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Q
- 向上心がある人とはどんな人のことですか?
- 「向上」という言葉には「上へ・高く」といったイメージが伴いますが、成長の方向性は必ずしも上でなくてもかまいません。「さらに深く」「より緻密に」「幅を広げる」というように、変化の在り方は多様です。成長や向上とは、つまり「変化すること」と言えます。 採用の場では、「将来のキャリアプラン」や「入社後にやりたい仕事」など、未来に関する質問をされることがよくあります。特に若手採用では、今後の変化・成長が期待されます。 「自然体で無理せず今のままで」という変化をいとう答えではもったいないです。面接の返答でも、「先端技術を身に付けたい」「周囲から頼られる人へと成長したい」のような言葉を聞いたときには「向上心を感じるな」と思いました。 昨日の自分に挑戦! 今のあなたにも向上心はある 「特別な人でないといけないのか」という疑問についてですが、競争相手は他人ではなく、昨日の自分なのです。 あなたの「同じミスを繰り返したくない」との言葉からも、現状に満足せず昨日の自分から変化したいという向上心が伝わってきますよ。
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Q
- 就活に失敗して、そのまま大学を卒業してしまいそうです。私の人生どうなりますか?
- まず、留年を考えるにあたって、経済的な準備はOKでしょうか。もう1年分の学費を用意できなければ、留年という選択肢は取れません。 また、卒業して「新卒扱い」から外れると、新卒のみを対象とした求人に応募できなくなるというデメリットがあります。 ただし、新卒のみを対象とした求人は応募者が非常に多く、競争率も高いのが実情です。もし質問者さんが、人気求人の新卒採用に受かる見込みがあると感じているなら、就職活動のことで今もこんなに悩んではいないと思います。 既卒でも応募可能な求人はたくさんあります。そのなかから自分に合った仕事を見つけて、自立した幸せな人生を築くことは十分に可能です。「留年と既卒、どちらが得か」という目先の損得に気を取られると、焦りや不安を増幅させることにつながります。 多くの人に相談し、最後は自分で決断! 未来を拓こう! 今の状況を脱する策を講じるためにも、まずは複数の相談先を持ちましょう。たとえば、生活費や来年の学費については保護者や大学の学生支援課などに相談してみてください。 今後の就職活動は、母校にあるキャリアセンターの他、「新卒応援ハローワーク」などの支援機関が活用できます。 そして最後に、決断するのは、誰でもないあなた自身です。「私の人生、どうなりますか? 」という質問には、「自分で自分を幸せにしていきましょうね」とお伝えしたいですね。
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Q
- ニートの就職を支援してくれるところを教えてください。
- ニートに特化した就職支援窓口には、地域若者サポートステーション、略称「サポステ」と呼ばれるものがあります。全国177か所(2025年度時点)あるので、「あなたの住んでいる地域名 サポステ」で検索してみましょう。 私も長年、サポステで働いてきたので、ほかの就職支援施設との違いを説明しますね。 ニートの就職で課題になる点は、「体力の低下」と「生活リズム」です。まず生活習慣を整え、働けるようになることが必要になります。そのため、まずは定期的にサポステの相談やセミナーに通い、外出習慣をつけ、生活リズムを改善しましょう。 また、サポステのスタッフやほかの利用者とかかわることで、「人慣れ」もしていくことができます。このようなステップを挟まずにいきなり社会復帰しようと働き始めても、体力や気力が追い付かず、早期離職のリスクにつながりかねません。 社会復帰の準備をおこなってからハローワークなどで求人を探そう またサポステでは、仕事の紹介や仲介などはしていないので、求人探し自体は一般の就職と同じように、インターネットやハローワークを活用することになりますが、自分だけでやるより、支援スタッフがともに歩んでくれることで、安心感や就職に関する知識も向上します。 サポステには、脱ニートの成功ノウハウがたくさん集まっているので、ぜひ活用してみてくださいね。
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Q
- 中途採用で二次面接が最終面接の場合の対策について教えてください。
- 最終面接では、社長や経営層と直接話せる貴重な機会です。 私のこれまでの調査によると、経営者にはそれぞれの採用哲学があり、どのような対話で適任者を見抜くかは、その人の考え方によって異なります。 重視されるポイントも、経営者の価値観によるでしょう。 基本は、嘘をつかず誠実に答えることが何より大切です。そして、自身も「この会社に人生を託して良いか」を対話を通じてしっかりと見極めましょう。 企業研究を徹底して経営層の心を掴む逆質問を準備しよう 特に準備しておきたいのは、逆質問です。 最終面接では、たとえば「御社の10年後のビジョンはどのようなものですか? 」や「採用される人にはどのような活躍を期待されていますか? 」といった質問をすることで、経営層の頭の中にある企業の将来像や採用する人への期待を知ることができるでしょう。 対話を深めるためにも、事前の情報収集が欠かせません。 業界ニュースや企業のIR情報などに目を通し、社会人経験のある中途採用者として、準備力でしっかりと差を付けましょう。 社長の名前でネット検索をしてインタビュー記事などに目を通しておくと、より深みのある対話に役立ちます。
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Q
- 転職の最終面接ではどのような心構えが必要ですか?
- 最終面接は、その企業の社長、またはそれに準ずる経営層が担当するのが一般的です。 私のこれまで就職支援に携わった経験からいえることとして、最終面接では「5~10年後も活躍してくれるか」「経営層が思い描く会社の発展に貢献できるか」といった長期的な視点で評価されます。 また俗に、「社長面接に対策なし」とも言われるのです。人間同士の真剣勝負であり、面接対策マニュアルに載っているような定番の質問が出ないことも多いです。 他責的な姿勢は避けて頑張り続けられる覚悟を示そう 私が以前、面接をご一緒した社長が、こんなことを言っていました。「結局最後は、人間として信頼に足るかで判断する」と。 その社長は、会社を成長させる過程で社員による横領が発生したり倒産の危機に陥ったりするなど、数々の苦労を経験されていました。だからこそ、口先だけでうまく取り繕うような態度は好まれません。 こうしたエピソードからも私は、特に中途採用は、退職理由や転職動機が誰かのせい、すなわち「他責」で終わっていないかが見られていると思います。この世に「楽な仕事」や「うまい話」は存在しません。 大変でも頑張り続ける覚悟が固まっているかどうかが注目されるでしょう。
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Q
- 自己PRと長所が同じでも問題ないですか?
- 私がこれまで求職者指導をした経験から言うと、アピールポイントが一つしかないのは、自己分析が不足しているサインだと感じます。たとえば「粘り強い」だけで人柄を伝えようとしても、人間はそんなに一面的ではありません。 「粘り強い×負けず嫌い」や「粘り強い×人に優しい」といったように、組み合わせることで、より自分らしさが伝わると、私は考えています。 結局問われているのは「自分の特性は何か」ということだと考えられます。面接では必ず想定外の質問が飛んでくるので書類記載内容を丸暗記しただけでは、すぐに話題が尽きてしまうでしょう。だからこそ、模擬面接練習をしておくと、「いろんな角度から自分のことが聞かれるんだな」という感覚がつかめると思います。 話す内容を準備しただけではNG! 面接官の記憶に残るために工夫しよう また、採用試験は椅子取りゲームです。基準を満たしたら全員が採用されるわけでないため、できる工夫の一つは「わかりやすさを高めること」だと感じています。アピールの切り口が一つしかないリスクは、「結局どんな人かよくわからなかった」と不採用になる可能性です。 ですので、性格を伝えるキーワード、それを裏付けるこれまでの行動は複数思い出し、準備しておくことをおすすめします。
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Q
- ガクチカと自己PRが両方聞かれるのってどうしてですか?
- 「自己PR」や「ガクチカ」は応募者の人物を知るための定番の切り口ですが、それ以外にもさまざまな切り口があると私は考えています。企業指定のエントリーシート(ES)フォーマットや面接質問例を検索すれば、ほかにも多くの切り口をみつけることができます。 企業は応募者を多角的に知りたいと考えています。サラリーマンの生涯年収は一般的に2億円とも言われていて、定年まで勤めるとすれば企業にとっては給与だけでなく諸経費も含め、2億円以上の投資になるのです。 だからこそ、「ガクチカか自己PRのどちらかがわかれば十分」というわけにはいきません。話せるエピソードが一つの切り口しかないと、面接で話が続かなくなります。 自分から用意して話さないことには魅力は伝えられない 実際、模擬面接でもいくつかの質問を重ねるうちに「しまった、準備してなかった……」と困る学生はよくいます。多角的な質問の意図は、「応募者はどのような人物か」「当社社員としてふさわしいか」をみきわめるためです。 面接官も超能力者ではありません。自分で話してくれないかぎり、どんな人物かわからないのです。だからこそ、さまざまな場面での自分自身を自ら話せるよう、準備をしっかりしておきましょうと私はアドバイスしています。
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Q
- 面接時間が短い場合は落ちる可能性が高いですか?
- 面接時間が短いと不安になる気持ち、よくわかります。 まず、私がこれまで求職者指導をした経験から伝えると、面接時間の長さだけで合否を一方的に判断することはできません。 また採用担当者の人たちから私が直接聞いた話では、企業によっては「応募者は将来の顧客になるかもしれない。たとえ不採用と判断した場合でも、時間いっぱい丁寧に接すること」といった指針を面接官マニュアルに記載しているケースが実際にありました。 そのため、面接で話が弾んだように感じても、結果として不採用になることも残念ながらあるのです。 面接時間の長さそのものよりも、自身が「手応えがまったくなかった」と感じたその感覚のほうが、合否を考えるうえでの一つの参考になるかもしれません。 私がいつもアドバイスするのは、どのあたりでそう感じたのか、具体的な場面を冷静に振り返ってみることです。それが次につながる大切なステップになると、私は考えています。 活動を通しての出会いや経験は未来につながると前向きに考えよう 私がこれまで求職者指導をした経験から強く感じるのは、求職活動というのは、本当にさまざまな人や企業との出会いの連続だということです。 時には面接官の人と人生観が合わなかったり、話がどうにもかみ合わなかったり、自身にとって想定外の出会いがあるかもしれません。 不愉快な思いをして「自分が何か悪かったのだろうか? 」あるいは「なんてひどい会社なんだ」と深く悩んでしまうことも、残念ながらあるでしょう。 質問にも「どうしてもネガティブに考えてしまい、つらい」との気持ちが綴られていましたが、求職活動で一社も選考に落ちないということはまずない、ということを伝えたいです。 どれほど熱意が高くても、ご縁がなく願いがかなわないこともあります。 そんなとき、「人生万事塞翁が馬」という言葉を思い出してみてください。 今回の経験も、きっと後々自身にとってプラスに変わると信じて、前を向いて進んでいきましょう。
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Q
- 履歴書の趣味欄に「K-POPの音楽鑑賞」と書いても良いですか?
- 履歴書の趣味欄に「K-POPの音楽鑑賞」と書くのはまったく問題ないと考えます。 企業が注目するのは、むしろ自身の好きなことにどう向き合っているかという「行動特性」です。 たとえば、年に何度もコンサートに足を運び、韓国語を学ぶなど、とことんハマるタイプもいれば、「踊ってみた」動画を投稿したり、K-POPファッションやメイクを取り入れて自己表現に挑戦する人もいるでしょう。 こうした具体的な行動の違いが、私は「個性」になるととらえています。 伝え方次第で魅力倍増! 心配は無用 さらに具体的に伝えるために、私がよくアドバイスするのは数字を活用することです。 1日に何時間趣味に費やしているか、年間どれくらいお金をかけているか、ファン歴は何年か、などの情報を盛り込むと、よりリアルに伝わると思います。 また、私としては、推しのどんな点に惹かれ、憧れているのかも、自身のキャリアイメージを伝える良い切り口になると考えます。 人として見習いたい点や、プロフェッショナルとして取り入れたいことを伝えると、話がより豊かに広がることでしょう。 なお、これは私自身の経験からの話になりますが、応募書類を見るなかで、趣味の内容で否定的な評価をつけたことは一度もありませんので、その点は安心してください。
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Q
- 職務経歴書の自己PRの文字数は目安どれくらいですか?
- 職務経歴書の提出が必要ということは、中途採用でしょうか。中途採用でエントリーシート(ES)の作成が求められるのは、あまり多くはないことです。そのため、企業指定のESの項目を参考にしながら、職務経歴書の内容をアレンジしていくことになります。 今回は、ESに自己PR項目が含まれているとのことですので、職務経歴書の自己PRは省略しても差し支えありません。また、用紙に余白ができそうであれば、その余白を埋める程度の文字数で記載するのもよいでしょう。 ESと職務経歴書で異なる切り口で伝える場合は見出しをつけて伝えよう せっかくなら、ESとまったく同じ内容ではなく、異なる切り口で自身の個性を伝えるのもおすすめです。たとえば、仕事で心がけていること、長所、学生時代の取り組み、趣味などの見出しをつけて整理すると、読み手にわかりやすくなります。 デザイン的な見やすさにも気をつけ、文章はダラダラとせず、簡潔にまとめることなどがポイントです。私が採用担当の時も、文字数や文章量で合否を決めたことはありません。自身の良さがくまなく書けているか、応募書類全体のトータルバランスを意識しましょう。