与え、ほかの内定者とも打ち解けやすくなりますよ。
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Q
- 就活で自分の大学を「弊学」と呼ぶのは正しいですか?
- 就職活動などで学生が自身の大学について言及する場合、一般的には「本学(ほんがく)」、または「〇〇大学」のように大学名をそのまま使うのが最も無難で適切な表現です。 「弊学」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これはおもに企業などが自社をへりくだって表現する際に使うビジネス上の慣用表現であり、学生が使うと過剰にかしこまっているように聞こえ、不自然な印象を与えてしまう場合があります。 OB訪問ではフルネームを伝えよう! 相手への配慮を忘れずに 特にOB・OG訪問などで初めて連絡を取る際には、たとえ相手が同じ大学の卒業生であっても、「弊学」や「本学」といった表現ではなく、「〇〇大学△△学部〇年の□□です」のように、大学名・学部・学年、そして自身の氏名を明確に名乗るのが最も誤解がなく確実です。 なぜなら、相手がそのメールを社内で転送・共有する可能性があり、第三者が読んでもあなたが誰であるか一目でわかる必要があります。また、同じ大学であっても学部や学年の情報がないと、面談を受け入れるかどうかの判断や、話す内容の調整がしにくいためです。 ちなみに、相手の大学を敬って指す場合は「貴学」、相手の企業を指す場合は、話し言葉では「御社」、書き言葉では「貴社」と、場面に応じて使い分けると、より丁寧な印象になります。
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Q
- すぐには履歴書を送れない場合、メールではどう伝えれば良いのでしょうか?
- 履歴書の準備に時間がかかり、すぐには送付できない場合は、まず採用担当者へメールで一報を入れましょう。 その際は、「先に連絡を入れること」「具体的な到着の目安の日を伝えること」「可能であれば代替案を提示すること」の三点を簡潔に伝えるのがポイントです。 「忙しい」といった個人的な事情を言い訳にするのではなく、事実と代替案をセットで示すことで、誠実な印象につながります。 到着確認は不要! 丁寧なメールで対応しよう メールの文例は以下のとおりです。 件名:応募書類の送付時期につきまして/株式会社〇〇 採用ご担当者様 〇〇大学の△△です。応募書類一式を準備中ですが、〇月〇日の投函を予定しています。到着は〇月〇日の見込みです。もしお急ぎでしたら、PDF版を先に〇月〇日までにお送りすることも可能です。ご不便をおかけし恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。 書類を投函した後に、到着確認の連絡を改めてする必要はありません。上記を参考に、丁寧に連絡を入れましょう。
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Q
- 就活中にかかってきた留守電が残っていない電話に折り返しても大丈夫ですか?
- 就職活動中に企業からの不在着信に気づいた場合は、ためらわずに折り返し電話をして問題ありません。 その際は、できるだけ当日中、遅くとも翌営業日の午前中には連絡するようにしましょう。 電話をかける際は、まず「〇〇大学の△△と申します。先ほどお電話を頂戴いたしました件で折り返しご連絡いたしました。採用ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」といった形で、自身の名前と大学名、そして折り返しである旨を簡潔に伝え、担当者に取り次いでもらいます。 もし電話に出られなかったことを謝罪する場合は、「すぐに対応できず申し訳ありませんでした」と一言添えましょう。 間違い電話でも丁寧な対応を! 今後のための対策も忘れずに 万が一、それが間違い電話だったとしても、最後まで丁寧に対応すれば、あなたの印象が悪くなることはありません。 今後の不在着信を防ぐためには、スマートフォンの留守番電話機能を設定しておく、メールでの連絡が可能か企業に確認しておく、そして企業の電話番号を事前に登録しておく、といった対策が有効です。
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Q
- 履歴書の写真は、ジャケットなしでも良いですか?
- 履歴書の写真は、ジャケットを着用するのが基本であり、最も無難です。 採用担当者は、写真から「業務の場でどういう装いをする人物か」を想像しているため、白シャツのみだと、ややカジュアルな印象に映る可能性があります。 もちろん、私服勤務が基本の業界やデザイン職などでは、白シャツのみでも問題ない場合もありますが、判断に迷う場合はジャケットを着用しておけば間違いありません。 写真館によっては、撮影用にジャケットをレンタルできるサービスもあります。 ジャケットがなくても清潔感のある身だしなみにしよう どうしてもジャケットの用意が難しい場合は、白か薄いブルーの無地のシャツを着用し、襟をきれいに立て、第一ボタンまでしっかり留めましょう。インナーを着用して、シャツが肌に透けないように配慮することも大切です。 背景は淡い青や白、グレーなど清潔感のある色を選び、表情は口角をわずかに上げて、自信のある印象を心掛けましょう。撮影前には、髪型が整っているかどうかの最終チェックも忘れないでください。
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Q
- 宅建を持っていると、就活で有利ですか?
- 宅地建物取引士(宅建)の資格は、不動産の売買、賃貸、管理といった業界では、「業務独占資格」として非常に高く評価されます。重要事項の説明といった法定業務を担えるため、即戦力として期待され、資格手当が支給される企業も多いです。 ほかにも、金融機関(不動産融資・審査)、建設・ハウスメーカー、保険会社(火災・地震保険)、商社の不動産部門、企業の総務・法務部(契約管理)など、幅広い業界でその基礎知識を活かすことができます。 資格はアピールが大事! どのように企業で活かすか伝えよう 資格をアピールする際は、ただ持っているというだけでなく、法令や契約リスクへの理解、顧客への説明責任に対する意識の高さ、そして資格取得後も学習を継続している姿勢を具体的に示すと効果的です。 「この資格知識を、貴社の〇〇という事業の、△△という場面で活かせます」というように、志望する業界の現場業務と結びつけて具体的に語れると、単なる資格保有者にとどまらない、実践的な人材であると評価され、説得力が格段に高まります。