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Q
- インターンは給料が出ないのが一般的なのでしょうか?
- 1週間くらいの短期インターンであれば、基本的には無給だと考えたほうが良いでしょう。企業側からすれば、1週間くらいでは教えるだけで戦力にはなってもらえないと考えるため、給与を支払うメリットがあまりないからです。 ただし、交通費や宿泊費は支給される場合はあります。 開催企業やインターンの内容次第では1日からでも給料が発生する 半年や1カ月から2カ月くらいの長期のインターンであれば、給与が支払われる企業も増えてきます。私自身の所属する団体でも以前インターン生を受け入れていた際は、ライター業務に携わってもらうため、 1日からでも給与を支払っていました。 このように、企業やインターンの内容によって給料事情は異なっているのです。 短期間のインターンであれば、給料が出なくても「学びの場だ」と割り切って参加するのが良いと思います。給料だけでなく、自分がインターンに参加する目的やインターン先でやりたいことなども考えたうえで判断しましょう。
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Q
- 公務員志望で民間企業のインターンに行かないのはまずいですか?
- インターンは強制参加のイベントではありません。私のこれまでの調査による分析によると、現在のインターン参加率は7割から8割くらいで、全員が参加しているわけではありません。 公務員試験に集中したいのであれば、無理に参加する必要はないのです。 不安なら保険としてインターン参加を検討するなど納得できる選択をしよう ただ、公務員試験に落ちてしまった場合の保険として、民間企業のインターンに参加している人もいます。公務員試験と並行して民間企業の就職活動も検討しているのであれば、参加も一つの選択肢です。 しかし、質問者さんのように公務員一本でと考えているのであれば、必要ないと感じるのであれば、参加しなくても大きな問題はないと私は思います。中途半端な気持ちで参加しても、インターン内容にも試験勉強にも身が入らないことが考えられるため、自分が納得できる道を選ぶのが一番です。 自分の状況と目標を考慮して判断していきましょう。
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Q
- 手書きのエントリーシート(ES)で差をつける工夫ってありますか?
- 手書きのESを求める企業は、比較的堅実な社風で、手書きの丁寧さを重視する傾向があると考えられます。そのため、私としては奇をてらった工夫は避けたほうが無難です。 読みやすさ最優先! インク色や装飾は控えめに こういった堅実で真面目な社風の会社の場合、インクの色を変えたり、過度な装飾をしたりするのは、自己満足であり、読みやすさを考慮していないと判断される可能性があります。 基本的なことですが、黒のインクでみやすく丁寧に書くことが最も重要です。読みやすさと丁寧さが基本です。
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Q
- ガクチカと自己PRは同じ内容でも大丈夫ですか?
- まず整理しておきたいのですが、自己PRとガクチカは目的が少し違うということを理解することが大切です。 自己PRは「自分の強みを伝える」もの、ガクチカは「学生時代に力を入れた活動や経験を伝える」ものだといえます。つまり、たとえ同じエピソードを使ったとしても、アピールする視点を変えれば問題ありません。 たとえば、サークル活動の経験を使う場合、自己PRでは「リーダーシップが強みです」と特性にフォーカスして伝え、ガクチカでは「チームで目標達成に向けて努力した経験から学んだこと」を語る、というように工夫してみましょう。 エピソードが同じだと一つの能力にしか触れてもらえない場合もある とはいえ、できれば違うエピソードを用意することをおすすめします。なぜなら、エピソードが一つだけだと、面接官が質問できる幅が狭くなってしまい、あなた自身の多面的な魅力を伝えきれない可能性があるからです。 ただ、このアドバイスはあくまで面接官が深掘りをする際の目線での話です。実際、同じエピソードを使ったからといって不利になるとは限りませんので、安心して伝えてくださいね。大切なのは、どんな経験から何を学び、どう成長したかを自分の言葉でしっかり伝えることにあります。
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Q
- 面接の「周りからどう思われているか」という質問で、真面目と答えるのはありですか?
- 「真面目さがマイナスになるのではないか」と心配されているのですね。私がこれまで学生の指導をした経験からは、真面目さは立派な強みであり、きちんと伝えればプラスの印象につながると言えるので、安心してください! ただし、自己PRの仕方には少し工夫が必要です。たとえば、「真面目すぎる」と言われることもあるようですが、「~すぎる」という表現は、受け取る人によってはネガティブに映ることもあります。そのため、「真面目だと言われます」とポジティブな言い方に変えるのがおすすめです。 そしてほかの自己PRでもそうですが、ただ「真面目です」と言うだけでなく、「部活動で役割を最後までやり抜いた」「コツコツと努力を続けた経験がある」など、具体的なエピソードを交えて伝えると説得力が増すと私は思います。 真面目さが求められる企業を選ぶことも選考のコツ また、企業によって求める人物像もさまざまです。採用ページなどを見ると、「コツコツ努力できる人」や「真面目に取り組める人」を歓迎している会社もたくさんあります。 私が思うに、自分が気になる仕事のなかから、ご自身の性格に合った企業や職種を選び、そのなかで自然体の自分をアピールしていくことが大切です。あなたの「真面目さ」は、そういった人材を求める会社にとっては、間違いなく大きな魅力になります。自信を持って就職活動に取り組んでくださいね。
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Q
- 手書きのエントリーシート(ES)の「自由に表現してください」は何を書くべきですか?
- 応募する職種によって書くべき内容は異なると私は考えています。たとえば、出版社であれば、自分が出したい雑誌の企画案を提出した学生もいました。 広告代理店のクリエイティブ職であれば、自分のデザインを提出するのも良いでしょう。応募する職種と関連付けた自己表現が求められていると考えられます。 自己PRやガクチカはやめたほうが無難! 意図を理解しよう クリエイティブ系の職種で、美術系の大学に通っているのであれば、デッサンを提出し、なぜそのデッサンを選んだのかという説明文を添えるのも良いですね。 ただし、自己PRやガクチカを自由表現の欄に書くのは、意図を理解していないと判断される可能性があります。職種に関連したクリエイティブな自己表現が求められているのです。
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Q
- 面接で手応えありなのに落ちることはあるんですか?
- これは、私がこれまで多くの求職者をみてきた経験からも、非常によくあることです。特に応募者が多い企業などでは、面接官も面接に慣れているので、会話をスムーズに進めるのがうまいのです。 そのため、学生側が「うまくいった」と感じていても、面接官の評価とは異なる場合があり、当然不合格になることもあります。 評価のズレを理解して一喜一憂せずに結果を待とう 私の考えでは、学生が感じる手応えと面接官が感じる手応えは必ずしも一致せず、話が弾んだかどうかは合否に関係ないことも多くあります。 逆に、手応えがなかったのに合格するというケースも珍しくないので、自分の手応えだけで一喜一憂せず、結果を待ちましょう。
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Q
- 向上心がなくなってしまいました。どうすれば良いですか?
- 「向上心がなくなった」と感じている自分に戸惑いを覚えているとのことですが、まずお伝えしたいのは、その悩みを持っている時点で、あなたは決して向上心を失っているわけではないということです。 入社3年目とのことですが、厚生労働省のデータによると、入社3年以内に離職する人は約35%とされていて、この時期にキャリアや将来について悩むのは、ごく自然なことです。むしろ、同期の活躍と自分を比べ、「このままで良いのか」と考えられているあなたは、とても真面目で成長意欲のある人だと感じます。 社外の人とかかわることで価値観が広がり前向きになれることもある もし今、日々の業務に手応えを感じにくいのなら、おすすめしたいのは「これまでにない視点」を取り入れることです。たとえば、ボランティアや地域の活動、趣味のサークルなど、社外の人とかかわる機会を持ってみると、驚くほど価値観が広がります。そうした出会いから、思いがけず「やってみたいこと」や「学びたいこと」が見つかることもあるのです。 キャリアは会社の中だけで完結するものではありません。自分の可能性を広げるきっかけを、社外にもぜひ求めてみてください。視点が変われば、また前向きな気持ちが戻ってくるかもしれませんよ。
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Q
- 履歴書の写真の使い回しはバレるのでしょうか?
- 写真の使いまわしですが、個人的にはあまりおすすめしません。なぜなら、紙ベースの履歴書に何度も同じ写真を貼っていると、「この人、いろんな会社に出してるな」と感じるうえに「何社も落ちているのは何か問題があるのかもしれない」と勘繰る面接官もいるからです。 そうは思わなくても、写真にしわが入っていたり、のり跡が残っていたりすると、見た目の印象も悪くなってしまいます。 ただし、データで提出する場合であれば同じ写真を使っても問題ありません。ですが撮影から時間が経ちすぎていると、髪型や雰囲気に違和感が出ることもあるかもしれませんね。目安としては3カ月以内に撮影したものを使用するのが安心です。 おすすめは、就活用の写真を写真館できちんと撮影し、必要に応じて焼き増ししてもらう方法です。新たに撮り直すよりもコストを抑えられるうえ、写真館のプロのカメラマンが姿勢や身だしなみなどのアドバイスをくれる場合も多く、見た目の清潔感や信頼感も高まります。 履歴書の写真で好印象を残すには目線やピントにも気を使うべき 「スピード写真で撮影しても一緒じゃないか」と思われるかもしれませんが、スピード写真はピントや目線の位置があっていないことが多く、写真館で撮影したものよりはクオリティは下がります。そのため選考で好印象を残すためにも、可能であれば写真館で撮影して、一度使用した写真は使いまわさないようにしましょう。 履歴書の第一印象は、写真で決まることも多いものです。せっかくのチャンスを逃さないためにも、写真の扱いには少しだけ気を配ってみてください。
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Q
- 仕事って意味があるんですか?
- 仕事をするとどんな「得」があるのか。これは、人によってまったく違った答えが出てきそうな質問ですね。 ですがまずは「お金」でしょうか。仕事をすると、その労働の対価として給料や報酬がもらえ、そのお金で生活や余暇を楽しむことができます。一般的な回答をいえば、そのほかにも「キャリア」や「やりがい」などが出てきそうです。 個人的に、仕事をしていて得というか、良かったなと感じるのは「人とのつながり」でしょうか。仕事柄いろいろな人と出会う機会が多いので、自分の人生は一つしかないけれど、間接的にいろいろな人の人生に触れられる仕事が楽しいと感じています。 仕事から生まれたつながりが人生を豊かにすることも 人によっては、ちょっとした仕事の出会いから、仲の良い親友ができたり、人生を左右するようなパートナーに出会うこともあるわけです。 私は損得で考えるよりも、「やりがい」を感じる仕事が好きです。ですが、これは私の価値観で、ほかの人は違っていると思います。 損得で仕事を考えるのを否定しているのではありませんが、もしかしたら今後、損得以外にも仕事で得られる大切なものが見つかるかもしれませんね。