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Q
- 就活の二次面接で気を付けることは何ですか?
- 二次面接では、一次面接よりも深く踏み込んだ質問が増え、あなたの価値観や志望動機が企業の求める人物像と合っているかがより厳しく見極められます。 そのため、まず一次面接で話した内容を振り返り、どの点を深掘りされそうか予測し、回答を準備しておくことが重要です。 特に志望動機や自己PRについては、企業のビジョンや事業内容と自分の考え方や経験がどのように結びつくのかを具体的に語れるようにしておきましょう。 なんとなく良さそうだからではなく、応募企業だからこそ働きたいという理由が伝わることが大切です。 企業理解×自己理解がカギ! 相性の良さをアピールしよう また、二次面接では人事担当者だけでなく、配属予定の現場の管理職や部門長が面接官になることも多いため、より実務に近い質問が出されることがあります。 これに備えて、募集職種の仕事内容をもう一度確認し、あなたの学生時代の経験やスキルがどのように活かせるかを整理しておきましょう。 アルバイトやゼミ活動、サークルなどの具体的なエピソードを使いながら、自分の強みがどのように仕事に役立つかをイメージして伝えると説得力が増します。 面接時の立ち振る舞いも評価の対象です。入室時の挨拶や姿勢、目線、声のトーンなど基本的なマナーを意識しながら、落ち着いて話すよう心掛けましょう。 また、逆質問の準備も忘れずにおこなってください。企業研究を通して感じた疑問や興味のあることを質問することで、志望度の高さをアピールできます。 二次面接は、相性や将来性が見られる場であることを意識して面接に臨みましょう。
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Q
- 3次面接の逆質問は何を聞くべきですか?
- 3次面接での逆質問は、入社意欲と企業理解度を示す重要な機会です。過去の逆質問を繰り返すのは避けるべきですが、深掘りする形であれば問題ありません。 面接官は、あなたの入社後の活躍イメージを具体的に見極めたいと考えているため、より実践的で入社後の働き方やキャリアパスに焦点を当てた逆質問が効果的です。 入社後の働き方に関する逆質問例として、「入社後、私が特に意識すべきことや、期待されていることは何でしょうか?」 があります。 この逆質問は、あなたの入社後の貢献意欲を示し、企業が求める人物像や期待値を具体的に把握しようとする姿勢をアピールできます。面接官の期待値を理解することで、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。 また、「御社で活躍されている方は、どのような共通点や特徴をお持ちだと感じられますか?」といった逆質問も3次面接では有効です。この逆質問から、社内で評価される人材の共通点や、求められる資質を理解する手がかりを得ることができます。 事業の将来性に関する逆質問例として「御社の〇〇事業について、どのような展開を考えていらっしゃいますか? また、そのなかで私のような人材がどのように貢献できるとお考えでしょうか?」があります。 企業の事業戦略への深い関心を示し、あなたの貢献可能性を探る質問です。企業研究をしっかりおこなっていることをアピールできると同時に、入社後の具体的な役割や貢献度を理解できます。 そして、「今後の事業展開において、現在、御社が抱えている最も大きな課題は何だとお考えですか?そして、その課題を乗り越えるために、どのような取り組みをされていますか?」という逆質問も経営陣に対して有効です。 企業の課題に対しても真摯に向き合おうとする姿勢を示し、入社後にその解決に貢献したいという意欲を伝えることができます。 会話を意識! 本当に質問がない場合は丁寧に伝えよう 逆質問は「はい」「いいえ」で終わらないように工夫し、会話のキャッチボールを意識しましょう。また、逆質問の意図として「入社後、自分はどのように貢献できるか」という視点を持つことが重要です。 無理に逆質問をひねり出すよりも、特になければ、「これまでの面接を通じて理解できましたので、特にございません。お話をお聞きしより入社意欲がよりいっそう高まりました」と伝える方法もあることを覚えておきましょう。
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Q
- 転職活動でSPIが原因で落ちることはありますか?
- 結論として、転職活動において、SPIが原因で不採用になる可能性はあります。 ただ、SPIは応募者の基礎的な知的能力や性格を測るもののため、転職でも導入している企業がありますが、企業によりSPIのとらえ方は異なり、SPIよりも実務経験や能力を重視する企業も少なくありません。 私が転職活動中の人を支援するなかでは、SPIの得点が低くても選考を通過した例をいくつも見てきました。これは、転職では、企業が求めている職務の実務能力を重視していることが考えられるからです。 一方、採用効率化やミスマッチ防止のため、SPIの成績が基準に満たないと次の選考に進めずに足切りされることもあります。 SPIで落ちる確率は、企業や状況によって異なるため一概にはいえませんが、20〜50%程度とされていて、特に大手企業や応募者多数の場合は、高得点が求められる傾向が高いです。 新卒と中途ではSPIの難易度も違う! 能力検査だけでなく性格検査も大切 また、新卒向けと転職者向けのSPIでは難易度や重視されるポイントが異なります。 難易度について、転職者向けは新卒向けと比較して言語分野がやや難しく、非言語分野はやや易しい傾向があります。これは、転職者にはビジネスにおける論理的思考力や文章理解力がより求められるためです。 新卒では基礎学力や潜在能力が幅広く見られますが、転職では企業文化や職務にフィットするかをSPIで見極めていることがあります。そのため、能力検査だけでなく、性格検査の結果がより重要視される可能性があるともいえるでしょう。 企業は性格検査を通じて、応募者のストレス耐性や協調性、主体性などが自社に合致しているかを見極めようとします。 多忙ななかでもSPI対策を効率的に進めるには、何冊もの問題集に手を出すより、頻出問題を確実に解けるようにする方が効果的です。また、通勤時間など隙間時間を活用し、スマホアプリなどで少しずつでも問題を解く習慣をつけるのも良い方法だと思います。 苦手分野を特定し、そこに重点的に時間を割くことで効率よく得点アップを目指せます。
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Q
- 工学部卒は就職で勝ち組になれますか?
- 工学部が就職に強いと言われる背景には、卒業生が持つ専門性の高さと実用性が挙げられます。 自動車、電機、IT、建設、エネルギーといった基幹産業から先端技術分野まで、多岐にわたる業界で工学知識とスキルが直接的に求められるため、企業は即戦力として大きな期待を寄せているのです。 企業が工学部出身者を評価するポイントは、具体的な専門知識や技術力に加えて、実践力や応用力、そして常に新しい技術を学び続ける探求心と学習意欲にあります。 また、研究室活動などで培われるチームワークやコミュニケーション能力も、実社会でプロジェクトを進めるうえで不可欠な要素です。 工学部で学んだ知識を活かし、高い待遇や安定したキャリアを築ける可能性のある業界や職種は多岐にわたります。 特に、DXの進展により需要が急増しているIT・通信業界のエンジニアは高待遇が期待できます。 大手メーカーの研究開発職や設計・開発エンジニアも、企業の根幹を支える重要な役割を担うため、専門性と成果に応じた待遇が得られやすいです。 また、社会インフラを支える製造業や建設業界、そして技術系公務員などは、景気変動に比較的強く、安定したキャリアを築きやすいといえます。 高い専門性を活かす努力と分野選びが将来を大きく左右する しかし、工学部出身であれば、誰もが自動的に勝ち組になれるわけではありません。就職における成功は、個人の努力と選択に大きく左右されます。 将来性のある専門分野を選ぶこと、そして必要なスキルや語学力などの自己研鑽に励むことが極めて重要です。あなたの興味や適性を見極め、主体的にキャリアをデザインしていく姿勢が、勝ち組への道を開くカギとなります。
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Q
- 「ベンチャーはやめとけ」と言われる理由が知りたいです。
- 新卒でベンチャー企業への就職を検討していて、インターネット上の「ベンチャーはやめとけ」という意見には不安を感じるかもしれません。 しかし、ベンチャー企業にはデメリットだけでなく、魅力的なメリットも多く存在します。大切なのは、双方を理解し、あなたの価値観やキャリアプランと照らし合わせて判断することです。 「新卒でベンチャーはやめとけ」と言われるおもな理由は、ハードワークになりがちな点や、倒産リスクがあること、そして給与・福利厚生が大企業より劣る場合が多いことが挙げられます。 また、研修制度が不十分で自ら学ぶ姿勢が求められることや、新卒でなければ入社が難しい大手企業があるなかで、ベンチャー企業を選ぶのは、機会損失ではないかという意見もあります。 安定性や手厚いサポートを求める方には、これらの点が懸念材料となるでしょう。 企業の特徴と自分の価値観とを照らし合わせて相性を見極めることが大切 一方で、ベンチャー企業には大きな魅力もあります。最大の魅力は、成長できる環境と裁量権の大きさです。 新卒でも責任のある仕事を任される可能性が高く、短期間で幅広いスキルを習得し、早期の成長が期待できます。自分のアイデアが事業に影響を与えるやりがいを感じられ、経営陣と深くかかわる機会が多いことで経営視点を学べる機会も豊富です。 さらに、成果主義による評価で若いうちから高報酬や昇進のチャンスがあり、自由な社風で柔軟な働き方ができる点も魅力といえます。 結局のところ、新卒でベンチャー企業を選ぶことは、一概にやめるべきではありません。あなたがどのようなキャリアを築きたいのか、何を重視するのかを明確にすることが重要です。 安定性を求めるなら大企業、成長速度や裁量権、チャレンジ精神を重視するならベンチャー企業が向いているかもしれません。 興味のある企業については徹底的に情報収集し、インターンやOB・OG訪問を通じて具体的なイメージをつかむことをおすすめします。
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Q
- 面接が和やかな雰囲気だったのに落ちるのはなぜですか?
- 和やかな雰囲気の面接でも、企業は応募者の本質をしっかりと見極めています。 表面的な会話だけでなく、受け答えの内容、熱意、企業への理解度、応募者の人となりを通して、自社が求めている人材とマッチするかを慎重に評価しています。 興味がなく、早く面接を終わらせたいから和やかな面接をおこなったわけではないでしょう。 一喜一憂は禁物! 雰囲だけでは面接の結果はわからない 和やかな雰囲気は、応募者の緊張をほぐし、より自然な姿を引き出すために、意図的に作り出していることもあります。 和やかな雰囲気の面接から、応募者の論理的な思考力、問題解決能力、コミュニケーション能力、ストレス耐性など、さまざまな側面をチェックします。 応募者が話しやすい和やかな雰囲気作り、応募の本音を聞き出すといいった目的もあります。 また面接官には、厳しいタイプもいれば、和やかな雰囲気の面接官もいるので、面接の雰囲気だけで一喜一憂しないようにしましょう。 このような和やかな面接を受けても、結果が出るまでは一喜一憂せず、冷静に過ごすことが大切です。 「和やかだったから大丈夫」と楽観視するのも、「良い雰囲気だったけど…」と不安になっても、結果に影響するものではありません。 むしろ、面接の回答を振り返り、的確に回答できたか思い起こしてみましょう。次の機会に生かすための糧にすることができます。 結果が出るまでの時間は、新たな気持ちで次のステップに進むための準備期間とらえ、焦らず前向きに過ごすようにしてください。
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Q
- 就活で、メールの返信が3日後になるのは遅いですか?
- 返信までに3日間空いたとしても、その間に土日などの先方の営業休止日が含まれていないのであれば、ややレスポンスが遅いという印象を持たれる可能性はあります。 しかし、たとえば相手からのメールが金曜日の夕方に届いており、土日が休業日の企業であれば、月曜日に返信したとしても特に違和感はありません。そのようなケースでは、失礼だと受け取られることも少ないでしょう。 仮に3日間すべてが平日だったとしても、私の考えとしては、それだけで大きなマイナス評価につながるとは限りません。実際、多くの企業では、そこまで厳しくは受け止めないことがほとんどです。 返信が遅れたことへの謝罪と理由を伝えて返信してみよう とはいえ、返信が遅れたことに対して気になってしまう場合は、メールの冒頭で簡潔にお詫びの言葉を添えると良いでしょう。 「返信が遅くなり申し訳ありません」などのひと言と、可能であれば遅れた理由も簡単に述べることで、誠実な印象を与えられます。 それでも気持ちの整理がつかない場合は、メールを送ったあとに電話で一言お詫びを伝えるのも選択肢の1つです。 大切なのは、「返信が遅れてしまったことを申し訳なく思っている」という気持ちを、丁寧に伝える姿勢です。 むしろ、きちんと謝罪を表明することで、「誠実な人だ」という好印象を与えることもあり得ます。過剰に深刻にとらえる必要はありませんが、自分にできる範囲で誠意を尽くすことが、最も大切なポイントです。
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Q
- インターンでやらかしたのですが、これはもう終わりですか?
- 終わりではありません。これからもあなたの就職活動は続いていくため、気持ちを切り替えて前向きに取り組んでいきましょう。 率直な話をすると、インターンシップに参加する学生に即戦力レベルの働きを求める企業はほとんどありません。もしそうした要求をする会社があれば、それは世界トップクラスの大企業か、あるいは現実をわきまえない企業かのどちらかでしょう。 多くの企業にとって、インターン期間中に学生がミスをすることはある程度想定済みです。 評価が下がることはあり得ますが、あなたが心配しているほど大きな減点になることは通常ありません。今後の取り組みや姿勢で十分に挽回できるレベルです。 謝罪と姿勢の見せ方で、信頼は十分に取り戻せます。 謝罪と姿勢の見せ方で信頼は十分に取り戻せる もし自分が「やらかしてしまった」と感じることがあれば、できるだけ早く担当者に丁寧に謝罪しましょう。メールだけでなく、電話や直接会って謝罪できればなお良いです。 さらに、インターン期間終了後にもフォローの形で改めて謝罪し、「今後は〇〇のように改善していきたい」という意思を伝えられれば、より良い印象を与えられます。 謝罪はスピードが命です。失敗に気づいたらためらわずに全力で謝罪しましょう。早ければ早いほど、傷は浅く済みます。
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Q
- 面接で明らかに話しすぎました。その場合でも受かるのでしょうか?
- 体感とはいえ、1つの質問に10分間話し続けるのは、「論理的に回答できない応募者だ」と受け取られてしまっている可能性があります。 熱意を効果的に伝えるためには、内容、時間、話し方の3つの要素を意識することが重要です。 まず内容ですが、具体的なエピソードを交え、なぜその企業なのか、自身の経験とどのように結びついているのかを明確に伝えましょう。 企業の理念や事業内容を深く理解し、あなた独自の視点や提案を盛り込むことで、ほかの応募者との差別化を図り「本気で入社したい」という強い思いを示すことができます。 内容・時間・話し方に注意! 熱意はそのままに簡潔に思いを伝えよう 次に、時間については1つの質問に対する回答は約1~2分を目安にしましょう。長すぎる回答は、面接官の時間を奪い、話の要点が伝わりにくくなる可能性があります。 また、回答時間が長いことで、採用担当者は応募者をよく知るための深掘り質問をおこなえません。 事前に話したい内容を整理し、結論を最初に述べて、理由やエピソードを説明し最後に再度結論を述べるPREP法で、簡潔に話す練習を重ねることが大切です。 時間を意識しながら話すことで、論理的な思考力もアピールできます。 最後は話し方についてです。自信を持って、明るくはっきりとした声で話すことで、内容に説得力を持たせましょう。 早口にならないよう注意し、適度な抑揚やジェスチャーを交えることで情熱が伝わりやすくなります。面接官の目をしっかり見て話すこと、そして時折笑顔を見せることも、あなたの真剣さや誠意を伝え、ポジティブな印象につながるはずです。
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Q
- 就活で企業から1週間以内に連絡が来ないのは普通なのでしょうか?
- 1週間が経過したのに連絡がない場合、さまざまな可能性が考えられます。 1週間以内に連絡をすると言われていても、一部の企業では合格者のみに連絡をするケースがありますし、応募者が多い企業では求人情報などに採用者のみに連絡すると明記している場合もあります。 考えられる要因としては、選考に時間がかかっている、担当者が多忙、連絡ミス、経営者などの決裁に時間がかかっている、合格者から連絡している、内定者の補欠になっているなどが考えられるでしょう。 念のため、メールの迷惑フォルダーや、電話の着信履歴や留守番電話を確認してください。 確認はメールが基本! 丁寧で誠実な対応を心掛けよう こちらから問い合わせをすること自体は、決して失礼にはあたりません。むしろ、応募企業への関心の高さを示すことにもつながります。 問い合わせのタイミングは、「1週間以内に連絡」と言われて1週間が経過したのであれば、1週間経過した翌日以降でしたら、連絡を入れて問題ありません。 問い合わせの方法は、これまでもメールでやりとりをしているのであれば、メールが最も適切でしょう。電話だと相手の業務を中断させてしまう可能性がありますし、メールであれば記録も残せます。 メールで連絡を入れて、1日待っても返信がないときは、電話で確認をするのが良いでしょう。 メールで問い合わせる際には、営業時間内に送信するようにしてください。深夜や早朝だと緊急なメールだととらえられて、心象を悪くすることがあります。 応募した面接の件であることがすぐにわかるように、件名には「〇月〇日の面接選考結果について(学校名 氏名)」など具体的に記載しておきましょう。 そして本文では面接のお礼と、選考状況について聞きたい旨を簡潔に伝えます。「1週間以内にご連絡いただけると伺っておりましたが、進捗はいかがでしょうか」といった形で、あくまで確認の連絡であることを明確にすることが大切です。 確認をして曖昧な返答や状況が進展しないようであれば、ほかの企業への就職活動を積極的に進めるべきでしょう。