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Q
- ゼネコンの現場作業はきついですか?
- ゼネコンの現場は「きつい」と聞くこともありますが、その背景には責任の大きさと達成感の深さがあると思っています。 建設業界は社会インフラを支える重要な分野であり、現場監督や施工管理職は多くの人と協力しながら一つの建物をつくり上げていくプロジェクトリーダー的な存在です。 朝が早く、現場によっては屋外作業も多いため体力は必要ですが、同時に計画性やコミュニケーション力も強く求められます。 「残業が多い」「休みが少ない」というイメージは一部では事実ですが、近年は働き方改革が進み、週休2日制やデジタルツールによる効率化を導入する企業も増えています。業界全体で長時間労働の是正に取り組んでいる段階です。 やりがいは大きい! 現場を見てイメージをつかもう 現場でのやりがいは、何といっても自分がかかわった建物が形として残ることです。街に自分の仕事が刻まれる喜びは大きいと聞きます。 もし興味があるなら、インターンシップや現場見学で働く姿を自分の目で確かめることをおすすめします。現場のリアルを知ることが、納得のいくキャリア選択につながりますよ。
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Q
- 韓国の就職事情は、日本とどう違いますか?
- 韓国の就職事情は、日本と似ている部分もありますが、採用の仕組みや評価基準には明確な違いがあります。 まず、日本が新卒一括採用でポテンシャルを重視するのに対し、韓国は通年採用が中心で、学生のうちから実務経験やスキルを磨く文化があります。 大学4年の2学期頃から本格的に就活を始めますが、それ以前に語学学習や資格取得、長期インターンでスペックを高める準備期間を設けるのが一般的です。 また、韓国では学歴や語学力のウエイトが高く、TOEIC・TOEFLなどのスコアを履歴書に明記するのが通例です。 理系学部の就職率が高く、文系は競争が激しい傾向もあります。名門大学出身者が有利という学歴社会の一面もありますが、成果主義が進んでいるため、入社後の実力次第でスピード昇進できる点が特徴です。 語学試験やインターンから就職活動を学び始めよう 日本から韓国企業を目指す場合は、韓国語能力試験(TOPIK)への挑戦や、韓国系企業でのインターン参加が現実的です。 異文化で働くには準備が欠かせませんが、関心を持ち、学び始めることこそが第一歩です。就職活動を通して異なる価値観や働き方を知ることは、将来のキャリアの幅を大きく広げる経験になりますよ。
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Q
- 内定後の過ごし方として、入社までに何をすべきですか?
- まずは、内定おめでとうございます。すでに前を向いて準備に取り掛かる姿勢は素晴らしいですね。 この時期は「何をすべきか」と悩む学生がとても多いです。以前サポートした学生のなかにも、入社前に資格の勉強に励む人もいれば、旅行や趣味に打ち込む人もいました。 ですが、どちらが正解というわけではありません。大切なのは社会人として良いスタートを切る準備と心身を整える時間のバランスです。 生活習慣の調整から! 今しかできないことも楽しもう 社会人になると、想像以上に自分で時間をコントロールする力が問われます。ですから、この期間に早寝早起き、ニュースを習慣的にチェックするなど、生活リズムを整えることが第一歩です。 加えて、アルバイトやボランティアなどで仕事をやりきる経験を積むのもおすすめです。責任感や報連相の意識が自然と身につきます。 もちろん、学生時代にしかできないことを思い切り楽しむことも大切です。 友人や家族との時間、自分の好きなことに没頭する経験は、社会人になってからの糧になります。焦らず、自分らしい準備と充電を両立させて、新しい一歩を迎えてくださいね。
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Q
- 内定者向けの集まりでは、どのような質問をすべきでしょうか?
- 内定者懇親会や面談は、企業に見られる場であると同時に、自分が会社を知る場でもあります。 以前、私が担当した学生は「懇親会で何も聞けずに終わった」と後悔していましたが、別の学生は「入社後にギャップを感じたくない」と積極的に質問し、結果として入社後の満足度がとても高かったのです。 質問のポイントは、自分の将来像と結びつけて聞くことです。 たとえば「入社1年目はどんな経験を積む方が多いですか」「活躍している社員の共通点は」といった成長軸の質問は印象が良いです。また、「チームで仕事を進めるうえで大切にしている文化は」など、組織の価値観に関する質問もおすすめです。 直接的な聞き方はNG! 会社への理解を深めよう 一方で、給与や残業などの待遇面は、ストレートに聞くよりも働き方や評価制度に焦点をあて、「成果を出すためにどんなサポートがありますか」と聞くと前向きな印象になります。 懇親会は確認ではなく、理解を深める場です。誠実な関心を持って質問すれば、自然と好印象につながりますよ。最後に、会話のなかで「楽しみにしています」と一言添えると、より良い印象を残せます。
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Q
- 英検は就活でアピールできますか?
- 英検は就活でも十分アピールできます。特に準1級を持っている学生は、語学力だけでなく努力を継続できる人として評価されることが多いです。 以前、私がサポートした学生も「留学経験はないけど英検準1級を取得したことで、コツコツと力を伸ばせるタイプだと評価された」と話していました。つまり、英語そのものよりも目標達成力や学ぶ姿勢が伝わる資格なのです。 英語を使う企業で役立つ! 成長点や活用法を述べよう 一方で、TOEICは企業が採用基準にしやすい共通指標として使われているため、外資系や総合職志望の場合はスコア提出を求められるケースもあります。 英検が強みになるのは、教育・観光・航空・行政など、総合的な英語運用力が重視される業界です。 英検を活かすには、単に「資格を持っています」ではなく、「英検の勉強を通して○○力を身に付けた」「海外の顧客対応にも臆せず挑戦できる」と具体的に結びつけて伝えること。 英語力は点数よりも使い方で差が出てきますので、ぜひあなたの言葉で、自分の成長ストーリーとして語る練習をしてみてください。それが一番のアピールになりますよ。
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Q
- 経営者になるにはどうすれば良いですか?
- 経営者を目指すなら、まず「どんな価値を世の中に生み出したいか」を考えることが出発点です。 私がかかわった経営者の多くは、最初から社長を目指していたというより、解決したい課題や好きなことを形にしたいという思いからキャリアを積み上げてきました。 たとえば、ある人は営業職でお客様の課題に向き合うなかで「自分ならこう変えたい」と感じ、数年後に独立。別の人は大企業で経営企画を経験し、事業全体の数字や組織運営を学んでからベンチャーに転職しました。 事業を作る視点を持つ! 小規模でも挑戦をしよう 経営者を目指すルートは一つではありませんが、共通しているのは事業を作る視点を若いうちから持つことです。営業、マーケティング、人事など、お金と人の流れを理解できる職種は特におすすめです。 また、数字を見る力や意思決定のスピードを磨くために、学生のうちから小さな挑戦(学園祭の運営やSNS発信など)を積むことも有効です。 経営者は失敗から学ぶ人です。完璧を求めすぎず、まずは行動しながら自分の得意で貢献できる領域を見つけていくことが、遠回りに見えて一番の近道ですよ。
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Q
- 正社員がアルバイトで副業をしても問題ないですか?
- 近年、副業を解禁する企業が増えていますが、実際には「原則禁止」とする会社もまだ多いのが現実です。 特に就業規則で禁止されている場合、許可なくアルバイトを始めると懲戒の対象になるリスクもあります。 私の相談現場でも「収入を増やしたくて内緒で始めたが、住民税の通知で会社にバレた」というケースを何度も見てきました。 申請方法も注意! キャリアを見据えて判断しよう まず確認すべきは、会社の就業規則と副業申請の有無です。申請が可能なら、仕事内容や勤務時間を明確にして許可を得るのが安全です。 税金面では、副業分の所得を確定申告する必要があり、普通徴収にすれば会社に知られにくくできます。また、労働時間の合算が「週40時間」を超えると労働基準法違反になる場合もあるため注意が必要です。 一方で、副業がスキルアップや自己成長につながるのも事実です。本業に支障がない範囲で、自分を磨く学びの延長としての副業なら、将来のキャリアに大きなプラスになります。 焦らず、リスクとルールを理解したうえで、安心して行動に移してください。
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Q
- 正社員からアルバイトに同じ会社でなるのは可能ですか?
- 同じ会社で正社員からアルバイトへ働き方を変えることは、会社の制度や状況によっては十分に可能です。 私が支援した人のなかにも、体調不良や家庭の事情で一時的にアルバイトへ切り替え、数年後に再び正社員として復帰したケースがありました。 まず変わるのは責任範囲と待遇です。アルバイトになると、企画や進行管理など裁量の大きい業務は減り、サポート中心の仕事がメインになります。 給与・賞与・社会保険・退職金・有給休暇なども勤務時間に応じて対象外となることがありますが、勤務時間を自分で調整できるため、心身の回復やプライベートとの両立を図りやすい点は大きなメリットです。 雇用条件は要確認! 前向きにな理由で相談をしよう 注意したいのは、会社によっては雇用契約の更新や評価基準が変わることです。事前に人事へ確認し、今後のキャリアを見据えて条件を明確にしましょう。 相談の際は「辞めたい」ではなく「働き方を見直して長く貢献したい」という前向きな姿勢で伝えることが大切です。自分を守りながら働き続ける選択は、決して後ろ向きではありません。
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Q
- リハビリ助手って、正直いじめとかありますか……?
- 医療現場については、看護師さんなどから人間関係の難しさを聞くこともあり、不安になる気持ちはよくわかります。 独特な閉鎖的空間であることは否定できませんが、「医療現場=いじめがある」と決めつける必要はありません。 病院やクリニックごとに雰囲気は大きく異なりますし、チームワークを重視して支え合っている職場も当たり前のように存在します。 ネットや周囲の二次情報、三次情報だけに惑わされないようにしましょう。 医療現場ではメモと確認が欠かせない! 人間関係のトラブルの多くは、専門職と助手との役割分担の違いや、忙しさゆえのコミュニケーション不足、言葉不足が原因であることが多いといえます。 さらに、未経験で入ると、専門用語が多く質問しづらいと感じるかもしれません。 「メモを徹底して取る」「一つずつ確認しながら覚える」といった実直な姿勢を見せれば、信頼関係は築けます。コミュニケーションの取り方を工夫して、ミスなく業務を進めましょう。
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Q
- 工場勤務の末路を教えてください。
- 「工場勤務=末路が厳しい」というイメージを不安に感じる学生は多いですが、実際は「どんな働き方を選ぶか」で将来は大きく変わります。 私も工場を持つ製造メーカーでの勤務経験がありますが、なかには、最初は製造ラインの現場スタッフとして入社し、数年後には生産管理や品質保証、設備保全など専門職へキャリアアップした人もいます。 現場を知る社員というは企業にとっても非常に貴重な存在となります。 具体的な成長戦略を立てて仕事に取り組もう 一方で、単純作業の繰り返しだけにとどまると、スキルが蓄積されにくく、30代以降に「他職種へ移れない」という壁を感じやすくなります。体力面の負担も、夜勤や交代制勤務がある職場では避けられません。 そのため、入社後は「どう成長したいか」を意識し、資格取得や改善提案など、自らキャリアを動かす姿勢が大切です。 工場勤務は日本のものづくりを支える重要な仕事です。現場経験を通じてマネジメントや技術職へ進む道もあります。 将来を不安に感じるのではなく、「どんな力を身につけたいか」を明確にして進んでください。今の選択はゴールではなく、可能性のスタート地点ですよ。