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Q
- 就活で親からのプレッシャーや干渉がうざいです。
- これは本当によくある悩みです。 これまでサポートしてきた学生さんのなかにも「親がうるさい」「就活の話ばかりしてくる」といった声はたくさんありました。それがストレスとなって就活鬱のようになってしまう学生も。 そんななかでも「心配してくれることはありがたい」と感じられる質問者さん、とても優しいと思います。 ただ、今の親世代と今の就活事情はかなり違います。 親御さんの世代は「一社に長く勤めるのが当たり前」「大手や公務員が安定」という価値観が強かった時代。転職をする人も少なく、SNSもなかったため情報が限られているまま、今もブラッシュアップされていないのが理由だと思います。 今は働き方の多様化が進み、大手企業に入ることだけがゴールではありません。中小企業でも成長できる環境はたくさんありますし、キャリアを柔軟に築ける時代になっています。 そういった時代背景を冷静に説明してみるのも一つの方法です。主観ではなく、データや記事を見せながら話すと伝わりやすいですよ。 意見が合わないときは「参考程度に」聞いて自分の軸を守ろう ただ、それでも理解してもらえないケースも正直多いです。その場合は、必要以上に反応せず、聞き流すくらいでちょうど良いと思います。 親御さんは「まだまだ子どもだから、サポートしてあげなくちゃ」と思って心配しているだけ。だからこそ、口を出したくなるんです。 けれど就職するのも、働くのも、あなた自身です。「親の意見は参考程度に」くらいの距離感で、自分の軸を大切にしていきましょう。
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Q
- 就活でぱっつん前髪はNGですか?
- 実際にお会いしていないので「絶対に大丈夫!」とは言い切れないのですが、これまでサポートしてきた学生さんのなかにも、ぱっつん前髪の方は何人もいました。なので、過度に気にしすぎなくても大丈夫だと思います。 質問文にもあったように「表情は問題なく見える」とのことでしたら、ほぼ問題ありません。 もし不安が残るようなら、家族や友人など第三者に見てもらって「印象どう思う?」と聞いてみるのもおすすめです。自分では気付かないことも、客観的な意見をもらうことで安心できますよ。 ただ、前髪があまりに厚く重たいと、少し雰囲気が暗く見えたり、表情がわかりにくくなってしまうことがあります。 無理に変えるより「自分らしく笑える髪型」で臨もう ですが、眉が隠れるくらいで表情が見えているなら、問題ありません。無理に横に流したりする必要もないですし、不自然に変えるよりも、自分らしさを大切にしたほうが好印象につながると思います。 「ぱっつんは幼く見える」という意見もありますが、「幼く見える=不利」というわけではないので安心してくださいね。むしろ、柔らかくて親しみやすい印象を与えることもあります。 業界によって求められる雰囲気は多少違いますが、どんな髪型でも清潔感があり、表情がしっかり見えていれば十分ですし、容姿で合否に影響することはあまりありません。 なので、ぱっつん前髪でも大丈夫ですよ。無理に変えず、自分が自然に笑える髪型で面接に臨むのが一番です。
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Q
- おでこが広い男性は就活でどんな髪型が良いですか?
- 「おでこが広いことを気にしている」とのことですが、「就活の髪型は清潔感と好印象を与えるスタイル」が良いとされています。 そうした理由から「おでこを出して、明るく誠実な印象を与えるのが良い」と言われますが、コンプレックスがあるなら無理にすべてを出す必要はないと私は考えます。 面接官が見ているのは顔の形よりも、全体として整っているか、清潔感があるかといった印象の部分だからです。 おでこを全部出すよりも「自分らしく整った印象」を意識しよう おでこを完全に出すことに抵抗があるなら、前髪を少し下ろしたり、横に流したりして「おでこの一部だけ見せる」スタイルを意識してみてください。これなら清潔感を残しつつ、気になる部分も自然にカバーできると思います。 また、髪型そのものよりも「きちんと整っているか」「スタイリング剤で清潔にまとめられているか」が重要。 寝ぐせや無造作感があると清潔感が損なわれますが、ワックスやジェルで整えられた髪型であれば、それだけで好印象につながります。 ただし実際には、前髪を下ろしているなどの人と違う見た目やスタイルに敏感な面接官もいるため、万人受けを意識するなら、面接のときだけでも前髪を上げておくのもアリです。 ただ、自分が自信を持って面接に臨めるかが大切なので、前髪がなくても落ち着いて面接に挑めるかを検討してくださいね。
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Q
- Fラン大学の学生の就活は、やはり大変なのでしょうか?
- 正直に言うと、公にアナウンスはしていなくても、学歴フィルターを設けている企業は存在すると感じています。 特に人気企業の場合、応募者を効率的に絞り込むために大学名でフィルターをかけることがありますし、「ある程度の学歴=一定の能力」と考える企業もあるからです。 ただし、学歴フィルターがあるからといって、絶対に入れないわけではありません。実際、大手企業でもさまざまな大学出身の社員が活躍しています。 Fラン大学でも、自分をうまくアピールできる学生は内定を勝ち取っています。 私がサポートした過去の事例では、自分で作ったプレゼン資料を面接で披露して大手出版社に採用された人や、自分のこれまでの経験をCanva(オンラインのデザインツール)で図解して広告代理店に採用されたケースがあります。 自分の強みを見せる目立ち方を磨けば学歴の壁は越えられる ポイントは、面接官の印象に残るように「目立ち方」を工夫することです。 ただし、こうした工夫は独学だけだと空回りすることもあって、良い目立ち方と悪目立ちの境目がわからないことがあります。 もし本気で大手企業を目指すなら、キャリアコンサルタントや大学のキャリアセンターを活用するなど、自分以外の就活のプロに相談することをおすすめします。 サポートを受けながら、ほかの学生より少し手間をかけて準備することで、結果につながる可能性はぐっと高くなります。学歴だけであきらめる必要はないので、自分ができる努力に集中してみてくださいね。
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Q
- 就活で使う証明写真の写りがブスすぎてつらいです。
- その気持ち、わかります! 私もつい最近、自分のプロフィール写真を撮ったときに「え、私ってこんな顔だっけ……?」と軽く落ち込んだばかりです(笑)。 ですがこの違和感が起こるのは、普段鏡で見ている自分の顔は反転しているため、反転していない写真の顔と比べると、実際にいつもの顔とは違って見えているからです。 「見慣れた顔と違う=写りが悪く感じてショック」というわけですね。 服装や清潔感に問題がなければ合否に影響はしない でも、安心してください。今回のようにプロの写真館で撮ったもので、ピンボケや服装・清潔感に問題がなければ、合否に影響はありません。写真が理由で落とされることは、人事担当に聞いてみてもほぼ聞いたことはありません。 どうしても気になる場合は撮り直しても良いですが、何度もやるとお金がかかるので、費用面とのバランスを考えてください。 第三者の視点で確認すれば「気にしすぎ」と気付けることも多い また、今回のようなスタジオ撮影ではある程度修正してもらえますが、過度な修正のリクエストは実際の雰囲気と変わってしまうのでおすすめしません。 カメラマンとの相性や光の当たり方でも写りは変わるため、撮り直しの場合は違うスタジオが良いと思います。 どうしても気になる場合は、友人や家族など第三者に見てもらいましょう。 第三者から「問題ないよ」「気にしすぎ」と言われたら、そのまま使って大丈夫。自分は違和感を覚えていても、第三者視点では違和感がないケースも多くあります。
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Q
- 就活で美人であることは有利ですか?
- まずお伝えしたいのは、「美人だから就活で有利」ということはありません! ただ、業界や企業によっては「顔の印象が強い人が残るな」と感じることがあるかもしれませんね。でも実際に「顔採用します」と公言している企業はありません。 周りと比べて自己肯定感が下がるのは、多くの就活生に共通する悩みです。質問者さんの場合、容姿に関することが気になっているのだと思います。 「見た目」と「美人」は異なる ここで覚えておいてほしいのは、「見た目」と「美人」は少し違うということです。 就活で見られるのは、顔立ちの美しさだけではなく、清潔感や服装、女性の場合はメイクの印象も含まれます。 実際に就活生を見ていると、自分に合わないメイクや、普段あまりメイクをしないせいで少し濃くなってしまうケースもあります。 見た目は「第一印象を整えるための工夫」と考えよう YouTubeなどで就活向けメイク動画を参考にして、自分に合ったナチュラルで清潔感のある印象に整えることは、美人になるためではなく、第一印象をより良く見せるための工夫ですので、ぜひ実践してみてください。 どんな容姿でも、就職は決まります。企業は多種多様で、さまざまなタイプの人が活躍しています。 見た目だけで判断している会社はごく少数ですから、過度に不安にならず、自分らしさや努力で勝負できる部分をしっかりアピールしていきましょう。
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Q
- 就活の面接でフレアスカートを着用するのはNGですか?
- 動きやすさからフレアスカートを選びたいという気持ち、よくわかります。確かにタイトスカートは座ったり歩いたりするのがちょっと大変ですし、面接のときに疲れてしまうかもしれませんよね。 ただ率直に私の意見をお伝えすると、「自分が楽だから」という理由だけで服装を決めると、「面接官にどう見えるかまで考えられていないかもしれない」と感じてちょっと心配です。 「楽だから」ではなく「どう見えるか」を基準に服装を考えよう 就活では、清潔感やきちんと感が大切なので、少し我慢してでも印象を意識できる服装を選ぶと、結果的に自分のためになると思いますよ。 実際のところ、服装について面接官から指摘されるケースは多くありませんが、リモート面接ではジャケット未着用などで注意された例を学生から聞いたことがあります。 フレアスカート自体が絶対にNGというわけではありませんが、膝丈や控えめなデザインでも、タイトスカートに比べるとややカジュアルに見えること否めないと感じます。 動きやすさや見た目のバランスからパンツスーツもおすすめ もし私が選ぶなら、動きやすさと見た目のバランスを考えてパンツスーツをおすすめします。 座ったり歩いたりしやすいですし、就活中も就職後も着回しやすくて長く使えるアイテムです。タイトスカートは入社後あまり履かないことも多いですが、パンツスーツは定番なので活用しやすいためです。 最近リクルートスーツをパンツにする学生も増えていますので、ぜひ検討してみてくださいね。
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Q
- 就活のエントリーにTOEICの受験が間に合わない場合、どうすべきでしょうか?
- ESの提出時にTOEICの結果が間に合わない場合は、無理に記入する必要はありません。書けないものは無理に書かなくて大丈夫ですし、書きようがありませんよね。 ただし、ESに間に合わなくてもTOEICは受けておくべきだと私は思います。 選考が進んでいくなかで、面接や追加の資料や書類提出のタイミングなど、スコアを話題にできる機会が出てくるかもしれないからです。加えて、将来的に別の企業などでも自己アピールの材料としても活かせますよ。 スコア以外のエピソードで「使える英語力」を具体的に示そう また、英語力を示す手段はTOEICスコアだけではありません。 たとえば、留学経験がある、アルバイトで外国人のお客様と英語で対応している、オンラインで海外の人と交流しているなど、実際に英語を使った具体的なエピソードを盛り込むと、スコア以上に伝わることもあります。 ESのガクチカや自己PRに自然に組み込んでみてくださいね。 面接に備えて英語の自己紹介を準備しておくのもおすすめ 私がこれまで英語力をアピールしたい学生をサポートしてきたなかでは、面接時に「英語で自己紹介してみてください」などと求められることも多くありました。 スコアがまだ出ていない場合でも、1分程度の英語自己紹介を用意しておくと安心です。 ただし、趣味やそれ以外の質問を英語で回答を求められたり、面接官と英語でのコミュニケーションを問われる可能性もあるため、多角的に準備をしておくのがおすすめです。 スコアよりも「使える英語力」を見ている企業も増えているため、不利だと不安に思わずに準備を進めましょう。
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Q
- 法学部女子の就職先にはどんな選択肢がありますか?
- 大学によると思いますが、相談者さんの言うとおり、法学部出身だからといって法曹界に就職したい学生ばかりではありません。 就職は、大学時代に学んだ知識を活かした職種を選ぶ人もいますし、まったく違う分野の仕事に就く人もいます。 相談者さんは、法曹以外で今の知識を活かしたいということですので、そうした学生に人気があるのは企業法務やコンプライアンス部門での仕事です。 この2つは、特に法学部で学んだ知識を活かしたい学生に人気で、大手企業でしか求人がないため倍率が高めかもしれませんが、希望にマッチしているので挑戦してみても良いかもしれません。 選考対策のカギは志望動機の深掘りとスケジュール管理 企業法務やコンプラ部門の面接では、「なぜ法曹界ではなく、この仕事(会社)を選んだのか」という志望動機の部分を深掘りされる傾向があります。 そのため、直接的に法律に携わるのではなく、企業内で活躍したいと思った明確な理由を準備しておくことが、面接突破の一つのポイントに。 また、応募自体多い職種ではないため、いろいろなサイトで情報を入手して、気になる企業のエントリー漏れがないようにすること、スケジュールがかぶらないように、エクセルなどで管理するのもポイントです。 もし、こうした職種にピンとこないようであれば、キャリアセンターで過去の就職実績を教えてもらったり、OG訪問で話を聞いてみたりして情報収集するのもおすすめですよ。
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Q
- 忘れっぽいことが短所なのですが、どう伝えれば良いですか?
- 「忘れっぽい」という言葉は、「記憶力が悪い」という印象となり、業務遂行能力に懸念を持たれる可能性が高いので、短所として伝えるのは避けるべきです。 なぜなら、頼まれた仕事を忘れてしまうと、その人の作業が止まるだけでなく、チーム全体の業務に支障をきたすからです。 性格的な問題ではなく、知能的な問題だと判断されてしまうと、その時点で選考が終わってしまうリスクもあります。 具体的に言い換える! 改善策をセットで伝えよう そこで、「うっかりミスをしてしまうことがある」「マルチタスクが苦手」「タスク管理が不得意」といった、より具体的な表現に言い換えることをおすすめします。 そうすることで改善策も明確になり、「メモの取り方を工夫している」「タスク管理用のメモ帳を一冊に決め、必ずそこに書くようにしている」といった、具体的な改善行動のエピソードにつなげやすくなります。 短所は、改善の取り組みとセットで伝えるのが基本だと覚えておきましょう。