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Q
- 文系ができる営業以外の仕事にはどんなものがありますか?
- 文系でも営業以外にさまざまな仕事があると思います。 事務や企画は経験がないと難しいといわれることもありますが、募集が全面的に出ていないだけで、実際には事務、企画、人事や経理といった管理部門、あるいは営業とは異なる形でのコンサルタントなども選択肢に入ってくるでしょう。 IT系専門職であるSEも文系も挑戦可能! それぞれに必要な経験を挙げると多岐にわたるため、ここではSE職について触れたいと思います。SE職は理系のイメージが強いかもしれませんが、実は文系出身者も多いです。 私が以前IT企業で新卒採用を担当していた際も、文系の人を普通に採用していました。 顧客との折衝があったり、IT業界でも飲食系や銀行系など、特定の業界を担当したりする際には、その業界知識を文系の人でもキャッチアップしやすいという利点があります。 とはいえ、まったく経験がない場合は、ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格勉強をしたり、日常生活でChatGPTを活用している、業務効率化を意識しているといった点をアピールできれば、未経験でも十分にPRできると思います。
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Q
- 理系が文系就職すると後悔しますか?
- 一般的にマイナスにとらえられる理由としては、文系の学生よりも理系の学生の方が、大学時代に専門分野を深く追求しているため、その時間が無駄になってしまうという意味で「もったいない」といわれることがあるのだと思います。 しかし実際には、理系出身者の持つ論理的思考力、事実を検証する力、データ分析力といったものは、文系職種のなかで文系の学生があまり経験してこなかった思考法やスキルであるため、活かせる場面が多いと考えています。 研究分野でやり残したことがあるなら可能性を閉ざさないように そのため、文系出身者よりも早期に活躍できる可能性や、大学院卒の人が学部卒の人と同時期に入社した場合、約2年間の経験の差から早期に成果を出すケースもよく見られます。 私自身、新卒で人材紹介会社に勤務していましたが、理系出身で人材会社の営業職に就いた同僚や同期も何人かおり、その後IT系のシステム部門へ異動したり、持ち前の優秀さから経営企画部門へ進んだりする例もありましたので、十分に活かせると思います。 理系の学生が最終的な進路を決定する際に後悔のない選択をするためには、自身が学んできたことへの未練がないかどうかという点が重要です。 もし、これまで突き詰めてきた分野に対して「もっとやりたい」という気持ちが少しでもあるのであれば、その可能性を自ら閉ざしてしまうのはもったいないと思います。
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Q
- リモートワークできる職種は限られるのでしょうか?
- Web関連の職種はリモートワークしやすい傾向にあります。具体的にはエンジニア、カスタマーサクセス、マーケティング、クリエイター系などが挙げられます。 逆に、現場での作業が必須となる医療、接客販売、運送業などはリモートワークが難しいでしょう。 ただ、IT業界であっても、顧客先への常駐が必須であったり、セキュリティの関係で出社が求められたりするケースもあります。 企業にもよるので求人票や面接時に確認するのがおすすめ リモートワークを希望してIT業界へ転職する人も多いですが、実際には出社が多い場合もあるため、一概には言えません。 スキルや経験によってリモートワークの可否が変わるかという点がありましたが、もちろん、初めは現場での勤務でも、慣れてくればリモートワークが許可されることはありえます。 しかし、物理的に現場へ行かなければならない職種に関しては、スキル云々というよりは、現場にITが導入されるかどうかによるでしょう。 たとえば、教育研修は以前は現地でおこなうのが一般的でしたが、現在はオンライン研修も増え、リモートで実施可能になっています。現場がどのようにITを導入していくかによると考えます。 リモートワークが可能かどうかは、転職活動の面接時などに企業へ質問しても良いですし、求人票に記載がある場合もあります。 最近では面接時に確認するのが一般的になってきています。
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Q
- ゆるブラックな企業に入りたいです。
- 「緩やかな企業」という表現が、いわゆる「ブラック企業」の対義語のような意味合いで、企業自身が積極的にそう公言しているわけではないと思われますから、基準が曖昧だと感じます。 その前提で答えることに若干の違和感を覚えつつも伝えますが、自身の優先順位や価値観のなかで働きやすさを重視するのであれば、必ずしも悪い選択とは言えないと思います。 ただ、入社後に結局長続きしないのではないかという懸念があります。 条件に依存する働き方のためキャリア設計が困難になる可能性はある 緩やかな企業というのが、働きやすさ、たとえば定時に帰れることや給与面の安定といった外部的な要素を指すのであれば、自身のなかに明確な目的がなかったり、条件面に企業へ依存する形になったりするため、もし転職を考えた際に、何の経験を積んだのかを明確に伝えることが難しくなる可能性があります。 そうなると、自身でキャリアを設計していくことが困難になり、これからの社会では厳しい状況に置かれるかもしれません。 特徴についてですが、「緩やか」といわれる企業が自らそう称しているわけではないため実態は不明確ですが、残業が少ない、評価が一律である、多くを期待されない、といった点が挙げられるかと思います。
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Q
- 女性が就活する際、どんなシャツを選べば良いですか?
- これは私の個人的な好みも入りますが、第一ボタンまであるきっちりとしたシャツは、時として硬い印象を持たれたり、その人の持つ柔らかな個性を少し隠してしまったりすることがあるように感じます。 もちろん、金融機関や公務員など、非常に堅実な服装が求められる場合は、良い印象を残せるでしょう。 そうした業界を除けば、首元がV字に開いたスキッパータイプのシャツが、顔周りをすっきりと明るく見せられるのでおすすめです。 色や素材も工夫して自分らしさを演出しよう! 色は、清潔感がありどんなスーツにも合わせやすい白が無難です。洗い替えも考えて2枚くらいあると良いでしょう。 もし好みであれば、気分転換に薄い水色や淡いピンクなど、派手すぎない色のものを1枚加えるのも素敵だと思います。 服装で最も大切なのは清潔感です。 アイロンがけするのが基本ですが、手間を省きたい場合は形状記憶素材のシャツを選ぶのも良いでしょう。素材については、Yシャツに近いような、ある程度ハリのあるものが適しています。 光沢が強すぎるものや、カジュアルすぎる柔らかい素材は、リクルートスーツにはあまり合わないかもしれないので避けたほうが無難です。
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Q
- 就活の面接対策はいつから始めるべきですか?
- 面接対策は、自己分析や企業研究など、学生の活動全体のプロセスのなかで段階的に進めていくものなので、「いつから」と明確に区切るのは難しいですが、早めに意識し始めるに越したことはありません。 一般的には、大学3年生の夏前くらいまでには、自己分析を一通りおこない、自分の強みや価値観、興味のある分野などをある程度明確にしておくと、その後の企業選びや面接対策のベースになります。 そして秋頃、インターンシップなどが本格化する前には、自己PR、ガクチカ、志望動機など面接でよく聞かれる一般的な想定質問を把握し、それに対して自分がどのように答えるか、基本的な内容を準備しておくと良いでしょう。 模擬面接で実践力UP! 自信を持って臨もう 冬になり、企業の広報活動が解禁され、エントリーシート(ES)の提出や書類選考が始まっていくタイミングでは、具体的な企業ごとに志望動機を練り上げ、その企業に合わせた面接対策をおこなっていくことになります。 そして、実際に面接が始まる直前の時期には、キャリアセンターや友人に協力してもらい、模擬面接をおこなうなどして、実践的な練習を積んでおくことが非常に重要です。 話す内容だけでなく、話し方や態度、時間配分なども含めてフィードバックをもらい、本番に向けて自信を付けていきましょう。
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Q
- 「効率的に考えて行動できる」ことを長所として伝えたいです。
- 「効率的に考えて行動できる」という長所は、企業側も評価するポイントの一つです。 ただし、伝え方には少し工夫が必要です。 「効率的」という言葉は、とらえ方によっては「損得勘定で動く」「自分の利益を優先する」といった、やや自己中心的な印象を持たれてしまう可能性も否定できません。 そのため、「効率的に」という言葉をそのまま使うのではなく、「物事の優先順位を的確に判断し、計画的に行動することができます」や「常に業務の生産性を意識し、より効果的な方法を模索しながら取り組みます」といった具体的な表現に置き換えることをおすすめします。 エピソードとしては仕事でのイメージがしやすいアルバイトがおすすめ エピソードを交えて伝える際は、たとえばアルバイト経験がわかりやすいでしょう。 多くの業務を抱えるなかで、どのように優先順位をつけ、効率的に業務を遂行したかのかを具体的に思い出して伝えられると良いですね。 あるいは、既存の業務プロセスのなかに非効率な点を見つけ、それを改善するために具体的な提案をし、マニュアルを作成するなどして周囲の業務負担軽減に貢献し、喜ばれた経験などを具体的に話せると、より説得力が増すはずです。 効率的に考えて行動するということは仕事おいて重宝されるスキルです。だからこそ、業務の中で即戦力として活躍できることを、アルバイトという一種の仕事のエピソードから話せると相手にもイメージしやすくなります。 なるべく具体的に話すことが必要なので、スムーズに伝えられるように練習しておきましょう。
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Q
- 面接で深掘りされないのは不合格ですか?
- 面接で深掘りされなかったとしても不合格とは一概には言えません。以下のように合格・不合格どちらの可能性も考えられます。 合格の場合: 最初の説明が非常に分かりやすく、面接官が追加で質問する必要がないほど納得できたケース。 不合格の場合: 回答が的を得ていなかったり、企業の求める人物像と異なると早期に判断されたりして、面接官が興味を失ってしまったケース。 重要なのは場の空気感! 面接官の表情を読み取ろう 面接官の表情が硬かったり、目が合わなかったりするなど、明らかに気まずい雰囲気であれば不合格の可能性が高いかもしれませんが、一概には判断できません。 最後まで諦めず、精一杯伝えたいことを伝えてから終えるようにしましょう。
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Q
- 面接の質問に対して一言で返すのはありですか?
- 質問に対して結論から答えること自体は良いことです。 しかし、「長所は何ですか?」という質問に「リーダーシップ力です」とだけ答えてしまうと、会話が続かず気まずい雰囲気になったり、本来の意図が伝わらなかったとネガティブな評価を受けるなどのリスクがあります。 基本的に度の質問でも結論と理由具体的なエピソードはセットで伝えよう 結論を述べた後に、「なぜなら〜」や「具体的には〜」と続け、根拠となるエピソードや説明をセットで話すようにしましょう。 目安として、一つの質問に対して1分程度で回答をまとめられると理想的です。
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Q
- 面接の「ラフな格好で構いません」はどこまで許容されますか?
- 「ラフな格好」と記載ある場合でもオフィスカジュアルが無難です。 不安な場合は、ジャケットを1枚持参すると安心です。 TPOに合わせた服装を選びも重要な就活の一部である 企業が私服を指定する理由は、社員が普段からカジュアルな服装で勤務しているため、学生の個性やフィット感を見たいため、リクルートスーツによる緊張を和らげ、リラックスした雰囲気を作りたいためなどが考えられます。 この場合、リクルートスーツで参加すると、かえって「配慮を汲み取れない」という印象を持たれかねないため、避けるのがおすすめです。今後のためにも、少しラフに対応できるようなオフィスカジュアルの服を1セット用意しておきましょう。