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Q
- 第二新卒で実績がない場合、職務経歴書はどう書いたら良いですか?
- まず、現職で取り組んだことを事実ベースで書き出しましょう。たとえ実績がないと感じても、何もしてこなかったわけではないですよね。 第二新卒を募集している企業は、経験ではなく、与えられた業務に愚直に取り組めるか、社会人の基礎が身に付いているかという姿勢や素質をみています。 自分では大したことがないと思うことでも、確かな実績として言語化できていれば、企業に安心感を与えられます。 取り組んだことを書き出せたら、そのなかで一番力を入れたと思える業務に対して、自分がどう考え、どう行動して、何を得たかをまとめて、身に付いたことをアピールしましょう。 何を得たかがポイント! 自分なりの工夫を言語化してみよう たとえば、「毎日日報を提出した」とだけ書くのではなく、「前日に書いた日報の反省点を翌日の朝にふりかえってから業務に取り組むことで、反省点を業務に生かした」と書くと、主体的に取り組んだ姿勢が伝わります。 目立った実績がなくても、そこで何を得たかが伝えられれば、次の職場にも生かせる経験として十分アピールになります。 実績がないからといってA4半分ほどで職務経歴書を書き終えてしまっている人もたまにみかけますが、やる気が感じられず、印象は良くありません。取り組んだことと、その行動に対する考えをセットにして自信を持って書きましょう。
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Q
- 就活を親に相談しないで進めても良いでしょうか?
- 必ずしも親にはなさなければいけないわけではなく、何を誰に相談するかは人それぞれです。 自己分析は身近な存在の親よりも、客観的に話を聞いてくれるキャリアセンターなど第三者の方が壁打ち相手として心地よいと感じる人もいます。 これから社会に出ていくうえで、自分の進路は自分で決めると自立して考えられるのは素晴らしいことです。 ただ、親はとても気にしているはずです。安心してもらうためにも、状況は適宜伝えておいた方が良いと考えます。 親とのすれ違いを防ぐためには伝えるタイミングがカギ よく、内定がでた段階ではじめて親に報告して、猛反対にあって、親を説得しきれずに内定辞退となるケースもあります。社会人になるとはいえ、ここまで育ててくれた親の意見は軽く扱えないですよね。 これからも良き理解者となってもらうためにも、今どういう企業を受けているか、どういうキャリアを考えているか、面接が進む過程で親に話して安心してもらうことも大切です。 親も社会人の先輩の一人です。自分が考えている業界や企業の話をしたり、悩みを打ち明けてみたら思わぬ情報やアドバイスをくれるかもしれません。親を味方につけて就職活動を進めていきましょう。
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Q
- 面接時間が短い場合でも合格している可能性はありますか?
- 面接時間が短い場合でも合格となるケースについてですね。 私がこれまで求職者支援をした経験、そして採用側の視点も踏まえた分析から言えるのは、面接時間が短い場合でも合格となるケースは、大きく2つのパターンに分けられるということです。 一つ目のパターンとしては、それまでの面接ですでに十分な評価が得られている場合が挙げられます。選考が進み面接が終盤になると、経営陣の人など現場の最前線からは少し距離のある立場の人が面接官となるケースが見られるのです。 そのような場合、それまでの面接での評価はきちんと引き継がれており、実際の業務でどのように活躍できるかのイメージはすでに見極められているという前提のもと面接が進められます。そのため、改めて細かな確認作業はおこなわれず、短時間のやり取りで合格となるケースが確かに存在するのです。 短時間で合格を掴み取るには好印象と対話力が鍵! 二つ目のパターンとして、面接官に対して選考の早い段階で非常に良い印象を与えられている場合です。 特にポテンシャルを重視する採用の場合、これまでの経験そのものよりも、人物面などの印象が合否を大きく左右することがあります。 たとえば、自己紹介でハキハキと聞き取りやすく話せたり、どの質問に対しても的確な答えを返すことができたりすると、面接官に非常に良い印象を与え、それ以上の多くの質問を重ねるまでもなく合格となる可能性が高まるのです。 これは、かつて私自身が新卒採用の担当をしていた際の経験からも裏付けられます。 当時、私が担当していた採用では、応募者に一律で聞く質問項目は設けていましたが、第一印象が非常に良く、かつ論理的に話すことができる人については、自己紹介とほんの1つか2つの質問のやり取りだけで、その人の思考力の高さやポテンシャルを十分に判断できることがありました。 そのため、そのような場合は他の質問を省略することも実際にありましたね。 このように、会話のキャッチボールがスムーズに進む人は、たとえ面接時間が短くても合格となる可能性が十分にあるということです。
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Q
- 面接で笑顔ができないのが悩みです。自然な笑顔の作り方を教えてください。
- 緊張で表情が硬くなってしまう人は少なくありません。 物理的な対策として、日頃から表情筋を動かすトレーニングをするのも効果的です。しかし、即効性を求めるのは難しいでしょう。 そこで、面接本番では、冒頭で「大変緊張しております」と正直に伝えてしまうことをおすすめします。そうすることで、自身の気持ちが楽になるだけでなく、面接官も配慮してくれるでしょう。 あなたも企業を見極める側! 対等な気持ちでリラックスしよう また、面接は評価される場であると同時に自分が企業を見極める場でもあります。 「対等な立場で会話をしに行く」という意識を持つことで、過度な緊張が和らぎ、自然な表情が出やすくなります。笑顔がないと暗い印象を持たれがちですので、リラックスして臨むことを心掛けてください。