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Q
- 自己PRで職業訓練の経験はどのように活かせますか?
- 応募企業と直接関係のない職種の経験でもアピール自体は問題ありません。しかし、その内容が自己PRのメインとして適切かは検討が必要です。 たとえば、プログラミングの講習を受けたのにまったく異なる職種に応募する場合、「プログラミングの講習を受けたのに、なぜこの職種を志望するのですか? 」という疑問を企業は抱くでしょう。 そうした質問が飛んできた場合に明確な回答準備が必須となります。 経験そのものを自己PRに使用するのは危険! 志望職種との関連性を大切にしよう 職業訓練での出来事を伝える場合は、自分の長所を伝えるためのエピソードの一つとして触れるのが有効です。 職業訓練の経験そのものを前面に出すのは、企業へのアピールにはならないため止めておきましょう。 学んだことと異なる職種に応募したうえで、その学びをメインとした自己PRを使ってしまうと、不合格になるケースが多いです。
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Q
- 面接で汗が止まらないのですが、どうすれば改善するでしょうか?
- 緊張による発汗は生理現象なので完全に止めるのは難しいですが、どうしても気になるなら専門医に相談するのも一つの方法です。 ただ、個人的には、汗をかいているから面接でマイナス評価になるという可能性は低く、正直に回答する姿勢が一番評価されると思います。 どうしても心配な場合は面接官に正直に伝えて理解してもらおう とはいえ、不安を抱えたままだと面接で本来の力を発揮することができません。 そのため、面接前に「私は緊張すると汗をかきやすい体質なので、ハンカチを手に持っていてもよろしいでしょうか? 」などと一言断れば、面接官も理解を示してくれるはずです。 むしろ、その正直さが評価される可能性もあります。 隠そうとして挙動不審に見えるより、正直に伝えたほうが賢明です。
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Q
- 内定者懇談会では何を聞くべきですか?
- 内定者懇親会は、学生が感じている不安を解消するための場であると言えます。企業側にとっては直前の内定辞退を防ぐ目的もあるため、社会人になることや入社への不安を取り除いて、確実に自社へ入社してほしいという考えもあるのです。 そのため、些細なことでも質問してみると良いでしょう。入社を前提にした質問をすることで、入社意思を伝える意味にもなるため、心配せず質問をしてみてください。 実際、内定者懇親会の時点で学生は内定を持っている状態になるため、基本的にはどのような質問をしても問題ありません。これまでの経験上、意外と知らないという内容を聞いておくのが良いかなと思います。 小さな不安も解消! 気になる職場ルールも聞いておこう! たとえば、通勤方法・通勤手当、出勤時の服装・髪型の規定といった、雇用条件には明記されていないような細かな質問をしてみるのがおすすめです。 地方に住んでいる場合は社用車支給の有無などで、車を購入するかの判断材料になったという学生もいました。 オフィスカジュアルの範囲、髪色なども聞いておくと、出社時の身だしなみを整えるうえでも役立つでしょう。 髪色一つとっても、染めてはいけない、茶色は良いが赤はNGなど、細かな違いもわかっておくと不安も減るはずです。 場合によっては、制服が支給されるケースもあるので、その点も確認しておくと良いでしょう。 ほかに、賞与の実績なども、すでに内定が出ている段階であれば聞いてしまって問題ないと思います。
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Q
- グループワーク練習会とは何ですか?
- グループワーク練習会は、主催する団体や企業によって内容が大きく異なります。特定の業界に特化したものもあれば、一般的なグループワークの練習をするものもあるのです。 業界が絞り込めていないなら汎用的な練習会、ある程度決まっているなら業界特化型と、状況に応じて使い分けてみてください。 参加必須ではないため自分のなかの優先度を考えて決めよう 特に緊張しやすい学生や発言が苦手な学生には多くのメリットがあると思います。本番前にグループワークの流れや雰囲気に慣れておくことで当日に緊張しすぎることなく、参加することができるのです。 一方で、就活中の学生のスケジュールは非常にタイトなので、個人的には優先度はそれほど高くないと考えています。 練習会への参加が直接選考に有利に働くわけではないため、自身の必要性に応じて判断するのがおすすめです。
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Q
- 自己分析から「やりたいこと」は見つかりますか?
- 自己分析で自分の強みや興味のあることが明確になったのであれば、そこから向いている職業や働き方を調べてみましょう。 私がこれまで出会ってきた学生のなかには、条件に合う企業をリストアップし、ピンと来たものに応募するという方法で進めている人も多かったですよ。 どうしても、自己分析の結果に自信が持てないというときは、厚生労働省の職業適性テストのようなツールも使ってみるのがおすすめです。診断結果から向いている職業の例がわかるため、自分の性格から適職を知る手がかりになります。 ツールの使い方に注意! 自分で考え行動することに重きを置こう ただし、ツールを使ったところで、その内容が自分に合っていないと感じることもあります。ツールは汎用的に設計されているものであるため、その結果が必ずしも自分に当てはまるとは限りません。 そのため、あくまで参考程度に活用するようにしましょう。まずは自己分析をおこない、それをもとにさまざまな情報源を活用して、自分に当てはまる職業を探していくことが大切です。
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Q
- 11月から就活を始めるのは遅いですか?
- 11月からの就活でもまったく遅くありません。現在はたくさんの企業が求職者を求める売り手市場で、いわばチャンスの時代です。そのため、企業も採用予定人数を確保するのに苦戦している場合が多く、年間を通して説明会などをおこなっているケースがあります。 昨今では、説明会もリモート形式が多いため、効率的に参加できるでしょう。私がこれまで支援をしてきた学生のなかには、大学4年生の7月頃から始めて内定を得た学生もいます。 積極的に情報収集して効率的に行動していこう! 効率的に進めるなら、まず興味のある業界の説明会にいくつか参加し、業界全体の動向を把握することが重要です。 そのなかで、特に興味を持った業界や企業の説明会に参加したり、インターンに参加したりしてエントリーする企業を選ぶと良いでしょう。 とにかくまずは行動してみることが大切です。焦らず頑張っていきましょう!
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Q
- 文系でも安心して働けるホワイト業界はありますか?
- ホワイトかどうかは、業界というよりも個別の会社による部分が大きいと思います。 そのため、興味のある業界や会社の説明会に参加したり、口コミサイトで情報を集めたりして、自身で判断することが重要です。 業界だけでなく業務内容まで検討したうえで応募するか決めよう! 一般的に大手と言われる企業は福利厚生が充実しているイメージがあり、ホワイトなのではないかと思う人も多いかもしれません。しかし、自分の性格が社風に合わなければ働き続けるのは難しいでしょう。 また、業務内容も非常に重要です。たとえば、文系学生の就職先として多い営業職でも、「ルート営業」か「飛び込み営業」かによって、ストレス度合いは人によっても大きく異なります。 自分の働きやすい条件を整理して、業務内容まで踏み込んで考えたうえで、自分にとってのホワイトを見極め、エントリーしましょう。
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Q
- 中途採用の一次面接は何を聞かれますか?
- 大前提、中途採用の一次面接で聞かれる内容は、企業によって異なります。そのなかでも、採用担当をしている知人や、中途採用のみをおこなっている企業の社長さんなどの話から、共通して見られたポイントがありました。 それは「前職の退職理由」「前職での仕事内容」「入社後にしたい仕事」を聞きたいという点です。特に、退職理由については、内容よりも嘘偽りなく誠実に説明できるかが問われます。 前職の退職理由がどんな内容であっても、応募先がその理由を否定することはできません。しかし、第三者から見ても辞めたい理由に納得感があるか、どんな内容であれ嘘をつかずに答えられているかは選考基準の一つになります。 過去の経験で応募先の企業にどう貢献できるかを伝えよう また、前職の経験に関する質問は即戦力として活躍できるかの判断材料となり、入社後の希望業務が企業とマッチしているかも確認されます。 新卒採用よりも、具体的に「即戦力として貢献できるか」という点がシビアにみられていると言えるでしょう。 たとえば、前職は営業で、今回の転職では事務職を希望しているというケースがあります。その場合、なぜ職種を変えたいのか、前職での経験でどう貢献できるのかを語る必要があると覚えておきましょう。
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Q
- OB・OG訪問に向けて質問リストを送らないのは失礼にあたりますか?
- 質問リストは、事前に送っておくべきだと私は思います。OB・OGは、業務時間を削って、訪問を受けているケースが多いです。そのため、相手の時間を無駄にしないようにリストを送ることが必要です。 一方で、リストが送られてくると、OB・OG側も学生を精査することができます。実際、質問の内容によってはOB・OG訪問を受けてもらえない可能性も出てくるのです。質問の内容が企業資料からわかることがあれば、受ける必要がないなと感じるでしょう。 そこから「この学生は就活をやっている風にしたいだけだな」と思われるケースもあるため、その場合は訪問を敬遠される可能性も少なくありません。 有意義な時間にする意識が重要! OB・OGの時間を無駄にしないように 結論、OB・OG訪問における、リスト送付はマナーの一部だと思います。先述した通り、OB・OG にとっても時間は貴重です。そのため、円滑に訪問をおこなうためにも、質問リストは送るようにしてください。 その際、自分に良い印象を持ってもらうためにも、投げやりな質問を送ることは避けてください。リアルな声からしかわからないことを質問する機会にできると良いでしょう。
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Q
- 単位を落とした場合、成績証明書に載ることで就活が不利になりますか?
- 基本的には、単位を落としたという事実だけでは不利にならないと考えています。たとえギリギリの成績であっても、それが直接合否に関係することは少ないでしょう。 ただし、提出された成績証明書を見て、「なぜこんなに単位を落としているのですか?」と面接で理由を聞かれる可能性はあります。その際に、相手が納得できるような理由を準備しておけば、特に問題はありません。 成績証明書はプラスαの要素! 成績だけで合否は決まらない 私の知る限り、採用担当者が集まる情報交換の場でも、学生の成績だけが話題になることはほとんどありません。成績証明書は、本当にその大学に在籍していたかどうかの確認のために必要とされるくらいかもしれません。 つまり、単位を落としたからといって、過度に気に病む必要はありません。理由をきちんと説明できれば大丈夫です。理由を説明できれば、それ自体で不利になることはないと言えます。 一方で、ほかの学生と比べても良い成績だったという事実があれば、アピールポイントにはなります。 成績だけで合否が決まることはないものの、スキルや頑張ったことの一部としてアピールができる内容になるため、自分の成績に応じて有効に活用してみてくださいね。