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Q
- 帰国子女として就活でアピールする方法を教えてください。
- 実は私も幼少期に海外にいた、帰国子女です。 語学力も強みですが、就活では「異なる文化のなかで、どう適応し、何を学んできたか」に必ず触れるようにしましょう。これは、どんな業界でも高く評価されます。 アピールの軸は、語学力よりも、異文化のなかで培った能力にするのがおすすめです。たとえば、柔軟性、コミュニケーション力、順応能力などが挙げられます。能力とともに、具体的な行動と成果で示してください。 価値観の違いを理解している点が強み 帰国子女の強みは、「人によって文化や価値観のバックグラウンドが違う」ということを、前提として理解している点です。 日本だけで育つと、人によるブレの大きさを実感しにくいものです。人によって異なる点があることを理解しているのは大きな強みとなります。 「人と考え方が違うのは当たり前だ」という前提を理解したうえで、自分が工夫した経験を述べましょう。 たとえば、「仲間同士で意見がぶつかった際、間に入って調整した」などです。こうしたエピソードは非常に大きなプラスの評価ポイントになります。 日本の就活文化に不安を感じる場合は、キャリアセンターや外部のエージェントを活用しましょう。そこで、面接練習の場数を踏むこともできます。 働く企業文化が不安なら、OB・OG 訪問をしてください。日本ならではの働き方や雰囲気の情報を得るといった対策をおすすめします。
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Q
- 消費者金融への就職はきついですか?
- 確かに「きつい」というイメージがあることは事実です。理由は3つほど考えられます。 第一に、数字のプレッシャーです。お金を扱う以上、契約数や返済率といった成果が明確に出るため、そのプレッシャーがあります。 第二に、感情のやり取りの難しさです。お金を借りにくる顧客が抱える不安や焦りといった感情に、一定程度寄り添う必要があります。それと同時に、自身は感情的にならずに冷静に対応する力が求められます。 第三に、規律の厳しさです。金融業のため法令遵守が徹底されています。「ミスが許されない」という緊張感はきついといわれる理由の一つです。 他業界でも役立つ! 幅広い思考力を身に付けよう ただ、その分、数字をもとに問題を整理する力や相手の立場に立って考える力も鍛えられます。 これらはほかの業界でも通用するポータブルスキルです。その後のキャリアを作っていくうえでも有効な能力であることは間違いありません。
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Q
- 海上自衛隊を志望する女性は、志望動機をどう伝えれば良いですか?
- 海や船への憧れから興味を持つ方は多いです。ただ、面接では好きを出発点にしつつ、そこからどのように使命感や貢献意欲へつなげたかを言語化できると説得力が高まります。 ある学生は、海洋安全のニュースを見て関心を持ち、調べるなかで日本の海上交通と領海を守る役割の重要性に気付き、「国の安全を支える仕事として挑戦したい」と考えを深めていきました。 最初は漠然とした興味でしたが、情報収集を重ね、使命感へと育った姿勢が評価されたと話していました。 「海が好き」を原点にしつつ貢献意欲へつなげる 近年、海上自衛隊では多様なキャリアや専門領域が求められ、女性の活躍もさらに進んでいます。 単なる憧れではなく、海洋安全や災害対応、国際協力など、海自の役割を理解したうえで、自分がどのように貢献したいかを語れると良いと思います。 たとえば「海が好き」という原点に加え、「安全な海の確保や国際連携にかかわりたい」「挑戦環境で自分を成長させたい」といった視点を持つと、志望動機に深みが生まれます。 あなたの好きは強みの種です。興味を責任と行動意欲に結び付け、自信を持って思いを伝えてくださいね。
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Q
- 消防士になりたいけど志望動機がありません。
- 「小さい頃から憧れていたけれど、決定的なエピソードがない……」ということは実はよくあります。 たとえば、幼い頃から消防車を見るとワクワクし、人を助ける仕事に惹かれていたものの、明確なきっかけがないことに不安を感じている、などです。 そんな場合は、自分の思いを整理し、地域の防災訓練に参加したり、消防署を見学しましょう。 「災害現場だけでなく、日常の安全を守る活動も含めて、人々の暮らしを支える仕事だと知り、より強く志望するようになった」など言語化してみると、気持ちが具体的になり、自信につながることがあります。 憧れを理解と覚悟に変えたプロセスを示そう! 消防士は身体を張って命と向き合う職務だからこそ、採用側は表面的な憧れではなく理解と覚悟を重視します。 特別な経験がなくても、「人の役に立ちたい」という原点に、自分なりの学びや行動を積み上げることで説得力が生まれます。 仕事内容を深く知らない段階なら、調べる過程も立派な動機形成です。 たとえば「火災対応に加え、救急活動や予防業務など多面的に地域を支える点に魅力を感じた」といった形で、自分の視点の変化を語ると良いでしょう。 大切なのはきっかけの華やかさではなく志を育てる姿勢。あなたの思いは、行動と言葉で必ず形になります。
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Q
- 消防士の志望理由書は、どんな構成で書けば良いですか?
- 消防士を目指す気持ちは明確なのに、文章にしようとすると急に難しく感じますよね。「人の役に立ちたい」という思い自体はとても尊いものです。 ただ、そこで止まってしまうと、ほかの受験者と似た印象になりやすいので、「どう育ってきた思いなのか」という背景を丁寧にたどることがカギになります。 たとえば、ある学生は特別な体験がないと感じていました。 しかし、地域の消防訓練に参加した際に、隊員の方々が地域住民と対話しながら安全を守る姿に触れ、「現場対応だけでなく、日常の安心を支える役割」に魅力を感じたことに気付きました。 その視点の変化を軸に、志望理由に深みが生まれていきました。 出発点の気持ちから業務理解・学び・将来像へと流れをつなげて書く 800字でまとめる場合は、感情だけではなく、理解のプロセスと今後の意志をしっかりと描くことが大切です。 出発点の思いを示し、その後に消防業務への理解を具体的に広げ、自分なりに行動したことや学んだことを書き、最後に目指す姿や地域での役割を描くと自然な流れになります。 エピソードの大きさは関係ないので、思いを深めるために自分で動いた過程を大切にしてください。自分の言葉で、志が育ってきた道のりを丁寧に表現すれば、必ず相手に響きますよ。
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Q
- 栄養士の志望動機、委託給食会社の場合はどう書けば良いですか?
- 委託給食会社を志望するとき、「病院や施設とどう違うのか」「委託だからこその思いをどう語れば良いか」と迷う方は多いと思います。 志望動機がぼやけるのは、委託給食の役割が多岐にわたるからこそです。学校・高齢者施設・社員食堂など、年齢や健康状態、生活背景が異なる人々の日々の食を支える点は、委託ならではの価値です。 つまり、「特定の対象に限定せず、幅広い人の食と健康に向き合える」ことが強みになります。 食への思いから委託ならではの役割理解と成長意欲へつなげる 構成としては、まず「食を通じて健康を支えたい」という原点を置き、次に委託給食の多様な提供先に触れ、自分の興味との接点を言語化すると自然です。 たとえば、利用者それぞれのニーズに合わせた献立作成や、チームをまとめ品質を安定させる運営力など、委託給食の現場で求められる力に魅力を見出した、という流れです。 特別なエピソードがなくても、調べたなかで見えた役割理解とそこで成長したい理由を丁寧に示せば十分に説得力が生まれます。 迷いながら考えた時間も大切なプロセスです。あなたの視点で、「食を支えるフィールドを広げたい」という意志を言葉にしてみてくださいね。
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Q
- 鉄道会社の志望動機で、まちづくりへの関心をどう伝えれば良い?
- 鉄道会社に惹かれたきっかけが電車が好きという気持ちであっても、調べていくうちにまちづくりに興味が広がるのは自然な流れです。 ただ、「まちづくりに関心があります」だけだと、どうして鉄道会社でその思いを実現したいのかが伝わりにくくなります。 必要なのは、鉄道というインフラが人の流れを生み、地域の暮らしに影響を与える点に着目し、自分の関心と結び付けることです。 身近な駅や地域の変化を手がかりに鉄道が与える影響を示す たとえば、通学や旅行でよく利用していた駅に思いを馳せながら、駅前の変化や店舗の増減、利用者の雰囲気の変化を観察してきた経験を振り返ってみると良いかもしれませんね。 「便利になって人が集まるようになった」「高齢化の進む地区でバリアフリー化が進んだ」など、身の回りの変化に気付いてきた視点は立派な土台になります。 そして、「単なる交通手段ではなく、地域の動線や商業の活性化を通じてまちを育てる役割があると感じた」という形で言語化できます。 鉄道会社のまちづくりは、街のつくるだけでなく動かす仕事です。 自分が見てきた地域の変化や気付きをベースに、「人の流れを生み、地域の可能性を広げたい」という思いへと結び付ければ、あなたの言葉で語る説得力が生まれますよ。自信を持って伝えてくださいね。
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Q
- 大学の志望理由を箇条書きで書くのはダメですか?
- 志望理由を箇条書きで整理するのは、とても良い準備方法です。 ただ、面接でそのまま箇条書きで伝えると、理由が点のまま並び、あなたの熱意や一貫性が十分に伝わらないことがあります。 面接官としては、「良い要素はあるけれど、結局どんな人でどんな思いがあるのかが見えにくい」という評価になりやすいです。ポイントは、箇条書きにつながりが生まれていないことです。 一貫性のあるストーリーにすることで自身の思いが面接官に届く 大学面接は事実の羅列ではなく動機の筋道を評価する場です。 なぜその分野に興味を持ったのか、なぜその大学なのか、学びをどう未来につなげたいのか。これらが一本のストーリーとしてつながると、面接官はあなたの志を信じやすくなります。 箇条書きのままだと、論理が飛びやすく、印象が説明止まりになりがちです。 対して、構成を意識して話すと説得力が増します。おすすめの流れは次のとおりです。 ①興味を持った背景 ②学びたい内容 ③大学を選んだ理由(具体例付き) ④入学後の目標と将来像 箇条書きは素材、ストーリーは完成形です。あなたの思いが真っ直ぐ伝わる話し方を、ぜひ意識してみてくださいね。
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Q
- 履歴書の志望動機が書ききれない場合、別紙で提出しても大丈夫ですか?
- 「志望度が高いからこそ、思いがあふれてしまう」その気持ち、とてもよくわかります。 以前、同じ悩みを持つ学生がいました。履歴書欄におさめようと無理に削った結果、伝えたい魅力が薄まり、「熱量が伝わらない……」と不安そうでした。 そこで、要点を履歴書にまとめつつ、入社後のビジョンや企画アイデアを別紙に整理したところ、面接官から「あなたの将来像が鮮明に伝わった」と高く評価されていました。 要点は履歴書にまとめて詳細は読みやすい構成で補足しよう 採用現場では、応募者の伝える工夫はポジティブに評価されやすいです。ただし、長文であれば良い訳ではなく、次の2点が重要になります。 ・履歴書欄には結論と要点を簡潔に ・別紙はA4で1枚以内、構成は「志望理由→根拠→入社後のビジョン」 履歴書には「志望理由の詳細は別紙にて補足しております」と添えるだけで丁寧な印象になります。 また、冒頭に「御社に真剣に向き合いたく、別紙で整理いたしました」と一言添えると、誠意が伝わりますよ。 熱意は伝え方を工夫すればしっかり届きますので、量ではなく相手が読みやすい形で届ける姿勢があなたの真剣さを証明してくれます。自信を持って臨んでくださいね!
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Q
- 留学の志望動機は、英語でどう書けば良いですか?
- 留学の志望動機を英語で書く際、「伝えたい思いはあるのに、文章になると薄く感じる……」という不安は自然です。 日本の志望理由書と違い、海外大学院では自分の目的意識とその道を選んだ根拠が重視されます。ただ「英語力を伸ばしたい」「海外で学びたい」と書くだけでは、誰にでも当てはまる理由になり、説得力が弱まってしまいます。 英語では軸を整理して「あなたにしか語れない理由」を語ろう 効果的な構成は次のとおりです。 ①興味を持った背景、社会課題への問題意識 ②学習経験やプロジェクト、得たスキル ③研究内容、教授、カリキュラムなど、その大学を選ぶ具体的な理由 ④修了後のキャリアと社会への貢献 英語表現では難しい単語よりも、明快さと論理性が重要です。短くシンプルでも、具体的な経験と目指す未来がつながっていれば、十分に力強い文章になります。 自分の軸を整理し、あなたにしか語れない理由を丁寧に言葉へ落とし込んでみてくださいね。自信を持って取り組めば、必ず伝わります。