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Q
- 面接会場に早く着いた場合、どうすれば良いですか?
- 面接会場に早めに向かい、気持ちを落ち着かせてから臨むのはとても良いことです。ただ、企業側の都合もあるため、面接会場には早くても10分前に行くのが礼儀と考えましょう。 特に中途採用の場合、新卒採用のようにまとめて選考をおこなうわけではないやめ、候補者用の待機室を設けていない企業がほとんどです。あまりに早く到着すると企業側も対応できず、迷惑になります。 早く着いたら会場の外で静かに待つ おすすめは会場近くのカフェを事前に調べておくことです。一息つきながら面接で話す内容を最終チェックして臨むことができ、トイレで身だしなみを整える余裕もあるでしょう。 近くにカフェがない場合やカフェに行くには中途半端な時間である場合には、面接会場のビルのロビーで待ちましょう。道に迷う心配もないので、時間に余裕ができて安心です。 ただし、カフェで待つにしろ、ロビーで待つにしろ、会社の人が周りにいる可能性があることは頭に置いてください。 私が採用面接官をしていたとき、会場準備のためにロビーに降りた際に、明らかに面接に来たであろう候補者の方が持ち物をソファに派手に広げて座っていて、マナーを疑ってしまう場面に出くわしました。 日頃からマナーを気にしておくと、当日慌てないで済むため、意識しておきましょう。
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Q
- 面接の所要時間は一般的にどれくらいですか?
- 面接時間の目安はだいたい1時間と考えておくと良いです。 企業にもよるものの、大手企業の場合候補者が多いため、一次面接は30分程度でネガティブチェックの意味合いで基本的な自己紹介・志望動機・PR程度しか聞かれないこともあります。 とはいえ、一次面接から1時間の時間を取り、じっくり話を聞く企業も、割合として多いです。 また、最終面接は、それまでの選考を通過した応募者に対する意思確認の位置づけとして、経営陣との面談を30分程度で実施する企業もあります。 一方で、私が採用担当を務めていた企業では、社長面接は1時間から1時間半と、比較的長時間になるケースが一般的でした。 社長が自社や事業に対する想いを熱心に語ることが多く、加えて候補者からの質問が入るとさらに話が広がり、予定時間を超過することもしばしばありました。 そのため、途中で私が時間調整のために声をかける場面も何度も経験しています。 このように、最終面接の所要時間は企業ごとの方針や面接官のスタイルによって大きく異なりますが、目安としては1時間程度を想定しておくと無理のないスケジュールと言えるでしょう。 時間の長短で合否を判断しないことが大切 仮に面接時間が短かったとしても、必ずしも見込みがないというわけではありません。企業側が必要な確認事項をすでに把握していて、聞きたい内容を十分に聞けたため短時間で終了したというケースもあります。 一方で、面接時間が長かったからといって、必ずしも企業側が強い関心を示しているとは限りません。 私が在籍していた企業のように、面接官自身が話好きであるために時間が延びているという場合も十分に考えられます。 このように、面接時間の長短だけで合否を判断することはできません。時間に振り回されて一喜一憂しないことが大切です。
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Q
- 面接に落ちた確信があるのですがサインはありますか?
- 面接が早く終わったから、反応が薄いからといって、面接に落ちるとは限りません。 私が転職活動支援をしていたときにも「絶対落ちたと思ったのに通過でした!」という報告はよくありました。 実際、私自身の転職の際にも、うまく回答ができず、面接官の反応も悪かったのに通過をしたという経験があります。 面接は会話であるため、普段の会話で盛り上がらないときと同様に、相手の反応が悪かったり目が合わなかったり、気まずい沈黙が流れたりということが面接での不採用サインにもなりえます。 ただし、それが確信ではないことを覚えておいてください。 最後まで集中する姿勢が評価を左右する! したがって、面接中には不採用を悟るのではなく、面接官との会話に最後まで集中しましょう。途中で気持ちが切れてしまうとそれが面接官に伝わり、意向が低い、態度が悪いと捉えられて不合格となる可能性もあります。 もし面接の手ごたえがなかった場合やうまく伝えられなかった場合には、面接を終えた後に面接のお礼と合わせて伝えきれなかったことをメールに書いて送ることもおすすめです。 次の面接に引きずらないためにも、すべての面接に全力で取り組みましょう。
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Q
- 大学3年12月で、就活、何もしてないです。これからどうしたらよいでしょうか……。
- まずは今から始めても間に合わないのでは、と思い込んでいることが気になります。早めに活動していた友人と比べて焦る気持ちはわかります。 ただ今から変えられないことに意識を向けても状況は好転しません。落ち着いて今からできることに集中しましょう。 短期間で就職活動を成功させたいのなら、大事なのが自己分析です。 自己分析が浅いと情報収集もうまくいかない 焦って合同企業説明会や就活サイトで情報収集をしたくなりますが、自己分析が曖昧だと興味関心のアンテナが立たず、結果眺めるだけでピンとこない状態を繰り返してチャンスを活かせません。 私は普段転職支援もしていますが転職サイトを流し見してなかなか活動が進められなかった相談者も、カウンセリングで自分の強みや価値観に気づくと応募したい求人をスムーズに見つけていけます。 自分で自己分析が進められなければキャリアセンターやキャリアコンサルタントを活用することもおすすめです。ある程度自己理解が進んでから情報収集を始めましょう。 12月ならまだ冬のインターンの申込も間に合うはずです。短期間で業界や会社が知れるインターンを実施している企業も多いので、興味が向く企業のインターンに参加してみてください。
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Q
- 就活中の彼女とのかかわり方についてアドバイスお願いします。
- 質問内容から、彼女を大事に考えているからこその悩みとお見受けします。彼女も理解があるようなので、まずは今の状況を率直に話してみませんか。 就活のことが気になって二人の時間が楽しめないこと、就活で忙しく時間を作るのが難しくなってきたこと、ストレスで関係性が悪くなるのは避けたいこと、誠実に伝えればきっと彼女も理解してくれます。 無理に会うより「一時の距離」もひとつの選択肢 今の状況を伝えたうえでどういう選択をするかは二人での相談ですが、私の意見としては会わない期間も大事かと思います。 お互いの状況が違うと根本は理解しづらく、無理し合うことになると思うからです。 20年以上前ですが私の例でいうと、就活の時に付き合っていた同学年の彼氏と最初のうちは応援し合っていましたが、私だけ先に内定をもらった頃からぎこちなくなりました。 彼氏は就活に焦ってイライラし私は応援の気持ちが伝わらないもどかしさから、会う時間がストレスになりました。今思うとそのような状況で無理して会う必要はなかったのですが、当時は会う時間が必要だと思い込んでいました。 同時に二つのことを進めるのが得意な人もいれば一つのことに集中したい人もいます。あなたが後者なのであれば今は就活に集中して、心の余裕ができた時にまた会うのでもよいのではないでしょうか。
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Q
- 就活の質問で大学の先輩に何を聞くべきですか?
- あなたがどの程度就活のイメージがついているかによって変わりますが、まったくイメージできていないなら「就活どうでしたか?」とオープンに先輩に聞くところから始めるのも良いかと思います。 先輩の回答によって、深堀する質問を変えていくとよりリアルな話が聞けます。 成功談も失敗談も深掘りがリアルな学びにつながる 大変だった、苦労したというネガティブな回答なら、何が大変だったのか、今思うとこうすればよかったと思うことはないか、注意しておくべきことは何かを聞いてみると、つまづきやすいポイントに気づけます。 苦労しそうなことを早めに知っておくと前もって対策を講じることができます。 逆にスムーズだった、楽しかったというポジティブな回答なら、うまくいった理由は何だと思うか、大事にしていたことは何か、具体的にいつからどんな活動を進めたか聞いてみるとよいでしょう。 必ずしもその通りに進めればうまくいくわけではありませんが成功体験を聞いて、取り入れられそうなことは取り入れてみるとスムーズに進む部分もあるかと思います。 先輩の経験から学ばせてください、と言われて気を悪くする人はいません。 考え方や行動が偏らないためにも可能であれば一人の先輩ではなく、何人かに聞けるのが理想です。
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Q
- 就活で勤務地を妥協すると後悔しますか?
- 勤務地の妥協とのことですが、あなたにとって勤務地はどの程度大事ですか?それはなぜですか? もしどうしても離れられない事情があるなら妥協はできないと思いますが、そうでないならなぜそこまで引っかかるのか整理しましょう。 まず地方に配属されて苦労した先輩の話からネガティブな印象を持たれているようですが、逆に地方に配属されて充実している人の話は聞きましたか? 内定をもらった企業に不安を打ち明けて、地方配属の経験者との接点を作ってもらいましたか? 地方配属にはメリットもある! しっかり情報収集しよう どんなことにも必ずメリット・デメリットの両面があります。 偏った情報だけで不安要素を増やしているようなので、地方配属になったときのメリット・デメリットを客観的に書き出すと冷静になれるかもしれません。 これまで1,000名以上の方のキャリア支援をしてきました。地方配属の経験者からは苦労話も聞きますが、人脈が広がった、度胸がついた、視野が広がった等ポジティブな話もたくさん聞きます。 また全国転勤とはいえ、実際は転勤はほとんど発生しない場合もありえます。 事業内容や社風など惹かれる部分があるのに未知への不安だけで否定的に考えてしまうと、誤った選択をしてしまうので注意が必要です。
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Q
- 就活をやりたくないです。
- 就活をしなきゃいけない、でもしたくない、と頭と心がついていかない状態なのですね。 日本の企業文化として根付いている「新卒一括採用」は他の人と横並びで活動を進めなければいけないプレッシャーを与え、就職活動の早期化も焦りにつながっていると思います。 2024年卒の大学生を対象にした就活サイトの意識調査では、就職活動に不安があると回答した学生が9割に達したという結果もあります。 「就活をしない」というのも選択肢の一つ 宿題をしなさいと言われてもやる気が出ないのと一緒で、自分のなかで納得していなかったり必要性を感じていなかったりするなかでやる気が出ないのはごく自然な感覚だと思います。 そもそも「就活をしないといけない」と考えているようですが、いっそのこと「就活をしない」のも選択肢の一つですよね。 でも「就活をしない」という選択肢が持てないのであればそれはなぜでしょう?そこを考えて自分の言葉で書き出していくと就活をする意味が見えてきます。 やる気よりも「納得感」を大切に! 自分のペースで行動に移そう 就活をする意味が自分のなかで納得感が持てたら、やるべきことを書き出していきましょう。 「自己分析」のようなカテゴリで書き出すのではなく「Webの自己分析診断を受ける」「友人にどんな自己分析をしたか聞く」のように、行動ベースで書き出すのがおすすめです。 無理に就活に向けて気持ちを前向きに持っていかなくても大丈夫です。気持ちが乗らないのであれば、一つのプロジェクトを進めていくように、タスクを片づける感覚で少しずつ進めていきましょう。
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Q
- 大学4年の7月ですが、何も就活を進めていないのってまずいですか……?
- 周りが就職先を先に決めているのを見ると焦ってしまう気持ちはとてもよくわかります。ただ、焦りすぎて視野が狭くなっているようにも感じます。 「主要な企業の採用は終わっている」とのことですが、本当にそうでしょうか?まずは冷静に情報収集から始めましょう。数は少ないかもしれませんが、秋採用をおこなっている企業や追加募集をかけている企業は見つかるはずです。 就職活動はタイミングと縁! 残りのチャンスに目を向けよう 採用が終わっているという自分ではどうしようもない事実ではなく、まだあるチャンスに目を向けましょう。 新卒採用を担当していとき、ある程度採用人数は確保できていましたが、細々続けていた追加採用のなかで出会った学生がとても優秀で、入社後には経営企画に配属されました。 語弊があるかもしれませんが、通常なら早期に他社から内定をもらってしまうような優秀な学生と、違うタイミングで出会えたので、採用を継続していて良かったと思いました。 就職先を決めるのは結婚相手を決めるのと似ていて、タイミングと縁です。採用している企業が多い時期のほうがもちろん選択肢は多いですが、必ずしも理想の相手と出会えるとは限りません。 選べる企業は少なくとも、運命の相手と出会えることだって十分にあります。冷静に情報収集をして、今できることから始めましょう。
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Q
- 就活でウルフカットはNGですか?
- まずはあなたが企業やお客様の立場だったとき、あなたの髪形を見てどう思うか考えましょう。 あなた自身は気に入っていても、ご質問いただいている点で第三者から見たときに気になるポイントがあるのだと思います。あなた自身がこの髪型でOKだと自信が持てない部分があるなら少し変えてみる必要がありそうです。 私が新卒担当をしていた際は清潔感があるかどうかを重視しおり、正直髪型はそこまで気になりませんでした。個性的な髪形であれば、面接時の話のきっかけにもなり、自分のこだわりを伝えてくれる学生さんもいて逆に好印象でした。 私自身も就活生時代、周りが黒ゴムで一本結びにしているなか、飾り付きゴムでハーフアップにしていました。就活生らしい髪型に無理して変えて個性を消す必要はないと思っています。 迷いがあるなら第三者視点でチェック! とはいえ最初の話に戻って、堂々と自信が持てない部分が少しでもあるなら、第三者視点で好印象を持たれるように少し変えましょう。 前髪が目にかかっているなら、ワックスで顔周りを固めておくだけでも印象は明るくなります。また、襟足が長すぎるとスーツの襟で跳ね返って逆に格好も悪くなるので短めにするのもおすすめです。