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Q
- 職歴半年の第二新卒の自己PRはどう伝えれば良いでしょうか?
- 半年の職歴だけで、無理に自己PRを作る必要はありません。半年の間に研修で表彰されたなど、目立った実績があればPRすべきですが、それだけにこだわらなくて良いのです。 半年間で得たスキルと、学生時代やアルバイト時代の経験を合わせて伝えてみましょう。企業側も後者の経験を見てくれる場合が多いです。 なかには、学生時代の経験を伝えても良いのかと不安に思う人がいるかもしれません。しかし、半年間の職歴は業務内容を記述する程度にとどめて、学生時代の経験を中心にアピールしても、マイナスな印象にはならないのです。 逆に半年間の経験を無理に誇張しても、企業側に「しょせん半年」と思われてしまう可能性があります。おこなったことは事実として伝えつつ、その経験のなかから自分の良さを見つけてアピールするほうが良いです。 退職理由はできる限り前向きな理由を伝えることが重要 また、早期退職の理由を正直に伝えるべきかという点についても不安があるでしょう。たとえばハラスメントなど、やむを得ない要因であれば、ネガティブな表現は避けつつも正直に伝えて良いと考えます。 気をつけるべきなのは、「あまり深く考えずに就職してしまった」というケースです。「内定を得た企業がそこしかなかった」という状況もあるかもしれませんが、その場合はすべてを赤裸々に話す必要はありません。 感情と事実を切り分けて「なぜその環境になじめなかったのか」を伝え、転職に向けての前向きな姿勢を示すことが大切です。 就職活動の際におこなった自己分析をもう一度おこない、なぜ半年で離職することになったのかを前向きにとらえ直してみてください。そのうえで、自己PRを作成すれば十分に勝負できるはずです。
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Q
- 人見知りの長所って何が考えられますか?
- 結論、人見知りな性格も長所にできます。 人見知りの人は、人の感情を察知しやすく共感力が高い、失礼がないように場の空気を読む、といった対人関係において重要なスキルを持っていることが多いです。 そのため、十分長所としてのアピールポイントにはなると私は思います。しかし、「人見知り」とそのまま伝えると長所としてはとらえられにくいので、言い換えが必要です。 人見知りする理由をポジティブな側面でとらえ直して言い換えてみよう 人見知りの性格を言い換える際は、なぜ自分は人見知りなのか、人見知りな行動を取ってしまうのはどのようなときで、なぜそうしてしまうのかをポジティブにとらえ直す作業をすると、長所としてアピールできるものが見つかります。 たとえば、「相手の気持ちを理解し、丁寧に人間関係を構築できる」というように言い換えることで長所としてアピールすることができるのです。 この長所は、カウンセラーや対人支援の領域など、信頼関係の構築が非常に重要な業界や職種で活かせると考えます。
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Q
- 短所「せっかち」の言い換え表現は?
- 私自身もせっかちなタイプなのでとても気持ちがわかります。 たしかに、「せっかち」という言葉をそのまま使用すると、面接官にマイナスな印象を抱かれる可能性があるでしょう。 そのため、シンプルでわかりやすい言い換えをすると良いと思います。 たとえば、「迅速な意思決定ができる」「効率を重視している」「目標意識が高く、スピーディーに行動するタイプ」「行動力がある」といった言い換えがポジティブな印象になるため、おすすめです。 自分がせっかちな理由を明確にしてポジティブな動機につなげよう! 今回のように短所をポジティブに伝えるためのポイントは、視点を変えることです。 まずは、「なぜ自分はせっかちなのか」という原因を掘り下げることから始めてみてください。 せっかちになってしまう理由は必ずあります。たとえば、「目標を絶対に達成したいから、早く行動してしまう」というような答えにたどり着くかもしれません。 このような、ポジティブな動機につなげると、アピールしやすくなります。
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Q
- 転職面接を控えていますが、成功体験がない私は落ちますか?
- 「成功体験がない」と思い込んでいる人は少なくありません。自分自身を特別だと思える人とそうでない人と分かれてしまいがちですが、多くの日本人は後者にあたるでしょう。 私自身もどちらかと言えば、自分に自信があるほうではないため、とても気持ちが理解できます。 しかし、実際は自身が何気なくやっていることが、他人にとっては非常に難しい場合があるのです。まずは、自分がやってきたことが誰にでもできるわけではないということを認識してほしいと思います。 面接官は結果よりプロセスを重視! 小さな成果もアピール要素になる また、「成功体験」と聞くと、何か大きなことを成し遂げた経験や難しいことを成し遂げた経験を話さなければならないと思いがちですが、面接官は結果よりもプロセスを見ている場合が多いです。 小さな成果や改善でも良いので、それを具体的に挙げ、その過程でどのように考え、行動してきたのかを伝えれば、十分にアピールになります。 そのため「成功体験がない」と諦めず、しっかりと自信の成果を面接で伝えるようにしましょう。応援しています!
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Q
- 小さな成功体験って意味ないでしょうか?
- 小さな成功体験でもまったく意味がないということはありません。 他の学生と比較して「小さい」と感じてしまうのかもしれませんが、まずは自身が成し遂げたことに自信を持ってください。 何を成功体験とするのかは、人それぞれです。比較するものではありません。 物事の大きさではなくどう考え行動したのかをアピールしよう そもそも企業側は、物事の大小よりも、あなたがそのなかで何をしたのか、どのように考えたのかというプロセスや思考の部分を重視しています。 とはいえ、自信を持って話すためには伝え方も大切です。ただ単に結果を伝えるのではなく、そこに至るまでの過程や思考を強調することで、ポジティブな評価につながります。 自分の経験に自信を持って臨んでください。応援しています!
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Q
- 転職面接において自己PRと自己紹介の違いとは何ですか?
- まず、自己紹介は、氏名や職務経歴といった基本的な情報を伝えるものです。 一方、自己PRは、自身の成果や強み、自分らしさをアピールするものだと考えましょう。 似ているようですが、実際はまったくの別物なので、混ざらないように注意してください。 自己PRでは貢献度を伝えることが必須! 自分の強みをアピールしよう 企業側が見ているポイントを説明します。 まず、自己紹介では基本的な情報を端的に伝えられるかという点を見ていることが多いです。そこで何かを見極めているということはあまりありません。 ただし、脱線して長々と話してしまうとマイナス評価になるため、気を付けましょう。 そして、自己PRは非常に重要な項目です。自身の強みや実績を強調し、応募職種にどのように貢献できるかを具体的に話すことが求められます。 時間配分としては、自己紹介は1分〜1分半程度、自己PRは一つのエピソードにつき2〜3分程度で話し、面接官とのキャッチボールのなかで深掘りしていくのが良いでしょう。
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Q
- 転職の自己PRで向上心を伝えようと思っています。
- 自己PRで向上心をアピールするためには、自身の具体的なエピソードのなかでも、成長過程に焦点を当てて伝えることを意識してみてください。 ポイントとしては、具体的にどのような目標設定をし、その達成のためにどのような行動をしてきたのかを話すことです。 なるべく具体的に伝えることで、面接官がその過程をイメージしやすくなります。 志望企業に入社後も学びを活かして活躍できることを伝えよう そして、必ずしもうまくいった経験ばかりではないと思います。うまくいかなかった経験もあるはずなので、それをどのように乗り越えてきたのかという対応力を示すことも大切です。 そしてその結果、どのような学びや成長があったのかを、できれば数字で示すことを意識しましょう。 さらに良いのは、その学びを抽象化し、他の出来事にも応用できるような形で伝えられると、「再現性のある成長をしている」と評価されやすくなります。
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Q
- 几帳面な性格が長所になるのか短所になるのかわかりません。
- 几帳面な性格は間違いなく長所になりえます。 基本的にどんな性格も、置かれた状況や立場によって長所にも短所にもなりえるため、「この性格は必ずダメ」「この性格は必ず良い」という捉え方はしないほうが良いです。 几帳面さでいえば、学生の皆さんが思っている以上に、仕事ではミスをいかに少なくするかが求められます。特にキャリアの浅いうちは、その正確性が評価されることが多いので、シンプルに長所として伝えて良いと考えます。 逆に、几帳面な性格が活かしづらい業界や業種としては、クリエイティブな業界があるでしょう。几帳面さだけが突出して評価されることは少ない傾向にあるからです。 あなたの几帳面さは周りの人が簡単に真似できないことかも どんな仕事でもいきなり高度なクリエイティビティを求められることは稀です。社会人の基礎基本として几帳面さをアピールし、その土台があればクリエイティブな方面に進んでも評価される可能性は十分にあります。 几帳面な性格を面接や履歴書で伝える際のコツとは、実際の具体例を交えることです。学生時代やアルバイトの経験で、自分で意識をせずとも几帳面に物事を進められたというエピソードがあるでしょう。 自分が当たり前だと思っていることでも、他人にとっては難しいことであるという前提に立ち、自分の経験を洗い出してアピールすると良いと考えます。 たとえば、「期限までに仕事を終えるために確認を怠らない」「周りに必ず意見を求めて物事を進める」といった行動は当たり前にできることではない人もいると知っておきましょう。
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Q
- 5日以上のインターンは参加した方が良いですか?
- 5日以上のインターンへの参加は、就職活動において非常に大きなアドバンテージになると考えます。 理由としては、私自身、ITベンチャーで3年ほど人事の経験がありますが、インターンから内定につながるケースは実際に存在しているからです。 学生インターンからそのまま就職するというパターンは、数として非常に多いわけではありませんが、事例として確かにあります。 また、直接その企業に就職しない場合でも、企業がどのように仕事を進めているのかというビジネスの流れを理解できるため、学生の間に参加するメリットが大きいでしょう。 より良いのは、軽く業務を体験するレベルのインターンではなく、5日以上の長期インターンに参加することです。そうすることで、実務経験を積むことができたり、先輩社員から具体的なフィードバックをもらえたりする貴重な機会となります。 自身の成長や、就職活動でリアリティを持って語れる経験を得るという観点からも、長期のインターンに参加するほうが面接でアピールしやすいでしょう。 将来のキャリアビジョンに合わせてインターン先を決めよう! 参加する場合、どういった企業に参加したら良いのか、どのような点に気を付けたら良いのかという点については、まず自身の興味関心がある分野であることが重要です。 また、現段階で漠然としているかもしれませんが、5年後、10年後にどうなっていたいかというキャリアビジョンにつながるような企業を探すことをおすすめします。 さらに、学業やそのほかの社外活動とのバランスも考慮し、スケジュール的に無理のない範囲で参加できる企業を選ぶと良いですね。
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Q
- インターン前の準備は何をすれば良いですか。
- インターンシップ前の準備としては、まず「何を学びたいのか」、そして「なぜその企業のインターンシップに参加するのか」という目的を明確にしておくことが大切です。 目的意識がないまま参加してしまうと、顧客として企業に接してしまい、業務を学ぶことへの意識が低いまま過ごしてしまう可能性があります。そのため、目的意識を持って参加することが大前提といえるでしょう。 学生のなかには、「周りが参加しているから、とりあえずインターンに行こう」と考えている人も少なくないと思います。しかし、そういった学生の多くがインターンに参加する目的を考えた時に「就職しなければならないから、とりあえずインターン先を探す」という思考に陥りがちなのです。 周りに流されて参加するのではなく、自分の意志でインターンに参加することが後悔しない就活のためのポイントの一つだといえます。 自分の興味を深掘りして目的を見つけてみよう! 目的を考える際のポイントとしては、自身の幼い頃から自然と熱中してきたこと、たとえば細かい作業に没頭する、アニメが好きで何時間でも見てしまう、といったような純粋な興味関心を入り口にすることをおすすめします。 「目的」から入るのではなく、自身の興味が惹かれる分野から探すほうが、結果的に目的意識も見つかりやすいかもしれません。 インターンに参加するうえで、企業の人にどのような質問をすると、より理解が深まるかという具体的な質問例としては、たとえば「営業」や「製造」といった職種名だけでは、具体的な仕事内容をイメージしにくいですよね。 そこで、「なぜその仕事が必要なのか」という視点から質問を深掘りしてみてください。 さらに、「その仕事が社会にどのような影響を与えているのか(社会貢献の側面)」、そして「社内でなぜその役割が必要なのか(社内での位置付け)」といったように、仕事が社内外に与える影響について質問することで、その職種に対する解像度が高まるはずです。