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Q
- 就活が無駄なことのように思えます......。
- 就職活動を「企業が自分を選ぶためのもの」と、少し受動的にとらえすぎているのかもしれません。 就職活動は、企業に選ばれる場であると同時に、「自分が会社を選ぶ場」でもあります。 特に現在は売り手市場といわれており、自分の将来を選ぶための重要な機会です。決して無駄ではありません。 効率的に企業と出会える期間! 良いと思える会社を主体的に探していこう ESを書いたり、説明会に参加したり、面接を受けたりするなかで、「この会社は違うな」「この会社は嫌だな」と感じたら、辞退する権利は応募者にもあります。 ピンとこないまま活動を続けているのであれば、一度立ち止まって考えてみるのも良いでしょう。 主体的に「この会社が良いな」と思える企業に出会えれば、積極的に活動できるはずです。 学校のカリキュラムの延長のようにとらえるのではなく、むしろ、一括で採用活動がおこなわれることで、効率的に企業と出会える機会ととらえることもできます。
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Q
- 公務員志望で就活しないのは危険ですか?
- 公務員が第一志望で、民間企業の就職活動を並行しておこなうべきかどうかは、個人の状況によります。私の周りでも、公務員一本に絞る人もいれば、民間企業も並行して受ける人もいました。 家庭の事情で大学院進学や就職留年が難しい場合などは、併願を検討したほうが良いですね。 反対に、万が一公務員試験が不合格だった場合に、浪人や大学院進学が許される状況であれば一本に絞っても良いと思います。 公務員になりたい気持ちの強さや現状を踏まえて後悔のない選択を! ただ、公務員試験は難易度が高いため、次年度に受けたからといって必ずしも就職できるとは限りません。 そのため、どうしてもその年度内に就職したいという気持ちがあるのであれば、並行して民間企業の選考を進めるのがおすすめです。 就職活動に使える期間や、公務員として就職することへのあなた自身のモチベーションを加味して、今後の動き方を選択していくのが一番納得のいく結果につながると私は思います。
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Q
- 圧迫面接されやすい人にはどんな特徴がありますか?
- 特定の学生だけを狙って圧迫面接をすることは、基本的にはないと私は考えます。面接内容は録音されていることがほとんどなので、もし特定の学生に対してだけ圧迫的な態度を取れば、その採用担当者の社内評価にかかわります。 つまり、圧迫面接をするかどうかは、その人の特徴というよりも、企業の方針によるものなのです。どうしても不安だという場合は、就職活動関連のWebサイトなどで、過去に圧迫面接があったという情報が出ていないか調べておくと良いでしょう。 学生が理由で圧迫面接になることも一部ある……その理由も理解しておこう ただし例外として、学生の受け答えがしどろもどろだったり、話の内容が理解しづらかったりした場合に面接官がイライラしてしまい、結果的にひどい口調での深掘りになってしまうということはありえます。 パニックにならずに対応できるかといった点を見ている可能性もあります。いくつかの理由は考えられるものの、基本的には企業の方針によるものであるため、特定の学生にだけおこるものではないと覚えておきましょう。
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Q
- 理系の場合、就活で平均何社くらい落ちますか?
- 理系の学生の場合、企業からスカウトが来て、ほとんど選考を受けずに決まる学生もいます。スカウトの場合、2社程度しか不採用を経験したことがないという人もいました。 当然、2社を受けて、両方とも採用になるということも珍しくありません。 特に理系の研究職や開発職は深刻な人手不足で、いわゆる業界大手と呼ばれる企業であっても、毎年1人を採用するのも非常に難しいという状況にあります。 たとえば、私が以前話を聞いた、介護用の浴槽を開発しているメーカーで、従業員300人程度の業界トップシェア企業であっても、開発職の採用には毎年苦労しているとのことでした。 この話からもわかるように、人手不足が顕著な状態にあるため、理系で10社も落ちるというのはあまり聞いたことがありません。 現在は、どの業界でも理系人材を求めている状況です。システムエンジニアなども理系出身者を歓迎していますし、エンジニア系や開発系はとくに人材不足が深刻だと覚えておきましょう。 理系から文系職への就職もあり! 志望動機を伝えられるように対策しよう そのほか、理系から文系職を目指したいという学生もいるでしょう。その際も、特出して落ちる可能性が上がるということはありません。ただ、面接で「なぜ文系就職なのか?」と理由を聞かれる可能性は高いです。 「うちの会社では理系の専門職も募集しているけれど、そちらは考えていないのか?」とは聞かれるはずなので、文系職で就職したい理由を用意しておくと良いですね。
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Q
- 成功体験がない大人でも就活で強みを伝える方法はありますか?
- 企業側が知りたいのは、成功体験の内容そのものよりも、応募者が「何を成功ととらえるか」そして「それによって何を得たのか」という点です。 そのため、自分が「小さいことだ」と感じるような成功体験でも十分なのです。その話が面接官の心に響く可能性も十分にあります。 周囲の人に自分の評価を聞くことで意外な強みが見つかる可能性も 仕事をしていると、自分では特に意識していないことが、意外な成功体験を作っている場合があります。自分では当たり前のことをしていると思っていたのに、上司や周りから評価された経験があるという人もいるでしょう。 たとえ自覚がなくても、他者に評価された経験は成功体験として扱うことができます。上司や同僚に「自分がかかわった成功体験は何か」を尋ねてみると、自分では気づかなかった強みが見つかるかもしれません。 もし直接聞きづらいという場合は、今までにもらった評価を振り返ってみるのがおすすめです。
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Q
- 就活で、従業員数が少ない企業を選んでも問題ないでしょうか?
- 小さい会社は一人ひとりに任せられる業務の幅が広いことが、魅力の一つだと思います。 たとえば、一つのプロジェクトを最初から最後まで自分の責任で遂行することができたり、アシスタントという立場であっても、かかわれる領域が広かったりするので、身に付くスキルは大手の企業よりも非常に多いです。 そのため、さまざまな経験を積めるメリットがあり、転職時に有利に働くこともあります。 実例としては、小さなウェディング関連の企業に勤めていた人が、すべての業務を自分の責任でおこなうことができたため、幅広いスキルを身に付け、最終的に大手の百貨店に転職できたという話を聞いたこともあります。 最終的に大手企業を目指したいが学歴に自信がない学生は、まず、小さい企業で実力を付けてから、ステップアップする戦略も有効です。 中小企業を選択する際は情報収集と見極めが重要! 一方でデメリットも存在します。たとえば、大手企業よりも口コミなどの情報が少ないため、いわゆるブラック企業を見極めるのが難しいでしょう。 たとえば、家族経営などの場合、トラブルに巻き込まれる場合もあるため、離職率が高いケースもあります。 また、経営の安定性に注意が必要です。創業年数や事業内容などを総合的に見て判断しましょう。
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Q
- 面接が予定より早い時間で終了した場合、落ちる可能性が高いですか?
- 面接が予定より早く終了したからといって、不合格とは限りません。実際に、私が支援をしたなかでも、早く終わって不合格になったケースもあれば、逆のパターンもありました。 1つ目は、20分の面接と言われていたのに、10分で終わったという例です。結果は不合格で、本人曰く途中から自分に興味がないのがわかったそうです。リアクションがない状態で、「ただ質問を読み上げられているだけ」という感じだったと聞いています。 2つ目に、最終の社長面接が言われていたより早く終わったというケースもありました。この場合は、面接の途中で合格を決めることができたから、面接時間が早まったのではないかと予想できます。 ポジティブな意味で「もう面接をする必要はない」と思われた可能性が高いです。 企業の都合で早く切り上げられることもある! 一喜一憂しないことが大事 面接官が明らかに興味のなさそうな場合は残念な結果につながることもありますが、逆に社長面接などで「この学生を採用する」と即決できると早く終わるケースもあるのです。 つまり、面接が早く終わったからといって、一概に不合格になるとは言えないのです。良い場合も悪い場合も、企業によっては面接を早く切り上げることがあります。 そのため、結果が出るまでは、あまりネガティブに考えすぎず、気持ちを切り替えてほかの選考にも臨むことが大切です。
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Q
- インターンシップのエントリー動画は、何を意識すべきですか?
- 残念ながら、人気企業ではエントリー動画を最後まで見てもらえないケースもあります。実際、出版業界の採用担当者に話を聞いたところ、最後まで目を通さない場合もあると言っていました。 そのため動画選考では、結論を最初に持ってくることが非常に重要です。個人的には、Canvaなどのツールでタイトルを工夫したり、動きのある編集を加えたりするのも一つの手かと考えます。 面白い=評価されるではない! 社風に合わせた作成をしよう 動画編集などを進めるなかで、ユーモアを取り入れたくなる学生も出てくるかもしれません。しかし、企業が必ずしも面白さを求めているとは限りません。 企業によって求めている人材も違います。たとえば老舗の大手企業の場合などは、奇をてらったものより、必要とされる情報をきちんと入れ込むような丁寧な作り方が好まれる場合もあります。 企業の社風を研究したうえで、それに合わせた自分の個性を出していくというバランスが非常に大切です。
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Q
- 打たれ弱いことは長所としてどのようにアピールできるでしょうか?
- 「打たれ弱い」という言葉自体はネガティブな短所ととらえられる可能性があるので、そのまま長所として伝えるのは難しいでしょう。まずは「打たれ弱いが長所になる」と考えた具体的なきっかけや理由を深掘りすることが重要です。 「打たれ弱いは短所の要素なのに、なぜそれを長所にしたいのか」を突き詰めたうえで、長所として話すべきか判断するようにしましょう。 質問者さんの考えを聞いてみないとわからないものの、打たれ弱いが長所と伝えると言葉のキャッチボールができないと判断される可能性があるからです。聞かれた質問に的確に答えられないと、一発で落とされてしまうケースも少なくありません。 ネガティブ要素を入れずに前向きな表現に変えられないか考えよう 一方で、打たれ弱さが長所になる所以を深掘りしてみると、良い言い換えが見つかることもあります。 たとえば、「人から嫌なことを言われると落ち込むが、それをアドバイスととらえ、気持ちを切り替えてポジティブに思考できる」といったように、「気持ちの切り替えが早い」などのポジティブな表現に言い換えることをおすすめします。 先述のように、「打たれ弱い」ことをそのまま長所と伝えると、面接官に意図が伝わらず、コミュニケーション能力に疑問を持たれる可能性があるため注意が必要です。
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Q
- インターンシップに行ったのに落ちたのですが、インターンは選考で有利にならないのでしょうか?
- インターンに参加した場合でも、企業側が「この学生はうちと合わない」と感じた場合、本選考で不利になる可能性は否定できません。 また、人気企業ではインターンの受け入れ人数より採用予定人数が少ない場合も多いです。そのため、たとえインターンで優秀な結果を残していても、枠の関係で落とさざるを得ないケースもあります。 経験を活かして次につなげることが大切! このようにさまざまな背景が考えられます。インターンはあくまでインターンととらえ、気持ちを切り替えることが大切です。 今回の経験を振り返り、反省を活かして同業他社を受けてみるのもおすすめなので、諦めずに挑戦してみてくださいね。