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Q
- 面接で好きな言葉を聞く質問に「継続は力なり」と答える場合のポイントを教えてください。
- 「継続は力なり」は、コツコツと努力できる誠実な人柄を想像させ、面接官に良い印象を残しやすい言葉だと思います。 この言葉を答える際のポイントは、自身が「継続は力なり」を実感した具体的なエピソードを添えることです。具体性が加わることで話に説得力が生まれ、面接官も共感しやすくなります。 エピソードは1日や2日といった短期間のものではなく、1年以上といった長期間にわたる経験のほうが、あなたの粘り強さをより効果的に伝えられるでしょう。 言葉はあなたを映す鏡! オリジナリティで差別化を この言葉はよく使われるため、ほかの学生と被ることを心配するかもしれませんが、エピソードにあなただけのオリジナリティがあれば十分に差別化できます。本当に好きな言葉なのであれば、遠慮なく使ってください。 企業がこの質問をする意図は、あなたの思考特性や問題にぶつかったときの行動特性を知りたいからです。 好きな言葉には、その人の価値観や物事への向き合い方が表れやすいため、自己分析の一環として質問しています。
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Q
- グループディスカッションのファシリテーターはどんな役割ですか?
- ファシリテーターとは、議論を円滑に進めるための進行役です。 一般的な研修などでは、ファシリテーターは議論には参加せず参加者のサポートに徹することが多いですが、就職活動におけるファシリテーターは、進行役を務めながら自身も一人の参加者として議論に加わる点が大きな特徴となります。 具体的な役割は、伝える・観察する・働きかけるの3つです。 「伝える」とは、議論のテーマや目的を参加者に誤解のないように伝え、全員が混乱なく取り組めるようにすることを指します。 「観察する」とは、自身も議論に参加しながら、話に入れていない人はいないか、議論が本筋から逸れていないかなど、常に場全体を俯瞰して見ることです。 そして「働きかける」とは、観察を通じて「〇〇さんは発言しづらそうだ」「反対意見も取り入れれば議論が深まりそうだ」と考え、「〇〇さんの立場からはどう思いますか?」と話を振ったり、新たな視点を提示したりすることをいいます。 広い視野が武器になる! 周りを観察し議論を活性化させよう これらは一見難しそうですが、普段の会話で皆さんが自然におこなっていることでもあるのです。 特に、状況把握が得意な人や、広い視野で物事を見られる人は、ファシリテーターに向いているといえるでしょう。
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Q
- グループディスカッションの役割の決め方は、どうすればスムーズに進みますか?
- グループディスカッションの冒頭で、皆が様子をうかがい、特に進行役に誰も名乗り出ない状況はよくあります。 もし役割が決まらずに時間が過ぎてしまうようであれば、思い切って自らファシリテーターに立候補してみましょう。 誰かが積極的に手を挙げると、それに続いてほかのメンバーも「では私はこれをやります」と決まりやすくなるものです。 完璧にこなす必要はなく、グループの力を借りながら、肩の力を抜いて取り組んでみてください。一度経験すると感覚がつかめます。 迷ったらアイスブレイク! 相互理解を深めよう もし自ら立候補するのが難しい場合や、誰がどの役割に合っているか考えたい場合は、短い自己紹介(アイスブレイク)の時間を設けることを提案してみましょう。 「呼んでほしいニックネームと特技」といった簡単な自己紹介を一周するだけでも、メンバー同士の距離が縮まり、それぞれの人物像がつかみやすくなります。 その結果、「〇〇さん、ファシリテーターをお願いできませんか?」といったように、指名で役割を決めやすくなるでしょう。
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Q
- グループディスカッションで役割を決めないのは良くないですか?
- グループディスカッションにおける役割決めは、あくまで議論の目的であるグループで納得解を導き出すための手段に過ぎません。 したがって、役割を決めなくてもスムーズに話し合いが進むのであれば、無理に決める必要はないでしょう。 役割を決めたかどうかで企業が評価の点数をつけることは考えにくく、あくまで議論の内容が深まっているかが評価対象となるのです。 企業によっては、話し合いに参加できない人が出ないよう、参加を保証する意味で役割設定をうながすケースもありますが、参加者の自主性に任せるグループディスカッションも存在します。 評価されるのは議論の質! 一人ひとりが進行役の意識を持とう 役割を決めないメリットは、役割決めに時間を費やすことなく、その分を議論に有効活用できる点や、役割に縛られず自由な意見が出やすくなる点です。 一方でデメリットとしては、進行がうまくいかなかったり、一部の人だけが話し続けてしまうリスクが挙げられます。 役割を決めずに参加する際は、常に議論全体を俯瞰し、円滑な進行を意識するファシリテーターとしての視点を持って臨むことが重要です。
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Q
- 転職の面接で失敗談を話す際、どのように答えると良いですか?
- 企業が失敗談を聞くのは、問題が発生したときに、課題を発見・分析し、主体的に解決しようとする姿勢があるかを確認するためです。 そのため、失敗の理由を他人のせいにするようなエピソードや伝え方は、問題が起きたときに他責にする人物という印象を持たれてしまうため、最も避けるべきでしょう。 失敗談をプラスの評価につなげるには、課題に対して自分なりに考え、行動し、その結果状況がどのように改善したかを、得られた気付きとともに伝えることが重要となります。 結果的に状況が完全に改善されていなくても、行動したことで以前とは違う現実が生まれているはずです。 そこから次に何を課題とし、どう取り組んでいるかを話せるとより良いでしょう。 転職では仕事への向き合い方が見られている! 改善能力を示そう 伝える際の工夫としては、行動前のBeforeと行動後のAfterを比較することです。 数字や客観的な事実を用いて状況を説明し、自身の行動を経て状況がどう変化したかを同様に示すと、説得力が増し、伝わりやすくなります。 新卒の面接と異なり、転職の面接では、社会人経験をもとにした仕事のなかでの失敗談を話す方が、あなたが業務のなかでどのように課題を改善できる人物なのかが伝わりやすくより効果的です。
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Q
- 面接で使えそうな失敗談がないです……。
- 面接で話せるような「失敗談がない」と感じることは、自身のポジティブで前向きな思考の表れであり、決して悪いことではありません。 まず大切なのは、企業がなぜ失敗経験を質問するのか、その意図を理解することです。 企業は挫折経験そのものを聞きたいのではなく、失敗から何を学び、どう乗り越えてきたかを知りたいと思っています。 つまり、成長意欲、チャレンジ精神、困難を乗り越える力があるかを見ているのです。 失敗談は試行錯誤した経験が該当する! 挑戦の証を示そう したがって、現在では乗り越えられている課題でも、そこに到達するまでに試行錯誤した経験を話すことで、質問の意図に応えることができます。 どうしても思いつかない場合は、なぜそう感じるのか、自身の考えを正直に伝えてみましょう。 ただし、「失敗が怖くて挑戦してこなかったから」という回答はマイナスな印象を与えかねないので注意が必要です。
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Q
- グループディスカッションの練習のコツって何ですか?
- グループディスカッションの対策を効率的におこなうには、まずグループディスカッションを各フェーズに分解し、それぞれの段階で何を求められているかを理解することが重要です。 グループディスカッションの大きな流れは、情報共有→発散→収束→共有となります。この流れを意識することで、「今はアイデアを出す時間だな」「そろそろ意見をまとめていくべきだな」といった時間管理のめどが立ちやすくなるのです。 次に、各フェーズで求められる役割を考えましょう。 最初の「情報共有」では、提示されたテーマや問題の認識をグループ全員で一致させます。ここで解釈にずれがあると議論が深まりません。「これはこういう理解で合っていますか?」などと確認し、視座を合わせることが大切です。 質より量! ブレストでアイデア出しに慣れよう 次に発散のフェーズでは、どんどん意見やアイデアを出していきます。意見が出しにくい人は、質より量を重視するブレインストーミングの練習が有効です。 本番ではほかの人の意見から連想を広げ、乗っかる形で発言していくことも歓迎されます。 時間が半分ほど過ぎたら収束フェーズに移り、出された意見を整理し、解決策を導きましょう。似た意見をまとめるグルーピングや、複数の意見を掛け合わせてより良いアイデアにする視点が重要です。 最後に、与えられたテーマに対して、論理が通り矛盾のない共有のためのまとめを作成します。
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Q
- 一人でグループディスカッションの練習する方法はありますか?
- ChatGPTのような生成AIを活用することで、一人でもグループディスカッションの練習が可能です。 たとえば、「今回のグループディスカッションは〇〇業界の二次面接で、テーマは少子化について。参加者は地方出身の学生3名、関東出身の学生1名、そして私。全員が積極的に意見を交わす設定でお願いします」といったように入力してみましょう。 このように、具体的な状況(プロンプト)を入力すると、AIがディスカッションの相手になってくれます。 自分の意見を送り、ディスカッションを終えたあとにフィードバックをお願いすれば、良かった点や改善点を教えてもらうことも可能です。 AIは基本的に褒める傾向が強いので、より厳しいアドバイスがほしい場合は、その旨を明確に伝えましょう。 対人練習がしたいなら大学や社会人の力を借りよう! もし、AIではなく実際の人と練習したい場合は、大学のキャリア支援課などに相談し、同じ目的を持つ学生を集めてもらうといった方法が考えられます。 また、昨今ではボランティアで学生の就職支援をおこなっている社会人(キャリアコンサルタントなど)もいるので、そういった人につないでもらうのも一つの手でしょう。
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Q
- 転職活動で自己分析シートを作成するコツが知りたいです。
- 自己分析には多くの方法があり、どれを選ぶか悩む人も多いでしょう。 一つの有効なツールとして、厚生労働省が個人のキャリア形成や就職活動を支援するために推進しているジョブカードの作成がおすすめできます。 ジョブカードはWebサイト上で直接入力して作成できる手軽なツールです。 サイトには、興味関心、スキル、価値観に関する質問に答えることで自分のタイプを把握できる自己理解診断や、質問に沿って自身のキャリアを棚卸しできる書式が用意されています。 詳しい作成手順も説明されているため、一人でも挫折せずに進めることが可能です。完成したジョブカードは、職務経歴書や履歴書としても活用できます。 完成がゴールじゃない! 客観的な視点を取り入れよう アカウントを作成すれば途中で保存もできるため、隙間時間を利用して少しずつ完成させることができます。 しかし、効率的に進めるためには「この日までに完成させる」と目標を設定し、集中して取り組むことが大切です。 また、作成するだけでも自己理解は深まりますが、完成したジョブカードをもとにキャリアコンサルタントと面談をおこなうことで、さらに深く自己を分析し、理解を深めることができます。 キャリア形成・リスキリングセンターやハローワークなどの機関を活用してみてください。
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Q
- 転職のweb面接が30分しかない場合、何に気を付けるべきですか?
- 転職の場合は、なぜ転職を決めて当社を志望したのか、入社後に何をしたいのかを具体的に伝えましょう。さらに、自分が持っているスキルを活かしてどのように貢献できるのかを中心に話すことがポイントです。 30分という面接時間について、一人ひとりと話す分には短いとは感じません。ただ、グループ面接で30分だと少し短く感じるかもしれません。とはいえ、30分あればある程度のコミュニケーションは十分に取れると思います。 転職の場合、即戦力として働けるかどうかが重視されているケースが多いです。そのため、ビジネスマナーや専門知識をある程度身につけているか、入社後すぐに一人で仕事をこなせるかどうかをよく見られます。 Web面接の場合は「見え方」と「聞こえ方」に注意が必要 また、オンライン面接の場合は、通信環境が安定した場所で受けることを強くおすすめします。 カメラに映る顔が暗くならないよう、窓の位置や照明の配置に気を配ってください。余裕があればリングライトなどを使用し、表情がはっきり見えるよう工夫すると良いでしょう。 声のトーンについては、小さくぼそぼそ話すと良い印象を与えにくいので、明るくはっきりと話すことが大切です。これは対面でもオンラインでも変わりません。